ネリマの畑の真ん中で 2014
2012.12.31
昨夜のパパ忘年会で、まっちゃんに教えてもらったのが、「保谷にコメダ珈琲がオープンしてきたので行ってきたよ、お腹いっぱいになったよ」とことであった。
ほほう、そうか。ならばオレも行ってみよう。
ということで、惰眠をむさぼる子供らをたたき起こして、保谷のコメダ珈琲に行ってみたのだ。
そしてがっつり腹を満たし、帰りに西友で買い物をして帰る。
なんとも平和で穏やかな年の瀬。まあ、こんなもんだな。
いろいろあったけれど、とりあえず平和に一年を終えられそうで、まずはよかった。
売上はなかなか戻らないし、忙しいのにちっとも儲からないし、おいしい思いは何もしていないけれど、こういう日常の何でもない平穏こそ感謝しなければなあ。
それも、実家の弟家族をはじめ、いろんな人たちに支えられてこそ。
今年一年どうもありがとうございます。
オレに関わってくれているすべての人たちに頭を下げ、そして来年の平穏を願う。
どうか穏やかに未来が迎えられますように。
2014.12.30
本日は地元のパパ忘年会である。
忘年会の誘いの少ないオレにとって、最大のイベントである。
今回は4人。幼稚園時代からの仲間で、まさに地元の友。大切である。
最初の店は、総合力では石神井公園で今一番だろう、「すみれ」。焼き鳥屋の「すみれ」。Smileって書いてローマ字読みをさせている店名と知ったときは腰が砕けたが。
料理、コスパ、ホスピタリティ、いずれも平均点上。
まっちゃんは、感激して「何を食っても旨い旨い」と、途中から暴走。シメのメシものをどんどん頼み始めた。
玉子かけご飯、鶏そぼろご飯、鶏メシ、さらには鳥ラーメン。
つまみではなくてメシものを次から次へと平らげ「旨い旨い、何食っても旨い、でも苦しい」とテンションを上げるのであった。
「すみれ」で満腹になったところで、今度は西やんが「去年行けなかった餃子屋に行こう」と言い出す。
おお、大泉学園の。去年の忘年会で「今から行くぞ」と電話してすっぽかしたあの餃子屋。
ネットでは、日本一旨い餃子、ただし接客最悪、と書かれている餃子屋。
よい、行こうということで電話すると「あいやー、10時半マでなら開いてルよ」との返事なので、寒い中をよろよろと歩いて向かう。
たどりついた餃子屋で、焼き餃子と水餃子を頼んで食う。うまー。激うまー。
まっちゃん「旨い旨い、どの餃子も旨い」と、紹興酒を片手に再び暴走。
そしてオレが店内で発見したのが「薬膳酒」と書かれたでかい容器だった。
ほほう、なんですかな、これは。おい、中国人、これは飲めるのか。
「はい、飲めマすですよ−」とのことだったので、一杯もらうことにした。
「ウマいよ−、けけけ、でも52度あるネ−、けけけ」と笑う中国人に一瞬びびったが、しかし、負けるわけにはいかない。
小さなグラスに一杯もらって飲んでみた。旨いっ。非常に旨いっ!
西やんも「どれどれ」と飲んでみて「旨いっ」と叫び、ずかずかと大きな容器に近づいて中身を確認。
その西やんによれば「どうもタツノオトシゴのようなものが入っている」とのことであった。
なんだと? タツノオトシゴ? これはタツノオトシゴの酒なのか?
びっくり中国人に、中身は何なのかを問い詰めた。
そうしたら「タツノオトシゴが3匹と、クコの実と、朝鮮人参と、霊芝と、鹿の角をスライスしたのと、ヤモリねー」という驚愕の返事だった。
ななな、なんだと、タツノオトシゴどころか鹿の角にヤモリだと? そんな得体の知れないものばかりで、そして、そんなに旨いのかっ。
気がつけば、真冬だというのに体がぽかぽかして、全員、うっすらと汗までかいている。なんというバカ酒なのだ。爆弾か、これは。
西やん、容器に近づいてその中身を写真に収めようとする。帰って奥さんに見せるためだな。
ところが中国人が「あー、ダメねー、撮らないでネ−」と許さない。強行に許さない。
ははあ、これはきっと写ってはいけない何かが入っているんだな、きっと。
例えば白い粉…あわわわわ、めったなことは言えないな。
まあよい、とにかくその得体の知れないものが山ほど入って、その底のほうで濃縮された摩訶不思議な酒を我々は飲み続けたのだった。いやあ、旨かったなあ。旨い酒に、旨い餃子だったなあ。
これで一人2000円くらい。安い。
店を出て、パパ忘年会のお約束、まっちゃんのアイスクリームを食う。
毎年、最後にはコンビニに寄ってまっちゃんがアイスクリームをおごってくれるのがお約束なのだ。これを食わないと、一年が締まらない。
今年もセブンイレブンに寄ってアイスをおごってもらい、外のベンチで「だはは」と笑いながら食う。
はっと周囲を見渡せば、ベンチにも、駐車場にも人影がない。
だってよく見れば吐く息は真っ白だし、こんな寒い夜中に外でアイスクリームを食ってるおっさん集団は、明らかに変だものな。でも、オレたちはちっとも寒くないの。むしろ額に汗なんか浮かべているの。
やっぱりさっきの爆弾まぜこぜ酒の効き目だろうな。タツノオトシゴ、鹿の角、ヤモリの。
こうして今年も地元の仲間とちゃんと締めることができ、いろいろあったけど、来年もよろしくな、といって別れたのだった。ああ、楽しい酒だった。
2014.12.29
相変わらず風邪でヘロヘロなのだが、そこを押してオレは新宿のすがわらだ。
今まで「怖い〜、怖い〜、絶対に行きたくない」と言ってた娘も、強引に連れて行ったのだ。
夕方だというのにさすがに地下鉄はガラガラだ。年の瀬だなあ。
なのにどういうわけだ、すがわら、満席じゃねえか。ぼったくりのくせに。
カウンターに座って、寿司を食う。
「娘が来たら泣かせてやるから」と言ってた大将を羽交い締めにして、寿司を握らせる。
うまー。
顔と性格は最低だが、寿司だけは最高だ。
だってあーた、しめ鯖なんて、口に入れた瞬間にじゅわーっと溶けていくんですぜ。溶けるしめ鯖。絶品。
たらふく食って、オレは1人でたっぷり飲んで、帰る。
いやあ、こうして家族で電車に乗って寿司を食いに行けるなんて、幸せなことだよねえ。
べろべろのオレはしみじみと思ったのだった。
2014.12.28
熱も一晩であっさり下がって、元気回復。といきたいところだが、ちょっとまだ絶好調ではないな。
それでも男は仕事なのだ。
日本全国正月休みでも、オレは仕事なのだ。
ということで、ガンガンと原稿を書く。
途中、アルビレックス新潟の後援会から手紙が届いて、また更新してくれと頼まれる。
おお、するとも。更新。年会費1万円。
ほとんど何の見返りもないが、お布施だ。
それなのに1万人も会員がいて、それだけで1億円が集まり、施設の拡充などに充てられているというから凄いよな。
驚いたのは、ジュビロの前田が東京に移籍というニュースだ。
J2とは言えいまだに18点も取っているかつての代表のワントップ。終生ジュビロを誓っていたこの絶対エースが出て行くというのは、はやり相当ひどい条件提示を受けたからに違いない。
殺生だな、ジュビロも。
これで東京は、武藤と前田の2トップか。うーむ、これは強力だ。
ポストのできる前田がボールをこねくり回しているところに武藤が走り込んできてズドン。これは要警戒だな。
まあ、ジュビロはサポーターも選手に罵声を浴びせるようなチームだから、選手もイヤになるらしい。
ほとんど浦和。札束で他のチームから選手を引き抜いておきながら、その選手にサポーターが罵声を浴びせるようなチームだから、抜かれたチームのサポーターはレッズがますます嫌いになるし、選手も後悔する。
そんなチームだからなあ、レッズ。
まあ、そんなわけで今年も後援会に息子の名前で入ることにして、手続きは息子にさせることにする。
夕方までガンガンと原稿を書いて、途中、洗濯物の取り込みなどもちゃんとやって、さて、確か魚せいは今日で年内終了だったなと思い出し、ちょっと顔を出すことにする。
フリースにネックウォーマーに毛糸の帽子という完全防寒スタイルだ。
店に着いたら、なんでも宴会の予定が急にキャンセルになったとかで大将、激おこ中。
水商売は大変だよなあ。まあ、それでも崩壊を食い止めつつ、なんとか一年、生き残ったわけで、ご苦労さんでした。
1時間ほど焼酎飲んで刺身を食って帰る。
風呂から上がって、テレビのダマされた大賞を見て、娘たちとゲラゲラ笑う。
ダマされた人はかわいそうだよねーと言いながらも、おかしいのはおかしい。まあ、これも芸人の仕事だから。
こんなふうにゴロゴロと過ごす年の瀬なのだった。
2014.12.27
これからが本番で原稿と格闘しなければならないと書いたその筆も乾かないうちに、なんと風邪を引いて寝込んでしまった。
インフルか? いや、インフルなどに負けるオレではないわ。普通の風邪に決まってる。
昼過ぎてとうとうダウンして夕方までこんこんと眠り続け、ちよっと晩飯を食ってまたこんこんと眠り続けるのだった。
こんなときは葛根湯にユンケル。
いつだったかも年末にいきなりダウンしたことがあったが、オレはオレなりに一年の疲れというものを抱えてしまっているのだろうか。
うー、いつまでも若くはないわい。
2014.12.26
おおかたが仕事納め。オレはこれからが本番。
今年もイルミネーションを見に行こうと、家族を連れて新宿のサザンテラスだ。
汐留が見事らしいが3時間待ちらしいし、スカイツリーのプロジェクションマッピングも面白そうだが遠いし、丸の内もきれいなようだが家族連れには敷居が高いし、というわけで今年もいつものように新宿。
その後、地元に帰ってきて家族で地元の寿司屋。
晩飯を食いながら、今年の我が家の十大ニュースはなんだろうと相談する。
結局、満場一致で、お兄ちゃんが中学生になる、が一位のニュースに決定。
つまり我が家は今年も平和で幸福だったということだ。感謝しなければ。
2014.12.25
今年はどうもクリスマス気分が感じられなかったな。
つーか、12月23日が祝日になってから、年の瀬の忙しい時にどうして休みなんだよ、という空気が充満するようになって、浮かれ気分もなくなったかも。
だからといって、どうしてこのような時にお生まれになったのでございましょうか、などと口をきけるわけもなく、ただひたすら庶民は走るのみ。
2014.12.24
というわけで、本日は今年最後のライブなのだ。
ももクロはさいたまスーパーアリーナでライブだが、たんさいぼうはさいたまスーパー児童館でライブなのだ。
クリスマスイブにライブだから、たいしたものだ。
しかし、疲れたなあ。
ももクロに張り合うと、やっぱり疲れるなあ。
2014.12.23
年の瀬でオレは忘年会がないと愚痴をこぼしているのに、ヨメと子どもたちはクリスマスパーティーでお出かけなのだ。オレは寂しく仕事なのだ。
2014.12.22
今年オレは忘年会が少ないと書いた。←この場合、主語なしになるのかな? たぶん。
少ないどころか一つしかない。もう一つ誘いがあったのだが、なんと25日だというのでお断りした。だってクリスマスに忘年会だなんて。
そしいて残った唯一の忘年会が今日。
地元の仲良し家族の忘年会である。
仕事の忘年会は気を遣って疲れるけど、こういうのは楽しいなあ。
幼稚園に入る前から仲良くさせてもらってきた家族の集まりだ。もう10年近い付き合いになる。
子どもたちはみんな同じ幼稚園で過ごし、そして今やものの見事に全員が違う学校に行っている。
岐路を迎えてそれぞれが自分の道を歩み始めて、それでもんつて一緒だったことは忘れずにこうして集まるという、なんとも素晴らしいつながりだ。
たぶんこれは一生続くつながりだろうなあ。
かつてのはなたれ幼稚園児は中学生になり、女の子たちは胸が膨らんで女性らしくなり、男の子たちはうっすらとヒゲが生えて青年らしくなっている。
昔の写真と見比べたりしながら、かつてはパパだったのが今やしっかりおっさんになったオレたちは、子どもって育つもんだねえと、当たり前のことをしみじみと語り合ったのだ。
本当ならこの関にいるべき1人の女の子は、天の上。でも今日は、クリスマスの夜空に星から降りてきて、きっとここでみんなと一緒にニコニコ笑っているに違いない。
もちろん誰もずっと忘れない。
2014.12.21
昨日、今日と仕事部屋に閉じこもって原稿仕事なのだ。たまった仕事を片付けるのだ。
しかし、なかなかはかどらず、思ったように進まないので、夕方には面倒くさくなってビールを飲み始めるのだった。
寒いなあ、毎日。
2014.12.20
とうとうオボちゃんが辞めましたなあ。
辞めるならボーナスもらってから、というのは社会人の基本だし。はっ、でも年間契約の人だからボーナスなんてないのかも。
それはともかく、オボちゃん怪獣が駆け抜けた1年でした。
組織をぶっ壊し、日本の科学界をぶっ壊し、ネイチャーをぶっ壊し、とうとう死人が出るに至ってはシャレにならなくなった。
オレにとって個人的な今年の流行語大賞はダントツで「スタップ細胞はありまぁす」だった。
科学者としてはともかく、あのキャラは捨てがたいから、どこかで何かの形で生き残って欲しいのだが。
赤い服を着て「サンタクロースはいまぁす」と言う一発芸人にでもなってくれないかな。
2014.12.19
毎年のことではあるのだが、年賀状の準備をほったらかしにしていたので、今ごろになって焦る。
仕事関係は、まあ、三が日が終わってから見るわけだから多少投函が遅れてもどってことないし、そもそも仕事関係の年賀状なんていうのは名刺代わりの住所録みたいなものだから、ほとんど期待されないからいいのだ。メールかラインで十分じゃね? そんなわけないか。
一方で親戚関係は、これはやはり元旦に届かないと案配よろしくない。
なので、ぼちぼちつくらなければと焦るのだ。
そして、子どもたちには、おい、早く準備しなさい、いつまでもとろとろとやってるんじゃないぞと言ってごまかしているのである。
自分を棚に上げるのは、親という生き物の習い性なのだ。
2014.12.18
久しぶりに京王線に乗った。
笹塚を通過。懐かしいなあ。
千歳烏山も通過。懐かしいなあ。
なんて懐かしんでいる場合ではなくて、途中で、電車がストップする。
割とすぐに動き出したが、新宿では全面ストップになっていたらしくて、大騒ぎだった。
仙川での一仕事を終えて電車に乗ろうと思ったら、まだその余波があって、なかなか電車が来ない。来ても混んでいる。昼間だというのに。
結局、なんだかんだで、えらい時間がかかってしまった。
懐かしんでいる場合ではなかったのだ。
2014.12.17
いやあ、雪が凄いことになっているなあ。
実家の甥っ子にラインしたら、「雪よりも風が酷い」という返事が来たので、要するに猛吹雪ということだ。
北海道の根室は高潮で、この寒いのに洪水になっているし、名古屋でもかなり積もっている。
なんだか寒いだけで晴天が続いている東京にいて、申し訳ない。
テレビをつけたら、案の定、古館が出て「温暖化でどうして猛寒波なのか、説明しましょう」と嬉しそうにしゃべっていた。
とにかく台風が来ても猛暑になっても地震が起きても火山が噴火しても、全部温暖化のせいなのである、こいつの頭の中は。
それを上からしゃべるのが嬉しくてしょうがないという顔をしているのである。
そんなに温暖化をののしるなら、化石燃料なんかやめて原発をどんどん作るべきだろう。
そういうことには目をつぶって、ただ嬉しそうに温暖化のことを繰り返すのである。この男は。
しこたまカネを稼いで、格差が、貧困が、と嬉しそうに眉を寄せているのと同じ臭いがする。
温暖化が嫌なら原発作れ、なんてことをFacebookあたりで書き込んだら血祭りに上げられるので、オレは日記でこっそりつぶやくのだった。
「その女 アレックス」ピエール・ルメートル・文春文庫。
「本の雑誌」で絶賛されていたが、フランスのミステリーで誘拐ものと聞いて、きっと退屈なのだろうと手を出さなかった。ところが文春のベスト10で絶賛。その他の書評でも絶賛だったので、どれ、と手に取ってみた。冒頭から異様な濃密さで物語は進んでいく。スティーブン・キングにも似たこの濃密さは嫌いではない。むしろ短いセンテンスの文章を小気味よくつないでいく文体で、それでいて非常に濃密なので、なんとも言えない緊迫感が漂い、とても心地よい。それにしても何というリーダビリティ。翻訳物なのに、そうとは思えない読みやすさで、相当な訳者ではないか。おかげでずんずん読み進められる。物語はというと…スゴイぞ、これが。凄いの一言に尽きる。30歳の美人が誘拐されて監禁されるところから話は始まるのだが、途中から物語はどんどん転がり出して、被害者がやがて加害者になってしまいには証言者にもなるという離れ業。とにかく物語の進行によって、事件の構図がどんどん変わっていくのだ。そして最後に明かされる真相が戦慄。読み終えて、再び冒頭の「アレックスはその店で過ごす時間が楽しくてたまらなかった」という何でもない一文が、実に重く迫ってくる。そしてアレックスという女の存在感がぐいぐいと迫ってきて、深く胸を打たれる。凄い物語で、凄い作家もいたものだ。日本ではほとんど知られていない作家のようで、今後、次々と翻訳されるのではないか。なお、様々な犯行の様子が、微に入り細に入り描写されていて、それがかなり残虐というかグロテスク。かなりの覚悟がないと、そのシーンは読めない。だが、覚悟を決めてつきあうだけの価値はある。そうすることで、アレックスという女の深い悲しみ、慟哭が伝わってくる。なんという深い悲しみを背負って生きてきた女なのだろう。星五つの傑作。
2014.12.16
先日、遅い朝にそこそこ混んでいる電車に乗ったら、なんと飲みかけの缶コーヒーを左手に持ちながら乗り込んできた姉ちゃんがいた。
そこそこ混んでるといっても、隣の人と普通に体を寄せ合う程度の混み具合である。
そこに、ふたが開いたままの缶コーヒーを持って乗り込んできたのだ。たまげた。
ちょっとよろけたら、となりのおじさんのコートにコーヒーが、と思ってはらはらしたオレだった。
まあ、そんなことにはならなくて済んでよかったのだが。ほっ。
最近、電車のマナーが悪いのは熟年と決まっている。はっきり言えば団塊。
「あ、もしもし。今電車なんだけどね、冷蔵庫の中の、あれあったっけ。そう、あれ。わかった、買って帰る。じゃ、切るね、今電車だから」
さっぱりわけがわからん。
電車だけでなく、書店でもひどいらしく、探している本がないと知るや、レジで延々と文句をつけるらしい。後ろには行列。
こういう熟年にはなりたくないなあと気をつけて、やっぱり常に腰は低くしておこう。
2014.12.15
仕事で有楽町に行った。
駅前の有楽町会館には、なぜかは知らないが物産館がいろいろと入っている。北海道物産店、富山、和歌山…。
不思議なことに、どれもまったくやる気がないというか、いい意味じゃなくて悪い意味で商売っ気がないっていうか。
どれどれ、北海道の旨いものでも子どもたちに買って帰ろうか、富山の美味しいものでも晩ご飯のおかずに買って帰ろうか。
そう思って身を乗り出しても、店員、仏頂面。
おかげで売ってるものも途端に色あせて見えて、こちらも買う気がゼロ。
まあ、察するに北海道の物産館だからと言って販売員が北海道の人というわけじゃなくて、そのへんの適当なおばちゃんだから、別に熱の入れようもないということなんだろうな。
店もPR目的の、別に儲けなくていいような感じだし。
そんなかんじだったから、まあいいかと、何も買わないで帰った。
でも、北海道物産館で見た塩辛が妙に旨そうでそそられて、池袋の西武百貨店の地下食品売り場で買うことにする。
デパ地下だ。
ここで売っていたのが、北海道の塩辛で、600円とあったからおばちゃんによく聞いたら100グラム600円で、詰められているのは200グラムだから1200円だという。
1200円の塩辛かよ〜と思ったものの、まあいいか、買って帰る。
オレも年だから塩分は控えなくてはならないから、塩辛はちょびっとつまんで発泡酒のつまみにする。
息子は熱いご飯にたっぷりと載せて、旨い旨いと食うのだった。
ご飯に何をかけたら一番旨いかという話題はよくあるが、オレは筋子だと思うね。次がたらこで、その次が塩辛。
全部塩辛いものだなあ。
米の甘みと海産物の塩辛さがからみあうっていうのは、やっぱり日本人にとって最高のおいしさなのかもしれないなあ。
2014.12.14
我が家の近くにはあの池上彰さんが住んでいて、ご本人も割と普通に近所をぶらぶらしている。
ちっとも目立たない、ごく普通のおじさんだ。
駅で電車に乗る姿もよく目撃されているらしいし、オレも時々道ですれ違う。
先日のこと、娘とヨメがその池上さんとすれ違った。池上さんは電話中だった。
すれ違った後、後ろ姿を見ながら娘は「やっぱりカツラだよね〜」と大きな声で口走ったそうである。
幸い電話中の池上さんに届かなかったようだが、ヨメは肝を冷やしたそうだ。
なぜ娘がそんなことを口走ったかというと、以前から池上さんヅラ疑惑というのが我が家では流れていて、すれ違いざまに素早く頭頂部に目をやった娘は、テレビに出ているときの様子と違うことにヅラを確信したというわけだ。
そんな池上さんは、今日も衆議院選挙の番組でイキイキしていた。
ヅラは一見わからなくなっており、ずいぶん巧妙になった様子。
我が家では、やっぱり娘の言った言葉が聞こえており、それで池上さんは気にして、もっと上手なヅラに変えたんだよ、という結論になった。
今回の番組でも池上さんは飛ばしまくり、時々、思い切り滑ってはいたけれど、なかなかにやらかしてくれた。
そして、なにげに面白かったのが議員のプロフィール紹介のどうでもいいネタ。池上さんご本人が前日に夜中までかかってまとめたそうである。
地元のスガワラ議員(当選)については「踊る元商社マン。SAMとディスコダンス」とあった。
他の地域に人にとってはなんじゃこりゃというしょうもないネタだが、我が家では大受け。
というのも、先日娘も出演した区民の祭のステージで、スガワラはサプライズで飛び入りし、実は高校の同級生だったというSAMと一緒にダンスを披露したのである。
そのシーンをマナで見ていただけに、娘は大喜びなのだった。
そんなこともあって、我が家では池上さんは大人気なのである。
2014.12.13
天皇杯決勝を見たんだけれど、ガンバは強いやね。やっぱり。
宇佐美、パトリックのツートップがど迫力(たった二人で全部決めてしまう)なのに加え、そこに遠藤が配球し、今野がフタをして、東口が門番をする。
これでは相手はどうやって勝とうとするのか。
特に遠藤は、何もしていないときが実はスゴイらしく、解説の豊田が「いつも気の利く場所にいる」と話したように、ボールを持っていないときの位置取りだけで試合を組み立てているんだろうなあ。
オレなんかにはとても理解不能。それでも日本の至宝であることだけは十分理解できる。
それにしても東口、アルビレックスから移籍して1年で三冠かよ。「オレはこのチームで優勝を狙いたいんだ」と口走った直後に移籍して、これかよ。
アルビレックスサポは複雑な気持ちで画面を眺めるのだった。
しかし、最近はサッカーネタばかりだなあ。まあ、いいのだ。オレの日記なのだからオレが書きたいことを書くのだ。
話は飛ぶが、今年の大雪は酷いらしく、新潟では既に駐車場から車が出せないほどの状況。
12月でこれは、珍しい。
もっとも東京は快晴、乾燥注意報で、このギャップにはいくつになっても驚く。
日本というのは面白い国だ。
2014.12.12
インタビュー仕事をしていると、時々、同じ大学出身の人に会う。
今日もそうだった。しかも立て続けに2人とも。
へー、学部どこ。相模原? 今年の青祭、行った?
とか、それまでインタビューでは丁寧に接していたのに、後輩とわかった途端、急に先輩口調になるオレ。
「あの学校はいい人多かったっすね。いろんなものを吸収させてもらって、それで今の自分があると思ってます」と、後輩からそんな言葉を聞くと、なんだか嬉しくなる。
インタビュー後には、ありがとうございましたというお礼に、頑張ってね、という一言を先輩として添える。
同窓ってのは不思議で、そして嬉しいものだ。
2014.12.11
本日は朝からたんさいぼうのライブである。
時節柄、クリスマスネタなどを入れつつ、子どもを盛り上げたのだ。寒かったなあ。
寒いと言えばもっと寒いのが夜で、6時頃の渋谷公会堂前はおっさん、おばはんで大賑わい。何ごとかと言えば、アート・ガーファンクルのコンサートなのだ。ライブではない。あくまでコンサートなのだ。
何年か前に見たサイモン&ガーファンクルの東京ドームライブが最後だと思ったら、また来たのね。
ポール・サイモンは日本人を猿だと思って近寄ろうとしないが、アート・ガーファンクルは日本が大好き。プライベートでも来日している。
しかし、東京ドームライブでは声が酷くて、とうとうタバコを止めなかったせいもあって、ああ、もうこれでこの人は終わりだなあと思ったものだ。
ところがどうだ、今夜のステージではかつての美声がしっかり出ている!
ちょっとたまげた。まさしくエンジェル・クレアー、天使の歌声。聴きほれてしまった。
もう一つたまげたのが、頭である。
70過ぎて頭はてかてかになっていたのだが、なんと今日の頭はかつての金髪鳥かご。
そうである、アート・ガーファンクル、頭にしっかり載せていたのだった。
しょうがねえなあ、まだもてたいのか。
さらにたまげたのが、ステージの構成。なんとバックバンドはアコギ1台。なんというコスパ。徹底的に経費を抑えて、ナッシュビルで見つけたスタジオミュージシャンだけを引き連れての来日だった。
このギタリストが実に上手で、まさにギタリストとはこういう人を言うのだろうという腕前。
このギター1本のみを従えてのライブなのだが、つまりは、要するに退屈なのだった。いくらなんでもギター1本だけで2時間は。
正直に言って、時々何度か落ちかけてしまったほどだ、この熱烈なファンのオレが。
S&G時代の歌もけっこう多くて、2曲目がなんとボクサー。おいおい、いくらなんでもそれはポール・サイモンの持ち歌。無理があるだろう。
案の定、無理があって、あんまりいい出来ではなかった。
よかったのはあれだな、キャシーの歌だな。ポール・サイモンとは違ってこの人が歌うと実に美しいフォークソングに生まれ変わる。
ずっこけたのが、アンコール前の最終曲。出ました、明日に架ける橋。
「では、ちょっと明日に架ける橋のリハーサルをしますね」といって実はそれが本番だったというわけのわからん演出には頭がくらくらしたが、もっとめまいを起こしそうだったのが、3番を歌わずに切り上げたことだった。
ななな、なんと。
どうして3番をカットしちゃうの。ワケわからんなあ。
もしかして退屈でオレが寝てしまっている間に3番を歌ってしまったのかと疑ってしまった。
そんなアート・ガーファンクルのコンサートだったが、最もよかったのが、息子。
そうである。アート・ガーファンクルは息子をステージに上げて歌わせたのだった。
「昔は2歳だったが今は24歳です」というこれまたわけのわからない紹介の仕方をしていたアート・ガーファンクル。
以前DVDで見たときは金髪の可愛らしい子どもだったが、それが立派に成人していて、そして実に歌がうまいんだよ。たまげた。
ソロで、水曜の朝午前3時、スマイル(チャップリン版)の2曲を披露したが、これが素晴らしいボーカルで聴きほれてしまった。とんだ掘り出し物。このまま育てば、つまりは場数を踏めば、けっこうなボーカリストになるのではないか。
ちなみにチケットは1万円。グッズのためにお小遣いを1万円持って行ったのだが、これがろくでもないグッズしかなくて、プログラムのみ買うことにした。
プログラム2000円。高い。しかもスカスカ。誤植もあって大笑い。
売店では、本人の直筆サイン付きなら5000円、というとんでもない商売をしている。ようし、買ってやろうじゃないの。
お布施だ。お布施。本人が1枚3000円と計算しながらホテルの部屋でサインしていたかと思うと、そして時々「オヤジ、オレも手伝うよ」と言いながら息子もインチキなサインを書いていたかと思うと、買わずにはいられないではないか。
5000円も払って、すっかすっかの誤植プログラムを買って、要するにカモネギのオレはこうして渋谷公会堂を後にして、もうアート・ガーファンクルを見ることはないだろうなあと思いながら、渋谷のスクランブル交差点で空を見上げたのだった。
いや、またアート・ガーファンクルは来るな、来年。絶対。
だってあれだけコストをかけずにライブやって、しかも息子に旅行までさせて、ボロ儲け。そりゃあ来るだろう。
来たらまた行くかもしれないなあ。
2014.12.10
ウッチーに「しかし、毎日よく書くよねー」と言われる。
この日記のことである。
まあ、日記だからな、書いてあるのは適当だし、毎日書くから日記というのだよ。
それにしても寒かった。寒い山の中での仕事であった。
「この人たちについての14万字ちょっと」重松清・扶桑社。うーん、ちょっと期待していたのとは違ったなあ。インタビューものは好きなジャンルであるのだが、これなら島崎今日子の方がずっと面白い。
2014.12.09
毎日毎日サッカーのことばかり書いてて、これはサッカーブログなのかよ。
という文句があってもよさそうなものだがまったく聞こえてこないのは、要するに誰にも見られていないというわけだな、案の定。だははは〜。
まあ、オレ様の日記だからな、オレ様が何を書こうとオレ様の自由だよな。
ということでレオ様の話題である。
強引な前振りであるが、レオ様、つまりレオ・シルバ様の話題である。
今日はJリーグアワードの日だ。
結婚式の二次会で新郎がタキシードで格好つけて出てくると、「あれー、まるでカズみたいだ」と言われる時の、あのJリーグアワードである。
要するにレコード大賞、日本歌謡大賞みたいなものだ。
カズと言えば先日品川駅の新幹線ホームにいたらしく、どこか遠出でもしたのかしら。
それはともかくJリーグアワードだ。
ここで発表されるのがベストイレブン。ポイントは、選手が選手を選ぶということだ。
つまり選手目線で「あいつはすげえ」と思われた選手が選ばれるのであり、人気とか、テレビ映えとか、イケメンとか、女の子にもてるとかは一切関係なし。選手にリスペクトされた選手が選ばれる賞なのである。
そのベストイレブンに、あーた、レオ・シルバ様が選ばれたのよ。言わずとしれた新潟のボランチ。
しかも、あーた。
なんと最多得票で選ばれたざますよ。つまりJリーグの選手が最も「あいつはすげえよ、ガチやべえよ」と思っている選手が、レオ・シルバ様ということなのだ。
なんと素晴らしい。
サッカーマガジンでも年間を通して最高得点を得ているのがレオ・シルバ様。新潟の宝。よそに移籍しないでくれ、特に浦和には絶対に、でもヨーロッパなら許す、と新潟サポから大切にされているレオ・シルバ様。
ところがMVPを獲ったのはガンバの遠藤。ご存知ヤットくん。
まあ、大逆転優勝の立役者だから、それもしょうがないか。
笑わせてくれたのは例によって浦和。埼玉の浦和。
2位なのにベストイレブン選出はキーパーの西川一人だけ。その西川は去年まで広島の選手だったわけだから、いやはや愉快である。
なお、新人賞が鹿島のカイオー。オレが早くから注目していたカイオー。
なんでも日本帰化に本気らしく、こいつが代表に入ったらけっこう面白いな。
いや、レオ・シルバ様が帰化して代表に入って遠藤とダブルボランチを組んだら最高に面白いのだが。
まあ、それはないか。
それはともかく、レオ・シルバ様、おめでとう。来年もぜひ残留して新潟で活躍して欲しいものだ。
ちなみに新潟のイオンに行くと、普通にレオ・シルバ様が家族で買い物をしているのを見ることができるそうだ。
「ぼくは眠れない」椎名誠・新潮新書。なるほど、酒を飲んで寝ると一気に深い眠りに突入してしまい、脳が十分に寝たと勘違いして、睡眠不十分のまま目覚めてしまうのだという。それならば睡眠薬の方がよっぽど体にいいと医者に言われたということで、著者は処方された睡眠薬を30年以上も飲み続けているのだそうだ。それにしても椎名誠がこんなにも不眠症に悩んでいたとは知らなかった。フリーになってからのストレスが原因らしく、そのあたりの詳細は読んでいてオレもわからなくはないが、まあしかし、夜中に目覚めて二度酒をするのはよくないなあと思ったのだった。
2014.12.08
ちょっとびっくりしたのが、チケット販売数と入場者数の差が900だったということだ。
何かというと、今日行われた新潟対柏の最終戦である。
土曜の大雪で延期が決まり、大騒ぎの中、カシマスタジアムで開催されることになったJリーグ最終戦。
ホームは新潟で、チケットは3万枚売れていた。
それが全部払い戻しとなり、カシマスタジアムの試合では全席自由、全席1000円。
そして今夜、その試合が行われたのだ。
急遽決まった月曜夜の茨城県での試合。それでも関東のサポーターはもちろんのこと、雪の新潟からも車やバス、新幹線でサポーターがかけつけ、最終的に2100人の観客が集まったという。
ところが売れた切符の数が3000枚。
その差の900枚のチケットは、行けないのをわかってて買った人の数なのだ。
いや、もちろん買ったけど仕事で行けなくなったという人も多少はいる。しかし、掲示板には「行けないけどチケット買った」「大損害の少しでも足しになればとチケット買った。行けないけど」「行けないけど行ったつもりで応援したいからチケット買った」という書き込みが続く。
これには、ちょっとオレも感動してしまった。
行けないのをわかっててチケットを買うというのは非合理このうえない行動であって、バカじゃねえの〜と思うのだが、そのバカなところがちょっと感動的。
オレだって何の見返りもないのに後援会の会費1万円を払っているし、人に「100円ショップで売ってるやつと変わんない」「信じられない」と言われながら5000円を払ってアルビバッグを買ってる。
お布施みたいなもんだ。
雪の新潟から月曜の夜に茨城県のハズレまで行くなんてどう考えても無理という人が、でもどうしてもアルビレックスを応援したいからと、1000円のチケットを買って大切に財布の中にしまい込んでいる。それはやっぱりちょっと感動的で胸熱ではないか。
雪による延期で数千万円の利益が飛んで、延期の試合で売れたチケットが3000枚だから売上はわずか300万円。そのうちの90万円が、行けもしないのに買った人からのお布施。
売上300万円なんて、選手スタッフの移動費と宿泊費を考えればほとんどゼロだろうなあ。
そしてこれから始まる選手との契約更改。
「大雪で試合が延期になるようなチームはもう嫌だ」とごねる選手を引き留めるにはカネが必要だが、もともと貧乏球団であるところに今回の大損失。
さぞや社長も頭を抱えているのだろう、試合後のセレモニーの挨拶で社長ってば「もっとチケット買ってください、スカパーに入って契約してください、カネください、とにかくカネください」と訴えたのだった。
ネットではみんなずっこけ「チケット買って試合を見に来た客にそれを言っても」「今日はスカパーしか中継していないのだからそれを言っても」と突っ込んだのも当然だ。
その後に続いた監督の挨拶、そしてキャプテンの挨拶はけっこう感動的で、特にキャプテンの涙を浮かべながら感謝の言葉を並べる姿にはオレも胸熱だった。
こうして今年のアルビレックスは終わった。
シーズン前に「オレはこのチームで優勝したいんだ」と宣言していたゴールキーパーがあっさり移籍したのに始まり、シーズン途中には韓国代表の左サイドバックがドイツに移籍、さらには前年度リーグ2位の得点を挙げたフォワードが後ろ足で砂をかけて逃げていくというように、主力3人が一気に抜けてしまったわけだから、それでも降格せずに持ちこたえたのはよくよったと思う。
十分堪能させてもらった。
個人的には初夏のカシマスタジアムでのアントラーズ戦、レオシルバが5対1の状況であっさりボールを奪取したシーンと、南アルプスの美しい甲府スタジアムでホージェルがどたばたドリブルで相手を抜き去ったシーンが今年のベスト。
そしてベストゲームは、味スタでのFC東京戦だな。
さて、来シーズンはどうなるか。まずは選手がどれだけ残ってくれるか、そこからだな。
2014.12.07
そして今日もJリーグの大騒ぎは続くのだった。
今日は、J1昇格争いの最後。山形対千葉である。
千葉と言えばJEF。Jリーグオリジナル10の一員なのにずーっとJ2でくすぶっている田舎チームである。
会場の味の素スタジアムにはなんと3万人以上も集まって、うち2万人以上が千葉サポーターというから、暇なことだ。
オレは今日は5時に起きて朝からたんさいぼうのライブだったので、へとへとに疲れている。
何が疲れるって、機材運搬が一番疲れるのだった。
機材を車に乗せて、下ろして運んで、ライブして、再び運んで積んで、そして帰って車から下ろす。とんでもない肉体労働なのだ。
早朝からのそんな肉体労働で疲れ果てたオレは、家に帰って30分ほど昼寝し、そして山形対千葉を息子とみるのだった。
この試合、千葉は引き分けでもJ1昇格、山形はとにかく勝たなければ昇格できないというルールである。
従って千葉は引き分けを狙いつつあわよくば1点取って逃げ切ろうという姿勢であり、山形は絶対1点取らなくてはならないが前のめりになって逆に1点先行されたら引く相手から2点取り返すのは不可能だから攻めつつも守りもしっかり、という姿勢である。
この姿勢がそのまま現れたゲームだったな。
つまり千葉は中途半端。山形はとにかく点を取るのだとアゲアゲなのだった。
結局、山形が1点を取ってJ1昇格を決める。
順位では山形は6位で千葉が3位。
当然、試合後の千葉サポは大荒れだ。掲示板も大荒れで、いやあ、他のサポーターの荒れる様子を見るのは楽しいなあ。
だがしかし、新潟の掲示板を見れば「鹿島ってどうやって行くんだ」「誰か車に乗せてください」「乗せてくれる人メールください」「こんなとこにアドレスを書く神経がわからん」「鹿島のサポですが珍しいのでスタジアムへ行きます」と、こちらも混乱の極み。
Jリーグのドタバタはまだまだ続くのだった。
2014.12.06
本日はJリーグが大騒ぎである。
まず新潟だ。
今日は新潟の最終戦。ホームに柏を迎えての闘いだ。
しかし、新潟と柏が戦ってもどちらも順位が変わるわけでもないし、それより世の中の関心は今日の大一番、レッズとガンバとアントラーズの優勝争いなのだ。
3時半同時スタートのその試合を、オレと息子も見る。本来なら新潟の試合を見る予定だったのだが、しかし、事情があってガンバ対徳島を見るのだった。
事情とは雪である。
実家の弟からも「一晩で1メートル積もったあ。サッカーどこじゃない」というメールがきて、こりゃあ今日の新潟対柏はどうなるのかと思っていたら、案の定、朝8時に延期の決定。
なんとかグラウンドを雪かきしたところで、周囲の交通がぐだぐだ。駐車場にすら入ることができない。
さらにスタジアムの屋根からは雪が滑り落ちてくるので、マジで客の生命すら危ない。
そういう雪国の状況を知らずに、「雪かきすりゃええんや」と言って秋春制を導入しようという連中はぶっ叩きたくなる。
特にナック5の大野勢太郎。こいつはラジオで「10年に一度の大雪を心配してヨーロッパで主流の秋春制を導入しないのはおかしい」と主張していて、ほとんど殺意を覚えた。
そんなわけで延期が決定したわけだが、では、いつやるのか。火曜日にはJリーグアワードがあるからそれまでにか。こういう場合は国立競技場が定番なのだが、取り壊し中でそれもない。
まったく間の悪いこと、このうえなくて、果たしてどうなるのか。
そんなふうにアルビサポは気を揉むわけだが、しかし、気を揉んでも仕方ない。切り換えてガンバ対徳島だ。
この試合にガンバが勝てばガンバの優勝。相手はJ2降格が決まった最弱の徳島。
誰もが、これはガンバの楽勝、ガンバが優勝だあと、それこそレッズとアントラーズのサポーターもそう思っていたのであるが、なんと満員の観客を集めた徳島がものすごい試合を見せる。
その戦い方をしていればJ2なんかに落ちなくて済んだのになあ。
そんなすごい闘いをしている徳島に対して、テレビの解説者が「いやあ、この試合を見た人はトクシマしたね」とぼそっと言い、画面はしばし沈黙。何ごともなかったようにアナウンサーが再び実況を始めるという見事なスルーなのだった。
一方、レッズは開始早々の2分、嫌われ者の槇野が決めて早くも1点先取。
いま、嫌われ者と書いたが、槇野もそうであるようにレッズというチームは札束でひっぱたくようにヨソから選手をかき集めては、その選手を嫌ってサポーターが罵声を浴びせるという不思議なチームである。あるいは罵声を浴びせなければ、干して使わない。飼い殺し。
もちろん選手を獲られたチームはレッズは恨み骨髄。かくしてレッズはJリーグで最も嫌われるチームになったのだ。
今日もレッズが優勝しなければ世界は平和だという空気がJリーグ全体を覆って、ガンバ頑張れ、アントラーズ頑張れ、という雰囲気で盛り上がる。
なのにレッズが先行。ガンバは0点。アントラーズは負けている。
そして後半も30分を過ぎ、さすがの遠藤にも焦りの表情が見えてきて、ガンバは相変わらず0-0。
ところがここでNHKの画面にちゃりらりらーんというジングルが鳴って「他会場の速報です。名古屋が同点に追い着きました」そしてロスタイムには「名古屋が逆転しました」という朗報が飛び込んできたのだった。
そして、結果的にガンバは0-0のまま優勝を決めたのである。
要するにだ、せっかく徳島が頑張ってくれてガンバと引き分けに持ち込んだというのに、レッズは名古屋に逆転負けをくらってしまう。
アントラーズは、ガンバとレッズがこけるという僥倖に直面して、ここで勝てば漁夫の利で優勝だったのに甲府に負けてしまう。
ガンバは、「いやあ、よかったですなあ、助かりましたなあ」という安堵の優勝で、徳島サポーターはいい試合を見てうれし泣きするという、実に平和な結果に終わったのだ。
いやあ、レッズとアントラーズのサポーターの荒れること。
特にレッズの試合後のセレモニーは大ブーイング。そこに、名古屋に移籍したトゥーリオが現れて涙目で「勝っちゃってゴメン」と頭を下げるというカオス。
レッズサポーターの集まる掲示板も凄まじく、自分の選手に対して罵詈雑言。こんなことだから他チームに嫌われるのに、罵詈雑言。
ふん、とにかくレッズが負けて涙目で気分がいいわい。
基本的にレッズ大嫌いのアルビサポーターもこうして喜んだわけだが、ところがそんなアルビに激震が発生。
なんと延期となった柏戦が、月曜日の夜、カシマスタジアムで開催されることが決まったのだ。
今度はアルビサポの荒れる番である。
「なんで月曜の平日に」「しかも絶対に行けない鹿島なんかで」「シーズンパスは使えなくて一律千円だなんて」「チケットの払い戻しどうなるのだ」「払い戻しなんかしないでそのままアルビに寄付しよう」「いや、払い戻しされない金はプールしておかなくてはならないから寄付したことにならないんだよ」と混乱の極み。
しかもテレビでは「今年もJリー繰り闘いが終わりました」なんてガンバの優勝が報じられ、「おいおい、まだ新潟の試合が残ってるだろうが」とNHKに八つ当たりする始末。
ともかくこうしてぐちゃぐちゃのJリーグなのだった。
2014.12.05
新潟がけっこうに悪天候で、早くも積雪だったりするようだ。
先週母の法事で里帰りしたわけだが、あれが一週間ズレていたらけっこう厳しかったということだ。
母が呼んだか。
有り難いことだ。
そういうオレを取り巻くさまざまなことに感謝して、オレもさまざまなことに尽くして生きていかなければ。
と殊勝な気持ちになるのも、現在、たまりにたまった原稿に激しく追い込まれていて、ついつい恨み言や愚痴を並べてしまうからである。
ぐったりして、つい晩飯に缶ビールを飲んで早々に寝てしまうからである。
いや、早く寝るのはいいことだが。
「1964年のジャイアント馬場」柳澤健・双葉社。
「1976年のアントニオ猪木」「1993年の女子プロレス」(どちらも名著!)に続くプロレスシリーズ。はっきり言ってこれも労作、名著。猪木が明なら馬場は陰、猪木が表なら馬場は裏、猪木がクールなら馬場はダサダサ。それが一般的なポジショニングだが、実は馬場は凄かったという話。1960年代にアメリカで孤軍奮闘、今の勝ちで年に何十億円も稼いでいたのが馬場だった。本来ならそのままアメリカで豪邸を建てていただろうに、運命に流されて、やりたくもない全日本プロレスの経営をやってしまう。経営者の仕事はちっとも面白くなかったというあたりは意外な発見だった。週刊大衆の連載だったためか、全日本プロレス創立後も駆け足で触れていて、そのあたりは無駄な気がする。しかし、それでもなお大変な労作。実は馬場のことは半分も書かれてなくて、60年代のアメリカのプロレス事情について多くが割かれていて、そこが抜群に面白いのだ。バディ・ロジャースとかアントニオ・ロッカとか。できればその後に続くハーリー・レイスやボブ・バックランドの物語も読みたかった。
2014.12.04
朝から立川。
名古屋あたりに行くよりも、実は大変だったりする。
とにかく電車が混む。立川は今や新宿に次ぐ大きな駅。やたらと人が多い。
激混みの電車の中を、ひいこら言いながら出かけるオレであった。
もっと大変なのはカメラのヨシダ氏で、でかい機材一式を抱えて、満員電車の中をよろよろと移動するのだった。
終わったのでビールでも飲んで一息つきますかと声をかけたのだが、「いや、雨だし、帰ります」とぐったりした顔で答えるのだった。
2014.12.03
名古屋に日帰り。
ここ1ヵ月続いた地方巡業も、これで終わりだ。
この機会に浜松でキベさん、カトーと飲みたかったのだが、それもかなわず。ちと残念である。
来年早々には顔を見に行きたいものだ。
仕事が終わって、名古屋でおでんを食って帰る。
おでんの店で上着を脱いでネクタイを緩め、ビールをぷはーっとやったら、一緒にいたクライアントの女子25歳が「いいですねー、タンゴさんのその姿、いいですねー」と目をウルウルさせる。
お、そ、そうか? そんなにいいか?
おじさんは思わず嬉しくなるのだが、しかし、彼女のお父さんがオレと同い年であったことを思い出して、要するに頑張ってるお父さんに「お疲れさま〜」と言ってくれたのだなと思い直すのだった。
2014.12.02
スタバでコーヒーを飲みながらカメラマンのヨシダ氏に、蓮舫と吉田沙保里のどっちがいいですかと問うたら、迷いなく「蓮舫ですね」と返してきた。
もちろん被写体としてではなくて自分の彼女にするなら、という話である。
れ、れ、れ蓮舫すか。
コーヒーを吹き出しそうになってしまった。
「いや、だって、ALSOKのCM、ひどすぎないですか。いや、でも、やっぱり蓮舫はおかしいか」と、うろたえるヨシダ氏。
平和な一日である。
2014.12.01
いあよいよ12月である。師走である。
しかし感傷的になっている場合ではない。たまっている原稿がけっこうヤバい。
先生ではなくてオレが走らなくては。
追い込まれているオレなのであった。
関係ないけど、ももクロのファンクラブから会員継続の案内が来た。
実に高圧的な物言いである。「会員のおかげで運営できるんです」と言うべきところ「入りたければ入りな」という態度である。
今が稼ぎどき感がハンパなく、会員のメリットもまったくなく、あからさまに集金マシンと考えている様子が手に取るようにわかる。
当然、蟲。じゃない、無視。
2014.11.30
そして今日のJ2プレーオフでは、山形がジュビロにロスタイム勝利。しかもゴールキーパーのヘッドという劇的な幕切れ。
さらにこのキーパーが、浦和をクビになったキーパーということで、さらに盛り上がる掲示板。
このキーパーを押し出すように浦和が広島からカネで強奪したのが西川周作。
おかげで浦和には李や槇野やら広島から獲ってきた選手ばかりで、自らのサポーターにさえ浦和サンフレッズと呼ばれている。だはは〜、うまいこと言うね、サンフレッズ。
そんな浦和がロスタイム負けして、押し出されたキーパーのいった山形がロスタイム勝ちしたわけだから、そりゃあサポーターも切れるだろうなあ。
なお、その山形に負けたジュビロのサポは、当たり前のことだが怒り狂い、選手に向けて罵詈雑言。1億円もらっている駒野や代表のワントップだった前田、あの松井大輔までいるというのにこの結果では、逆上するのも当然か。
そんなわけで今や絶好調に調子に乗っている山形。
次のジェフに勝てばJ1昇格なわけだ。
ここまで来たらぜひともJ1に上がって欲しいものだが、しかし冷静に見ればJ2では6位だったわけで、これではJ1に上がっても今年の徳島の二の舞なのは確実だ。
そうなったときのサポーターの反動もすごいだろうな。
今年はフォルラン獲得で大口を叩いたセレッソもまさかの降格。フォルランはまったく使われなくなって「クニに帰りたい」と泣き言を漏らし、社長は辞任。
海外に送り出した柿谷もぱっとせず、春先のセレ女たちもどこに消えたか。
こちらもぼろぼろだな。
追い込まれている俺なのであった。
どうも今年のJリーグは、とんだ一杯食わせ者感が漂うのだった。
2014.11.29
浦和レッズが、ロスタイムに1点入れられて逆転負け。
車でラジオを聴いていたのだが、その瞬間、アナウンサーと解説の「あ゛〜っ」という絶叫が10秒も続いて凄かった。
これでガンバが絶対優位に。レッズの優勝はほぼなくなったのではないか。
おかげでサッカー掲示板の荒れること荒れること。
そもそもレッズというのはJリーグの中でも最も嫌われており、サポーターからも嫌われる始末。そのサポーターも他のサポーターから嫌われている。
毎年毎年、高い金払って他チームの中心選手引き抜く。
その選手が活躍するかと思えば、ちょっと使って飼い殺し。
「あんな選手呼ぶな」とサポーターが切れるが、そのサポーター自身が、ホームに足を運んだアウエーチームのサポーターに罵声を浴びせて嫌われる。
まあ、オレも嫌いだけどな。
今風に言えばマイルドヤンキー。ジャージでドンキに行って、親子で祭の神輿を担いだりする、金髪。
そういうのが多くてねえ。浦和サポは。
そういや先日のFC東京のゲームで、スポンサーを務める都民銀行の専務だかが試合前の挨拶に立ったけれど、「敵チームをたたきのめしましょう」とか檄を飛ばすばかりで、相手チームのサポ(新潟だが)にまったく触れなかった。
どんなスポンサーでも、まずは「●●チームのサポーターの皆さん、本日はようこそいらっしゃいました」とウェルカムメッセージを送るのだが(まあそれが常識だわな)、そんなこともできなかったのでFCサポからも掲示板で嘲笑される始末。
いろいろと面白いぞ、Jリーグは。
2014.11.28
本日は大阪日帰りである。
昨日が愛知県なら今日の大阪府は泊まってそのまま行けばいいのにバカじゃね、こいつ。
一般的にそういうことになるのだろうが、そうもいかない事情もあるのだよ。
それに某社の仕事をしていると、名古屋・京都・大阪は、完全にちょっとそこまで圏内。
大阪にいて午後から静岡に行って帰ってくるなんて普通だし、それどころか品川で仕事が終わってから名古屋の飲み会に参加して最終の新幹線で帰ってくるというのも普通だったりする。
まあ、改めて思うとすごく便利になったものだな、日本も。
こっち方面ばかりじゃなくて、新潟からだってアルビレックスを応援するために甲府のスタジアムまで往復するなんて珍しくもなんともないものな。
オレが18歳で上京した頃は、新潟から東京へ行くのは一日仕事だったことを思えば、まっとこたいした進化だ。
などと思いながら大阪。
でんがなまんがな仕事をこなしてとっとと帰ってくるのだった。
最近は本当に外人が多い。どこに行っても外人が多い。
確かに観光立国になりつつあるのだな。
それでいくと、最近、やたらと日本を褒めるテレビ番組が増えた。和風総本家とかYOUは何しにニッポンへとか。
あの手の番組を見ながら、あー、オレはやっぱり日本が好きだなあ、日本はいい国だなあ、と気持ちよくなるわけだけど、先日、はっ、もしこれと同じノリの番組が韓国にあって韓国人が、はあ〜、韓国はいい国だべなあ、とにやけていたら相当に気持ち悪いぞ、と思ってしまった。
ということは、ヨソから見たら日本も相当に気持ち悪いんだろうなあ。
ああいう番組はなるべくこっそりと地味に見た方がいいのかもしれぬ。
2014.11.27
本日は豊川だ。
豊川っていうのは、あれだ、こっくりさんで「豊川稲荷の大権現」とかおまじないをいうときの、豊川稲荷のある場所だ。
交通は不便である。
帰りの時間まで1時間以上も待ち時間があったので、いったん駅のホームにあがったものの、思い直して駅員さんに断って改札を出て、その豊川稲荷まで行くことにした。
目的は狐塚である。
一昨年もいったのだが、薄暗い時間帯の奥の院はあまりに不気味で、無数のキツネがたたずむ狐塚まではとても足を進める気になれなかった。
あそこには確かにこの世のものではない何かがいる。
そこで今回は勇気を振り絞り、ってもまだ明るい時間帯だったからというだけだが、狐塚まで行ってみることにしたのだった。
いやあ、壮観ですな。狐塚。
無数のキツネがオレを出迎える。
オレの実家にも鳥居があってお稲荷さんを祀っている。
子どもの頃からお稲荷さんは学問の神様だからと教え込まれ、また、我が家の守り神でもあるということから、年末年始は無論のこと、節目ごとに手を合わせてきた。
だから豊川稲荷の狐塚のキツネたちは、きっとオレの実家のお稲荷さんのボスであるに違いないと勝手に決めて、500円のお賽銭を放り込んで「家内安全商売繁盛」と百万回唱えたのだった。
夕暮れも近く、誰もいない狐塚わ、カサカサッと風が走り抜けていく。
今、オレにくっついてきたオレの実家のキツネさんが狐塚のボスたちに挨拶をしたのだなあ。
鳥居をくぐってお辞儀をして、たぶんもう二度と来ることはないなと思いつつ、狐塚を後にしたのだった。
2014.11.26
ヨシダ氏がトイレから戻ってきたので、オレも行こうと思い、ちょっとちょっとヨシダさん、トイレは近いんですかと聞いた。
するとヨシダ氏「いやあ、なんだか最近近くなっちゃいましてねえ」。
い、いや、別にあんたのトイレ事情なんて知りたくない。オレはトイレの場所を聞いただけだ。
ははあ、ヨシダ氏、きっと「ヨシダさん、トイレは近いんですか」というのを「ヨシダさん、トイレが近いんですか」と聞き間違えたのだな。これは。
「は」と「が」の一文字違いで意味がまったく違っちゃって、なかなか面白い。
2014.11.25
東京駅へ行ったら、修学旅行生の山。
通路を思い切り占領して、鬱陶しい。
中学生? と声をかけたら、じろっと睨んで「高校生」と返事をしてきた。
おお、悪い悪い。高校生だったか。で、どこ行くの。京都か?
「京都」とぶすっと答える高校生。
そうか、京都か。楽しんできなよな。
オレも高校の修学旅行は京都だった。
西京極には全国の不良が集まっていて、すぐにからまれてぼこぼこにされるという噂が広まり、田舎の高校生のオレたちはわけもわからずびびっていたっけ。
どこへいって何を見たのか、もうまったく記憶はないなあ。
2014.11.24
そういや、ちとょっと面白いなあと思ったのがFC東京のサポーターの声。
むちゃくちゃ情けない試合で、特に武藤のできもよくなかっことから、掲示板で「代表に呼ばれてボロボロになって帰ってくるのは、本当に勘弁して欲しい」とのブーイングが上がったのだ。
一昔前なら、「代表で頑張ったんだから仕方ない」という声が大きかったはずで、つまり以前は「代表>クラブ」だったのだが、今や「代表〈クラブ」と逆転している。
なるほど〜。オレもこの感覚、わかるなあ。
今の代表はつまんないし、代表の勝ち負けより、アルビレックスのゲームのほうがよほど大事だもんね。
昔、スペインでは代表チームはおまけみたいなもので、それよりも民族対立の感情もからんで国内チームの方が盛り上がると聞いて、へえー、そんなことってあるのかなあ、と驚いたものだが、どうやら日本もJリーグができて20年たって、同じような状況になったのかも。
確かに松本山雅の昇格を見ていると、絶対に代表より何倍も弱い地元チームを、代表の何倍も愛していると思うものな。
アルビレックスの試合もあと2試合。
うーん、寂しいなあ。
2014.11.23
スカパーで改めて昨日の試合を見てみるのだが、応援の圧力が凄いわ、新潟。
満員の味スタで、FCを圧倒して、アルビサポの歌声が響きわたる。気持ちいい〜。
テレビ応援組が「声援が熱い」と感動の書き込みをしてくれたのも、よくわかる。
あの歌声にオレも入っていたのだと思うと、胸熱〜。
そして一転変わって今日は家で原稿仕事。一日中原稿を書いていると、さすがに疲れてくる。こういうスタイルはあんまりよくないのかも。
もっと余裕を持って書きたいものだ。
などと反省ばかりで成長しないオレだ。
2014.11.22
東京在住のアルビレックスサポーターであるから、オレと息子はアウエー専門である。
シーズンも、あと3試合。
アウエーは、今日の東京戦と来週の横浜戦を残すのみで、来週は行けないから今日がオレと息子の今シーズン最終戦だ。
午前の土曜日授業を終えた息子と駅に急ぎ、昼飯は池袋のまずい駅ソバで済ませて、向かった先は京王線の飛田給。とびたきゅうと読む、変な名前の駅だ。
ふん、こんな田舎のハズレの駅は、FC東京に似つかわしいわ。かっかっかっ。
今日は、どういうわけだがチケット完売。味スタに、なんと42000人もの観客が集まった。アルビレックスサポは3000人。
だがしかしっ、今日の応援は凄かったぞ、3000人が完全に声と勢いで満員の味スタを制圧したのだ。
どうだ。どうだって言われても困るだろうが、どうだ。
この応援に力を得たように、今日のアルビの選手たちは素晴らしい試合を見せてくれた。
序盤にあっさり失点して、あれれれ、とずっこけたが、その後は完全に試合をコントロール。CFにつけいる隙を与えない。
そして、前半に指宿が同点ゴールを決め、後半に神様レオ・シルバがフリーキックで逆転し、続けて山本コースケが突き放す。
追い着き、逆転し、突き放すという、これ以上ないゲームをアウエーでやってくれたのだ。
こんなに気持ちのいいゲームはない。アウエー最高。3000人が絶叫し、残りの39000人が沈黙プラスわずかなブーイング。
雄叫びを上げるとは、こういうことを言うのだろうなあ。
試合運びも、驚異的な運動量で休むことなくハイプレスを繰り出し、そこにポゼッションがうまくミックスされた理想的な形。
「レオ・シルバならあと一歩が出せる」という、その好影響を受けてチーム全体が走り続け、そして今年から取り組んできたポゼッションが地に着いてきた。
いや、今年も内容だけなら浦和にも広島にも鹿島にも、こんなふうに圧倒してきたのだよ。ただ得点だけが伴わなかった。
やってることが同じで、そこに得点が伴うと今日のような最高の試合や、こないだの川崎のような最高の試合になるのだ。
いやあ、気分がいいなあ。
そしてなによりも2点目のレオ・シルバのフリーキック。
権田が構えているところへあえてぶち込んだ、そのギリギリの角度とものすごいスピード。蹴ったレオ自身が顔を上げたらもう入っていたという驚異的なスピード。
超絶フリーキックで、オレも絶叫なのだ。
2時間立ちっぱなし、絶叫しっぱなしで、疲労困憊だが、やはり勝利はすべてを癒やすのだ。
今まで自分が見に行くと勝ったことがないと落ち込んでいた息子も、今日の勝利で大絶叫だ。
今年のオレのアルビレックスシーズンはこれで終わり。
あとは、どうかこのまま誰一人として引き抜かれることなく、この形で来シーズンが迎えられるよう。
このまま行けば来シーズンは上位も夢ではないのだがなあ。
2014.11.21
最近、魚せいに行くのは週に一度である。面倒くさいのである。
今日も一週間ぶりに行ったのだが、ますますダメになっていくなあ、この居酒屋。
久しぶりの客だと歓待されたのはお笑いとしても、大将は例によってカウンターに座り込んで飲みながら客としゃべっているし、その内容も相手の言葉を遮っての自分の親戚自慢だから脱力ものだ。
そこにご新規さんがやってきて、これが若い兄ちゃん一人なのだが、話し相手になっていた常連が「新しいお客さんだからあっちにつまみ出してやりな」と気を遣っているのに大将は「見たことのねえ顔だ」と大きな声で言って腰を上げようともしない。
あららら。こりゃダメだ。
聞けば今週も客は数人らしく、こりゃあ来年には店はないなあ。
困ったもんである。なんとか持ち直してくれよなあ。
「内側から見たテレビ」水島宏明・朝日選書。
そんなふうに魚せいは劣化中だが、テレビマンも劣化中なのだった。
2014.11.20
「そうなんですか」を「そうなんですね」と置き換えるのには相当鬱陶しい思いをしたのが、最近それに輪をかけて鬱陶しいのが「そういうていで」という言い方である。
なんなんだ、ていって。バカか。
どうやら「ほうほうのていで逃げ出す」という時の「てい」で、漢字では「体」とか「態」とか書くらしい。
だからといって、なんでもかんでも「ていで」と言うなよな。
これからは「ていで」と言うヤツがいたら、いちいち突っ込んでみせることにしよう。
昔、「私ってなんとかな人」という言い方を撲滅しようという運動があったが、オレはこれから「てい」を撲滅しよう運動を始めるのである。
2014.11.19
アルビレックスの柳下監督の留任がほぼ決定と、新潟日報が報じる。
大本営発表だ。
やれ、よかった。
次は選手がどれだけ残ってくれるか。これから先のシーズンは実につらい。
2014.11.18
オーストラリア相手に2ー1。岡崎が芸術的ゴールを決めたのを見て見るのをやめてしまったから、ケーヒルのゴールは見ていないのだが、オーストラリアにしてみれば結局は途中出場のベテランが点を取るしかなかったのだから、情けなくて仕方ないだろうなあ。
それにしても香川はどうしたのか。これでは普通の選手。単なるバランサー。見切りをつけてもいいかもなあ。
なお、酒井高徳にミランからオファーがあったという噂が流れているが、こんなも左右を器用にこなしてくれたら、その噂も本当かと思えてしまう。
2014.11.17
オレが社会人になった頃、連絡手段は固定電話だけだった。そこに華々しく登場したのがファクスである。ファクスと固定電話のツートップによる黄金時代は、80年代半ばから90年代半ばまでおよそ10年は続いたか。
その後、ネット時代の到来とともにやってきたのがメールである。
「今、メールしたからね」「え、どれどれ、見てみるわ」と言いながらモデムをピポパポ言わせてダイヤルサインアップする光景があちこちで見られた。
「なんかダウンなんとかって出て動かないんだけど」「ファイル添付したからさ」というやりとりが続いたりしたものだった。
「マックはアメリカ生まれだから、横書きのファイルじゃなきゃ受け取れませんよ」と本気で怒られたのもこの頃である。これはオレの実話である。
メール、ファクス、電話の三点セット時代は90年代後半から21世紀にかけて続いた。そしてそこに満を持して割り込んできたのが、お待たせしました、携帯電話である。
もちろん携帯そのものははるか以前からあったが、ビジネスで抵抗なく使われるようになったのは200年代の半ばではなかったか。それまでは「携帯電話から失礼します」という挨拶が常識とされ、就活では学生が携帯で企業に連絡すると落とされると言われたものだった。
そして新人の携帯電話がスマホへと成長するとファクスと固定電話をけ落として、メールとのツートップを形成する。
このあたりからオレの比喩もあやしくなってくるのだが、このスマホはどんどん強力になり、とにかくあらゆる通信手段を飲み込んでしまうのだった。
どういうことかというと、スマホの通話、スマホのメールに加え、ライン、フェースブックのメッセージが入り乱れるようになるのだ。おかげで仕事の依頼がメールで入り、東京駅での待ち合わせに向かう途中で「ちょっと遅れます」という連絡をフェースブックで送り、東京駅に着いたら電話で「えーと、今どちらですか」と連絡して落ち合うような、ややこしいことになっているのだ。
このあたりを相手によって微妙に使い分ける、変な力関係もあったりする。飲んだ翌日のお礼はメールじゃ失礼だろ。いや、電話したらかえってじゃまになって面倒をかける。だからってまさかあの人にラインでお礼を言うわけにもいかんだろ。
てな具合で、とにかく面倒くさいことになっているのだった。
「え、メール? きてないですよ、おかしいですねー」と、自分が納期をすっかり忘れていたのにすっとぼけることができるのも、まあ、そんなややこしさのおかげではあるのだが。
2014.11.16
農業祭というイベントに行った。
会場は光が丘公園。地元のJAの主催だ。
全国からいろんなJAが集まって地元の名産品を販売する、なーんだ、要するに物産展だ。
秋晴れの気持ちのいい日だ。
光が丘公園は、それは見事に紅葉に染まっていて、その上に真っ青な空が広がるという、まるで絵はがきのような風景。たとえが古いな。まるでフリーの壁紙のような風景。
光が丘はもともと成増飛行場だったが敗戦によって米軍にぶんどられ、空軍の家族宿舎が置かれた街だ。当時の名はグランドハイツ。
その広大な跡地につくられた公園なので、まあ、やたらと広いのだ。
その公園の一角にテントが並び、いろんなJAが店を出している。どれどれと探したら、魚沼のJAも発見。売り物はもちろん米だ。
なぜか隣町のトンカツ屋の地蔵も店を出していたのでメンチカツを買って娘と一緒に食べ、練馬大根のコーナーで巨大な大根1本200円を買って娘に持たせて写真に撮り、のんびりと過ごしたのだった。
それにしても、ふと周りを見渡せばじいさん、ばあさんばかり。
数年前に小学校が統合されて一気に半減した光が丘は、まさしく高齢者の街だ。例えば光が丘5丁目は高齢者の占める割合が51%。なんと2人に1人が65歳以上だ。
ひぇ〜。
ほとんど限界集落。都会の中の限界集落。
光あふれる太陽と緑の街として名付けられた光が丘は、今や高齢者の街で、娘を写真に撮ってもそこに写り込む周囲の半分が高齢者。
その高齢者が高層のマンション群に住んでいるのだから、そりゃもういろいろあるらしく、ネットで地元の掲示板を見れば「タバコの灰を下の階に平気で落とす」「廊下を自転車で暴走する」なんていう困った老人があちこちで問題を起こしているようだ。
最近はここに中国人、韓国人が住み着いてきて、さらにひどい状態らしい。
外から見れば太陽と緑の街で、確かに美しい紅葉は見事だが、中に入ればそうそう呑気に暮らしてもいられないということか。
でも、それって将来の日本かも。人口減時代に国力を維持するために外国人をたくさん呼び寄せたら、日本は光が丘になるのかも。
そんなことを思いつつ、ショッピングセンター駐車場わきの喜多方ラーメン屋でラーメンを食って帰ったオレたち一家なのだった。
農業祭で3袋500円の漬け物を買ったので、隣のオガワさんに一袋おすそわけなのだ。
2014.11.15
気がつけばもう11月も半ばだし。
今日は小春日和とはこのことかと言いたいぐらいの快晴だし。
だがオレはこもって原稿仕事なのだった。
朝から書き続けて夕方ぐらいになるともうぐったりして根を上げてしまう。
うーん、衰えたか。かつてはこれから乗ってきて夜10時ぐらいまで平気だったのだがなあ。
と思ったのだったけれど、でも、かつてって始めるのが昼飯食ってからだったから、なんだ、トータルじゃ変わらないじゃん。
朝型に変わっただけじゃん。
まあ、朝型になったこと自体が年を食ったことになるのか。
いや、でもスティーブン・キングも椎名誠も亡くなった加藤和彦も、デスクワークはだいたい午前中に済ませてしまってるものな。
椎名誠は6時から原稿書いていたし、加藤和彦も午前中に2曲つくって、二人とも夕方6時には好きな酒を飲み始めていた。
なんだ、オレと一緒じゃん。
もっとも一緒なのはそこだけで、それ以外はいろいろとオレと違うがなあ。かっかっかっ。
2014.11.14
ホンジュラス相手に6点だか7点を取って快勝。よかったな。
オレのお気に入りの乾が2点も取ってご機嫌。1点目のダイレクトシュートは入り方と言い、スピードと言い、見事だった。
常に前を向いてプレーできて、足元の技術もしっかりしていて、何よりもスキあらば遠目でもばんばんシュートを打つ姿勢がオレは好きで、どうしてこんなにいい選手をザッケローニは使わないのだ、と不思議だった。
要は香川とかぶっていたのだろうが。
際立ったのは遠藤でしたな。ましさく余人を持って代えがたし。
遠藤がいるだけで日本のサッカーは途端に見るに値するものになる。
本当にいい選手だ。
それにしても、乾だって26歳で次のワールドカップでは30歳。
要するにベテランばかりのチームが、ホームに格下のチームを呼んで大量得点で御山の大将的に勝ったというだけの話。
若手の追い上げもなければ、目新しい戦術もなく、このまま確実に日本は弱くなっていく。
下の世代が予選でボロボロ負けて世界大会に出場できていないという事実はけっこう厳しい。
12年後には、日本はベトナムやタイにも負けるような、当然ワールドカップの本戦には手も届かない、そんな弱小国になっているような気がする。
2014.11.13
久しぶりに取材仕事がなくて、たまった原稿を片付ける。
はずの日だったのだが、はあ〜、疲れたなあ、久しぶりに家から出なくて済むなあ、と思ったら緩みすぎてしまって、ついウトウトと。
おかげでちとも進まなかった。アホなオレ。
2014.11.12
本日は朝から東京で仕事して午後から静岡である。
静岡は穏やかで暮らしやすいところなだ。
仕事を終えて、夕方から静岡駅前の居酒屋で静岡おでんを食う。
静岡おでんは近年有名になった。基本的に味が濃い。
ぱくっ、しょっぺー、ビールビール、ぱくっ、しょっぺー、ホッピーホッピーというわけで、たいへん体によろしくないのである。
そん静岡おでんにはんぺんフライなどを食って、3人で1万2000円はちょっと高いなあ。
静岡から東京までは新幹線で1時間。うむむむ、近い。
2014.11.11
そして、うなぎパイを買うために、オレは本日も朝から名古屋である。今日は三人だ。
ちなみに、うなぎパイは通信販売をしていない。食べたければ買いに行くしかない。このネット大物流時代になんとも不合理なことだが、送ると割れちゃうから、というのが理由だそうだ。
ほほう、浜松市にあるうなぎパイファクトリーという工場直売コーナーでは割れたうなぎパイを格安で売っているが、あれはどういうことだ。あれを送ればいいではないか。
だがそんな消費者の声は届かず、今日もオレはうなぎパイを買って帰るのだ。
東京は十一月の終わりの寒さだが、名古屋はぽかぽかだった。帰りに名古屋駅構内の店でビールとおでんを軽く納める。
はあ、移動は疲れるなあ。
2014.11.10
というわけで、今日は朝から名古屋である。今日は一人でいくのだ。新幹線の切符も一人で取るのだ。
ちなみに新幹線の切符の八割は出発前三時間以内に売れる。これは豆な。
名古屋はとてもいい天気である。ぼけっとしながら仕事を片づけて帰る。
おみやげはうなぎパイだ。突然息子がうなぎパイに目覚め、うまいうまいとバカ食いしているのだ。そんなわけで、うなぎパイを四袋も買って帰る。
お父さんは明日も名古屋だぞ、と言ったら息子は、やった、明日もうなぎパイだ、と喜ぶのであった。
2014.11.09
昨日に続いて、今日も6時過ぎに家を出る。
呆れたことに今日もライブなのだ。
物好きな。
昨日と同じメンバーと、今日も朝から顔を合わせることに、お互いうんざりする。
うんざりしつつ、きちんとライブをこなし、早々に家に帰って、再び原稿仕事。
まずいまずいといいながら原稿仕事。
うーむ、たまる一方の原稿仕事。
こんな調子で、さて今週はどうなってしまうのだろう。
明日も明後日も6時に家を出て名古屋日帰りなのだった。
2014.11.08
今日も6時過ぎに家を出て、向かったのはさいたま市の児童センター。
そうである、休日も朝早く起きてライブなのだ。大変なのだ。
平日が出張続きなので、原稿がたまってい。非常にまずい。
だから土日にたまった原稿を片付けなければならないのに、ライブなんかやっているのだ。オレは。
従って非常にまずい状態が最悪にまずい状態になりつつある。
ライブが終わって王将の餃子を食ってへろへろになって帰ってきて、10分だけ昼寝して、原稿仕事なのだ。
それでもいろいろと片付かない。
片付かないけれど、夕方になったらもういいのだ。
オレは家族と週末に外食することが楽しみで一週間を過ごしているのだ。
仕事を放り出して、子どもとヨメを連れて、地元の寿司屋だ。この寿司屋は幼稚園のママ友の寿司屋。
握るのがママ友のママの旦那とお父さん。つまりママはこの寿司屋の息子で、それに惚れた旦那が婿として入って、寿司を握っているというわけ。
だからオレたちが寿司を食いに行くと「こんにちわー、寒くなってきたわねー」とかいいながらママがお茶を出してくれるのだった。
この寿司屋、普通の街中の寿司屋なのだが、シャリの握り方がうまくて、案外実力派なのだ。
オレはぬる燗の日本酒をおちょこで飲みながら、巻物や握ってもらったアジなどをつまむのだった。
帰りには、ママ友のよしみで、子どもたちがアイスクリームをご馳走になる。
寿司と日本酒でいい気持ちになり、息子と風呂に入る。週末はオレの家族の黄金時間だ。
風呂からあがってフィギュアスケートなどを眺めて横になっていたら、出張とライブの疲れが重なって当然のようにうとうとしてしまう。
そんなオレが、ヨメや娘の「うひゃー」っという声で目覚める。
そう、羽生くんが中国人とぶつかって脳しんとう、大流血なのだった。
結局、強行出場して美談になってしまった(スポンサーへの配慮があった?)が、あれは止めなければダメだなあ。
絶対にやらせてはいけなくて、むしろ救急車で病院に運んですぐにCTをとらなくてはならないレベル。
スケート連盟は、この一件でタコである。
こういうシーンは二度と見たくない。
などといいながらオレは布団に移動して三回転ジャンプで倒れ込んで寝たのだった。
2014.11.07
本日は6時過ぎに家を出て、三重県は伊勢まで日帰りである。
早朝、やはり仕事のために原付に乗って出かけるオガワさんに「ひゃあ、日帰りか」と驚かれるが、まあ、普通は泊まるわなあ。オレも泊まりたい。
伊勢なんて名古屋から30分くらいだろと思ったらなんと急行で1時間半もかかってびっくり。名古屋から東京までも1時間半なのに。
伊勢のあたりへ行ったのは初めてだったが、なんでもない農村の風景がとても美しい場所だった。
「小暮荘物語」三浦しをん・祥伝社文庫。三浦しをんは「風が強く吹いている」の印象があまりよくなかったので、なかなか食指が動かない。しかし、これはよかった。おんぼろアパートに暮らす、どこかずれた人々の物語。子どもが産めない女子大生の話とか、ヤクザと付き合うことになったトリマーの話とかが好きだ。なんというか、とてもよく人間を描くことのできる作家だと思う。
2014.11.06
まったく初めての場所で、まったく初対面の人々に混じって司会進行という、なかなかにしびれる仕事をこなす。
もちろん終わったらぐったりなのだった。
こんな日は息子と一緒に風呂に入った後、発泡酒を飲んで早々と寝るに限る。
もちろん仕事はそつなくこなしたわけだが。
2014.11.05
春先に近所にできた怪しい餃子が突然夏に「しばらく休みます」の張り紙を出して休業してしまった。
この餃子屋が大好きな娘は激しくがっかりしたのだった。
それが、自転車に行く途中に前を通りかかったヨメが「営業再開していたよ」と報告してきたので、おっしゃあと、喜び勇んで娘と買いに行ったのだ。
注文受けてから焼き上げるので、先に電話をしておく。
「今日は休みなんですがね」。あららら、これはまた。「でもいいですよ、やりますよー」とのことで、なんとかセーフ。
6時に受け取りに行った。
病気で休んでいて、まだ本来の体調ではないらしい。
おう、おじさん、体に気をつけていつまでも店やっておくれよな。
大量、6人前の餃子を買って帰ったのだが、娘と息子が「うまいうまい」と二人でぺろり。
野菜たっぷり、家の中がニンニク臭くなる、いにかも餃子らしい餃子で、とても旨いのだった。
「毎日でも食べられるよ−」と娘。
いや、さすがに毎日は。
ということで今度は週末あたりにまた買いに行こう。
2014.11.04
さあて、ロードの始まりじゃ。いや、どさ回りか。
今日は浜松。
予定より早く仕事が終わったので、とっとと帰って原稿を書けばいいものを、つい浜松駅構内の居酒屋で明るいうちからビールを飲んで、その勢いで駅前の居酒屋・一刻者に流れてしまったのは、私です。
つーか、カメラマンのヨシダ氏も一緒だったわけたが。
このヨシダ氏とこれか1ヵ月、ベタでロード。
「始まったばかりの今は笑顔ですけどね」。そうですね、来週くらいから笑顔が消えてお互いに顔も見たくないって感じでしょうね。
「まあ、毎年のことですから」。ともかくよろしくお願いしますよ。
そういう会話をしながらのキックオフということで、浜松の地で乾杯したのだった。
2014.11.03
月末に実家へ行く用事があるので、車のタイヤを冬タイヤに交換しようと思った。
まだちょっと早いのだけれど、どうせなら今のうちにやってしまえ、と。
予約のために、タイヤ館へ行く。冬タイヤを預けてある。
まだ11月になったばかりだから、予約なんてガラガラに決まってる。
そう思ったオレが甘かった。
「いやあ、今年は皆さん、早いんですよ〜。去年の雪で酷い目に遭ったからでしょうねー」と店長。
心づもりしていた日程が既に予約で埋まっていて、仕方なく別の日程で予約を取るしかなかった。ちっ、面倒な。
冬タイヤを予定している皆さん、早めに予約した方がいいですよ。
2014.11.02
何がびっくりしたって、桑田佳祐が勲章をもらうっていうニュースには耳を疑った。
んなバカな。
マンPのGスポットとか、激しく下劣で下品な歌ばかり唄ってきた男に、勲章とは。
メンバーのギター弾きが大麻で逮捕されてるバンドのリーダーに、勲章とは。
オレはあの男の自分パクリの下劣な歌で、開き直ったかのように下劣に歌う姿が大嫌い。
それはともかく、オレたちって勲章をもらう世代になってきたのか、ってことにも軽く衝撃を受けたわけだが。
2014.11.01
そういや夕べ、酔っ払って帰る時のこと。
駅を降りて歩くオレの背後に、レンタルビデオ屋から出てきた女子二人がついてきた。
「さぶっ」と片方の女子。
「人肌恋しいよ」と、もう片方の女子。
「それだよ、それっ」
「あーっ、カレシ欲しいーっ」
「欲しいよねーっ」
「どうして冬になるとカレシが欲しくなるんだろうね」
金曜の夜、仕事が終わって友だちの家に泊まりに来て、女子二人で語り明かそうかとDVDでも借りに来たのだろうか。
酔っ払ったよろよろのおっさん(オレのこと)なんかに聞かれても、まったく眼中にないのだろう、実に赤裸々な心の叫びを発した女子なのだった。
うーん、秋風が染みるねえ。
2014.10.31
ハロインである。
いつからこんなものが騒ぎになったのだろう。
日本人なら、節分に鬼の格好をして街を練り歩いてもらたいものだがな。
トリックなんちゃらと言いながらお菓子をねだるより、豆をまいてみせる方が、よほど去年もの情操教育上、よかろうて。
などと言いながら、いさわしと夜9時の山手線で渋谷を通り過ぎる。
頭のおかしい人がたくさんいて、だからハロインは代理店の仕掛けなんだって、そんなものに簡単に乗っちゃうのは情弱そのものなんだって、とおじさんは冷たい目で見るのだった。
2014.10.30
東京国際フォーラムで、久しぶりにマキウラ氏に会った。1年ぶりぐらいである。
この人はオレの結婚式で来賓挨拶に立ち「メシを食うのは速いくせに結婚は遅い」と口走った男である。
マキウラ氏は久しぶりのオレの顔をしげしげと眺め「ふうーん」と笑った後「ほら、昔のイトマン事件の、ほら、許永中みたいだな」とほざくのであった。
きょ、きょ、許永中かよっ。
21世紀の今、そんな名前を覚えている奴なんかどこにもいないわっ。
マキウラ氏、相変わらずであった。
2014.10.29
仕事で神楽坂に行ったのだが、観光客のようなおばちゃん集団が道にいっぱいあふれていて、ちょっとびっくりする。
その後、日本橋に行ったら、コレドのあたりが完全に観光地化していて、やはりおばちゃん集団がいっぱいいて、びっくりする。
おばちゃんか多いということは、帰る時間も早いということで、夜には店がそうそうに閉まってしまうのだが。
鳥よしで軽くメシを食って帰ろうとしたら、まっちゃんから「魚せいに客が8人もいてびっくり」というラインが来た。
この人は、今夜も魚せいにいるのか、とちょっとびっくりする。
今日は全体にびっくりする日なのだ。
おばちゃんの多い日本橋の夜は早いのだが、おじさんのまっちゃんの飲んでいる練馬の夜は遅いらしく、ずいぶん遅くなってもまっちゃんからラインが来るのだった。
2014.10.28
ライブで使うのにちょうどいいヤマハのモニターがペアで1000円でヤフオクに出ていたので思わず入札したのだが、あれよあれよと吊り上げられて、3000円になったところでギブアップ。
残念。
2014.10.27
最近よく行くのは、春先に駅前にできた床屋である。
カットだけ1080円。
QBではない。QBのパクリ床屋だ。
前払いでチケット買って、順番が来たらカットしてもらって終わり。立ち食いソバ並みの適当さである。
なんといっても安い。1000円だもんなあ。
それに早い。午後の真ん中とか、午前の最後とか、空いている時間帯を狙って寄れば、入ってから出るまで10分とかからない。
今日みたいに取材仕事の帰りに立ち寄ってカットしてもらっても、本屋で立ち読みするより時間がかからない。
普通の床屋だと待ち時間入れて2時間近くみないといけないから、休日の午後が潰れちゃったりするものなあ。
仕事帰りの立ち読みで済ませるのと貴重な日曜の午後を潰すのと、この違いはすごく大きい。
あと、このパクリ床屋には0.5ミリのバリカンがあるというのが、案外ポイント高い。
普通は0.8ミリまでなのだ。
0.5ミリと0.8ミリ。わずか0.3ミリ違いだが、実はこの差は結構大きいぞ。ボウズにとっては。
ボウズと言えば、本職の坊主は0.2ミリだそうだから、0.5ミリはその倍以上も長い。けっこう長髪なのだ。
そんなわけで最近のオレはずっとこの駅前パクリ床屋を利用しているのだが、聞いた話では、このタイプのQB系のカット専門店は案外給料が高くて就職人気が高いのだそうだ。
美容師の平均年収は280万円。長時間労働の立ち仕事で足腰への負担は重く、手は荒れるし、接客のストレスもすさまじい。
独立して大当たりすればけっこう稼げるが、しかし、今や美容院は信号機の数よりも多い。とんでもない過当競争だから、独立しても当たる可能性はかなり低い。
美容院じゃなくて床屋も似たようなものだよな。
地元の床屋は大人4000円。理容師が1日立ちっぱなしでやっても8人が限界だろうから、1人1日3万2000円の売上が限界だ。
ここから家賃や消耗品、特に水道代なんかを引いたら、半分以下だろう。
とすると粗利益1万6000円で、月に25日稼働して40万円。これがマックスだ。平日は当然客の入りは減るから、とてもこんな数字には行かない。
こういう現実に比べると、1000円カットの店はまだ安定的に高い収入が得られるそうだ。
確かに水道代なんてほとんどゼロだから、この差はでかいな。
などと人様の財布をのぞき込むようにして髪を切ってもらっているオレは、なんだかみっともないな。反省しよう。
今日も午後に駅前のカットハウスに寄って1080円で丸坊主。
そういや先日蒲田に行ったら、「地元最低価格、丸坊主500円」という床屋があってビックリした。
500円で済んじゃうのかよ。近場にいたら通っちゃうなあ。
まあ、丸坊主にする客はほとんどいないだろうから、近くに野球部の寮とかがなければ、いい宣伝になるんだろう。
2014.10.26
学年一の高嶺の花に玉砕覚悟でコクったところ、「こんな私でもよかったら」と予想をはるかに上回る返事をもらったようなものだった。
田中達也がアルビレックス新潟に着てくれると決まったときには。
だって、あの田中達也だぞ。本来なら新潟みたいなチームに来てくれるわけがないほどのレジェンドだぞ。
しかも、ほんの腰掛けで来てくれるだけでも有り難いというのに、なんと家族一緒に雪深い新潟に住まいを移して、暮らしてくれるというのだ。
のちに田中達也は「街の中で、よく来てくださいましたといろんな人に声をかけられて感激した」と振り返っているが、感激したのはこっちだよ、タツヤ。
おー、ターツヤー、オレンジと青ーの、おー、ターツヤー、オレたちのタツーヤー。
そうなのだ、オレたちのタツヤになってくれたのだ。
赤いユニではなくて、オレンジと青のユニで走り回る、オレたちのタツヤなのだ。
そんな思いを込めてアルビレックスサポは、大声で歌うのだった。
ピークをはるかに過ぎて、満身創痍。かつてのキレはなく、シュート精度は落ちて、体力的にフル出場は難しくなっている。
先発は無理で、だいたい後半20分、30分あたりから出てくるのが今のタツヤだ。
スタジアムは大声援である。
実際、田中達也を悪く言う人は一人もいない。
全身サッカー小僧となって、ピッチを全力で走り回る姿は、心を打つ。どんなにひどいパフォーマンスの後でも、どんなに疲れていても、記者の質問には嫌な顔一つせず、真っ正直に答える。
新潟に移籍後、初めて浦和のピッチに立って名前を呼ばれたとき、浦和サポも含めてスタジアム全体が大きな拍手で迎えたのも、田中達也を悪く言う人は一人もいないからなのだ。
その田中達也が、今日の鳥栖戦、やはり後半途中出場だ。
そしていつものように走れるのが嬉しくてしょうがないというふうにピッチ全体を大きく走り回る。その姿だけでサポーターは大喜びだ。
そして、指宿が、“お前は香川か”というオレの叫びに合わせてゴール前の密集地帯でくるっとターンしてパスを送った相手が、田中達也。走り回って自らスペースをつくった田中達也。
指宿からのパスを受けたタツヤはそのままきれいにゴールを決めて見せたのだった。
遠く、下がり目の位置でそれを見ていたレオ・シルバが、満面の笑顔でタツヤのもとに駆け寄ってきたシーンに、いかにタツヤがチームで愛されているかがあらわれていた。
過去の酷使がたたってか、身体的にだいぶ厳しくなってきて、ひょっとしたら今シーズンでリタイヤもあり得る。
もしそうなったとしても、タツヤは「ありがとう、新潟」といってJ2のチームを探すかもしれない。
そして、どんな道を行こうとも、最後は古巣のレッズのピッチに立って感謝の言葉を述べるだろうなあ。
そんなタツヤに、浦和の赤い悪魔たちと一緒になってオレたちも、きっと万感の拍手を送るのだ。だって誰もが田中達也のことが大好きだからだ。
よかったなあ、タツヤ、今日の2点目。
オレと息子は、スカパーの中継をパソコンで見ながら、立ち上がって「タツヤが取った、タツヤが取った」と大騒ぎである。
いいゴールだった。
2014.10.25
土曜日である。
土曜日であるのだが、原稿仕事なのである。
今日はJリーグもない。
近所に新しい居酒屋がオープンしたので行こうかと思ったのだが、ヨメが予約しようとしたらすでに一杯だというので、あきらめて魚せいにする。
新しい居酒屋が予約でいっぱいだというのに、魚せいはガラガラである。ピンチだ。
2014.10.24
昔、えりずーが桶川に住んでいるというのを聞いて、げっ、遠いと思ったのだが、えりずーは「でも、大宮までたった30分ですよ〜」と抗議したっけ。
いや、だから、それが遠いっていう。
本日の取材仕事は熊谷。いいですよ〜と引き受けたあと、ところで熊谷ってどこだと思った調べたら、大宮までたった30分どころではなかった。
あまりの遠さに頭がくらくらしたのだった。
そして、くらくらしたまま取材を終えると外はもう暗い。
あわてて高崎線に乗って東京へ戻ったのだった。1時間半もかかる。
そして向かったのが、久しぶりに飯田橋・鳥よし。
なんの変哲もない、面白くもなんともない居酒屋。
客はオヤジばかり。あるいはオヤジ化したOLばかり。
どうしてそんな中に、女子大生3名が混じり込んでいるのか。
しかも、オレの隣の席に。
ことの経緯は、オレとコイデ氏が飲む約束をしていたら、呼びもしないのにコマちゃんとまっちゃんがやってきた。
しょうもない話をしていたら、たまたま空いた隣のテーブルに女子大生3人が座ったのだ。
ななななな。
まさに掃き溜めに鶴。これ以上、ふさわしい日本語はない。鳥よしに女子大生。
仕方がないので、話しかけてみた。ホッピー、知ってる? と。
わはははは、釣れた。
聞けば、広尾にあるS女子大だという。お嬢様ではないか。住まいは東横沿線。
そのような鶴が、なぜ飯田橋という掃きだめの、そのまた掃きだめである鳥よしなんぞに。
そしてその鶴がホッピーで釣れた。わははは、安い鶴だなあ。
喜ぶコマちゃん。コイデ氏はかっこつける。まっちゃんは、「今度、銀座に連れてってあげるよ、ほら、ブラックカードも持ってるんだよ、おじさんは」と目を血走らせる。
なんでも保育士を目指している女子大生らしくて、たんさいぼうの動画を見せたら大受けなのだった。
その様子に、コマちゃんは「飛び道具があるというのはうらやましいっす」と歯がみする。
オレは、女子大生に「おしゃれ坊主〜」と呼ばれてくたくただ。
ああ、面白かった。
どぶ川流れる飯田橋にも、たまにはこういう日があるということだ。
たまには行くもんだな。
「ラバーソウル」井上夢人・講談社文庫。
680ページという大作で、途中までは大変にスリリングで、面白かった。抜群のリーダビリティ。そしていよいよ、帯に書かれている「驚愕のラスト」を迎える。このスリリングな話に、どのようにオチをつけてくれるのか。ワクワクしながら読んだ最終章。そのオチというのが「書いてあるのは実は全部ウソでした」。なんだとぉぉぉぉぉ?? その瞬間オレはこの本を切り裂いて熊谷駅前の広場にぶちまけてやったぜ。「書いてあるのは実は全部ウソでした」なんていうミステリーのオチ。夢オチに匹敵するオチであった。
2014.10.23
「アルビレックス散歩道2013」が届いた。アルビレックスのサイトに、えのきどいちろうが連載しているコラムをまとめた本だ。
目玉は、レオ・シルバのインタビュー。
大げさでなく、レオが来てから日本のサッカーが変わったものなあ。
このままずっと新潟にいてくれないかなあ。
川又建吾のインタビューも目玉企画。
名古屋になんか行かないで、ずっといて欲しかったなあ。残念。
アルビレックス、とてもいいチームである。
2014.10.22
朝から錦糸町で仕事して、午後一で蒲田の近くの梅屋敷というところに行かなくてはならず、さて、昼飯はどうしようとネットで検索だ。
墨田区から大田区へ、東京の東から西への大移動なのだ。
メシを食ったり酒を飲んだりする前に検索するのは、アホのすることである。
それが持論のオレは、検索する奴を見ると、検索するなアホ、と叫ぶのである。
ああ、それなのに、人が見ていないとなると、こそこそと検索してしまうオレなのであった。
梅屋敷は京浜急行である。ディープである。
結局、よくわからないパスタ屋で昼飯を食ってしまった。まずかった。
検索に頼るとろくなことがない。
2014.10.21
いや〜、忙しくなってきたなあ。
体に気をつけて頑張ろう。
書くことがないと、こういうことしか書けない。
レオ・シルバがケガで欠場。うーむ、本当だろうな。契約がらみじゃないだろうな。
「出署せず」安東能明・新潮文庫。
シリーズ2作目。女性キャリアが署長になったことによる人間関係のもつれを縦糸に、日々管内で起きるややこしい事件を横糸に、物語は進んでいく。それ事態は面白いのだが、どうも造形がうまくなく、すっきりと入り込めないのだった。
2014.10.20
御殿山までよく行く。今日も行った。
御殿山とは、品川にある超高級お屋敷街。文字通りの御殿ばかりである。
正確に言うと、オレがいつも行くのはその御殿山の下にあるビル。
このビルは、普通に見れば相当にゴージャスな造りなのだが、それを睥睨するように山の上に超高級マンション群があるものだから、こんなすごいビルでもしょせんは山の下という感覚になる。
ちなみにその山の上には一度も登ったことがない。
本日の仕事は、そのビルの中で外人さんにインタビュー。
もちろん通訳をつけてもらった。
いろいろ省略すれば、御殿山で外人にインタビュー。オレ様、かっこいい。
2014.10.19
いつもの整骨院で、マッサージをしてくれる理学療法士と雑談していたら、やつは「人類の骨格は四世代で変わるらしいですよ」と仰天するようなことを言った。
た、たった四世代で骨格は変わるだと?
「明治時代や江戸末期の人と今の子どもたちでは明らかに体格が違うでしょ」と理学療法士は続けるわけで、なるほど、言われてみればそうだな。
では、人間の言語能力というのも変わるのだろうか。
ネットが世界を変え始めて10年。
今やどこの人間も普通に英語でコミュニケーションするようになって、やはり世界の脳はだんだん英語脳になっていくのだろうか。
日本語はグローバル化の障壁であるけれど、逆に言えば参入障壁でもあるわけだから、むしろ日本語がだんだん武器として強みを発揮するようになったりして。
200年後ぐらいがちょっと興味深い。
「後妻業」黒川博行・文藝春秋。
孤独な高齢者を狙って結婚し、その1年後くらいに殺してがっぽり遺産相続するという仕事を後妻業というらしい。恐ろしい話やな。これは小説やけど、そういう気分の悪い話なんや。関西弁なのは舞台が大阪だからやねんのねん。
「撃てない警官」安東能明・新潮文庫。
警察を舞台にした連作小説集。警察ものの面白さは、キャラクター造形に尽きるような気がする。その点では、この主人公はやや中途半端な印象がぬぐえない。
「毎日かあさん」西原理恵子・毎日新聞社。
ここ2、3年一気に面白みに欠けるようになってきた西原理恵子。その大きな原因はこの「毎日かあさん」のヒットと、高須クリニック院長との事実婚にあるように思う。いわゆる守りに入ったとか。体制側に回ったとか。底辺の満たされぬギラギラしたものを誰彼かまわずにぶつけてかみついていく、そうした理不尽さが西原理恵子の魅力ではあったのだが。今回は、高校生の長男が留学に旅立つところで終わる。「この子もう帰って来ないかもしれないなあ」という母のつぶやきを読んで、オレが38年前に故郷の実家を後にしたときも、母や祖母は同じように思ったのだろうかと、ちょっと胸が熱くなった。
2014.10.18
息子は学校、ヨメと娘も出かけていて、快晴の土曜日なのに家で一人留守番である。
のろのろと駅前の本屋に出かけて新刊本と文庫を買って、コーヒーを飲みながら読もうとカフェに入った。
と、隣でカチャカチャとキーボードを打ってる兄ちゃんがいる。横目を向けたら見たことのない端末を使っている。
な、なんだ、あれは。
さらに横目を向けたら、スマホにキーボードをつなげているようで、そうでもない。声をかけて「お仕事中失礼ですが、あなたの打ってるそれはなんですか」と聞くのもナンだし。
さらにさらに横目でその形状を覚えて、あとは検索だ。
「モバイルで原稿を書く」とか、いろいろな言葉を入れて調べたら、どうやらこれだ。キングジムの「ポメラ」。
ああー、そういやそんなのがあったなあ。
キングジムといえばあれだ、テプラ。
おもちゃじゃねえかと思いつつ使ってみれば、おお、これが案外便利。「ポメラ」もその路線かも。
アマゾンで見たら、いろんなタイプがあって一番下のクラスだと四千円。やすっ!
試しに使ってみるんだから一番安いのでいいやとこれをポチッとしたのだが、スペック的に情けない予感がしたので思い直してキャンセル。その一つ上のクラスにした。それでも一万五千円である。
これがお昼前。11時半頃。
そして届いたのが夜8時。アマゾンはやめられない。ヤマダ電機が赤字になるわけである。
息子に「設定しておいてねー」と言いつけて、それが終わったところで使ってみる。息子はとても頼りになるのだ。
使ってみたら、おお、案外いいではないか。
モニターはモノクロ。それにキーボードがついているだけ。
通信はもちろんできない。表計算もPDFを見ることもできない。
ただひたすら文章を打って保存するしかできない。パソコンとはUSBでつながる。
文章に特化していて、畳んであるキーボードを広げれば2秒で画面が立ち上がり、セーブの操作をしなくても電源を切れば自動で保存される。
文庫本より小さい。
うーむ、まさに外で原稿を書くためだけにつくられたような機械ではないか。
実際、この文章は今、台所のテーブルの上で、テレビを見ながら書いている。なかなかに便利だ。
これを使って取材帰りの新幹線で原稿を書く、というのがこの秋のオレ様なのだ。
「五郎治殿御始末」浅田次郎・中公文庫。公開中の映画「石榴坂の仇討」も入っているが、オレは「函館証文」という話が面白かったなあ。幕末の箱館戦争で、斬られる寸前に「千両払うから勘弁してくれ」と命乞いをして生き延びた侍が、明治になってその千両を払えと旧敵に責められる話。なんとも情けない話で、全体におかしみが漂うのだが、その雰囲気によって、幕末というのがいかに情けなくてみっともない時代だったかというのが伝わってくるのだ。
2014.10.17
予定されていた取材仕事がキャンセルになり(最近はこういうパターンが多い。何かの陰謀か?)、今日は一日中、こもって原稿仕事である。
2014.10.16
エボラ熱について、国連が「あと60日(実質は45日)で封じ込めないと人類は敗北する」と表明したらしいが、そんなに切羽詰まっているのか。
人類はそこまでアホじゃないと楽観視しているものの、こいつは20年以上も前から騒がれていて、それなのにまだ有効な手立てがないというところに薄ら寒さを感じる。
日本の国技は、清潔さ。
あれだけ手を洗ってマスクする国民は他にはないから、飛沫感染は防げるのではないかと楽観。
それより、ともかく薬を開発してくれえ。
2014.10.15
予定していた取材がキャンセルになって、本日は家に引きこもり。
ってもさぼっていたわけではなくて、原稿を書いていたのだ。
働いたのだ。
って、誰に言い訳しているのか、オレは。
2014.10.14
被害の出ている地域もあるからあんまり言うものじゃないが、ともかく今回も最強詐欺の台風だったな。
これで何回目だ、くるくる台風。
今回も夜中にちょっと風が強かったぐらいで東京は平和だった。
ニュースはあおっていたが。
アナ「たいへんな暴風雨なので両手でないと傘が飛ばされそうです!!」。後ろのOL数名、片手で傘を差してすいすい歩いて行く。
アナ「新宿駅はたいへんな混雑です!」。後ろでバカが普通にピースサイン。
何度か笑わせてもらった。
「幸せになる百通りの方法」荻原浩・文春文庫。安定の荻原浩。清水義範にだいぶ似てきた。この本、電車の中で読んでいたのだけれど、他人から見たらいい年こいて幸せを探して自己啓発本を読んでいる不幸なおっさんの見えるんじゃないか、と気がついてしまった。本にカバーをまったくかけないオレ。
2014.10.13
コイデ氏から「魚せいの経営は大丈夫なのでしょうか」というメールが来た。
オレがここで「客が全然来ない」と書いたから、心配しているようである。
今のところ、魚せいを心配している唯一の客である。魚せいは幸せものだ。
いや、いさわしも心配しているか。
「小股の切れ上がったいい女を置けば、売上は一気に伸びるのに」という具体的なアドバイスまでしてくれている。
問題はそういう話にまったく耳を傾けない大将だな。
雨が降れば客が来ない。サッカーのある日は客が来ない。給料日前は客が来ない。給料日後は他の店に行くから客が来ない。時化で魚が捕れないから客が来ない。景気が悪いから客が来ない。
とにかく客が来ない理由はいくらでも挙げるのだが、絶対自分のせいだとは思っていないところが、この店らしいなあ。
よいよい、そのままでよいのだ。それが魚せいなのだ。
スーパードライのまずい生ビールを出して「どうだ、旨いだろう」と自慢し、いまどき久保田を出して「こんな酒を飲めるのは、うちぐらいだ」と自慢する。
こんなろくでなしの店が一つぐらいあってもいいだろうと、オレは思うのだ。
2014.10.12
晩飯を食おうと、息子と出掛けた。ヨメと娘は用事でいないので、男二人のメシである。
息子が「秋津に行きたい」というので電車に乗って久しぶりの秋津。いつもの「いなほ」に行ったら、案の定、満員だ。
うーむ、残念。
今日はどこの店も一杯。連休だからかなあ。
たぶん無理だろうなと思って「かぶら屋」に行ったら、ちょうど2人入れるという。ラッキーだ。
「かぶら屋」は、激安が売り物の飲み屋だ。つまみ最低80円〜最高350円。
確かに安い。だが量はそれに見合った分しかなく、ひたすらオーダーし続けないと食うものがなくなってしまう。
で結局、高くつく。たいして旨くもないのに。
今日も2人で6000円でびっくり。「いなほ」なら4000円でもっと満足したのに。
もっとも最近の息子はとにかく食うから、仕方ないのだが。
「壬生義士伝」浅田次郎・文春文庫(上・下)。
オレが妻子を連れて見舞った9日後に、母は亡くなった。
間もなく彼岸への旅立ちを迎えることになるという病床で母がオレに言ったのは「お前はちゃんと家族を食べさせていけるのか」ということだった。
もちろんオレは、大丈夫だ、心配しないで、と答えた。
「それだけが気がかりで…」と母。
だからオレは、何がなんでも家族を食わせていかなくてはならんのだ。死にゆく母と交わした約束なのだ。絶対に家族を養わなくてはならんのだ。
そんなことをずっと思いながら読んだ作品。男にとって働くとは、仕事とは、ということを徹底して教えてくれる。中高年の男性に圧倒的な人気の作品だということに納得。
新撰組の話である。吉村貫太カという武士が主人公だ。この武士、ものすごい剣の達人なのにとにかく金に汚い。ケチ。守銭奴。それも、盛岡に残してきた家族に仕送りするためなのだ。
この家族の話が、これまた涙なしに読めなくて。特に娘の話なんて、オレにも娘がいるから、こりゃたまらん。
それにしても新撰組っていうのは、オレはまったく無知で関心もなかったけれど、こうして読むと実に酷い組織だったのだな。今で言う半グレ集団。そんな集団が跋扈し、人が互いに斬り合っていた、幕末から維新とはなんとひどい時代だったのだろうと、うんざりした。
2014.10.11
息子と大泉学園のTジョイへ映画を見に行った。「猿の惑星」である。
ネットで座席を予約して、クレジットカードで支払ってから行くから、基本的に手ぶらで観られるのだ。っても、飲み物とか買うからお財布は必要だが。
お財布という言葉で突然思い出したのが、卓球の石川佳純ちゃん。
天才少女は天然少女でもあって、福原愛ちゃんが佳純ちゃんと待ち合わせて池袋のサンシャインシティでお買い物しようとしたしたところ、佳純ちゃんてば全日本のジャージを着て首からお財布をぶら下げてニコニコしながらやってきたんだって。
天下の石川佳純がまさかの出で立ち。
誰が見ても石川佳純だったろうなあ。
その姿、ぜひオレも見たい。
というわけで、オレは息子と「猿の惑星」を観に行ったのだ。
サルが屁をこいて「猿のは臭せえ」。なんちって。
先日、テレビで異常に知能が発達した猿が人間に抵抗して大暴れして森へ逃げていったという話をしていたが、今回のはその続編。10年後という設定である。
この10年間、鳥インフルエンザならぬ猿ウィルスというものが大流行し、これが生存率500分の1、つまり致死率では、えーと、99.8%というとんでもない流行病で、よってこの10年で人類はほとんど滅亡しちゃってるという設定だ。
舞台はサンフランシスコ。生き残った少数の人間が暮らしていて、なんとか外の世界に助けを求めているという状態。
ほんと、アメリカ人って自分の住んでいるところだけが世界のすべてという世界観を持っているよね。
香港の暴動とかアフリカのエボラとか中東のシリアとか、そんなのはまったく関心がない。
文化にしても、自国の音楽、映画は全部ひっくるめて外国作品賞として賞をあげちゃうし、野球の国内東西対決がワールドシリーズだもんなあ。
まあ、いいや。今はサルの話だ。
そんなふうに滅亡しかけている人類にかわって元気なのが猿たちで、この猿と人間の闘いが今回のお話。
単純だ。猿対人間の図式に、お約束の内部派閥(猿と共存すべきだという一部の人間と、人間と仲よくしようという一部の猿)がからんで、人間チームには、これは差別にうるさい国だから黒人と女性は必ず入っていて、アメリカ人の大好きな家族とか友情とかもふりかけのように味付けされているというわけだ。
簡単に言えば、猿が増えちゃったという話。
いやあ、面白かったですよう。
なにしろ猿が馬に乗って、二丁拳銃よろしく両手に自動小銃を持って人間を撃ちまくる。
かと思ったら、戦車に乗り込んで戦車砲をぶちかます。
ホラ話もここまでくると見事なもんだ。
ど迫力の映像の連続で、いやあ、面白かった。
というわけで、映像以外何も残らない作品。
帰り道、オレと息子は「うきーっ」「うきききーっ」と叫びつつ、いかにバカ映画であったかを話し合いながら、すっかり暮れた秋の夜道をのんびりと歩いたのだった。
2014.10.10
昔はこの日が「体育の日」だったから、なんたぜか調子が狂うな。
そういえば民主党政権末期時代に突然浮上したバカ企画「地域によって祝日を変えよう」という話はどうなったのだろう。
当時もそうだったが今思ってもとんでもない間抜け話だったなあ。
民主といえば蓮舫はうちわを振り回して目を吊り上げ、相変わらずぎゃあぎゃあうるさいし、まったくあの党には騙された。
まあ、それはいい。
今日は日本代表の試合である。ジャマイカ戦である。
こういう時こそ、アルビレックスの武蔵を呼んでおけば盛り上がるのに、あのメキシコ人は頭悪いな。
試合は、つまらないの一言。あまりにつまらないので途中で見るのを止めてしまった。
日本代表、確実に弱くなってるな。だいいちつまらん。遠藤のいない代表なんて、本当につまらん。
早くあのメキシコ人、辞めてくれないかな。
2014.10.09
企業の会議でも同じなのかどうかわからないが、最近、インタビューのメモをパソコンでとる人が増えてきた。
けっこう気になる。
だいたいは立ち会っている広報担当者とかがノートではなくてパソコンをかちゃかちゃ打っているのだ。これが案外うるさい。
うるさいのに、打ってる本人はまさかうるさいとは思っていないだろうな。
パソコンにメモを取って、果たしてちゃんと取れているのか、不思議だが。
先日は、とうとうインタビューしているライター自身がパソコンでメモを取っているのに出くわした。
さすがに驚いた。
というのも、インタビューや取材中のメモというのは、単なる記録手段ではなくて、話の流れを考えたり構成をまとめたりといった思考の手段だからだ。
従って、突然何ページも前のメモに戻って思いついたことを書き込んだり、こっちの話とこっちの話が矛盾していると同じ色の丸で囲んだり、この件は今ではなくて後で突っ込んだ方が広がりそうだなとか、取材ノートはぐちゃぐちゃになる。
そして、いいインタビューができた時ほどノートはぐちゃぐちゃになって、でも、実はよく見るとしっかりまとまっているわけだ。
そうではなくて単に時系列で記録を取るだけなら、それはICレコーダに任せて、その分、相手の目をしっかり見ながらインタビューしたらどうか、と思うのだがなあ。
オレが古いのかなあ。最近ちょっと疑問なのだ。
2014.10.08
LEDがいきなりノーベル賞って、なんなんだ、この違和感は。
ノーベル賞って、もともと今すぐは役に立たないけど50年後ぐらいにはすごいことになっている基礎研究を表彰するっていうやつじゃなかったっけ。
LEDを表彰するって、家電を表彰するみたいでなんかしょぼいなあ。
笑っちゃったのは、日亜だよね。中村教授が昔働いていた。
「日亜の社員が頑張ったから」みたいな公式コメントを出して、みっともないったらありゃしない。
中村教授へのひどい仕打ちがばれて、それでも会社はまったく悪くないと開き直った、田舎のオーナー企業丸出しのみっともない会社なのだが、その体質は変わっていないみたいで、ほんと、みっともないなあ。
「ザ・チーム」井上夢人・集英社文庫。
井上夢人を読むのは久しぶり。もさっと緻密なミステリーを書いていたという印象があったが、なんだか東野圭吾みたいで嫌だな。これは。子どもが死んだと思って哀しみのあまり母親が行方をくらましてしまったが、実はその子どもは生きていた、なんていうオチ、ひどすぎないか?
2014.10.07
毎年のことではあるが、11月のスケジュールがひどいことになっている。早くも萎える。
朝から名古屋に行って取材仕事をして、午後から三重に行って取材仕事をして、夜中に帰ってきて、翌日は朝から大宮に行ってライブとか。
しかもその翌日は朝から浦和のほうでライブとか。
いったいいつ原稿を書くのだ。
萎えるというか、逃げるというか。
と言いつつ、忙しい自慢にしか聞こえないよね、フリーの場合。
まあ、しょうがないか。
2014.10.06
今年最強の台風が来るというので、千代田区あたりの学校は早くも先週から月曜休校を決めていた。
練馬区はというと、当日の朝決定である。
もちろん息子も娘も、今日は休みと決めつけて朝からゴロゴロしている。
娘の小学校は7時半に休校の連絡が来た。一斉メールである。便利な時代だ。
息子はというと、6時半頃に「9時まで自宅待機」というメールが来て、9時には「11時まで自宅待機」というメールが来て、11時に「やっぱり今日は休み」というメールが来た。
都立は優柔不断なのである。
休みになって息子も娘も「やったー、休みだ」と喜ぶから、そんなに学校に行くのがいやなのか、イヤなら辞めてもいいんだぞ、君は君らしく自分の道を歩くんだ、輝く明日に向かって、そしてニートになって一生お父さんと一緒に暮らそうと、キラキラフレーズを言ってあげた。
表は最強台風である。
のはずである。
だが、単なる雨の日。
別に普通に歩ける。そして12時にはすっかり上がって青空が出て、しかも、風は洗濯を干すのにちょうどいいなあという程度の風。
秋晴れの実にさわやかな天気なのだった。
それなのに家では子どもがゴロゴロしていて、鬱陶しいこと、このうえない。台風の中をムリにでも登校させるんだった、午後からでも行かせるか、と思った。
まあ、仕方ない。こういうことなら、普段はなかなか行けない医者に行かそう。
そう思ってヨメに頼んで息子を整形外科に連れて行ったら、これが激混みで待ち時間が2時間半!
オレはオレで整骨院に行ったら激混みで40分待ち。あきらめて、今度は行きつけの内科に行ってインフルエンザの予防接種をしてもらうことにした。
こちらも激混みで40分待ち。
どうも台風のせいで朝は出かけるのを控えていたジジババが一斉に家から這い出て、医者に向かったらしい。
どこの医者も待合室はジジババの大洪水。台風よりよっぽど大変だったのだ。
「永遠のディーバ」垣根涼介・新潮文庫。
リストラ請負人の“君たちに明日はない”シリーズの4。抜群の読みやすさが魅力の、軽い小説だ。仕事観がらみの話なので、時々説教臭くなるのが鬱陶しいが。前から気になっているのが、主人公の恋人役のアラフォー女性の存在。いったいこのおばちゃんは、何の意味を持った役どころなのだろう。いつもぼんやりとした役どころしかないようで、どうにも据わりが悪いのだった。
2014.10.05
今週のアルビレックスは、ホームで川崎戦だ。
先日、にっくき坊主のいる名古屋をアウエーでたたきのめすという最高に気分のいい勝ち方をしたので、その勢いに乗って川崎も蹴散らしたいところである。
でも、川崎は強いからなあ。中村憲剛に大久保嘉人に、最近では小林とか大島とか、売り出し中も多いからなあ。
そんな試合前、暗雲が。
なにげに日本代表レベルの実力の持ち主であるマイケルが突然ベンチ外になってしまったのだ。
どうやら前日の練習に遅刻して、その罰としてベンチから外されたという。教室の外で立ってなさい、というわけだな。
不穏だ。実に不穏だ。
名古屋に行った坊主と同じパターンではないか。突然わけのわからない理由で試合に出なくなり、そのまま他チームへ。
マイケルほどの人材なら他チームから狙われても仕方なく、やっぱり移籍がらみなのだろうか。
ちなみにマイケルは今は日本人だが、帰化する前はニュージーランド人で、ニュージーランドの代表にも選ばれている。
だから日本人に帰化しても日本代表にはなれない。このまま目立たずに新潟で頑張って欲しいのだが。
そんな不穏な空気を漂わせたまま川崎戦が始まったのだが、いやあ、今日の試合は凄かった。
先日の名古屋戦は今年1番の試合だったが、今日のはここ3年で一番だ。
なにしろ首位浦和を追いかけて絶好調の川崎を、3-0の完封。完膚なきまでにフルボッコ。喧嘩上等いつでもどこでもフルボッコのケンドーナガサキ並みの強さなのだった。
まずは神様レオ・シルバ様が超絶フリーキックを決める。これはワールドカップでも誰も止められないだろう。
凄まじいフリーキックだった。
そして後半には、ジュビロから移籍してさんざん「いらねえ」「帰れ」と言われ続け、それでも歯を食いしばって「オレは新潟のために尽くすのだ」と手作りのレガースにアイシテルニイガタとペイントして今日の試合に臨んだ山本が、目の覚めるミドルシュートを決めてくれた。
新潟で初ゴール。直後の天真爛漫な、「ああよかったあ」という以外にない突き抜けた表情の笑顔が実に素晴らしく、ちょっとオレは感動した。
よかったなあ、山本〜。オレと息子はそう言い合ってハイタッチだ。
そしてだめ押しが、やはり途中移籍のラファエル・シルバのゴール。
このラファエルが大当たりで、ドリブルはできるし、前線でボールが持てるし、おかげで他の選手が余裕を持って上がれて、その分、レオ様が上がらずに済んでゆっくり休めるという、実に献身的な仕事をしてくれるのだ。
最もオレと息子が一番好きなのは、やられたふりして実はやってやるという悪質ファール。
デビュー戦での越中詩郎ばりのヒップアタックは見事だった。
今日も自分で足を引っかけて大げさに転びながら、いてててて〜とのたうち回る名演技。これ、全然痛くないぜ、と言ったら案の定、ニコニコしながら立ち上がった。
いいなあ、ラファエル。まだ22歳。いい選手が来てくれた。
そして今日は指宿もよかったし、何よりも左サイドに急遽入ることになった小泉慶がとてもよかった。
慶くんは東京出身の高卒1年目の選手。何を思ったか「新潟に入りたい」といってわざわざ東京から新潟に入団してくれて、高卒1年目ながらガンバの遠藤やアントラーズの小笠原にも平気で食ってかかる強心臓。いや、たぶん天然。
プレーにアラはあるものの、その徹底的にポジティブなプレースタイルは大好きだ。
今日も急遽任された左サイドなのに、天真爛漫、まるでジャイアンのように自由わがままに走り回り、しっかりと仕事をしてくれた。
今日のアルビレックスは、よく走る。プレスが素晴らしい。
川崎がボールを持つと、1人、2人と詰めていき、慌てた川崎がボールを出すとそこを3人目がかっさらって速攻、カウンター。そのスピード感たるや、エクスタシー。
BSの中継では、解説者が川崎のプレーを指して「レオ・シルバならもう一歩出している」と指摘したそうだが、まさに足数で川崎を圧倒していた。
それにいらだった中村憲剛が味方を怒鳴りつけていたシーンも大写しだ。
そんなわけで、川崎をボコってやった今日の試合。
ずっと今まで低迷していたのが嘘のような闘いぶりで、これは長く取り組んできたポゼッションサッカーに昔からの持ち味であるハイプレスがうまくミックスされ始めたのか、そして、そのタイミングでちょうどよく指宿とラファエルという前線でボールを納められる選手が入って化学反応を起こしてくれたか。
終わってみれば、試合前のマイケル不在の懸念などすっかり消えて、あれれ、これはマイケル移籍への流れか? いや、それもちょっと困る。
2014.10.04
駅前にできた新しい焼き鳥屋の評判がいいようなので、いってみた。
飲食店砂漠の石神井公園だから、新しい店ができるのは大歓迎である。
駅の改修に伴って高架下にいくつか店ができたのだが、どれもこれもおおはずれ。食べ放題パンのBANQTは限りなくぼったくりに近い(この金額でこの味かよ!)し、美登里寿司はたかが回転寿司なのに1時間待ちとか。
そんな中で新しい飲食店がオープンしたのは、嬉しい限りである。
多店舗展開している焼き鳥屋で、練馬方面では初めての店だ。鳥取の味らしい。
食べてみる。旨い。この焼き鳥は旨い。
キャベツは食べ放題。子どものドリンクは無料で、家族連れ歓迎なのも嬉しいのだ。
シメに玉子かけご飯も食って、これも旨かった。なかなかいい店である。
面白いのはテーブルにWi-FiにつないだiPadが置いてあって、オーダーも会計も全部これで済ませるというシステム。
「いちいち、すみまーんと言わなくていいから楽ちんだねー」と娘。
だが息子は「店員との人間らしい触れ合いがないのはよくない」と断じる。
確かに、三軒寺の滅び行く居酒屋、魚せいとは真逆のシステムだな。
この焼き鳥屋の店員は全員気持ちのいい応対だが、必要最低限の接触しかない。
対して魚せいでは、くたびれた景気の悪い大将が、自分もウーロン杯を飲みながら、呼びもしないのに客の話に割って入って、他の客の悪口や自慢話ばかりふっかける。鬱陶しいことこの上ない。
だから、焼き鳥屋のシステムには人間的な触れ合いがないと嘆く息子も、じゃあ魚せいの方がいいのかとオレに聞かれて「う、うーん」と口ごもるのだった。
4人でさんざん食って飲んで、シメに玉子かけご飯と鳥スープのラーメンも食って、7000円。そこそこリーズナブルだ。
当然、常時満員で、電話をしたらちょうどボックス席の予約が取れたのは、ラッキーだったことがわかる。
対して一昨日行った魚せいでは「おおー、来た」と、大将に喜ばれて「おいおい、と呼ばれて出てきたおっかさんにも「あ、あ、ああ〜」と喜ばれて、どうしたと聞いたら、なんと日曜日から数えて初めての客なのだそうだ。
ちょっと待て。
ということは、先週の日曜日、月曜日は休みだから火曜日、水曜日と客がゼロで、木曜日のオレが久しぶりの客だというわけか。
大将「おお、そうよ。売上ゼロどころか、仕入れた魚は次から次と捨ててるから大赤字よ」と泣く。
だから、今のやり方じゃダメだとあれほど。
とにかく大将は板場に入って一切口を利かず、かわりにそこそこ気の利いた姉ちゃんをフロアに一人入れればいいんだってば。
もちろんその日も客はオレ一人。これじゃ帰りづらいが、それでも帰るよ、とおあいそしたのだった。
自分の焼酎のボトルを飲んで、つまみに中落ち。これで2100円。
これでは焼き鳥屋にかなわんだろう。
2014.10.03
昨日、たまたま渋谷から表参道までの移動があったので、途中、母校の青山学院によってみた。久しぶりである。
学生会館に行く。
オレたちが過ごした時もボロだったが、あれから30年以上もたつのに建て替えもせず、さらにボロになっている。
かつての部室に行ってみる。331号室だ。
所属していたクラブが廃部になって、しばらく部室は空き部屋のままだったが、今はどうなっているのか。
訪れて驚く。なんとドアがピンク色だ。
趣味悪すぎ。ちっと後ずさりする。
ドアを乗ってしてみた。
中でベンチに寝ていた兄ちゃんがむっくりと起きて「なんすか」と聞くので、この部室は何のクラブの部屋かとたずねたら「ラクロスっす」との返事。
あらら、オレたちが青春を過ごしたあの懐かしの部室は、なんとラクロス部の汗臭い部室になってしまっていた。
ああ、そうですか、これは失礼。
あわててドアを閉めて立ち去る。
その様子をFacebookに上げたら、ドバシくんが「事務所が近くだからツラ出せ」と連絡くれた。
お言葉に甘えてドバシ事務所に立ち寄ってみる。手土産は、その辺の酒屋で買ったアイスクリーム。
ドバシくんの事務所、かっこよかったなあ。今も音楽の最前線で活躍中の、オレたちのクラブが誇る人材。
このドバシくんと、作詞家のくわもと、ギタリストのカマタが、我がクラブ輩出の3大業界人なのだ。なかなかのメンツだろう。
なお、ドバシくんによれば、吉祥寺のパルコの店長が、オレたちのクラブの出身者だそうだ。へえーっ。ちょっとビックリ。
もしかして一番有名人じゃないか、パルコの店長。
このあたりをたんさいぼうに巻き込むと、パルコの屋上のイベントに呼んでもらえるかもしれないなあ。
2014.10.02
よく「寝言は寝て言え」という顔をされるのだが、実はわたくし、中学・高校と陸上部であった。しかも高校時代はなんとキャプテンも務めていた。
種目は短距離。400mと幅跳びである。
以上、どのように突っ込まれてもこれは事実である。
そんなわけで陸上競技、特にトラック種目を見るのは大好きである。
子どもの全力疾走する姿は美しいなあ。小学校の運動会の徒競走を見ているだけで、もう涙が出てくるものね。走っているのは知らない子だというのに。
中学で息子がリレーを全力疾走している姿もよかったなあ。
そして今日はアジア大会の400m、1600mリレーだ。
400mは銀で惜しかったけれど、いや、もちろん銀でも素晴らしいのだが、1600mは金メダル。いやあ、よかった。テレビの前で吠えてしまった。
オレの好きなランナーは、高平。あのカッパみたいなアタマをした、ひょろ長い選手だ。
理系頭で、独特の感性を持っていて、変人と呼ばれているランナーである。
400mリレーには出たが、残念ながら1600mには出てなかった。
もうけっこうなベテランだから、そろそろ第一線から退くのかも。
まあ、ともかく1600mリレーは陸上で一番面白い。その競技でぶっちぎりの一位だから、しかも、他のランナーはゴール直後にぶっ倒れたというのに日本選手は満面の笑みで大喜びだから、最高だった。
女子も残念だったねえ。女子の最高殊勲はあのユニフォームをデザインした人だという声があって(オレじゃないよ、ネットだよ)、むふふ、確かにありゃあいいユニフォームだ。
そんなわけで、男子の金に触発されたオレは昔を思い出し、よーし、再び陸上に戻るのだと決断した、ということはまったくなくて、ハイボールを飲んでそのまま寝たのだった。
2014.10.01
サッカー三昧の日々もようやくこれで終わり。なでしこがアジア大会の決勝だ。
相手は北朝鮮。たぶんやられるだろうと思ったら、案の定で完敗。
かつて絶対王者だった北朝鮮が日本に3点奪われて負けた時の衝撃を、今度は日本が味わうことになったわけだ。
まあ、日本は宮間、川澄、岩清水、海堀以外は1.5軍のチーム。
川澄が「欧州組がいたらもっとできたのに」と言ったらしいが、オレも前線でボールが収まらずに左サイドでカウンターを食らうというパターンを何度も見るたびに、大儀見姉さんがいたらなあと思ったのだった。
大儀見と岩淵がいたらあと2点は取れていて、澤と熊谷がいたら1点に抑えていたのは間違いないから、こっちがフルメンバーなら反対に3-1で勝っていただろう。
とは思うものの、円熟の彼女たちを思えば、5年後には北朝鮮と絶望的な差が開いていることは明らかなわけで、うーん、これじゃあなあ、と天を仰ぐのだった。
さて、と気を取り直して今度は日曜の夜にホームでアルビレックスが川崎を迎えるのだ。難敵だ。しかーし、返り討ちにしてくれるのだ。がははは。
「帰宅部ボーイズ」はらだみずき・幻冬舎文庫。
しょぼい「スタンド・バイ・ミー」といったところか。中学時代の青春群像がうまく描かれている。40代となって妻子との折り合いに鬱々としている男が自分の中学時代を振り返って語るというものだが、その妻というのが実は隣の席に座っていた初恋の女の子というオチが最後に明かされるものの、これは余計な話。けっこうしらける。「人の心を動かすには、そういった誠実さや我慢強さを伴った、より正確な言葉こそが必要なのだと、教えられた気がした。それは感情の昂ぶりによって衝動的に自分を見失い、安易な手段で解決を図ろうとするのとは、対極にある姿のように思えた」という一文は秀逸。
2014.09.30
大泉学園から帰るために、駅前から我が家の近くまでバスに乗った。
いつもガラガラの不採算路線である。
あまりの不採算ぶりに都営バスが撤退して、代わりに西武バスが運行している。当然赤字だろうな。
7時近くで、外はすっかり暗い。
駅前の出発だというのに乗り込んだのはオレ一人。
途中のバス停でおじさんが一人乗ってきた。
秋の夕暮れ、ガラガラのバスに乗って地元の街並みを眺めるというのは、なかなかに風情のあるものだ。
ふと子どもの頃のことなどを思い出したりする。
途中で乗ってきたおじさんが、途中で降りた。
降り際に、運転手に向かって「お世話様でした」と一声かけていく。ふーん、そんな挨拶をする人もいるんだ。
そういや乗り込むとき、運転手はオレに向かって「こんばんは」と言ってきたっけ。オレもあわてて、こんばんはと返したが。
再びバスの中はオレ一人。すぐにオレの降りるバス停に着いた。
おじさんを見習ってオレも乗降口で「お世話様でした」と声をかける。運転手は「ありがとうございました」と返す。
秋のひんやりした空気が、オレは好きだなあ。
2014.09.29
昨日、韓国に負けたのでこれでやっとここのところのサッカー連戦から解放されると思ったのだが、そうか、今日はなでしこだった。
相手はベトナム。
ベトナムはいいチームなのだけれど、先のアジアカップでは中国人監督が狡ばかりするサッカーを教えていたのが気に掛かった。
今日もそうだったのかな。よくわかんなかった。
普通に勝って、まあ、相手が相手だからと途中で見るのをやめてしまった。
見るといえば、あれだ。朝ドラ。
今日から新しいシリーズが始まって、ニッカウヰスキーの話らしい。
主人公が外人のヨメを連れて初めて実家に帰るというシーンで、その母親役が泉ピン子というから、誰もが予想したとおりの嫁いびりの展開になだれ込むわけだ。
この安心感がNHKの朝には必要なのだろう。
午後、年に一度の区の健康診断。
いろいろやって1000円だから安いのだ。
安いのはいいんだが、毎回、問診の医者がタコで腹が立つ。これさえなきゃいいのだがなあ。
今回はというと、げげ、一昨年ぐらいに問診された真木という同じジジイじゃないか。ジジイで暇だからこんなところで時間を潰している。
机の上には文庫本。ジジイ、受診者を待ってる間に読書か。
「あー、太りすぎだね。仕事はなに? モノカキ? あー、いかんいかん。物書きというのはだいたいが夜遅くまでイスに座りっぱなしで、食事も不規則だからね。いかんね。腹八分」。
例によってそんなくだらんことを偉そうに言うわけだ。
まだ生きてたか、このジジイは、と呆れつつオレは無言でやり過ごす。
問診票に「今までに慢性腎炎と診断されたか、人工透析を受けたことはありますか」という質問があったので、高校時代に慢性腎炎をやっているから○をつけた。
ジジイは「えっ、人工透析したの? してない? だったら○じゃなくて×だよ」という。
いや、だから、慢性腎炎と診断されたか、とあるでしょ。andじゃなくてorの質問でしょ。
そう指摘するもジジイは聞くわけもなく、「いや、×だよ、×」と譲らない。
まったく困ったものである。練馬区。
健康診断を終えた後、昼飯抜きだったので牛丼を食って帰る。
歩いていたら、天津甘栗の工場直売の看板を見つける。へー、どれどれ。
天津甘栗の相場というものがよくわからないのだが、工場直売だけあって、お得ですと書いてある。
がったちょっと買って帰るか。娘も喜ぶ。
紙袋に600グラム1000円を詰めてもらって、健康診断にいったらお土産に甘栗もらっちゃったよ〜といいながら帰る。
久しぶりに天津甘栗というものを食ったけど、けっこう旨いね。新聞紙を広げて、子どもたちと一緒に皮をむきながらばくばく食う。
ふと、栗ってこんなに食べても大丈夫なのか、と思いネットで調べた。
繊維質たっぷり、ビタミンたっぷり、健康満点ですがカロリーもたっぷり。栗5個でご飯一杯です。気をつけましょう。
げげっ、そうなのか。
知らずにオレはもう20個も食ってしまった。ということは、ご飯を4杯も食べたことになる。
あまりの失態に、健康診断のジジイの医者の顔を思い出し、頭を抱えた。
もっとも息子など、「旨い旨い、いくらでも食べられる」と晩飯の前にも食っていた。そりゃあ、毎日部活でへろへろになって帰ってくる中学生男子だから、カロリーなんていくらでも摂れるわなあ。
2014.09.28
毎日毎日、サッカーだ。
呆れたもんだ。
今日はアジア大会の男子韓国戦。韓国とのガチの試合は久しぶりではないか。
こちらはアンダー21で向こうはオーパーエージ枠も使っているから、まあ、負けるだろうが、経験を積むにはちょうどいいな。
しやしや、問題の本質はそんなところにはない。別のところにある。
韓国の左サイドには、キム・ジンスがいる。いうまでもなく6月までアルビレックスに所属していた、JリーグでNo.1の左サイドだ。
今はドイツで活躍中。アルビレッククスサポーターは「行ってらっしゃい、ジンス。そしていつかまた戻ってきてね」と拍手で送り出したのだ。
そのジンスが韓国の左でふんぞり返っていて、そして日本のワントップは鈴木武蔵である。
要するにアルビレックス対決なのだ、この試合は。かっかっかっ。
それにしても日本は何もできなかったなあ。韓国の圧勝。
走り負けているし、体の寄せで負けているし、技術で負けている。セカンドボールが全然拾えない。
ジンス、ますます上手くなっていた。早くアルビレックスに帰ってきてくれえ。
試合が終わって、チャンネルをサザエさんに切り換えて、発泡酒を飲みながら晩飯を食う、平和な秋の日曜。
2014.09.27
えのきどいちろうが「ヤンツー対ケンゴ 東海の大決戦」と評したように、本日のアルビレックスのゲームは怨念渦巻く名古屋が相手なのだった。
なぜ怨念なのか。
トヨタという超大企業がスポンサーについている点が、ユニフォームの胸に亀田製菓、背中にコメリとでかでかと書かれてある田舎チームには嫉妬の対象。
そのスポンサーのおかげか、金を出してやたらと選手を引っ張ってくるのが、嫉妬の対象。
掲示板にサポーターが「来年は金を積んでレオ・シルバを獲りに行こうぜ」と書いてあったりするのを見て、新潟は県民全部が大激怒。
せいぜい「トヨタのチームなのに松田なんて名前の選手がいていいのかよ」というしょーもない悪口を返すのが精一杯なのだが。
いやいやい、そんなことはどうでもいい。
一番の問題はあの坊主頭だ。川又ケンゴ。
いろいろ間の悪いことが重なって不幸な形で新潟を出て、名古屋に拾ってもらったわけだが、その坊主頭が古巣対決にテンションを上げてしまったのだろう、ここにきてやたらと新潟の悪口を言い始めた。
やれ「新潟で干された」だの、「追放された」だの。
今まで新潟から移籍していった選手は、移籍先との交渉でなんとか新潟に移籍金が入るように配慮したものだった。
それが数年間世話になった貧乏クラブへの恩返しであり、貧乏クラブもそれを有り難く受け取っていた。
だって後援会の寄付だけで1億円が集まるクラブだ。そういう“情”をとても大切にするのだ。
今季、途中でドイツに移籍したキム・ジンスもそうして数千万円の移籍金を残してくれて、それに感謝して、サポーターは「ありがとうジンス、ワールドカップで会おう」と手を振って送り出したっけ。
なのにあの坊主頭は、高校出てから6年間も在籍し、芽が出なくてもブラジルに留学させてもらうなど辛抱強く育ててもらったクラブに対して、移籍金を残さずにゼロ円で海外移籍をしようと画策したのだった。
ゼロ円なら海外クラブも獲得しやすいだろうという思惑だな。
結局それはかなわなくなり、体調落として使われなくなり、それで干されたと勘違いして、行き場がなくなって名古屋に拾ってもらったわけだが。
アルビレックス戦を前に「名古屋はいい選手ばかりで試合をしていて楽しい」と、新潟を逆なでするコメントを堂々と口にする坊主。
サポーターはぶち切れで、「東海の大決戦」は異様な盛り上がりとなったのだ。
ただなあ、ここ何年か、名古屋にはアウエーで勝ってないんだよなあ。
だから盛り上がるのはいいんだけど、きっとまた負けて帰ってくるんだろうなあ。それも坊主頭に決められて、笑われて、こっちはき半泣きだなあ、と誰もが心の中では思っていたのだった。
ところが、どうだ。なんということだ。しっかり勝ったのだ。
得点こそ1-0だったが、内容では圧勝。名古屋サポが掲示板で「完敗」を認めるほどの内容だったのだ。
しかも点を取ったのが、坊主頭と入れ替わりに入団して、トップを取っていた指宿。
返り討ちを狙っていた坊主を、これほどにまでもたたきのめすストーリーがあるだろうか。いや、ない。
それにしても坊主は新潟県人にとことん嫌われたものだなあ。
名古屋でもがんばれよと声をかけてもらっていたのに、ここへ来ての新潟逆なでコメントの数々は、さすがに酷すぎた。もう顔を見せるなというぐらい嫌われている。
不幸な話であるが。
それにしても今日の勝利は最高だなあ。素晴らしいサッカーだったなあ。
息子と二人でiPadのスカパー中継を見ながら、絶叫し、勝利の雄叫びだ。
勝ちはすべてを癒やすのだ。
2014.09.26
今日はアジア大会の女子サッカーの準々決勝だったわけだが、相手の香港のキーパーが実に素晴らしく、真正面のボールをはじいて後ろに入れるという荒技を何度か見せてくれた。
我が家でも「はあ?」という声が何度も起きる。
うーむ、マジでオレんちの隣に住む、部活でキーパーをやっている中1の小僧の方がうまいと思った。
ところでアギーレの前のチームが八百長で捜査が入ったらしいな。はっヵくしたらアギーレは禁固刑だそうだ。
むしろそうなっても面白いではないか。いやいや、人様の不幸を面白がるのではなく、監督を替えるという。
ジュビロ監督に名波就任。いよいよ、この世代だな。
名波は次の代表監督にちょうどいい。
それまでいっそカズに監督を頼んだらどうだ。コーチは松木。
盛り上がるぞ、賑やかだぞ。そこにラモスがからんで、昔の日テレ。
2014.09.25
岡崎が絶好調で、本田が絶好調で、古巣に戻った香川も絶好調で、長友の話は最近聞かないが、ともかくヨーロッパの連中は絶好調らしいな。
ワールドカップが終わって絶好調になったって、なんか釈然としないなあ、おい。
なにをやってんだか。
「暗鬼」乃波アサ・文春文庫。ワンアイデアで読者をつかんで、あとは強引に無茶な筋に引っ張っていくという、乃波アサの悪の得意技が炸裂だ。
2014.09.24
期待しないで観た映画だったが、面白かった。「舞妓はレディ」。
もしかして今年一番面白かったかも。
とにかく主役の子が抜群に可愛いのだった。
2014.09.23
アルビレックス新潟は、浦和レッズに対してJリーグではなんと1度しか勝っていない。
天敵どころではない。ヘビに睨まれたとか、そういう状態。
アウエー専門のオレも、もちろん一度もレッズに勝ったところを見たことがない。
そんな過去の力関係があることに加え、現在アルビレックスは11位なのに対しレッズは首位。
正直、最初から無理な話ではある。
それを思えば、けっこう頑張った試合だった。
相手を崩してビッグチャンスをつくるところまでは何度も行ってるのだから、最後の詰めでミスをするようでは監督としてもお手上げだ。
神様レオ・シルバでさえ、シュートを外した。
そんなアルビレックスに対して、浦和は「大人の試合をした」と選手が答えているように(むかつくコメントだが)、首位が下位をあしらったというゲームを見せたのだった。
うーん、しょうがないなあ。
情けないのはサポーターで、掲示板を見ると、選手や監督をののしること、ののしること。
一生懸命頑張ったけれど負けちゃったんだから、よーし、次はもっと応援しよう。
単純にそう言えばいいのに、なんで地元のチームをののしるのかなあ。
地元に一生懸命応援できるものがあるというのはとても誇らしいことなのに、それを忘れているのだろう。
あれだけ期待した指宿が不発だったから、いきなり「飛んだ一杯食わせ物」扱いとは、酷すぎる。
勝ち点40が残留ラインとして、今31。残り15試合であと3試合勝てばなんとかJ1残留だろうから、ともかくそこを目指して頑張ろう。
そういうチームなんだから、そりゃあ首位相手に負けてもしょうがないし、その割には頑張った。
もっとも、そのアルビレックスから出て行った川又が、アルビは負けたというのに、名古屋でまた点を取ったというのは、正直、萎える。
この4試合でアルビレックスは1点しか取っていないのに、川又は3点だ。
しかもその結果、降格圏を抜け出たばかりかアルビレックスを抜いて一つ上に行ってしまった。
しかもしかも、その名古屋と次節はアウエーだ。
なんという萎え過ぎるシチュエーションなのだ。これで負けたら(きっと川又に点を取られて負けるのだが)、さすがに折れそうになるなあ。
2014.09.22
最近の娘の名言。パソコンいじって、「コピペって、コピー&ぺったん?」
アールヌーボーを代表するガラス工芸作家、ガレの美術展に行って、何があったかと聞いたら「きれいな金魚鉢があった」。
2014.09.21
5時に起きて温泉に入る。
山の露天風呂。森の中でお湯に寝そべって、だんだんと空けていく秋の空を見ていると、なんという贅沢な時間なのだろうと思えてくる。
土日は雨の予報だったが、まったく逆の快晴。
ロープウェーで登って山の頂上から眺めた関東平野の広大な景色は、それはそれは絶景だった。
2014.09.20
半年に一度の命の洗濯。伊香保温泉に、ヨメの両親も連れて一泊旅行だ。
オレの親を連れて行くことはもうかわなわないが、ヨメの両親は、できるだけ長く連れて行ってあげたいと思う。
伊香保温泉と言えば石段。365段もの石段。
いつもは途中でギブアップのオレも、ついに成功だ。達成感なのだ。だはは。
温泉に入って夜はみんなでメシ食って、その後、卓球して子ども達のはしゃぐ声を聞く。
表はすっかり秋だ。山の秋なのだ。
2014.09.19
いろいろ激怒することがあって、頭にきたものだから5時過ぎから魚せいで飲んでいて、途中、客先から電話が入ったのだけれど、オレはもう飲んでるからこれ以降の電話には出ないと偉そうに言い放ったくせに、1時間後にはうっかり他の電話に出てしまい、当然ながら酔いは進んでいるわけで、はて、いったい何の話をしたんだっけ? という間抜けな状態。
とほほ。
2014.09.18
その惨劇が起きたのは大森駅東口のイタリアントマト、通称イタトマだった。
オレは取材前の打ち合わせをしつつ、クライアントの到着を待っていたわけだが、そこに5分遅れでクライアントが到着。初対面である。
あ、ども、と言いつつ立ち上がったオレの目に映ったのは、テーブルからゆっくりと転げ落ちていくオレのコップ。アイスコーヒーが3分の2入っている。
臨終の際は走馬灯のように人生が、と言うけれど、あれだね、惨劇というのは当事者の目にはスローモーションなんだね。
ああ、落ちていく、オレのアイスコーヒー入りのカップが落ちていく、落ちて壊れて、そしてアイスコーヒーが飛び散って、店員が慌てて、客があきれて、オレは天を仰ぐんだ。
そう思うぐらいの時間、ゆっくりと落ちていったコップは、奇跡的にも割れずにすみ、当然アイスコーヒーは大きく飛び散ったのだが、これまた奇跡的に周囲に客はいなくて、誰にもかからずに済んだのだ。
不幸中の幸いという言葉がこれ以上似合うことがあろうか。いや、ない。
あわわわわわと言いつつ、あちこち拭いて、モップを持った店員が駆けつけて、そのどさくさの間に、あ、ども、はじめまして、と名刺交換したのだった。
まったくろくでもない出来事だった。
2014.09.17
毎年秋に出かけていた梨狩りも、今年は行かずに終わりそうだ。
時々バーベキューを食べに行ってたサイボクという牧場にも、行けなくなった。
まったく子どもが中学に入ったら、休日の行動は大きく制限されてしまう。
仕方ないか。
でも、つまんねーな。
など言いつつ、横になって発泡酒を飲む。
そういや最近は外で飲まなくなったなあ。いいことだ。
なにしろ息子を早く寝かせるため、オレも7時には風呂に入ってそのまま発泡酒を飲んで、9時に寝てしまう生活になってしまったからなあ。
なかなか健康的でよろしいのだ。
2014.09.16
12時半頃、ちょっとした地震が発生。
久々に揺れたな〜って感じだった。
ちょうどその時、息子のクラスではスマホの警報音が鳴り響いたそうだ。
もちろん中学では携帯もスマホも持ち込み厳禁。
その瞬間、地震の揺れよりも、誰だ誰だ誰だと大騒ぎになったそうだ。
幸いにして給食の準備ということで担任は離席中。教室にいたのは生徒だけで、全員が胸をなで下ろしたそうだ。
ちなみに携帯を持ち込んでいたのはクラスで2名で、鳴ったのはそのうちの1名。
「機内モードにしとかないからダメなんだよ」と息子は言ってたが、要するに先生に内緒でスマホ隠し持ってきたら必ず機内モードにしろ、というのが中学生のルールらしい。
なお、先日は授業中に「ピンホーン」とLINEの受信が鳴ってしまったそうだが、たまたま耳の遠い先生の授業だったのでスルーされたそうだ。
なかなかスリリングで楽しそうだ。
かくいうオレは、ちょうど居眠りしていて、地震の揺れで起こされてしまった。
おお、ちょうどいいタイミング起きられてよかったわい、とまず胸をなで下ろしたのだった。
「紙つなげ」佐々涼子・早川書房。大震災から、日本製紙石巻工場が復活したドキュメント。災害の真実を伝える書なのか、それとも感動のビジネスストーリーなのか、そのあたりがちょっと中途半端な感じはしたが、しかし、いかに凄まじい地震だったか、改めてよくわかった。工場に流れ着いた数多くの遺体。夜に寮の窓を開けると崖下から聞こえてくる悲鳴。そんな小さなエピソードに、震災のリアルを感じた。
2014.09.15
朝起きてパン屋へ行くついでに寄ったセブンイレブンで(我が家では日曜の朝食はお気に入りのパン屋のパンと決まっているのだ。今日は日曜じゃないけど敬老の日で祝日なので日曜の計算なのだ)、Jリーグ新聞のエルゴラッソを買う。
そこに出ていたのが、土曜のアルビレックスの試合。
レオ・シルバが「まるで耕運機」と書かれていて感動する。
すごい雨だったのよ。土曜日。
水しぶきが上がり、ボールが水に浮き、ほとんど水田。
その水田を、レオ・シルバはオラオラ〜と水しぶきを上げて走り回り、ゴールを決めたのだ。
おお、確かに耕運機。
新潟の耕運機。
素晴らしかったなあ。
夜は、なでしこの試合。相手は中国だ。
中国ということは、いました、8番のとっつぁん。ぷぷぷ。
このおとっつぁんは、いつも試合に出てきて、そのビジュアルで楽しませてくれる。
いや、こっちにもおとっつぁんはいるぞ。海堀だ。
ますますアニキ度が上がって頼もしい限りである。
2014.9.14
いやあ、見つかってしまいましたなあ、鈴木武蔵。
アルビレックスの鈴木武蔵。
すっかり電通にロックオンされてしまったようで、ちょっと先が心配だ。
アルビの秘密兵器として、もう少し手元に置いておきたかったのだがなあ。
なにしろあのルックスだ。はっきりとわかるハーフ顔に、まつげが長く、目がくりっとした美形。
試合後のインタビューでは、明らかにカメラが一番いい角度で映してたもんな。
これでおばちゃんがとりこになってしまった。嵐ファンあたりとかぶりそうな予感がしている。
このルックスに加え、ジャマイカとのハーフという物語性。
俊足というわかりやすい特徴。小学生の時は長靴を履いて運動会に出て一等賞を取っていた。
さらにわかりやすい、フォワードというポジション。
そして若さ。
何から何まで次世代の日本代表のアイコンとしてぴったりではないか。
武蔵という名前さえ、アイコンそのものだ。
(加えて、鈴木というこの上なく日本人らしい名字とのバランスの妙!)
これを電通が見逃すわけはなく、代表の商売に一役買うことになるだろう。
だが、アルビレックスサポーターは知っている。武蔵が実は下手くそなことを。
だから恐れる。今日、2得点を入れたのは、代表の上手な連中に囲まれたおかげだからと。
ああ、これでは名古屋に逃げていったあの坊主の二の舞ではないか。
うーむ。困った。弱った。
実は新潟では、武蔵より田中達也のほうが圧倒的に信頼されている。武蔵を出すなら達也を出せーと叫ばれたりしている。
そんなことも、武蔵の逃走を後押しするかもしれぬ。ああ、困った。
武蔵よ、去年の暮れ、マリノスを絶望のどん底にたたき落とし、日産スタジアムを沈黙に支配される暗黒空間へと変えた、お前のゴールをオレは忘れないぞ。
って、なんだかもう移籍が決まったような書き方だな。
実は4年契約を結んでいるという説もあって、まだしばらくは残ってくれるのではないか。
そんなわけで昨日はJリーグ、今日はアジア大会の男子、そして明日は、なでしこの初戦と、三連休は毎日サッカーでウキウキなのだ。
息子と毎晩絶叫なのだ。
おかげで飲みにも行ってない。
2014.09.13
本日、息子の中学では文化祭である。中高一貫校なので、高校と合同だ。
楽しかったかと聞いたら「すげえ楽しかった」という。
何が楽しかったかというと「まあ、いろいろ」という。
文化祭の出来事を親に事細かく説明する中学生なんているわけがないから、こんなものだろう。
高校生がバカだったかと聞いたら「くっくっくっ、すげえバカだった」と笑う。
そりゃそうだ。文化祭の高校生ほどバカなものはないからな。
高校生は2階で中学生は3階だから、息子にとって普段の2階は不可侵エリア。そこに堂々と入ることができて、しかも入ってみたらそこはバカの天国だったわけだから、こんなに面白いことはなかっただろう。
夜は、アルビレックスの試合である。
今日はサッカーがあるなあと思うだけで一日ワクワクして過ごせる。
大量の唐揚げを買ってきて、発泡酒片手に早くも観戦態勢だ。
今日の相手は仙台だ。意外と嫌い。このチーム。
選手は荒くてラフプレーばかりだし、サポーターは相手サポに「帰れ」と怒号浴びせるし。要するに田舎もんのチームなんだよな。
新潟なんて、ユニフォーム着たおじいちゃんおばあちゃんが、相手サポに対して「遠いところからよく来なすったなあ」と、にこにこ手を振る土地柄だからな。
仙台なんて大宮と一緒に下に落ちて、二度と這い上がってこなけりゃいいのに。
今日の新潟はものすごい雨である。
ボールが止まる。滑る。
そんな中、全力ファイトなのだ。特に前節累積警告で出られなかった神様レオ・シルバが、休養十分でキレッキレ。
相手を蹴散らして神出鬼没なのだ。
そして後半、そのレオが閃光一閃、土砂降りの中でゴールの片隅にフリーキックを決めたのである。
もはや神様降臨。
神話だ。
この1点を守って、仙台を蹴散らし、新潟の勝利である。だははは。どんなもんだい。
えーと、次は広島、浦和と、勝てそうにもない連戦だから、今日は勝ってよかった。どんなもんだい。
名古屋に出て行った坊主が今日も点を取ったということに少し萎えつつも、勝利に酔う。
ついでに発泡酒からハイボールに切り換えて、すっかり酔っ払う。
営業の世界では「売上はすべてを癒やす」という言葉があるが、サッカーではやはり「勝利がすべてを癒やす」のだ。
ともかく勝て。そのためにはリアリストに徹するのだ。
香川もドルトムントに戻って点を取ったことだし、これで世界は平和なのだ。
2014.09.12
そういやこないだ西武線を京急線の黄色い電車が走っているのを見た。ハッピーなんちゃらというやつだ。
一つしかない車両で、これを見ると幸せになれるらしい。
そうかそうか。
もちろんその日も何ごともなく平穏に過ぎていったのでありました。
2014.09.11
最近、朝日新聞の販売店の配達が遅い。
微妙な言い方になってしまったが、要するにオレは朝日新聞は取っていないのだが、日経新聞と日刊スポーツと東京スポーツと朝日小学生新聞を配達しているのが朝日新聞の販売店なのだ。
あと、読売新聞と読売子ども新聞を取っているがそちらは当然読売新聞の販売店が配達していて、5時前には届けてくれている。
対して朝日新聞の販売店は遅い。
今朝も新聞ポストをのぞいたらまだ届いてなくて、遅いなあ〜と思ったら、ちょうどそのタイミングでカブに乗った配達の兄ちゃんが到着。「すいません、遅くなって本当にすいません」とえらく低姿勢だった。
遅いと言えば遅いが、別にオレは怒ってないよ。それよりも毎日ご苦労さん。
察するに、あれだな、朝日新聞のアホどもの亡国報道のとばっちりが末端の販売店に飛び火しているのだろう。それで、できるだけ低姿勢に、という指示が来ているに違いない。
朝日新聞は大嫌いだ。
だが販売店はよく頑張っていると思う。
オレは別に販売店には怒ってないよ。
2014.09.10
先日ひいた風邪がまだ治らない。
年齢と共に回復力が落ちてきたのか、情けないことだ。
でも、せっかく治りかけたのに、取材先でクーラーの冷気を2時間も浴びてまた悪くなったという面もあるので、オレがタコなばかりでもないのだ。
夏風邪は辛いなあ。けほけほ。
2014.09.09
チューリップのギタリストだった安部俊幸が移住先のインドで亡くなった。
インド? いつからインド人になったのだ、アベちゃん。
64歳って、まだ若いのになあ。
成茂滋に師事したギタリストで、いま思えばそんなにうまくはなかったのだが、当時はえらく格好良く見えたものだった。
当時というのはオレが中学生の頃ね。
中3でオレが組んだバンドではチューリップのコピーをやってて、当然オレがギターで、ということはオレがアベちゃんのギターをコピーしたわけだ。
たぶん「心の旅」を必死でコピーした譜面は、今も探せばどこかにあると思うぞ。あとは「夏色の思い出」もやったっけなあ。
その当時、チューリップは彗星の如く現れた新時代の音楽の旗手というような位置づけで、けっこうキャーキャー騒がれたものだった。アイドル人気に近かったね。
ところがその裏側では、こんなドロドロがあったというのが、ベースの吉田のブログ
で赤裸々に綴られている。
この内容がけっこうショックで、必読だ。財津、ひどいですねー。
吉田がチューリップを抜けた原因は長い間決して語られなかったし、再結成でも吉田は完全無視だったが、そのタブーに近い裏側にはこんなドロドロがあったのね。
ちょっとびっくりなのだった。
2014.09.08
風邪を引いてしまった。
鼻はぐだぐだでノドがヒリヒリしている。
原因ははっきりしている。急に気温が下がったというのに、呆れたことにエアコンを切り忘れて寝てしまったからだ。
夜中に冷気の中、全身ぞくっとして目が覚めたものなあ。
ただ一緒に寝ていた子どもたちは平気だから、オレだけ体力が弱くなったということか。
いや、これはきっとあれだな、デングだよ、デング。
エアコンで風といったって誰も同情してくれないが、デング熱に罹ってしまいまして、と言い訳すれば「それは大変!」とみんな気を遣ってくれるのではないか。
って、中学生の言い訳の仮病レベルだな、オレ。
風邪薬飲んでとっとと寝よう。
2014.09.07
池上彰が載っけている。または植えている。
頭部の話、つまり毛髪の話である。
先日、テレビに池上彰が出てきて、その瞬間、オレとヨメは「あれえ〜」と叫んだのだった。
池上彰が明らかにおかしい。
しゃれてる場合ではない。頭部、すなわち毛髪が明らかにおかしいのだ。
それを聞いて、布団に入ったばかりの娘と息子が飛び起きてきた。
子どもというのは、アルシンドが大人気だったように、ハゲ話が大好きだ。
テレビの池上彰を見て「あれえ〜」と指をさしている。
池上彰と言えば、つい先頃も朝日新聞にこれ以上の筋はないほど真っ当な筋を通して喧嘩を仕掛け、大向こうの喝采を浴びた。
創価学会タブーにも真正面から切り込むなど、今や日本の良識と呼ばれている。
そんなふうに名誉も地位も、もちろん経済的にも十分に恵まれているだろうに、それでも男というのは載せたくなるものなのか。植えたくなるものなのか。
なんというか、オレはそこに男の“業”のようなものを見てしまったのだった。
まっこと、男の頭は深い。
2014.09.06
昨日のアギーレジャパンの試合があまりにもつまらなくてがっかりしたので、お口直しに、なでしこジャパンのワールドカップを制したときの総集編DVDを見た。
やっぱりいいですなあ。
スウェーデン戦の川澄のロングループは見事だし、アメリカ戦の宮間の1点目はこれぞスーパーショート。
何よりも全員が常に全力で、何かのために闘っているというのが、素晴らしい。
宮間ほど本気でサッカーと向き合っている男子選手が、どれほどいるのだろう、と思ってしまった。
岡崎が「これではファンが減っていく」と心配していたらしいが、本当にそうだよ。
2014.09.05
今年の夏は整骨院に通った。
肩が痛いので、週に2,3回、マッサージと電気治療を受けたのである。
整骨院だから、患者は「あそこがいたい、ここがいたい」という婆さんばかりである。
婆さんというのは、とにかくあちこち痛むのだ。
従って待合室は婆さんばかりで、患者でオレが最年少というのがデフォルトである。
そして、婆さんというのはとにかくしゃべる。理学療法士のマッサージを受けている間も、天気のこととか近所のスーパーのこととか道路工事のこととか、とにかくしゃべりっぱなしである。
当然のことながら、婆さんというのは人の言うことに耳を傾けない。だから一方的にしゃべっては、笑う。
婆さんが笑うときは、相手の話が面白いから笑うのではない。自分が笑いたいから笑うのである。
だから、話の流れに関係なく、自分の言いたいことを言ったら、返事を待たずに笑うのだ。
そんな婆さん達を相手に理学療法士は会話を合わせながらマッサージしていく。
ホストみたいなもんだな。
オレにはできないなあと、無言でマッサージを受けながらオレは思うのだった。
しかし、あれだね、婆さんにならなくても、おばさんになると、どうして一斉にしゃべり始めるのかね。
いや、テレビの話だがね。インタビュアーが「デング熱、怖いですねー」と質問すると、問われていないおばさんまで一斉に答え始める。
おいおい、あんたは聞かれていないだろ、と思うのだが、おかまいなしに一斉に口を開く。
だから話がちっとも聞き取れないし、まとまらない。
面白い生き物である、おばちゃんは。
てなことを考えながら、アギーレの代表試合を見る。
くっそつまらない試合だった。退屈極まりない試合だった。
そもそもアギーレにオレは何も期待していないし、選ばれたメンバーもつまらない。遠藤のいない代表なんてなあ。
鈍重で自分勝手な本田を、なぜ最後まで使うのだろう。聖域なのか。
こんな代表に魅力なんて何もない。
早く辞めてくれないかな、アギーレ。
「フットボール批評」
というわけでこの雑誌だが、小田嶋隆のコラムが秀逸。男子の代表は、なでしこに学べと訴える。男子代表となでしこの違いを「賢さ」「大人さ」とし、宮間にしろ澤にしろ川澄にしろ、質問に対して過不足なく礼儀正しく答えるのに対し、男子は「思いっきり打ったらはいったのでよかったと思います」と小学生並み。いや、幼稚園児だろ。そうなのだよ。男子サッカーはバカの集まり。今日の代表の試合は、こないだのなでしこアジアカップの試合、例えば中国戦なんかの感動の足元にも及ばない。ちっとも熱くなれない。なでしこの方が、何倍も面白い。待てよ、そんななでしこも、おばちゃんになったら自分の言いたいことだけ言って後は高笑いなのだろうか。うーむ、人間というのは深い。
2014.09.04
本日、たんさいぼうは某所で特別支援学級の子ども達のライブである。
40分間、汗びっしょりのとてもいいライブができた。
たんさいぼうは変なバンドであるが、子ども達の笑顔を見ていると、少しはこの子達のお楽しみに役立てたかなと、嬉しくなるのだった。
ライブ後、いさわしが「どうしても」というので、秋津の隠れた名店「いなほ」に行く。
昭和の香り漂う居酒屋で、見た目はまったくさえない。
だが、食べ物は真面目につくっているし、飲み物は安いし、なかなかにいい感じなのだ。
サラダのボリュームなんて、本当にびっくりする。
安くてうまい店には当然人が集まるから、仕事帰りのオヤジですぐに満員なのだ。
ここでいさわしと、鼻及びおばさんパーマについて深く考察する。
また行かねば。
2014.09.03
ドラえもんの誕生日である。
だから何だというわけではないが、そういうことになっているらしい。
めでたいのだ。
2014.09.02
今や歯医者はコンビニよりたくさんあって、美容院は電柱より多いらしい。
こりゃびっくりだ。
確かに石神井公園も美容院だらけで、「この街の美容院の数は異常」とまで地元で言われている。
しかも、あまりつぶれず、新店がオープンしている。
働く人たちの環境や条件を思うと、薄ら寒いばかりである。
「教養としてのプロレス」プチ鹿島・双葉新書。
評判がいいから手に取ってみた。望外の良書。帯が素晴らしい。なんせ「最低限必要な教養とは、読み書きそろばんプロレス」だもんね(笑)。「大人になったらUWFよりハーリー・レイス」とか、名言だらけ。うーん、いいねえ。
2014.09.01
まーた空き時間があったので、しかも5時間もあったので、移動中に映画を観た。
能年玲奈の「ホットロード」にしようか、橋本愛の「リトル・フォレスト」にしようか、『あまちゃん』女優の狭間で揺れる。
可愛いのは能年玲奈のほうだが、しかし「ホットロード」ってあれだろ、バカみたいな映画だろ? 女子高生と暴走族が仲良くなって、みたいな。
80年代の青春群像。歌うのは尾崎豊。
やろよう、アホらしい。
ということで、橋本愛の「リトルフォレスト」に決める。
そして映画が始まって10分たって、やっぱり女子高生と暴走族と尾崎豊のアホらしい映画にすればよかったと後悔したのだった。
東北の山村を舞台に、橋本愛が農作業してモノを食うという話である。
本当にそれだけである。
何も物語は起きない。例えばトマトはどうやって育てるか、収穫したトマトはどうやって保存するか、延々と語られる。一人称のモノローグで。
本当にそれだけなのだ。
東北の山村の風景は、それはそれは美しかった。きれいだった。
切ないぐらいの日本の原風景。
そして、モノを食う橋本愛も見事であった。一切の飾り気ナシに、むさぼり食う。これぞモノ食う人という姿であった。
だがな、そんなものは10分も見ていれば飽きるのだよ。
Eテレビ(2チャネルね)の学習番組を見ているのではないのだよ。
おらあ、映画を見に来たのだよ。物語を見せろよ。
という具合にまっことつまらない解説番組を2時間も見せられたのである。
しかも、時間がなくて昼飯抜きで見たものだから、橋本愛が何かを旨そうに食うたびに、オレはますます怒り心頭に発すのであった。
やっぱりあれだな、映画というのは、ちゃんと内容を調べてから見るべきだな。
オレが甘かった。
かといって、こんなことになら「ホットロード」にするんだったと思ったのは映画館に座っていた間だけで、冷静になった今は「ホットロード」なんてちっとも食指が動かない。
勝手なものである。
2014.08.31
降ってわいたようなデング熱だが、どう考えても被害のわりには騒ぎが大きすぎる。
それに日本人も海外では毎年200人ほどかかっているというから、さほど珍しいというわけではない。
ははーん、これはあれだな。
エボラ熱が日本にやってきた時を想定してのシュミレーションだな。パニックがどう広がるか、とか。
などと謀略史観のおっさんみたいなことを考えながら、ぼけっと過ごした一日。
夏が終わる。
10年前の今日、練馬のこの家に引っ越してきて、そして今年も同じように夏が過ぎてゆく。
「荒神」宮部みゆき・朝日新聞社。
歴史もののパニック小説。もっと面白いと思ったのだがなあ、ひたすら退屈でつまらなかった。登場人物がやたらと多く、関係を整理するのに時間がかかる。余計な描写が過ぎてなかなか物語に入り込めない。抜群のリーダビリティが持ち味の宮部みゆきらしからぬたどたどしさで、これは失敗作ではないのか。繰り返すが、ひたすら退屈であった。
2014.08.30
オレの軽い熱中症から始まった今年の夏も、いよいよ終わろうとしている。
楽しかったなあ。いろいろあって。
そんな夏の締めくくりが、今日のご近所バーベキュー。
同じ時期に引っ越してきたここの建売4軒の家族でのバーベキューだ。毎年続けている。
それなりに面倒だし、子どもが小学校を卒業したこともあって、そろそろやめていいかなと思ったが、やっぱり一年に一度はご近所さんと飲むのもいいかと。
面倒くさそうな顔をしつつ、皆さん、とても楽しみにしていて隣のオガワさんは朝から張り切って即席の宴会場をつくってくれた。
雨が上がってよかったですね−。暑くなくて、ちょうどいいよね。
引っ越してきた時はおしめだったうちの娘が小学5年生になり、当時小学1年生だった隣の息子が今では高校2年生のサッカー少年で、そのお姉ちゃんは小学6年生だったはずがいつの間にか品川で働くOLになっている。
サッカー少年を「彼女いないの? 何やってんだよー」とからかいながら、もう10年もたつのか、早いですねーとみんなでビールを飲む。
あたりがすっかり暗くなったら、子ども達はお約束の花火で、その様子は10年前とちっとも変わっていない。
国際紛争って、だいたい隣の国同士で起きるよね。やっぱりご近所って大切なんだよね。
その意味でも、ここは素晴らしい人たちばかりで本当によかったと思う。
オレがこの家を買って引っ越すと決めたとき、実家の父は「どんなお隣さんなのだろう」と心配したそうだが、本当にいい人達に囲まれてよかった。
天の配剤に、感謝である。
そして、そんなオレを衝撃の事態が襲う。
ガンバ退治に大阪に乗り込んだアルビレックスが、なんと0-5の返り討ちに遭ってしまったのだ。
こちろは神様レオ・シルバが出場停止で、相手は遠藤と宇佐美、そして東口を擁するガンバ。まあ、勝ちは最初から諦めていた。
0-0なら立派なものと思っていた。
それが、まさか0-5とは。
うーむ。ドイツに潰されたブラジル国民ほどではないけれど、これは惨劇だ。
下位チームとの対戦はあらかた終えているから、これからますます闘いは厳しくなるばかり。
ここに至っては、本気で残留争いを心配しなくてはならなくなってきたようだ。
先日の大宮戦で、目指すサッカーのピースがはまりかけて、ちょっと立ち直りの気配が見えたのに、J2チーム、最下位チームと連敗。その挙げ句の0-5だ。
しかも、名古屋では川又が初得点だというその事実に、マジ、ヘコむ。
ゲーム後、一瞬泣きそうな顔をした息子は、花火に現実逃避だ。
その息子、布団に入りながら「監督解任だあー」と叫んでいて、ばかたれ、監督を替えて勝てるなんて世の中をなめるな、ファンなら腹をくくってどこまでも応援しろ、と蹴飛ばしてやる。
そんな夏の終わり。
2014.08.29
ちょっとびっくりしたのだが、イタリアの新聞に掲載されたザッケローニのインタビューで、ザックは「天皇陛下と握手した」と明かしたのだ。
夏の避暑地でザックはたまたま天皇陛下一行と遭遇。天皇陛下が手を差し出してきたので握手をした。みんな感動して泣いた、というのだ。
これが本当なら、いや、たぶん本当なんだろうが、ぶったまげる。
さらに天皇陛下は、日本の暮らしはどうか、何か困っていることはないかと、案じてくれたのだそうだ。
天皇陛下が他人と握手するなんて、マジ、あるのかよ。
もしかした天皇陛下、単純にサッカーが好きで代表監督に遭遇して嬉しくなっちゃったのかも。
そうとでも考えないとなあ。
いや、そもそも偶然天皇陛下とザックが遭遇するなんてあり得ないから、きっとちゃんと行程を合わせていたはずだ。
ということは、プライベートのお忍びの避暑地で、天皇陛下が「ザックが近くにいるなら会いたいなあ」と小さなわがままを言ったのではないか。
としたら、これはステキなエピソードで、嬉しくなってしまう。
この経験をザックは「とても感動的だった」と振り返り、日本での経験を「100点満点」と語っている。
とてもいいエピソードだな。
ザック、やっぱりいい奴だった。今度、遊びにおいで。
2014.08.28
あっと驚くサプライズ。
日本代表のA代表に、アルビレックス新潟の松原健が選ばれた。
最年少、21歳である。
新潟から選ばれるならキーパーの守田だろうと思っていたので、本人もびっくり。
実は松原はJ2大分からのレンタル中で、春までJ2の選手だったのがいきなり日本代表という大躍進だ。
問題はしっかりつかまえておかないと大分に帰ってしまうことで、さらに問題は浦和とかマリノスとか大宮とか、例によってカネだけはあるのに選手の使い方を知らないチームに引き抜かれる可能性が高まったことである。
うーむ、嬉しいが困った。
その意味では、守田はできれば選ばれないで欲しい。ずっとオレたちの守田でいて欲しいのだ。
川又も、代表候補に選ばれてからおかしくなったしなあ。
まあともかく、めでたいのだ。松原。
いろんなものを吸収して欲しい。
ちなみに応援歌は「マツケンサンバ」。だははは〜。けっこういい応援歌だぞ。
2014.08.27
先日に続いてまたオレの本が出るのだ。まるで作家先生だな。しかも流行作家。だははは〜。
「0〜5歳児の劇あそび むかしばなしで発表会 もっと! 」という本である。学研だ。
つーても、本を書いたのは別の先生である。オレは、付録の曲のアレンジをした。
全部で67曲もあって、この春にひーひーいいながらアレンジをしたのだ。
ちゃんと奥付にも名前が載っているから、偉いのだ。
本を書いた先生とはこれが2冊目の仕事になるのだが、今まで一度もお目にかかったことがない。
直接のやりとりもなく、常に編集者を介してのやりとりだ。
それでもちゃんと完成するのだから立派なものである。
発売は9月1日。来週だ。
書店に並んだら迷わずレジへ。なにとぞ。
たくさん売れればいいなあ。でも印税契約じゃないからいくら売れても関係ないけど。
どうも本が出たというと「印税生活ですか、うらやましいですな、ふん」と言われることが多くて、それは完全に誤解なのであって、世間様、決してそんなにおいしい商売じゃありませんぜ。
そういや、息子が夏休みの宿題とかで「お父さんの仕事について教えて」と言ってきた。
親の商売を調べて9月の文化祭で発表するのだという。
コピーライターと、アレンジャーと、たんさいぼうの3種類があるが、どれがいいか。そうだ、たんさいぼうにしろ、と言う。
「ボクのお父さんは、たんさいぼうです」と発表することになる。
「ぎやははは〜、おもしれー」と息子。だが、あまりと言えばあまりだとヨメに止められ、無難にコピーライターということにおさまった。
「お仕事で大変なことは」という質問には、ちっとも儲からないこと、と答えておいた。
2014.08.26
急に秋めいてきて、隣のオガワさんも「それはそれでちょっと寂しいねえ」などと言う。
そうだよねえ。
駅前ではプールバッグを提げた子どもたちが歩いているが、少し寒そうだ。
「誰にも書けないアイドル論」クリス村松・小学館新書。
昭和アイドルについては時々モンスターみたいな知識を持つ人物が現れるが、これもその一人。「ピングレディーの1位獲得曲はわずか9曲」という指摘に、改めてへえーそんな短期間だったんだと驚く。アイドルについての論はさして目新しいことはなかったが、驚いたのはご本人のキャラ。あるとき、膨大なアイドルのコレクションを問答無用で父親に捨てられて、激怒。直後に家を出て以来、父親とは絶縁し、17年間も会っていないというのだ。ひゃー、頭がおかしいんじゃねえの。しかもそれが30代のことというから、ますますびっくりなのだった。
2014.08.25
朝、新潟の実家を出て、関越道をロング・ディスタンス・ドライブ。
「ねぎっこ」のCDに合わせて息子と2人でアルビレックスの応援歌を絶叫しながら、新座料金所を過ぎて大泉の終点に向かうあたりで事件は起きた。
前を走る赤いRVが何かを跳ね上げたと思った瞬間、そのRVの屋根を飛び越えて飛んできた黒い物体がそのまままっすぐオレの車のフロントガラスに激突したのである!!
とっさの瞬間というのは、人間、何もできないものだね。固まるだけだ。
フロントガラスに激突したその物体は大きく跳ねてさらに後方に飛んでいって、その一瞬のち、オレと息子は声を合わせて「お゛わ゛〜〜っ!!」と叫んだのだった。
大きさは、レンガブロックの半分ほど。色は黒。
その跳ね方から、ゴムの塊と想像できる。
ゴムでよかった。
あれがもしブロックとかだったら、そのままフロントガラスをぶち破って車中に飛び込んで、おそらく息子を直撃。シャレにならない惨劇だったに違いない。
いや、金属片でもひどいことになっていただろう。
料金所を過ぎて減速していたのもラッキーだった。120キロで走っているときだったら、いくらゴムの塊でも何が起きたかわからない。
そんなわけでラッキーにも事なきを得たわけだが、前の車が跳ね上げた物体が飛んでくるなんて、あれは防ぎようがないなあ。
オレの車に当たったその後はどうなったか、とても確かめる余裕はなかった。きっと同じように他の車にぶつかっていただろう。
ともかく無事で何より。何ごともなくてよかった。
息子も「いやー、びびったなあ」とガクブルなのだった。
「哀愁の町に霧が降るのだ」(上・下)椎名誠・小学館文庫。
こちょこちょと途切れなく本は読んでいるのだが、面倒くさくて読み捨て。いかんなあ、やっぱりちゃんと記録しておかなくては。これは40年近く前に出た本が復刊されたと新聞広告に出ていたので、慌てて買った。当時、リアルタイムで読んだ本。改めて読み返して、この頃の椎名誠は面白かったなあと実感。今と過去を織り交ぜつつ進めていく展開は絶妙で、登場人物の描写も見事。昭和だなあ。懐かしくなってしまった。
2014.08.24
アルビレックスの試合を見た後、図々しく実家に居座って、今日は地元の祭りを堪能する。
子どもの頃は心待ちにしていたお祭り。
夜店が8つも9つも並んで、朝から何度も様子を見に行っては、何があるかなあとワクワクしたものだった。
子どもが減り、クルマでイオンに行けば何でも買えるようになって、今では誰も夜店なんて楽しみにしなくなった。
それでもクレープ屋など4つばかり並んで、わびしいながらも祭りの雰囲気である。
昔から受け継がれてきた獅子踊りや棒押しなどの伝統芸能を、今ではすっかり地元の若い衆になった3人の甥っ子が演じ上げ、心の奥がふかーく嬉しくなる。
やっぱり地元の祭りはいいなあ。
子どもの山車を追いかけて歩いていると、山車の向こうに遠く広がる田んぼ。まさに緑の大地で、この祭りの時期に眺めるこの光景が大好きだ。
2014.08.23
4時半にセットした目覚ましが鳴らず、5時に嫁に起こされる。
ななな、なぜ鳴らないんだあ、とスマホを見たら、午後4時半にセットしてあった。
「ひゃははは、ありがち〜」と、眠い目をこする息子に笑われる。
本日はこうして早起きして、息子と二人で新潟だ。目指すはアルビレックス対徳島。
実家の弟が席を取ってくれたのだ。
アウエー専門のオレたち親子にとって、ホームはまさに憧れ。聖地。前の晩からワクワクなのだった。
まずは新潟駅前のアルビレックスショップに行き、グッズを買い漁る。
息子は新しいユニフォームを買った。今まで持ってたのは背番号20、つまり川又ケンゴ。
聖地でこのユニを着ていると、ぼこぼこにされる恐れがあるので、新しいのを買うのだった。
オレの目当ては、発売されたばかりの「ねぎっこ」のCD。アルビレックスの応援チャントを集めたCDである。
「ねぎっこ」とは、新潟県のご当地アイドル。地元で活動している。
意外と芸歴は長くてもう10年とか。
地方を拠点にしつつ、思い切って秋葉原に挑戦してはオタクたちに罵倒され、肩を落として地元に帰ってきてまた頑張っている、という三人組。
ライブでは、ネギを投げまくるという話だ。おかげで狭いライブ会場がネギ臭くなるのだという。
そのねぎっこのCDを手に入れて、そして向かうは聖地・デンカアルビレッマススタジアム。
このスタジアムは通称ビッグスワン。オレと息子は、大きくカーブする関越道の先にこのビッグスワンの姿が浮かび上がると、車中でいつも「ビッグスワーン!」と叫ぶのだった。
ホームでの観戦は久しぶりである。
スタジアム中、同じ色のユニフォームということに感動する。
グッズ売場がやたらとあることに感動する。
いやあ、聖地はいいなあ。
徳島から駆けつけたサポーターも100人ほど。
事前にネットで徳島サポが「おすすめの店はありますか」と聞くと、新潟サポが「あそこがいいですよー」と教えてくれる。こういう本当に草の根のコミュニケーションが生まれていて、心から感動する。
オレも甲府のスタジアムに行って、とてもいい人たちばかりだなあと嬉しくなったもんね。
スタジアムの広場では、新潟プロレスが盛り上げている。これは地域密着のプロレス団体で、地元のイベントなどに引っぱりだこだ。
覆面レスラーが高く舞い上がってドロップキックをやったりするから、子ども達は大喜び。オレも大喜び。
楽しいなあ〜。
新潟のゆるキャラ・レルヒさん記念撮影して、いよいよスタジアムへ。今日は、ねぎっこのライブもあるのだ。
大観衆の前に現れたねぎっこは、可愛く歌を歌う。別にネギは投げなかった。
さて、こうして始まった試合は…えーと、詳しくは書きたくない。
ただ“弱者が勝つための戦術”に徹した徳島は見事であった。補強した外人も当たり。
何かに目覚めさようで、このまま行けば残留も不可能ではないと思う。
対する新潟は、まあ、今年は残留でいいのではないか。Jリーグトップクラスとされたサイドバックと、ベストイレブンを獲ったフォワードがシーズン中に抜けたのだ。この結果も仕方ない。
そう自分を慰めつつ、新潟の夜はエンマコオロギの合掌が響き渡っていて、ああ、もうすっかり秋の気配だなあなどとつぶやくのだった。
2014.08.22
明け方、ひどい腹痛に襲われて目が覚める。結局、午前中は起き上がれず寝て過ごした。
食欲ゼロで、何も食えない。それどころか水分も取りたくない。
家族は全員平気だから、オレだけが何か変なものを口にしたというのか。
思い当たるのは魚せいしかないが、しかし、ノロとかO-157とか、刺身にあたったとしたら、もっと酷い症状のような気がするしなあ。
案外、クーラーに負けた夏風邪、ということかも。
午後は取材仕事が入っているので、何が何でも行かなくてはならない。
這うようにして品川まで行く。
その後、夕方には飯田橋。
コマちゃんがいたので、鳥よしで待ってるからね、とは言ったものの、とても外で酒を飲むような状況ではなく、這うようにして家に帰った。
家に帰って、なんとか風呂に入って、上がったタイミングで、えりずーからメール。
「安藤さんと新宿で飲んでるから来ませんか」という連絡で、なんとも不思議なツーショット。
じゃましちゃ悪いから行かないよと返事したものの、もし、ガマンして飯田橋の鳥よしで飲んでるところにこんなメールが来たら、絶対合流していただろうなあと思い、まっすぐ帰ってよかったと胸をなで下ろしたのだった。
2014.08.21
知人が言う。「子どもができてから、涙もろくなった」と。
別の知人も言う。「子どもができてから、本気で世界平和を願うようになった」と。
どっちもよくわかるなあ。そうなんだよね。
広島の土砂崩れで2歳と11歳の兄弟が亡くなったなんて聞くと、だから心底辛くなる。
なんという酷い災害なのだろう。
2014.08.20
本日は娘の誕生日である。11歳になった。
2700グラムくらいの小さい赤ん坊で、助産婦に「昔だったら未熟児」と、保育器に入れられてもおかしくないと言われたっけ。
そんな言葉はうるせえと蹴飛ばして、この子はとても健康に育つと親の直感を信じて、今まで育ててきたのだ。
だいたいあれですな、行政のやる子育て相談みたいなとこにいる助産婦あがりの看護師みたいなのは、ろくでもないのばかりですな。
1歳の頃、娘は「言葉が遅い、発達障害だ、医者へ行け」と言われたもんなあ。うるせえ、ばばあ、と蹴飛ばしてやったが。その助産婦あがりを。
あいつらは「今どきの若いお母さん達は、まったく無責任で何も知らないんだから。ほら、またスマホなんか見ちゃって」という態度だから、ろくなもんじゃないな。
いや、助産婦だけじゃなくて医者もろくでもなくて、息子の歯科検診で「あーあ、いっちゃってるよ、これ」という信じられない暴言を吐いた歯医者がいたっけ。
どういうことだと聞いたら、歯並びが悪くていわゆる受け口になっていると、その歯医者が言うのである。
例によって、うるせえ、くそじじい、潰れてしまえと呪詛の言葉を吐いて蹴飛ばしてやったのだが、案の定、別の歯医者に診てもらったら「なーんの心配もありません、その歯医者はくそじじいですね」とのことであった。
まあ、そういうわけで、地元の子育て相談みたいなのは相手にしてはいかん。
特に助産婦あがりは蹴飛ばすに限る。
などということはおいといて、まあ、要するに娘の誕生日なのだ。
本当に子育てってのは、あっという間だよなあ。
そして、子どもってのは、育てたようにしか育たないのだなあ。
親はなくても子は育つってのは、あれは嘘ですな。親の育てたようにしか、育ちませんな。
この先もすくすくとまっすぐに育ってくれ、娘よ。
この子は伸び伸びとした自由人のところがあるので、別に勉強なんか適当でいいから、好きな道を歩んで欲しいと思っている。
本人も受験なんかまったくする気がないし、それでいいのだ。
健康第一。
このまままっすぐ育ってくれ。
2014.08.19
いや、しかしこの残暑はひどいな。
ウチから駅まで16〜17分かかるのだが、駅に着く頃にはもうへろへろになっていて、立ち上がる気力すらない。
帰りは、這うようにして家に帰って、速攻シャワーだわ。
本当の問題はオレんちが駅から遠いことにあるのだが、それにはフタをして、あまりに暑い残暑を目の敵にするのだった。
2014.08.18
電車が停まってホームに降りたら、一緒に出てきた男の子が突然泣き出した。
みたところ5歳か6歳。一人だ。
「ママー」と絶叫している。
電車の中では一人だったので、ホームで母親と落ち合うはずだったのが姿が見えず、それで泣き出したのか。
声をかけようと思ったけれど、これで電車を一本逃すことになるかとためらい、同時にた、やたらと大人が子どもに声をかけづらい世の中だし、と自分に言い訳する。
次第に人が集まってくるが、誰も声をかけない。
こういう時は、やっぱりおばちゃんが声をかけて欲しいなあと思っていたら、ようやく二人のおばちゃんが「どうしたの、ボク」と声をかけてくれた。
それを見て、オレはおばちゃんに、じゃあ私が駅員に連絡してきますので、と告げる。
次の電車を諦めて駅事務室に行こうとしたら、運良くホームに駅員を見つけたので、事情を話して案内した。
と、泣いていたはずの男の子が見つからず、知らないおっさんが「もう母親が来たみたいですよ」と親切にオレに教えてくれた。
ああ、それはよかったですね、ありがとうございます、といいつつ、オレは駅員にオウム返しに説明だ。
これで顛末は終わり。
どうということはないのだが、やっぱり最初に声をかけてやるべきだったかなあ、といつまでも反省。
年寄りに席を譲るときは、オレの親もどこかで誰かの世話になっているのだしという思いがある。
子どもに対しても、オレの子ども達もどこかで誰かの世話になっているのだしと思うのだが、やっぱり声をかけづらい世の中だなあ。
2014.08.17
夏休みは今日で終わり。
といっても第一段だけどな。だはは。
第二弾は今度の週末、新潟までアルビレックスの応援に行くのだ。相手は徳島。徳島も、ここで見ておかないと今度いつ見られるかわからないからな。
これも含めて、今年の夏のイベントはあと二つ。
今年はいろいろとイベントの多い夏だったなあ。
2014.08.16
というわけで川又が抜けた後の最初の試合が大宮戦。ボロボロのチームだ。
きっちり勝って大宮は17位。メシうま〜。
新加入の指宿、よかったですねー。川又の穴を埋めてお釣りが来る選手だ。
よーし、ここから新潟の快進撃が始まるのだ。そして大宮は降格するのだ。
ますますメシうま〜。
2014.08.15
お盆休みで命の洗濯なのだった。
2014.08.14
お盆休みで命の洗濯なのだった。
2014.08.13
お盆休みで命の洗濯なのだった。
2014.08.12
川又騒動は、要するにこういう流れなのか。
*
去年は得点ランキング2位でベストイレブンにも選ばれ、よーし今年はやったるでーと、ひょっとしたら滑り込みで日本代表も狙えるかも、というアゲアゲでシーズンスタート。
↓
ところがリーグの開幕試合でケガをしてあっさり途中退場。ケガ自体はたいしたことがなかったものの、出鼻をくじかれる。
↓
一方、アルビレックス新潟は、去年のショートカウンターから今年はポゼッションサッカーへと戦術を変更。目の前に広いスペースが広がると爆発的な力を発揮するタイプの川又にとって、ゴール前で細かくパスをやりとりするサッカーはまったく合わず、なかなか調子が上がらない。
↓
日本代表の強化合宿に初めて選出される。これが相当に嬉しかったようで、「周囲が凄いメンバーだから、自分のいいところが出せた」というニュアンスの、チームの仲間が聞いたら思いきりしらけそうなコメントを堂々と口にする。
↓
結局日本代表には選出されず、Jリーグは中断期間に。
↓
中断期間にアルビレックスは、3000万円×3年間という破格の複数年契約を打診する。シーズン中にもかかわらず、この申し出は相当に高い評価ではあるが、今シーズン終了後に海外移籍を画策している川又はこれを保留。
↓
チーム戦術にフィットせず、体調もよくない川又は、監督から「このままでは使えない」と三行半を突きつけられる。何か、監督の逆鱗に触れる出来事があった、という説も。
↓
中断期間が終わりリーグが再会したが、明言したとおり、監督は川又を使わず、ベンチ外。一切の説明がなかったこの事態に周囲は騒然。「移籍か?」といわれる。
↓
アルビレックスは再び3年契約を打診。しかし二度目の打診も保留され、移籍への流れは加速。これを見て代理人は商売になるとふんで各チームに売り込み。マリノスや柏が手を挙げる。
↓
結局、監督には二度と使われることがなく、移籍市場が閉まるギリギリの8月11日に川又が名古屋移籍を決断。本人が明言しているように「新潟を離れたくなかった」というのは本当だろうが、いろいろと悪い流れがタイミング悪く重なって、それにあらがえずに出て行くしかなかったというところか。
*
生え抜きのフォワードとして代表行きを期待していたのだがなあ。
今年3月の甲府戦。値千金のヘッドを決めて高々と手を突き上げた姿が忘れられない。
なんとか残って欲しかった。残念。
24歳という年齢は、これから世界を目指すには遅いとは思うが、なんとか羽ばたいて欲しいものだ。
ロシアのワールドカップで暴れる川又を楽しみに、今は、ただ背中を見送るのみ。さらば、坊主。
2014.08.11
男の子の夏休みに怪獣は絶対に必要なのだ。
ということでゴジラがいたく気に入ってしまった息子は、今度は3Dで見てみたいと言い出した。
そこで近所のシアターに出かけていった。
すごかったですねえ、3D。びっくりしました。
あの迫力! 咆吼するゴジラの顔が今も目に浮かぶ。
2014.08.10
夏休みのお約束といえばあれである。そう、ドラえもん映画である。
今回は3Dだ。しかも、あの「三丁目の夕日」の監督がつくったらしい。
ちっ、しゃらくせえな。どれ、見てやるか。
というわけで、家族で見に行った。
いやあ、3Dのグラフィックは凄かったですな。
ドラえもんを知っていると気持ち悪いのだが、これはドラえもんとは別の話なのだと思えば、そのグラフィックの凄さにはぶったまげる。
だが、シナリオはぐたぐだで、話はまったくつまらなかった。要するにグラフィックだけを見に行ったようなものだな。
2014.08.09
台風11号が猛威を振るっている。
既に四国は壊滅で、次は三重がえじきになろうとしている。
甲子園大会やら、いろんなイベントが中止に追い込まれ、盆前の日本は大ピンチだ。
そんな中、カブにまたがり、嵐をついて走っている男がいた。
何のことか。
本日、神戸でアルビレックス新潟の試合が予定されており、その応援のために新潟からカブに乗って駆けつけようとしている男がいたのだ。
念のため、カブとは郵便配達やソバ屋の出前持ちが乗る小さいバイクのことである。
高速は走れない。
しかも、大型の台風が西日本で猛威を振るっている。
それなのにこの男は、神戸で闘うアルビレックスを応援するために、一人、カブに乗って新潟を旅立ったのだ。
なんというアホであるか。頭がおかしいとしかいいようがない。
そして、この男は逐一状況をアルビレックスサポの集う掲示板で報告するのである。
誰もが、その蛮勇というか暴挙というか愚行というか、アドベンチャーに驚愕した。
続けて台風の中、カブで、という状況に彼の身を案じた。
重ねて誰もがその行動に敬意を示し、有り体に言えば「うらやましい!」と憧れを示したのだった。
嵐の中、カブは順調に走る。
アクシデントが報告されたのは京都あたりだった。
神戸も近いということで男はそろそろ応援用のユニフォームに着替えようとしたのだが、なんと「しまった、子どものユニを持ってきてしまったあ!」という書き込みがなされたのだった。
掲示板は爆発する。
嵐をついて走ってきた男の、なんという間抜けぶり、ずっこけぶり。見事なオチ。それに加えて「お、おっさん、子どもがいたのかあ、家族持ちだったのかあ」という驚き。
そうである。家族持ちのいい大人が、台風の中をカブで新潟から神戸まで走るという暴挙に出ていたことが判明したのだった。
い、いい大人が、なんといううらやましいことを。そういう響きが、あちこちの書き込みから漂ってきたのだった。
ユニフォームを忘れたことに気づいたカブ男は、しかし、「今回はタオルで勘弁して」と気を持ち直し、大阪で呑気にたこ焼きなどを食って、その様子をまた掲示板で報告するのだった。
こうして20数時間をかけて、男はカブに乗ってやっと神戸まで到着したのだった。
甲子園が延期になる台風であるから、Jリーグの開催も危ぶまれたのだが、神戸のスタジアムは屋根付きということもあって何とか予定通りにゲームは開催される。
到着したら試合は中止だったという、ベタすぎるオチはなんとか回避されたのだった。
こうしてあまりにもアホすぎてヒーローなサポーターを迎えてアルビは神戸に挑んだが、しかし、試合はいつものごとくまったく得点の匂いがせず、神様レオ・シルバも珍しくミスが目立ち、今日も0-0で終わるのかと思った後半ロスタイム2分に、神戸のコーナーキックからあっさり決められてジ・エンド。
審判のミスジャッジからの失点であったことに悔しさは募るのだが、一番の問題はやはり得点力のなさだ。
ここ6試合で得点はわずか1。
今日もキーパーの守田の神がかりセーブが続き、守備陣も体を張ってゴールを守ったというのに。
神戸にしてみれば3-0で終わってもいい試合を、守備陣が90分間0点に抑えたわけだ。
これでは守備陣が攻撃陣にぶち切れても仕方ない。
いいや、サポーターがチームに対してぶち切れても仕方ない。
だが、そんな憤怒が渦巻くスタンドに立っていたのが、あのカブ男。
嵐の中、一人カブで愛するアルビレックスのために走り続けた姿を誰もが思い出し、そこに己の姿を重ね、勝てないアルビという嵐に我も向かわねばならぬ、と気づいたのだった。
では、そのカブ男はどうしたか。
掲示板には、試合後にこんな書き込みが残っていた。
「明日は岡山でアルビレックスのレディースの試合があるのでこのまま岡山に行こうと思いましたが、嫁に止められたので帰ることにします。途中、野宿で寝まーす」。
こ、このおっさんは、岡山まで行くつもりだったのか。レディースの試合のために。子どものユニで。
その袖を引いて止めた奥さんの常識的な判断を讃えつつ、誰もがカブ男が無事に新潟に帰り着くようにと願ったのだった。
2014.08.08
昨夜観たゴジラがいたく気に入ったか、息子は朝からゴジラの話題ばかりだ。
そんな息子が驚いたのが、アルビレックスに突然加入の決まったブラジル選手だ。
ラファエル・レオバ。
そうである、あの神様レオ・シルバと同じくシルバ族の一味なのである。
この選手は凄いぞ。映像を見たが、強烈だ。
これでRとL、左右両方のシルバがそろったわけで、新潟の本格反攻が始まるのだ。
これに指宿が加わって、指宿は既にイブスキーと呼ばれているからロシアの大砲という位置づけになり、新潟に世界連合の誕生だ。
もはや誰も川又のことは口にしなくなった。
川又は、どうやら新潟が二度にわたってもちかけた破格の条件での3年契約を断り、心は既に海外への移籍、という状態だったらしい。
新潟の生え抜きとして芽の出ないころからさんざん鍛えられ、武者修行にも出してもらったというのに、この恩知らずめ。
見損なったわ。
という論調が大半を占めている。
いい選手だったのになあ、残念だ。
まあ、よい。過去は忘れて、これから本格反攻なのだ。
2014.08.07
夏は怪獣映画なのだ。
というわけで、息子と「ゴジラ」を新宿ピカデリーで観てきた。
娘も誘ったが、まったく興味なし。娘は「アナと雪の女王」が大好きなのだ。
そりゃそうだわな。男子は「ゴジラ」で女子は「アナ雪」。
つまり男子の夏は怪獣映画なのだ。
面白かったですねえ〜、ゴジラ。
ハリウッド映画だから話はおおざっぱで、ストーリーは適当で、登場人物はまったく深みに欠けるし、なんでもかんでも実に調子がいい。
おいおい、何万人もいる中でどうしてそう簡単にはぐれた親子が再会できるのかとか、どうして簡単に行きずりの軍隊に入れるのかとか、突っ込みどころは山ほど。
日本が舞台の導入部で、新宿の高層ビル群の隣に富士山がそびえているシーンでは思わず吹いてしまった。
だが、そんなことはどうでもいいのだ。おおざっぱでいいのだ。
怪獣である。ゴジラである。
ゴジラが初めて登場して、歌舞伎のように大きく見得を切り、「ギャオーっ」と叫んだシーンだけでオレは興奮の極み。あの咆吼だけで1800円の元が取れたと大満足なのだ。
かっこいいですねえ、ゴジラ。
田舎の夏休み、大暴れする怪獣たちに心を躍らせたものだったが、そんな夏が帰ってきたのだった。
最後、敵の怪獣をあり得ないゲロ攻撃で倒したときは、うぎゃー、その手があったかのけぞった。
そして死んだと思ったゴジラがむっくり起きて何ごともなかったように帰っていくシーンは、ほとんどこち亀かドリフだった。
オレは大喜び。
こういうバカバカしくてかっこいいのが怪獣映画なのだ。
ふと、これって何かに似てるよなあと思って気づいたのだが、ああ、こりゃ、まんまアメリカンプロレス、ハルク・ホーガンの世界ではないか。
やっぱり怪獣映画はこうでなくちゃ。男の子の夏には、絶対にヒーローが必要なのだ。
2014.08.06
客から「時間がある? ちょっと手伝って」というLINEが来た。
ん? と思ったら、案の定、乗っ取りだった。
何か返事をすると「iTuneカードを5万円分買ってきて」と続くらしい。
取引先としてはありえない口調のLINEだったからオレは変だと思ったが、友人関係はひっかかりそうになったらしい。
まったく迷惑な話だなあ。
LINEは超便利で、コミュニケーションにはどんどん使うべきだけど、こういうトラブルが報道されると、「だからLINEなんて危険だ」と短絡的に決めつけられるのが面倒だ。
2014.08.05
とほほほ。とうとう新潟日報にまで川又移籍確定の記事が出たし、息子も「ニッポーに出たなら仕方ないなあ」と諦め気味である。
まあ、選手の移籍は世の常。
それはいいんだが、しかし、今年になって移籍したホージェルもキム・ジンスもみんな快く送り出したというのに、川又に限っては後味の悪さしかない。
サポーターは「もう帰ってくんな」という状態である。
ジンスには「世界で名を上げて、そしてまたいつか新潟に帰って来いよー」という態度だったのになあ。
かわいさ余って憎さ100倍ということか?
まあ、川又だってもう若くない。名を上げなくてはと、焦っているのだろう。
どこへ行くか知らないが、頑張って欲しいものだ。
あの豪快ヘッドが見られなくなるのは残念だがなあ。
2014.08.04
クソ暑いので、娘は一日中家に閉じこもっている。
夏休み前半分の学校のプールが終わり、また、塾の夏講習も終わったので、やるべきことは宿題だけ。
あとはごろごろだらだらしている。
まあ、この暑さでは不要不急の外出は避けた方が賢明。大人でもくらくらしてしまう。
お盆過ぎまでのあと2週間が、この暑さの山場だろうなあ。
2014.08.03
クソ暑いので息子はだらけきっている。適当に宿題をやって、後はごろごろしながら、ラインをやっている。
おお、部活の仲間と試合の作戦を立てているのか! と聞いたら「そうだ」と胸を張る。
我が家では宿題禁止令が発令されており、宿題をするとオレに怒られる。
「宿題をしないと先生に怒られる」と子どもたちは抗議するのであるが、知るか、オレが怒られるんじゃないから関係ない、と突っぱねる。
だから子どもたちはこそこそと隠れるように宿題をするのだった。
そんな息子が明日は中野の中学に乗り込んで対抗試合をするというから、おお、UWFと新日本のガチンコか、と燃えたオレは、中野まで一人で行けるように下調べをしようと言って息子と一緒に中野まで行った。
行ったからにはただでは帰れない。焼き鳥屋に寄ることにした。
適当に入った焼き鳥屋が、これが史上最高レベルにしょぼい店。
なにしろ客がまったくいない。ゼロ。
「武勇伝武勇伝」とか叫ぶ芸人にそっくりのアルバイトが客の呼び込みをするが、まったく入らない。
このアルバイトが、ジュースを運んできて思い切りひっくり返し、息子にオレンジジュースをひっかけやがった。
息子は大喜びである。
焼き鳥はぼちぼち旨いのだが、いかんせんメニューがしょぼい。食うものがない。ついでに客もいない。
息子がジュースのお替わりを注文したら、在庫がなくなったらしく、店主がスーパーまで買いに出かけて、とうとう客ばかりか店主までいなくなってしまった。
しょぼい。しょぼすぎる。
このしょぼさに、息子は大喜びだ。
気が引けるから、他の客が入ったら入れ替わりに出ようと思ったのに結局まったく客は入らず、こちらも他に注文するものがなくなって、立ち去ることにしたのだった。
まったくしょうがない店だった。
このままではおさまらないから、次は練馬に移動してもう1軒行くことにした。
連日、夏休みの中学生を連れ回してハシゴする親(笑)。
練馬は、なかなか店が見つからず、結局適当な店に入ったら、これがまた最低レベルの居酒屋。
食いもん、まずい。飲み物、薄い。客は落ちぶれた中年ばかり。とことん辛気くさい店なのだ。
もちろん息子は大喜び。「わははは」と、いろんな店があることを学習するのだった。
最低レベルにしょぼい店と、最低レベルに辛気くさい店をハシゴして帰った息子は、家で「芸人のアルバイトにジュースをぶっかけられた」と大喜びで報告するのであった。当然、ヨメはなんのこっちゃという顔をした。
2014.08.02
たんさいぼうの本が出版されたので、その記念パーティーを開いた。
出席は、たんさいぼうの3人と編集者1人となぜかオレの息子である。計5人の盛大なパーティーなのだ。
会場は新宿の火鍋の店である。
こんな真夏に鍋なんて食うヤツがいるかと思ったら、それなりにいるらしく、ほどほどに混んでいた。
息子はたらふく羊の肉を食う。
隣の席にいた連中が、中国語と日本語混じりで物騒なことをしゃべっており、びびって逃げる。
逃げて向かった先が、乃木坂の小室哲哉や和田アキ子も住んでいたというマンションの地下にある薄暗いバー。
歌舞伎町からタクシーに乗って乃木坂のバーに乗り込むとは、オレの息子も中学生らしからぬ行動である。
なかなかいいバーなのだが、なんと明日閉店だという。
事情を聞いたら、これまた物騒なことに地上げだそうだ。
どうも本日はいろいろと物騒なことである。
だが、朗報もあってオレたちのパーティーと同時進行だったJ1で、久しぶりにアルビレックスが勝った。
1-0。薄氷ではあるが、勝ちは勝ち。5月6日の清水線で、オウンゴールで勝って以来の勝利である。
この間、アルビレックスも日本代表も、まったく勝てずにオレは飢えていたのだった。
ようやく勝ったということで、息子とオレは乃木坂の地下の薄暗いバーで雄叫びである。
アルビレックスの選手たちも、まさたこんなところで喜んでいるサポーターがいるとは想像もしないだろう。
本日も相変わらず川又は干されてベンチの外。噂ではマリノスが獲得のオファーを出しているらしい。
許さないぞ、マリノス。三門に続いて川又まで。
わなわなとこぶしを握りしめながら乃木坂・明治神宮前と乗り継いで石神井公園に帰り、おどーさんはお前がいないとにゃにもれきないんらよ〜といいながら息子に駐輪場から自転車を出してもらったのだった。
その息子は、あれだけ肉をむさぼり食ったというのに、「なんだかお腹が空いた」と言ってコンビニに寄っておにぎりを食うのだった。
2014.08.01
8月である。盛夏である。
毎年のことながら暑いのだ。
今日の日記はこれでおしまい。
2014.07.31
二泊三日の勉強合宿を終えて、夕方、息子が帰ってきた。
どこへ行ったのだと問うと「八王子のほう」という。調べたら高尾のあたり、高校の跡地を利用した宿泊施設だった。
勉強合宿というわけだから、ここに缶詰にされて勉強漬けだったらしい。さすが進学校。監禁して勉強させるわけだ。
虐待合宿。だははは。
一日9時間勉強させられたらしいが、それなら夏休みなんか中止して普段通り学校で勉強させればいいのに、なんとも不合理だなあ。
もっとも中学生が集団で泊まったらこんなに楽しいことはないわけで、息子も「帰って来たくなかった」と言う。
そりゃそうだ。
しかし、それなりに疲れてしまったようで、早めに布団に入って寝てしまったのだった。
そしてぐっすり寝ている息子を激震が襲う。なんと、アルビレックスの川又の対談が決定的という報道だ。
いったい誰とトークするというのだろう、川又が。
いや、違った、対談ではなくて退団だった。
ここ数試合、ベンチにも入っていなくて、それなのになんの説明もなくて、どうも不穏な空気が漂っていたが、案の定、移籍話が具体化して、それで干されたか。
しょうがないなあ。
でも、生え抜きでようやく開花したストライカーなのだから、できれば残って欲しいものだがなあ。
ことの推移を見守りたいのだ。
2014.07.30
移動の途中、涼むために六本木ヒルズに立ち寄ったら、等身大のドラえもんが100体ばかり並べられていた。
家族連れが嬉しそうにうじゃうじゃと取り囲んでいる。
テレビ朝日が仕掛けた映画のプロモーションらしい。
いや、さらにそれにトヨタが乗っかったらしい。
バイトの兄ちゃんがドラえもんのうちわを配っていたので、ちょうだいともらう。
シールを手にしていたので、娘のためにそれもくれ、と言ったら展示してあるノアを指差して「これに乗り込んだらあげます」と言われる。
アホか。
炎天下の六本木ヒルズで、スーツ姿のおっさんがドラえもんのシールほしさにノアに一人で乗り込んだら、通報レベルの恥ずかしさではないか。
後ずさりして逃げた。
2014.07.29
隣に住むオガワさんは屋根職人だから、この季節はとにかく仕事がハードなのだ。
「気温が30度を超えると、屋根の上は40度だからねえ」。
1時間作業するたびに下に降りて休憩を取らないと、マジで命の危険を感じるという。
だから夕方帰ってきたら、オガワさんはまずシャワーを浴びて、それから庭のイスに座ってビールを飲み始める。
練馬の畑を走る風を顔に浴びて「夕方になるといくらか風も涼しいねえ」などと言う。
そんなところに遭遇すると、ついオレも一緒にビールを飲みたくなるのだが、こんな明るい時間から飲むのは日中にハードに働いた人へのご褒美のようなものだからオレはガマンして、冷蔵庫から発泡酒を取り出してオガワさんに差し入れたりするのだった。
2014.07.28
「あなた、確かももクロが好きでしたよね」と言われたので、ええ、まあ、と答える。
「じゃあ、タンゴさんも、モノノフなんですか1?」と畳み込まれたが、いいえ、ちがいます、一緒にしないでください、と即座に応じる。
まあ、確かに東横線の中とか、傍若無人ぶりが目に余ったらしいなあ。
ももクロは好きだが、モノノフではない。
ももクロ好き=モノノフと決めつけないでもらいたい。特にモノノフは、ももクロが好きなのにモノノフではないとはどういうことだと牙をむいてくる。勘弁してもらいたい。
ももクロ好きならカラオケでみんなで叫びたいに決まっている、と押しつけないでほしい。
東横線での傍若無人ぶりと世間の冷たい視線を思うに、ジャニオタやアラシックが嘲笑の対象であるように、モノノフが恥ずかしい存在になるのはもうすぐのような気がする。
既にタコツボ化は始まっており、やがて自分で自分の足を食らう日も、案外早いのではないか。
その時、進行宗教のお布施としか思えないようなやり口でカネを巻き上げている事務所はどうやって次のメシの種を見つけるのか。
案外、キャンディーズ方式で「普通の女の子に」と仕掛ける捨て身に出るかもしれないなあ。
などと思いながら、前日、前々日とももクロのライブが行われた日産スタジアムへ乗り込んだ。
そうである。ももクロを前座にして、本日はたんさいぼうが日産スタジアムでライブなのである。
ももクロは何万人か集めたらしいが、たんさいぼうは70人の保育士さんたちを集めてコンサートだ。
しかも講習会であるから、オレたちは先生なのである。普段、先生と呼ばれている保育士さんたちの先生であるから、先生の先生なのだ。
偉そうなところは、特に強調するのだ。
保育士さんたちは勉強に来ているわけだから真剣である。
そのビームにさらされながらのライブはかなりのプレッシャーで、ぐったりと疲れてしまった。
ところでももクロのライブでは、知り合いの笛吹き・ことちゃんが、バックバンドとして出演していたらしい。
へー、ことちゃん、すげえじゃん。ビッグになったなあ。
オレも嬉しい。
よーし、たんさいぼうも後に続くぞ。
2014.07.27
オレが中学の時に郷ひろみがデビューして、その時はまさか40年後も郷ひろみという名前で芸能人をやっているとは、予想もしなかったよ。
当時御三家と呼ばれたのが野口五郎と西城秀樹だった。
その西城秀樹は毎年この時期にフロンターレの試合のハーフタイムに「YMCA」を歌い踊るというのが定番になっていて、その時の相手チームはここ5年、毎年J2降格している。
デスゴールならぬデス秀樹だな。
本日もやはり秀樹はハーフタイムにスタジアムで「YMCA」を歌って踊ったのだが、その相手チームがなんとアルビレックス。
なんとも不吉な。
4連敗中のアルビレックス。17試合で14点しか取っていないアルビレックス。
ぼちぼち神様レオ・シルバも研究されてきて、ボール奪取に来たらポンとレオの背後に蹴ればアルビノ選手は誰も取りに来ないとバレちゃってる。
まあ、とにかく得点不足。
それなのにここ3試合もチーム得点王の川又が、サブどころかベンチにも呼ばれてなくて、しかもその理由さえはっきりしていないことから「ちんたらして干された」「移籍話が進んでいる」という噂だけが盛り上がっている。
ここまで点が取れないなら川又は絶対に使うべきなのに、そんな状態だから、チームの内紛すら噂され、それが選手のやる気をそいでちんたらしたプレーになり、さらにそれにいらついたレオが今まで以上に相手に突っかかるようになってますます背後にボールを通されるようになり、このままではあきれ果てたレオが移籍するのは必至。J2に落ちた来季はレオ抜きになってしまうと、速くもサポーターは涙目である。
そして今夜の試合も0-1で負けた。
3試合連続の0-1である。
守備陣は1点に抑えている。キーパーの守田は神がかりのセーブも見せている。
しかし、これでは勝てないなあ。
ハイボール片手にiPadを見ながら応援しているオレも、どうも勝てる気がしないのだからしょうがない。
これでいよいよ降格争いが現実味を帯びてきた。
とほほほ。
それにしてもあの「YMCA」を、40年後の今も西城秀樹が踊ることになるとは、あの頃は想像もできなかったなあ。
2014.07.26
今年の夏、オレのあそび歌バンド・たんさいぼうは大忙しである。
先日は本を出版したが、今日は、我孫子市でライブなのだ。
パパを応援するプロジェクトに一環として招かれたもので、ちびっ子を連れたパパを相手に遊び歌ライブなのだ。
暑かったなあ〜。
暑いと言えば、その後の合宿も暑かった。
そうである。例年の夏合宿が今年も開催である。
今までオレが幹事をしていたが、今年からダテ君が引き受けてくれたので、とても楽ちんなのだった。
ビールをたらふく呑んで、川で魚釣りをする息子を眺め、その後は花火だ。
ああ、楽しいなあ。
午後、合宿地に向かおうとしたら隣のヨコカワ家のパパに遭遇。パパは全身緑色である。
そうである、ヨコカワパパは今日のももクロのライブに行くのであった。
とことん突き抜けているなあ。「あれ、タンゴさんは行かないんですか〜」と悲痛な声を上げるパパに行ってらっしゃーいと声をかける。
そのパパも、今ごろは日産スタジアムで踊り狂っているのだろうと思いながら、オレは心静かに涼やかな山の夜を過ごすのだった。
2014.07.25
既定路線だったとはいえ、アギレ監督って、なんだかちっとも面白くないなあ。
ザックがいい人だった、というのもあるかも。
いや、やはりここは日本人監督で行くべきだったのだ。
名波なんて、確かに面白いではないか?
そろそろドーハ世代が出てくるべきところなのだ。
そんな思いもあって、アギレ監督、面白くない。
2014.07.24
日中は35度越えで猛暑警報、熱中症警報。
その中を娘はプールに行って塾に行き、息子は学校の補習のようなものに行った。
夕方には突然の豪雨に雷鳴であるる。
その中を娘は、ダンスの練習から走って帰ってきた。
なんという天気なのだ、日本の夏。
その中をオレは、飯田橋の居酒屋・鳥よしでホッピーなのだった。
雨宿りだからね〜、しょうがないもんね〜。
2014.07.23
今日はホームでFC東京戦である。スカパーで観戦だ。
いくら何でも今日は勝つだろうと思ったのだが、どうも試合中から勝てる予感がまったくせず、結果、またもや0-1で負け。
これでなんと5試合連続の無失点である。
ちょっと呆れる。
春先にはACLが目標といってたのに、気がつけば16位まで勝ち点でわずか5点差。しかも次は絶好調川崎のアウエー。
こ、これはマジで降格圏の心配をしなくてはならないのか。もう大宮を笑えないのか。
情けなくて呑んで寝るしかないのだった。
2014.07.22
そういやちょっと前の「日経ビジネス」に、ベネッセの会長のインタビューが載っていた。
例の情報漏洩の発覚するちょっと前。原田さんを社長に迎えた直後のインタビューだ。
この中で会長は「ベネットは世界一の会社だ。他にうらやましいと思う会社はない」と断言していた。
ありゃりゃりゃ、ダメだこりゃ、と思ったわけだ、オレは。
唯我独尊。オレ様の天下。
実ほど頭を垂れよという言葉を知らないこのじいさんは、要するに「世界一の会社の、オレは世界一の経営者」と言いたかったのだろうな。
進研ゼミの会員が2年続けて急減している中でのインタビューで、まあ、さもありなん。
他に学ぶことを放棄した会社、他に敬意を払うことを自ら否定した会社に、誰がついていくというのか。
そんな会長の後を引き受け、途端に情報漏洩の原田さんも「ちっ、はめられたぜ」と怒り心頭だが、発覚直後に「うちは被害者」と居直ったのは致命的だったな。やっぱりボケなのだろう。
もっともこの人のことをオレはあまり信用していないから、福武の会長が原田さんを招いたという時点で腐臭ぷんぷん。社員はかわいそうにと思った。
営業利益310億円の会社が謝罪のために200億円を使うという。2年連続の会員減に加えて、今回の会員離れ。
けっこうヤバいかも、この会社。
2014.07.21
本日、息子は家でダラダラすると宣言して本当にダラダラする。
海の日。
ヨメと娘はよさこいの大会に出かけて、オレはたんさいぼうのリハーサルで、よって息子は一人でダラダラだ。
夏休みだから、こういう一日がとても嬉しいという気分はよくわかる。
ダラダラするのに飽きたら、次に息子が始めたのはWii Fittを使ってのトレーニング。
筋トレをやりながら「き、きつい」とうめくのであった。
ああ、青春とは浪費なり。
思い切りダラダラと夏休みを楽しんでほしいものだ。
2014.07.20
もうじき梅雨明けなのだろう。日が出るとすげえ暑い。
この暑い中、光が丘公園でよさこいのお祭りがあり、ヨメと子供たちも出場だ。
と、前日のFacebookを見たら、成増に住んでるイームラ君も子連れで来るという。
そこでオレも時間を合わせてイームラジュニアを見に行くことにした。
公園の噴水でジュニアを連れたイームラ君に会う。おお、久しぶりじゃんね。
ジュニアは今日、サッカーの練習試合があって、ボロ負けした帰りだそうだ。
いい感じにガキっぽい小僧が、わしわしとかき氷を食っている。
イームラ君、近所ということもあって、この公園にはよく来るという。
来て何してるのと聞いたら「走ったり」との答え。
なんと、イームラ君、公園を走るのか。
「秋はここのマラソン大会にも出ますよ」。
ななな、なんとイームラ君! あの不摂生の極みのようなイームラ君が、週に一度は深酒で財布か携帯をなくしていたイームラ君が。いまどき、携帯をなくしても一週間何の問題もなかったというイームラ君が。
「だははは、年を取ると人間、変わるんですよ、だははは」。
うーむ、ちょっと驚いた。まあ、ジュニアのためにお互い健康には気をつけよう。
オレは車でイームラ君は自転車。うーむ、オレも見習わなければ。
2014.0719
今日から子どもたちは夏休み。
それを記念してJリーグも再開。本日は息子と、埼玉スタジアムに乗り込んでアルビレックスの応援だ。
にっくき浦和レッズ。この8年間、勝っていない相手だ。
とほほ、情けないなあ。
そして今日も負け。情けない。
何が情けないって、開始早々のオウンゴールで負けてしまったのが情けない。
もっと情けないのがレッズで、オウンゴールで1点もらってからは、ちっとも前に出てこなくて、そのまま1-0で終了。
ネットでレッズサポ自身が「内容で負け」と白状するような情けなさで、あんなチームの応援をしなくてはならないサポーターに同情する。
もっと情けなかったのがお天気で、試合開始と同時に激しく降り出して、試合中、ずっと雨合羽をかぶっての応援だ。
とほほほ、何の因果でこんな目に遭うのだ。
そんな情けないオンパレードでも光っていたのが、神様・レオシルバ様。
途中、なんと5人抜きのドリブルを披露して、王国ブラジルの意地を世界中に見せつけてやったのだ。
どんなに内容がよくても、負けたら帰り道は惨めである。
大量のレッズサポに囲まれて埼玉高速鉄道のバカ高い電車に乗って帰る。
やっぱりサッカーはリアリストに徹しなければならんなあというのが最近のオレ監督の考え方だ。
勝てばどんなにひどい内容でも、レッズサポに囲まれても胸を張れるではないか。
雨に打たれても、勝っていれば歌の一つも出るではないか。
とほほほ。
そしてたどりついたのが、秋津の飲み屋街。
息子はこの飲み屋街が大好きだ。小学生の頃から。
今日は大人気の「かぶら屋」はパスして、以前行った「いなほ」に行く。
地味で昭和な飲み屋だが、実はここが案外実力派。食い物がうまくて、大量にある。
以前、ツナサラダを頼んだら「うちの多いからハーフサイズにした方がいいですよ」と言われてその通りにしたら、ハーフサイズでも多かったということがあった。
今日もツナサラダを頼んだらこれが1人前なのに大量で、息子は大喜びでわしわしと食った。
豚キムチを頼んだら、これも大量で山盛りだった。
締めの焼きおにぎりは、きちんと網で焼いてつくってあって、しかもでかいのが2個。息子は大喜びでわしわしと食った。
ホールのお姉さんは、以前見なかった顔だが、これがけっこう可愛くて、量が多いよね〜と言ったら「そうですねー」とにっこり笑って、おじさんはごきげん。
それでいて大量に飲んで食って4000円。何から何まで練馬のハズレの酒場と真逆の名店だ。
とんでもなく地味で薄暗い昭和な居酒屋だが、たいへんな実力者であって、この店が近場にあったらオレは間違いなく通うぞ。
いや、わざわざ行ってもいいな。よし、今度行こう。
という具合でレッズに負けたことも忘れてご機嫌ちゃんで帰ってきた。
起きて待っていたヨメが、岡山の小5の女の子が無事に保護されたことを教えてくれて、ああそれは本当によかったなあと、風呂の中でしみじみ思った。
2014.07.18

じゃじゃーん、ついに出ました、私の新刊。
苦節1年半。別に苦節じゃなくて、だらだらしてただけだけど、ともかくできたのがこれ、児童劇の脚本集。
たんさいぼうの3人で書いた本であります。
しかし、出版社から「たんさいぼうなんて名前の本を誰が買うんだ」と言われて、それもそうだな、ということで児童劇なんちゃらという名前をつけました。
この中で私も何本か脚本を書いています。
例えば「かさじぞう」では、浦島太郎とか桃太郎かも出てきて、ドリフみたいなコントをやってます。わははは。
オリジナルで書き起こした「カギのない動物園」は、大阪のおばちゃんが子どもの晩ご飯にマックを食わせるという話です。よくこんな話を通したものです。
読み返して、自分の話なのに腹を抱えて笑ってしまいました。
要するにそういう本ですので、どぶに捨てるカネがあったら捨てないで買ってください。
7月下旬の発売で、それまで宣伝禁止らしいですが、アマゾンでは予約受付中となっていて、それで宣伝禁止もないものですが、まあ、そういう脇の甘さが全面に漂うわけであります。だはは。
こういうことを書くともいくら日記でも怒られると思いますが。
早く怒ってくれないかなあ。そしたらそれも書くのだけれど。
なお、秋にはもう一冊、私が全面編曲をした学芸会用の本が出ます。
ということは、おお、なんということでしょう、私、毎年二冊ずつ本を出しているではないですか。
流行作家ではないですか。
なのにちっとも儲からない〜(泣)。
2014.07.17
いや、しかし暑いな。
湿気がひどい。
こんな中、点検を終えた車の引き取りのために20分も歩いてディーラーまでいったのに、到着直前に「すんません、終わってません」という電話が営業から。
ばかたれ、そういうことは早く言え。
ところが、早く言って留守電に録音が入っていたのに、オレはその留守電を無視して聞いていなかったから、これはオレのシミュレーションでイエローカード。
とほほ。
あげくにタイヤの交換まで売りつけられちゃって、というか、溝が減っていたら長距離が多くなる今年後半、やっぱり危ないから、しぶしぶタイヤ交換7万円に応じることにしたのだった。
ああ、なんていい客なのだろう、オレは。
もっとも一番の被害者は、仕方なく流れでこれに付き合わされて往復40分を歩くことになってしまった、しさわしだったな。
2014.07.16
本日はちょっと足を伸ばして水戸方面で取材。
まあ、近いもんだ。130キロ。
夜、強化にアナと雪の女王のビデオが解禁とのことで、ドコモのdマートを使ったクローム経由のサービスを使おうとしたら、おそらく通信殺到でサーバが脂汗なのだろう、ぜんぜんつながらない。
カネを取っておいて、これは詐欺だな、ドコモ。
2014.07.15
引き続き本日も暇なのでアレンジをして音楽をつくったりしている。
夕方、大泉学園までからあげを買いに行く。
中学生男子がいるから、唐揚げはいくらでも食うのだった。
ちなみにこの中学生男子、期末テストの成績が5教科で学年トップ、9教科でも学年2位だった。
うーむ。
中間テストでは学年7位だったので、調子こいてんじゃねえぞ、おら、とぶっ飛ばしたところだったのだが、これで1位を獲られたらもう何も言えず、参りましたと平身低頭。
2014.07.14
エアポケット的に暇である。
することがない。
昔だったらちょっとでも暇があったら、あれもやりたい、これもやりたい、と大騒ぎだったものだが、どうしたことか。
きっと落ち着いてしまったのだろう。年も食ったし。
自宅で仕事をしていると、格別の用がない限り、外に出るのが面倒になってしまう。
以前、事務所を新宿に置いていたときは、ちょっと出ればいろんな面白いことがあったが、練馬のはずれでは田んぼのキャベツくらいしか見るものがないし。
仕方ないから、ぼけっと畑を眺めて音楽をつくったりしている。
こういう状態がつづくと、きっと人は昼間っから呑むようになるのだろうなあ、でも、それは人として終わりだよなあ、と思ったりする。
2014.07.13
ドイツも強かったが、オレとしてはオランダがベストチームだったな。
考えてみれば準決勝もPKだったわけだから、結果的に負けは一つもなかったのがオランダ。
これはすごいことだよね。
そんなことを言いながら息子と向かったのが、大泉学園のラーメン屋。
なんでも、スープはカレー味、そこに焼いたチーズが載っている、というタンメンがあるらしく、そのあまりに美味なことは衝撃的、という情報を入手したのだ。
料理の名前をインドタンメンという。
名前からして衝撃的ではないか。
コインパーキングにクルマを置いて、徒歩で探す。発見。
だが行列だ。
うーむ、すでにこんな人気なのか。店構えは実にしょぼくて、これもまた衝撃的。
仕方なく並ぶことにした。
と、その衝撃のラーメン屋の向かいにあったのが、これまた衝撃的なインド料理屋。
何が衝撃的かというと、メニューの立て看板に「チキソカレー」「マトソカレー」「ナソ」と書いてあるのだ。
チキソ、食いたい。チキソ。ナソも見てみたい。
息子と顔を見合わせ、ラーメン屋に並ぶよりインド料理屋でチキソを食べようということになり、店に入ったのだった。
結果、すげえうまかった。何がうまかったかというとチキソではなくて、最初のスープがうまかった。
大泉学園はいろんな店があってうらやましいなあ。
地元の石神井公園は飲食店がとても少なく、急行停車駅なのにファミレスさえない始末。
と、毎日同じ文句を言っているのだ。
2014.07.12
早朝、4時半に地震警報で起こされる。
なんとも中途半端な。結局そのまま起きてしまった。
まあ、今日は朝から用がある。
すぐに支度して車に乗り、群馬県と栃木県の県境にある桐生市というところに行って、今日はたんさいぼうのライブなのだ。
保育園の先生方への遊び歌の講習会、つまり先生の先生をするのだ。
業者ではない。本日のたんさいぼうは先生なのだ。えっへん。
桐生の人たちはいい人ばかりで、講習会にも純朴で可愛らしい先生ばかり。
ご挨拶させていただいた副会長さんが「きょうはぴちっぴちの先生ばかりですよ〜」と言ってた通り、むしろこちらが元気をもらった講習会だった。
桐生はとてもいい街である。
疲れて帰ってきて、その足で地元の飲み会に行く。
昨年7月、地元仲間の子、娘と同い年で、幼稚園から親友だった女の子が重い病気でこの世を去って、1ヵ月。
一周忌という改まったものではないが、この時期に一度集まってあの子に語りかけようという会だ。
幹事オレ。なのに、たんさいぼうライブで行けない。だはは〜。
ヨメに、先に行って幹事をやってもらう。
まあ、普段から何かと言えば顔を合わせているし、このメンツで4月には花見もしているから、いつもの飲み会である。
亡くなった女の子もパパも「病気の時も、みんな普段と変わらずに明るく接してくれたのが救いになった」と言ってたし、今日もいつもと同じに笑って過ごすのだ。
幼稚園に入る前からの友だちである。それが中学生になり、小学校高学年になっている。
入園式のその日、亡くなった子と、オレの娘と、あと二人の計4人の仲良しの女の子が一緒に笑っている写真がある。
このままずっと仲良しで一緒に大きくなっていくんだねと、誰もがそう見守っていた4人だった。
その1人が欠け、残りの3人が今日集まって女子のおしゃべりをしている。
きっとあの子も一子に座っておしゃべりを聞いているに違いない。
亡くなる3ヵ月前、花見で集まった時、車いすから降ろしてもらった彼女は地面にべたっと座りながら、今日のように友だちがはしゃぐのをにこにこと笑いながら見ていた。
あの時の表情が忘れられず、きっと今日も同じ顔をしてそこに座っているんだろうと思った。
中学生になった男子たちは、反抗期。オレの息子も母親の言うことなど無視して、かっこつける。
その様子を見ながら女子たちは、何がおかしいのか、楽しそうに笑う。
いつものことながら地元の仲間たちはありがたい。
石神井公園はさあ、飲食店が本当に少なくて情けない。20人以上が集まるとなると、チェーン店の居酒屋しかないが、「和民」は食い物がまずくて高いし、「はなの舞」は2時間制限で高いし。
そこで今回はおしゃれなダイニングバーに3時間居座らせろとねじ込んだ。
週末、盛り上がったカップルがやってきては、店内ではしゃぐ中学生、小学生に恐れをなして退散だ。わははは。
しかし、店はいやな顔一つせず、きちんと対応してくれた。いい店である。SHAKU SHAKUだ。
約束の時間がすぎ、店を出て、集合写真を撮る。
もちろんそこには一緒にあの子もいる。
このままずっとみんな友だちだから、あの子もいつも一緒にいてくれるに違いない。
ほんの9歳で旅立ってしまった命のことを、忘れられるわけなどなく、乗り越えられるはずもなく、ただみんな受け止めるだけしかない。
2014.07.11
セブンイレブンの日じゃねえか、今日。
流通の中でセブンの存在感は圧倒的だな。PBでもセブンプレミアムの攻撃力はハンパない。
懸念があるとすれば、カリスマの鈴木会長の後だろう。
などと考えながら、今日は途中、5時間くらいの空き時間がある。
いったん戻って仕事をすればいいのだが、こうも暑いと駅までの15分を往復するのさえおっくうになる。
どうせ一旦家に帰ったところで、ぜえぜえいいながらシャワー浴びてクールダウンして終わりだろう。
ということで、新宿で映画を観ることにした。
午前は蒲田。
どうせ映画を観るなら蒲田でというのもしゃれてないか、と思って蒲田の商店街のハズレにある映画館を探していってみたのだが、そのあまりのぼろい佇まいにびっくり。
レトロなんてもんじゃない。
昔はぼろい名画座3本立てなんて平気で観たものだったが、座席指定のシアーが主流の今となっては、さすがにこんなボロに1800円も出す気になれない。オレ様も偉くなったものだな。
結局、次のアポの新宿に移動して観ることにした。
ゴジラでも観ようかな〜と思ったけどまだやってないのね。
それで仕方なく「超特急! 参勤交代」を観ることにした。
こないだは「円卓」を観てあまりのつまらなさに目がくらくらしたものだったが、今回こそはと思って臨んだのにまたしてもその期待は打ち破られる。
つ、つまらん。空っぽじゃねえかよっ。
いや、空っぽでいいんだが、コメディなのにちっとも笑えないってのは、どういう了見だ。
暑い中、喫茶店代わりに時間をつぶした以外の何ものでもなかった。
夕方、土砂降り。直後、晴れ上がって、新宿の空には二重の虹がかかる。
美しかった。
2014.07.10
前にも書いたが今年はキャラの当たり年で、佐村河内に小保方に片山祐輔に冷凍食品毒入れ男にASKAときたわけだが、さらにニューフェースで加わったのがご存知野々村県議。
出張費や切手代をごまかしたのではという疑いをかけられて、これじゃ県議に嫌疑だな。だはは〜。
もっともネットでは「ののちゃん」と呼ばれたりして、我が家の娘は「やめてよね」とおかんむりである。
そんなことを考えつつ、アルゼンチン対オランダ。
オランダに勝たせたかったなあ。
それにしても真剣を振りかざしながらお互いに相手の懐に飛び込むタイミングを見計らって脂汗を流した、そんな試合。
すげえガチンコの試合だった。
こういう試合を見ると、PK戦というのは、見たくなくなる。
そういや3位決定戦というのも無意味だよなあ。
このオランダにもう一試合やらせるなんてさあ。
2014.07.09
コロンビア相手に何もさせなかったブラジルが、ドイツ相手に何もさせてもらえなかった。
いやあ、朝からすごいものを見ちゃったよ。息子と二人で歴史を目撃だ。
1点目がずいぶんあっさり入ったなあとぼけっと見ていたら、次から次へと入る入る。
ブラジル崩壊。
いやあ、珍しいものを見せてもらった。
2014.07.08
オレは新聞が好きでよく読む。
「新聞なんてメディアはもうダメだ」という声も聞くが、そう口にする人に限って新聞を読んでいないような気がする。
週刊誌を馬鹿にする人が、週刊誌を読んでいないように。
どんなメディアにも、いいコンテンツとダメなコンテンツがあるというそれだけの話なのに、新聞だからダメと断じるのは、自らの偏狭、視野狭窄、老化を吐露するようなものだろうな。
今何が起きているのかということをとりあえず俯瞰するには、新聞というメディアが一番よろしいのではないか。
もっとも新聞も偏向が酷くて、朝日新聞はほとんど売国新聞。
T橋J子という記者のひどさは呆れるばかりだが、しかし、知り合いがこの記者の書いた記事について涙を流さんばかりにFacebookで絶賛していたので、ちょっと距離を置くことにした。こんなバカだとは思わなかった。
朝日新聞だけでなく、いま我が家で購読している東京新聞も中身では似たようなすっとこどっこい。
毎朝一面を眺めては、ばかか、とつぶやいてちぎり捨てている。
気分直しに読売の思い切り偏向した社説を読んで気を取り直すわけだが、その読売新聞の販売店が契約更新のお願いにやってきた。
販売店と新聞社の関係について、いわゆる押し紙を取り上げて鬼の首を取ったかのように騒いでいる人を見かけるが、オリンパスで不正を指摘していい気分になっていた外人社長と変わらんな。
押し紙のどこが問題なのか、ちゃんと説明してもらいたいものだ。
インテリがつくってヤクザが売ると言われた新聞。
読売のヤクザな拡張団が押し寄せてこないようにするには、購読してしまうのが一番。セコムと同じで、抑止力としての購読だ。
こうなると新聞もほとんど集団的自衛権。なんのこっちゃ。
ちなみに自衛的集団権となるとサッカーの戦術っぽい。
オレは日本の宅配制度は世界に誇るべき素晴らしい制度だと思っているので、それを支えている販売店にはいつも感謝している。
雨の日も風の日も放射能の日も、早朝くらいうちから配りだし、届いて当然とばかりにふんぞり返っている読者に頭を下げる、その背中にオレは感謝だ。
これも立派なインフラではないか。
インフラを支えるために日々汗を流している人への感謝を忘れてはいかんのだよ。
やってきた読売の兄ちゃん「長い間、ありがとうございます、今回も1年契約をお願いできますか」と低姿勢。
もちろんですとも。毎日配ってくれてありがとね。
ハンコを押したら「液体洗剤がいいですか、粉がいいですか」と言うので、粉でいいけど無理すんなよなあ、と答える。
新聞のおまけは、これはすべてギリギリで経営している販売店の持ち出しだ。それどころかゴミ袋とか回収袋とか、読売で言えば「家庭版」という小冊子も、すべて販売店が自腹を切って購入している。
そういうものを遠慮なく寄越せというのは、気が引けるオレ様だ。
無理することなく、できるだけ長く宅配制度を維持してもらいたいと思うのだった。
2014.07.07
はっと気がついたら、今日は結婚記念日ではないか。
7月7日、七夕に入籍したのだった。
何年前のことかねえと聞いたら、14年前だという。
ひえー、そんなに長い間、よくも飽きずに一緒にいるもんだねえ。
お互いに驚いて、今年の結婚記念日はおしまい。これからもよろしくね。
死ぬまで長生きしましょうね。
2014.07.06
日曜日だが、息子は部活の自主練習ということで、早朝から出かけた。
自主練習といっても1年生の男子だけが集まってあっちの体育館、こっちの体育館と移動しながら練習するというから、途中でコンビニ寄ったりするに決まっているし、半分は遊びみたいなものだろう。
隣のオガワさんが「家でゴロゴロしているよっぽどいいだろう」というように、休みになったら友だちとふらふらするのが当たり前なのだ。
夕方帰ってきた息子に聞いたら、なんと遭難したという。
どこかの街の体育館から先に帰ろうとバス乗り場を通行人に聞いてバスに乗ったら、まったく知らない終点に着いてしまって、ここはどこ私は誰状態。
再び通行人に聞いて10分ほどさまよいつつ駅に到着。駅員に「石神井公園に行くにはどうしたらいいですか」と聞いて、高田馬場に行き、また駅員に「石神井公園に行くにはどうしたらいいですか」と聞いて、池袋でようやく記憶にある西武池袋線のホームにたどり着いたそうだ。
一緒に風呂に入って、池袋駅は怖かっただろうと聞いたら「人がやたら多くて、駅がやたらと広くてびびった」とのことだった。
そもそも通行人に聞くのもけっこう勇気が必要だったに違いない。山手線に一人で乗ったのも初めてではないか。
というわけで、無事に遭難から帰還したわけであるが、自ら人に質問する、という主体的な発想と行動によって課題に対処できたことを、オレはほめてやった。
もちろんスマホを持っていたのだが、そこで親に助けを求めるのではなく、自ら解決に動いたことがなかなかよろしいではないか。
つーかスマホで地図を見るということに思い至らなかったあたりが間抜けではあるのだが、なんでもかんでも検索してからでないと動かなくなっているこの時代において、予断なしに主体的に動くことで何かを得るというのはとても大切なことだと思うのだ。
道は迷いながら覚えるものだよ。
こうして息子はまた1つ成長して、風呂上がりには「腹減った」と言いながらカレーをばくばく食って、寝転がってスマホのゲームをして「うひゃひゃひゃ」と笑うのだった。
2014.07.05
5時から息子と一緒にコロンビア対ブラジルを観る。
日本を子ども扱いしたコロンビアが、ブラジル相手に何もさせてもらえなかったということに仰天する。
なぜなんだろう。
解説の早野さんも「わかりません」といってた。
だが、こんな時に便利な言葉があるのだ。「個の力」だ。
だはは。要するにブラジルの個の力がコロンビアを上回ったと、そういうわけだ。
いやあ、こんな実力者同士がガチで闘うんだから、たまらんわあ。
しかもネイマールの骨折というおまけ付き。
これで今大会は、勝っても負けてもブラジルのものになった。勝っても負けてもヒーローはネイマール。
この壮絶な戦いをしたコロンビアに、一時は岡崎のヘッドで同点に追いついたから日本もたいしたものである。
こういう試合を観るにつけ、日本が列挙と互角に戦うなんて無理に決まってると思われそうだが、いや、違う、ハイプレスからショートカウンターという戦術なら、運動量豊富でちょこまかと動く日本も案外やれるのではないか。
なにしろ香川みたいなのがゴール前でちょろちょろしたら、相手はファールが怖くてなかなか寄せられないだろう。
幸いゴール前のファールはより厳しく取るというのがトレンドになってきたことがはっきりしているし。
そこに宮市のような速いのがかきまわして、岡崎が裏に飛び込んで、そのスキに乾がどかんとミドルを打って、跳ね返ったボールを香川がちょこんと合わせるという。
ちょっと数が合わないけれど、そんな戦い方でけっこういけそうな気がするんだけどな。
それにしても、本田は見事に姿をくらました。
別に「優勝を狙う」と大口叩いたのは何とも思わないし、というか、どんなレベルの大会にしろ優勝を狙わないやつがいたら、そちっっちの方がおかしいし、狙ったけどこてんぱんに返り討ちにされたというのも勝負事だから別に当たり前のことだもんな。
だからそれについては、ご苦労、よく頑張った、とねぎらいたいが、気になるのは大会前に「終わったらいくら叩いてもいいから、今は一緒に闘って欲しい」と発言したことだな。
ならば終わった今、きちんと叩かれるべきだと思うのだがなあ。
98年のフランス大会のコロンビアで、オウンゴールした選手が帰国後に殺された悲劇は有名だが、あの選手は周囲が止めるのにもかかわらず「説明責任を果たしたい」と言って帰って、命を失った。
日本ではそんなことはありえないし、日本の優勝に賭けていたマフィアが激怒するなんていうことは、さらにあり得ないから、ともかく帰国して言葉を発すればいいのに。
いつも気に入った媒体の気に入った記者のインタビューにしか応じないから、ちょっと興ざめなんだよな。
それとも雲隠れしたようでいて、実は病気が重くて入院でもしているか。だとしたら気の毒だが。
2014.07.04
雨の日の外出は鬱陶しいなあ。
加えて最近は冷房があちこちで効きすぎて、けっこう体がダメージを受けている。
湿気たっぷりの外を歩いて、クーラーの効いている訪問先で過ごして、また外を歩いてっていうのは、かなりしんどいぞ。
2014.07.03
ネイマールって、その外見からチャラくて「ひゃっほ−」とか言いながらシューとするんだろうと思っていたのだが、ワールドカップで見たら思った以上に泥臭く動き、何よりもPK戦で勝利して泣くような生真面目さがあったんだとびっくり。
その生真面目さはもちろんナイーブさと裏腹なわけだから、プレッシャーには弱いタイプなのかもしれない。
対して今大会の新星であるコロンビアのロドリゲスは、たった一人で日本を軽くけちらしちゃった時のプレーを見ても、実に天然な感じがする。
オレが大好きだったあの松井大輔にも似た、奇想と規律のアンビバレンツというか。
だから、オレはどちらかというロドリゲスが好きだなあ。
そしてこの2チームが今度は正面からガチンコ決戦するわけだが、この凄まじいプレッシャーにネイマールは耐えられるだろうか。
心情としてはコロンビアを応援したいのだが、あの中でブラジルが負けたときにどんなことになるか、想像するだけでちょっと怖い。
それにしてもコロンビア。昔いたイギータってキーパーは大好きだったなあ。
2014.07.02
プリンターが壊れたので先日買い替えたわけだが、それが1万5000円。
ネットでの評判というと、とにかく異常にインクの減り方が速い、という声が圧倒的だ。
まあ、それで稼いでいるわけだからなあ。無料の座布団をばらまいて、座ったらお金頂戴という座布団商売は、けっこう楽に儲かるのだ。
まあ、だから覚悟はしていたが、実際、驚くほどインクの減り方が速いのよ。あれれれ〜と見る間になくなってしまう。
しかも、交換インクが1セット6000円という冗談としか思えない価格。
以前の機種は4000円で、これでも馬鹿にするなと言いたいぐらい高かったのだが、さらに上がって6000円とは。
ということは、インクを3回交換すると本体が買えちゃうわけだ。
いくらなんでもそれは。
ということで、ついに禁断のサードパーティインクに手を出してしまった。
だって純正品が6000円なのに、同じものが700円なんですもの。
この圧倒的な価格差の前には「純正品じゃないと壊れるよ」「インクが漏れるよ」「知らないよ」という脅しもほとんど無力。
というか、むしろ壊れて買い替えた方が、純正品のインクを買い続けるよりずっと得じゃん。
以前、やっぱりサードパーティーのインクを使ったら、あっさり壊れてプリンター本体もダメになってしまったことがあった。
そういう痛い思いをしているにもかかわらず、やっぱりこの価格にはかなわない。
さて、どんなことになるか、楽しみである。
繰り返すが、別にプリンタ本体が壊れてしまっても純正品を買い続けるよりマシだし、サードパーティーが問題なく使えれば素晴らしいことなのだ。
2014.07.01
ザッケローニがサッカー協会での会議の後に、それこそ、そそくさと日本を離れたわけだが、あの寂しそうな涙目と、最後まで礼儀正しい誠実な態度を見て、もうちょっと手厚く送ってやれなかったかと思うのだった。
協会のエライ人も見送らなかったわけだろ?
せめてアナウンスがあれば、ファンもいくらか見送りに行ったのではないか。
なんだか日本人として申し訳ないなあと思う。
わるかったな、ザック。ありがとう、また遊びに来てくれ。
2014.06.30
なんでも全能神とかいう新興宗教が、石神井公園周辺で布教活動をしているらしい。
中国系の新興宗教だ。
オレがいる時に来たらこてんぱんにしてやろうと手ぐすね引いているのだが、しかし、こちらは子持ち。
女子ども時を狙ってリベンジされても面倒だから、まあ、関わらない方がよかろう。
問題は電車通学の息子だ。
駅前でビラを受け取って変に言いくるめられたりしたら、面倒である。
昔のオウムもその手口だったからな。
しかしどんな新興宗教なのだろう。
そういや学生時代の友人、サタケは「私はキリストより偉い」と主張して、キリスト教概論の試験にも堂々とその旨を書いて赤点をもらってたっけ。
おまえさー、有名なキリスト教系の大学に入学した時点でそれはバカじゃん、とみんなに呆れられていた。
2014.06.29
なんか、いろいろと変だなーとは思っていたわけよ。
どうやらコンディション調整に失敗したというのは確かなようだが、でも、ワールドカップ初戦に向けてそんなことってありえるか?
そもそも前回の大会ではきっちりうまくいってたし、日本にコンディショニングのノウハウは十分にあるはずなのだが。
あのちぐはぐな采配と、選手の動きの悪さから、もしや監督と選手の間がうまくいってなくて、最悪、内紛が起きている可能性も、と思ったのだが、敗戦が終わってからずいぶとたつのに聞こえてくるのは「ザックはいい人」という声ばかり。長友に至っては「勝たせてあげたかった」と泣く始末である。
どうやら選手と監督の間は想像以上にうまくいってたようだ。
だったら、なんだったんだ? あの動きの悪さは。
というところで浮上してきたのが、キャンプ地のイトゥーにはキリンの現地法人の本社がある、という話である。
キリンは言うまでもなく日本代表チームの大スポンサー様。
その現地法人の本社があるからキャンプ地がイトゥーになり、おかげで選手は涼しく乾燥した地から試合のたびに3時間もかけて蒸し暑く、時に土砂降りとなる試合会場に移動を強いられたのだという。
なんと、すべてはキリンと電通のごり押しだったのか!
ううーむ、なんということだ。
もちろんそんなわけはない。
キリンと電通のせいだなんてことで納得するのは、警官は誤認逮捕し、検察は証拠をでっち上げ、霞ヶ関は業者と癒着し、自営業者は脱税すると決めつけている謀略史観大好きおやじ(3.11もアメリカの大統領選もワールドカップの優勝だって全部裏でフリーメイソンが決めているのだ!)の酩酊妄想だ。
いくらなんでも、キリンや電通がそんなわかりやすいごり押しをするわけがなかろう。
オレが推測する真実は、勝手に大スポンサーと広告代理店におもねっているサッカー協会幹部が、ご機嫌取りのためにイトゥーに決めたのではないかということだ。
確か「イトゥーなら日本人が多く日本の食材も調達しやすい」という理由を挙げていたが、それはその通りだわな。
そういう理由をつけてご機嫌取りのためにスポンサーの本社で合宿をして、忠誠を誓ったというわけだ。
しかも、練習場を高い壁で覆って閉じ込めて、宿舎もすぐ隣。選手の閉塞感たるや、たまらなかっただろう。
そんな狭いところに押し込められて、何日間も同じメンバーで顔をつきあせていて、そこにワールドカップ初戦の重圧だ。
変な格好で寝違えたみたいな心身の状態になってもおかしくはなかろう。
だからサッカー協会の幹部は、この事態の責任を取らなくてはならんのだ。原さん、辞めなさい。
なんてことをいつまでもだらだら考えているオレはしょうがないなあ。
ブラジル対チリの、ギリギリの戦いを見てみれば、ボールの速さ、それを先に読んで対応する判断力の速さ、そうしたすべてのレベルでスピードが違うことがわかる。
まあ、やっぱり日本は三流国家なのだ。
それはともかく、今回体ではスペインが散った(スペインが大すっぺいん!)ように、バルサスタイルのショートパスサッカーは終わったと言われている。
それに代わる今最も新しいスタイルが、ハイプレスからのショートカウンターとされている。
なんだと? ハイプレスからのショートカウンターだと?
おお、それはまんまアルビレックス新潟のサッカーではないか。
戦術レオ・シルバ。
やっと世界が新潟のサッカーに追いついたか。だはは。これからはアルビの天下だ。
待ってろ、浦和。
その浦和との試合は7月19日で、もちろんアウエーの席は既に確保していて、今から燃えているのであった。
浦和には勝ってないからなあ。
2014.06.28
佐村河内に小保方に片山祐輔に冷凍食品毒入れ男にASKAに、今年前半はキャラ立ちのオンパレードである。
その系列に加わるべく華々しく登場したのが、あの都議会ヤジおばちゃん、塩村なんちゃらである。
だいたい人間性というのはその立ち振る舞いや顔になんとなく現れるもので、後付けではあるが、佐村河内も小保方も、今にして思えばそのファーストインプレッションからして何となくうさん臭いというか、一筋縄ではいかないというか、親戚にはいて欲しくないタイプだと感じたものだった。
この塩村ヤジおばちゃんも同系列である。
顔を見た瞬間、あれえ、と思った。
きっとこいつ、騒ぎが大きくなって名前が売れればラッキー、ぐらいにしか思ってないんじゃないか。
案の定だった。
ヤジの是非はともかく、というか悪いに決まっているのだが、それを外国特派員協会で会見して世界に発信するというのは、ヤジよりはるかに国益を毀損する行為だろう。
そこに見えるのは、ただひたすら騒ぎを大きくして自分の名前を売り、味方を増やしたいという思惑のみ。
もちろんそんなことは表情を見れば誰の目にも明らかだから、ネットではすぐさまバッシングが始まり、何よりも女性を敵に回してしまった。
いやあ、あれほど女に嫌われる女というのも珍しいだろう。
不倫、グラビア、整形巨乳疑惑、慰謝料etc.と、女を敵に回す材料は十分だもの。
そもそも漫才の内海桂子師匠がTwitterで喝破している。
「その場で正面からたしなめればいいだけの問題。プロは現場で問題を処理するものだ」と。
まさしくその通りで、その場で、あるいは直後にしかるべき相手に対して抗議すればいい問題であって、どうしてそれを騒ぎ立てるのか。要するに自分が目立ちたい、自分がヒロインになりたい、もっと世間を味方につけたい、ということだろうなあ。
腐臭の漂うおばちゃんである。
もっとも国の機関をたった一人で壊滅状態に追い込んでしまった小保方様に比べれば、その攻撃力も存在感も比べものにはならないわな。ブラジルと日本ぐらい違うわなあ。
そのサッカーであるが、どうしてサッカーファンというのはあんなにも激烈というか、鬱陶しいというか。
オレはスケートのことは何もわからないが、浅田真央が滑っていたら応援するし、金メダルを逃してもその演技には、素人ながら感動の拍手を送る。
WBCでマー君が投げれば応援するし、水泳で北島康介が敗れれば、よく頑張った、とねぎらいの拍手を送る。
日本人だからね−、当然じゃん。
サッカーも同じでいいと思うのだが、どうしてサッカー豚たちは、まるでこの世の終わりのような、日本という国のアイデンティティが危機にさらされているかのような、そんな大げさに嘆いて怒るのだろう。
相当に鬱陶しいよなあ、おい。
例えば北欧の小国の人々のように、自分たちには無縁の大会をおとなしく楽しむというような、えーと、つまりは運動会でマジになる体育会の連中を遠くから冷静に眺めている文化部のような、そんな冷静さがあっていいのではないかと。
あんまりうまい比喩ができなかった。
2014.06.27
前の仕事が予想外に早く終わり、後の仕事まで空き時間ができたので、久しぶりに映画でも観ることにする。
今からどんな映画がどこで観られて、そこまで何分で行けるか、検索する。
検索はとても便利だ。
仕事の合間の時間つぶしに見るのだから、頭がパーになるような空っぽで面白い映画がいい。
ゴジラなんか最高だね。検索する。
ところがゴジラはまだやっていないらしい。
じゃあ、他に空っぽで今から見られるのは何かな。検索する。
ほほう、日比谷の映画館で「円卓」というのをやっているようだ。
円卓。芦田愛菜とかいう子役が主人公で舞台は関西だと。
ふーん、ガキと関西か。こりゃあ、空っぽの映画に決まっているな。決定。これにしよう。
映画館の場所を検索する。
映画についての解説とか寸評とかか出てるのだが、それは見ないでおこう。
なんでもかんでも検索するのはよくない。
映画を観る。金曜の朝だからガラガラ。
だが金曜の朝だからガラガラなのではなくて、くっそつまらないからガラガラなのだということが、開始10分でわかってしまった。
なななな、なんなんだ、このつまらなさは。
途中、マジで寝てしまったよ。
このつまらない映画に、どう落とし前をつけるのだ。ただそれだけで最後まで見てしまった。
うーむ、大失敗。映画評論家のオレが今まで見た中で最低につまらない映画だった。
金返せ。時間返せ。
くっそ、こんなにつまらなかったのなら、内容もきちんと検索してから見るんだった。
本日の結論。検索はとても便利だ。
2014.06.26
確かに本番では無能であったが、こんな弱い日本を引き受けてくれただけでも、ザックはいい人だったな。
オレもまだ引っ張るが。
まあ、またどこかで会おう。
って、今まで一度も会ったことはないが。
2014.06.25
いつだったか、元監督の岡田さんがテレビでぼそっとつぶやいたことが印象的だった。
「自分たちらしい戦いをしたところで、勝てなかったら意味がないのがワールドカップ。それほどワールドカップは奥が深い」。
なるほど。
徹底的にリアリストでなければワールドカップで戦う資格はないというわけか。
岡ちゃん組の守備的な戦いも、今では納得。
南アフリカで、ベスト16に入っても世界に日本のサッカーを見せられなかった、と嘆いたのは実は身の程知らずの夢想家の妄想だったってことだよ、諸君。
もっともそれ以前に、一番の敗因はコンティション調整の失敗にあったということが今では明白だ。
あんなにも走れなくて、あんなにもパスミスが多くて、あんなにもボールを引き出す動きのできなかった代表なんて初めて見たものなあ。
その意味では東京新聞の「自分たちらしさを追求することが目的になってしまって、勝つという目的は二の次になってしまった」という指摘はあっていると思う。
ちょっと驚いたのは、内田の代表引退宣言だ。
今大会で一番仕事をしていたのが内田じゃなかったか? どうして辞めるんだろう。
「ずっと考えていた」らしいが。
正直、ウッチーなんてすぐに消えていくと思っていたが、まさかここまで代表の柱になるとは想定外。
酒井が出てきたとき、これで代表の右サイドは10年は安泰だと思ったものだったが、その酒井がなかなか抜けないのがウッチー。
負けた後の一時の気の迷いじゃないのが気にかかる。なんとか代表を続けて欲しいものだが。
今回のチームでは、両サイドバックと蛍だけ残して、あとは総取り替えだろうな。
キーパーには、アルビの守田をぜひ。なにとぞ。あとは、レオ・シルバに帰化してもらおう。
それにしても、初めてのワールドカップの重圧に脳内フリーズしてしまうほどの純情さで世間を驚かせたザッケローニだったが、拾いもののいい監督だった。
日本に同化し、敬意を払い、日本人らしさを引き出そうとする誠実な姿勢には好感が持てたし、その結果見つけた攻撃的サッカーというのも、よかったと思う。
ご苦労さんであった。
イタリアなどの強豪国ともなんとか試合ができるようにしてくれたのもザックだったし。
まずは感謝である。
今度はゆっくり日本に遊びに来てくれ。わさびもあるよ。
5時にキックオフで7時に終わったから、おおかたの子どもたちもしっかり応援してから登校だ。
息子に聞いたら「サッカーの話は出たけど、みんなもともと期待してなかったら別に残念がってないし、フツー」とのことであった。
まあ、そんなものだろうな。
オレも、アルビにいつも肩すかしを食らわされているから、ちっ、また負けたよ、しょうがねえな、てなもんだ。
いったい何ごとかと思うほど大騒ぎの新聞、テレビのほうがよほど異常。本田バッシングは、都議会のヤジなんかよりよっぽどひどくないか。
どこかの国みたいに社会的不安のすべてを込めたような盛り上がりでサッカーを見て、負けりゃ火をつけて暴れるような、そんな国はイヤだな。
負けて、とほほほ、すいませんでした、来れたらまた来ます、と言いながらゴミを拾って帰る日本人のほうがよほど好きだな、オレは。
2014.06.24
三鷹の方ですごい量の雹が降ったとかでニュースでやっていたが、局地的に降ったという中原1丁目って、オレが昔住んでたとこじゃん。
29歳から31歳まで。2年間。ぼろアパート。
このアパートは今はもう駐車場になっているが、いろいろと事件満載の物件だった。
隣の部屋の一家が学会の信者で、引っ越した当日から絶賛勧誘されたのをはじめ、ある夜遅く帰ってきたでかい野良犬が家の前にいて入ることができなかったり、またある夜は、ドアを開けたら野良猫が網戸を破って部屋の中で集会を開いていたり。
ほんと、おかしなアパートだったなあ。
大家は近所に住む農家で、家賃は直接その農家まで持って行くシステムだった。今考えると、それも凄いな。
テレビでその街が映ったから、どの辺かと思ってよく見たけど、もう道もすっかり忘れていてさっぱりわからなかった。
別に懐かしくもなんともないが。
2014.06.23
気がつけばいつの間にか夏至は過ぎて既に後半戦に突入しており、夏さえも残り2ヵ月になろうとしている。
今年はSTAPとかいろいろと世間は騒がしく、佐村河内に小保方にキャラの宝庫。冷凍食品に農薬入れた変なおっさんもいたな。この夏はそれに、ヤジ姉さん(姉さんは無理があるが)が加わって、さらにキャラは充実。
2014年はキャラの年と記録されるだろう。
そんな中で行われているワールドカップ。
どうもいろいろと試合を見るにつけ、要するに日本は、アジアのトップだが世界レベルではまだ三流の中、というポジションでここ10年何も変わっていないことがはっきりしてきた。
とにかくボールのスピード一つとってもまるで違うし、そのボールの先を読んで動いているんだもんなあ。こりゃかなわん。
カメルーンなんて、どうしてこれで最下位なんだ。日本がやったらこてんぱんじゃないのか。
今さらそんなことに気がついたオレであった。
さて、ワールドカップが終わったらJリーグ再開。
7月19日は、埼玉スタジアムへ行って、レッズ戦に臨むのだ。後半戦のアルビは強い…わけがないな。とほほ。
2014.06.22
プリンタが壊れてしまった。
紙詰まりしたので、うりゃっと強引に引っ張り出したら、それがよくなかったらしく、以降、「販売店に連絡してください」というアラートが消えない。
ちっ、ひ弱なことだぜ。
販売店に連絡して(この場合はアマゾン)修理を依頼するよりも、新しく買った方が安いのは当然である。
だからアマゾンで別のプリンターを頼んだ。
翌日には届く。これじゃあリアルの店はかなわないよなあ。
壊れたプリンターを買ったのは、確か大震災の前の年の年末。年賀状用に買った。
そう考えれば3年半使ったのだから、まあぼちぼち買い替えてもおかしくはないわけだが、しかし、紙詰まりごときでと思うと悔しい。
何よりも悔しいのが、大量に残ってしまったインクの山だ。
すぐにインクがなくなるから、常時、何本か予備は用意しておいたので、それが思い切りパーになってしまった。
数千円どころではない。確実に1万円以上。
どうしてこれが、機種が変わると使えないのか、納得がいかないのだが、そういう商売なのだからこっちの負け。同じ機種を買おうと思ったのにその在庫がないというので、アマゾンの勝ち。
余ったインク、誰かもらってくれませんかあ。
さて、届いたプリンタをセットアップしたら、あららら、いろいろと思惑違いのところがある。
一番大きいのは、用紙のカセットが二つあるというのでこれは便利と思ったら、なんと一つは写真専用だった。
ひゃー。
これではまだ一つのほうがいいではないか。
便利だからとろくすっぽ仕様も確かめずにアマゾンに頼んじゃうから、こういうことになるのだ。
それにしてもカラープリンターがわずか1万5000円だから、20年前に比べたらとても考えられない。
あのころは、モノクロのレーザープリンターが50万円とかして、オレなんかリースで借りていたものなあ。コピーもしかり。
今じゃ毎月だってカラープリンターが買える値段だ。毎月は買わないけど。
2014.06.21
代表の連中、疲れが溜まっていると、練習休みになったらしいな。
どうやら調整失敗は明らかだったようだぜ。
岡田さんの見立て通りだったか。
それに監督への反乱、内紛が加わっているのではないか。
呆れたことに協会トップの原さんは、ザックにすべての責任を負わせようという伏線を張り始めた。
もうこうなったら選手は監督や協会のことは相手にしないで、自分たちのことだけ考えてやりたいようにやるんだな。
2014.06.20
非正規雇用が増えているというのが頭では分かっていても皮膚感覚として持っていないから、ついこんな失言をしてしまう。
そろそろボーナスですね、いつ頃出るんですか? 「あー、私、派遣だからボーナスないんです」
ちょうど一週間前にも同じ質問を別の人にして「あー、私、契約だからボーナスないんです」といわればかりだというのに。
ご本人はそんなに気にしていないだろうが、オレは悪いこと聞いちゃったかなあとちょっと気まずい。
以前なら、ボーナスですか、僕らはフリーだからボーナスがなくて、うらやましいですねー、という話の展開に持って行けたのだが、もうそれも通用しないというわけだ。
世の中は変わる。
変わっていないのは日本代表で、ジーコも驚くほど無能だったが、ザッケローニはそれ以上かもしれん。
相手が退場したというのに何の指示も出さない、チビばかり集めておきながら自ら否定したパワープレーを続けてやる、トリッキーなセットプレーを用意していない、交代枠を一人残す、あげくに記者会見では「最後のスピードが足りなかった」と敗因を選手に押しつける。
もはや選手との信頼関係は完全に破綻したのではないか。
ここまで無能の監督だったとは、ちょっと驚いた。
それともこれがワールドカップの魔力なのか。そこで闘うには、あのおっさんはナイーブすぎたということかもしれんな。
2014.06.19
というわけで、銀行の支店に立ち寄ってちょっと威圧して、その後、息子の中学の授業公開に行く。
授業なんてどうでもよくて、どんな場所で毎日を過ごしているのか、見たかったのだ。
きれいで立派な校舎だなあ。ここで中学生と高校生計6学年が学んでいる。
息子を発見。
手を振ってくれた。
おお、手を振るだけ立派じゃないか。
お父さんは嬉しくなって教室に乱入して、手を振り返したのだった。
2014.06.18
銀行と一戦交えたくなった。
まったくあいつらときたら。
2014.06.17
犬や猫を大量に飼っている家というのは、やはりどこかしら不気味だ。
最近、近所に引っ越してきたのが犬屋敷。
数匹の犬を飼っていて、ちょっと引いてしまうのが、完全にお犬様仕様の家の造りになっていることだ。
庭は人工芝で走り回れるようになっていて、道路に面したお犬様部屋はガラス張り。中で犬どもが転げ回っている。
住んでいるおばちゃんも、新参者なのに地域に溶け込む気配は全くなく、むしろギラギラと敵愾心向きだしにお犬様と徘徊している。
その様子を見て、これはいつかトラブルが起きるなあと思っていたら、今日起きた。
近所の飼い猫が犬屋敷に紛れ込んだらしく、その猫を返せ、返させないで大騒ぎ。
パトカーが駆けつけ、警官が5人もやってくる大騒動だ。アホらし。
警官の説得に犬屋敷は猫を解放したようだが、今度はその猫が道路を走り回って、太った警官が「待て待て」と追いかけて走り回る始末。
コメディにもならないアホらしい一幕であった。
やれやれ、あの家には極力近づかないようにしよう。
2014.06.16
まあ、しかしあれだ、衝撃と言えば衝撃の負け方をしたわけだが、思ったほどオレはがっくりきてるわけでもなければ、ショックを受けてるわけでもない。
自分でも拍子抜けするほどあっさりしたもんだ。
不思議だな−、どうしてだろうなーと思って、そうかと膝を叩いたね。ポンっ。
期待して負けてガックリというのは普段からアルビレックスでさんざん経験しているので、耐性ができているというか、負け慣れしているというか。
はいはい、負けました。次だ、次。
そういうメンタリティが自然にできていたわけだ。だはは。
アルビさんのおかげである。情けねー。
それはともかく。
次のギリシアに勝つと、コートジと2位争いになるわけだ。ギリシア脱落、コロンビアはイチ抜け。
そうすると得失点差にもつれ込む可能性がある。
その場合、ひょっとしたらコートジを2点に抑えたことが効いてくるかもしれない。
これはほら、ジョホールバルの時の3次予選、ウズベキスタンにロペスの世にも不思議なゴールでなんとか引き分けに持ち込んで「ひょっとしたらこの1点が後で効いてくる」と岡田監督が言った、あの時の感覚に似ている。
だからこの先、何があるかわからないのだ。
それこそ、日本がコロンビアと引き分けたら、3チームが同率で並ぶ可能性だってあるし。
うーん、楽しいですねえ。
でも、そう考えるとやっぱりコートジとは引き分けに持ち込んでおきたかったなあ。うーむ。
などということを一日中考えているのであった。
2014.06.15
なんだなんだ、一体どうしたというんだ。このコメントの統一感。
「自分たちの試合ができなかった」「日本らしい戦いができなかった」「相手のペースでやられた」「走らされた」。
誰も彼もが口を開けば同じコメント。いったいなんなんだ、これは。
本田の出来は最悪でしたなあ。ゴールの一瞬だけ輝いて、あとはどんどん体が重くなる。
もっと酷かったのが香川で、パスミスの多さは異常。涙目で「この4年間は何だったのか」と言われたって、知りませんがな、こっちは。
「得点にからまなくても、せめて普通の無難なプレーさえしてくれれば」とまで日経新聞に指摘される本田と香川。
2枚看板がこれでは勝てませんなあ。当然。
「コンディション調整に失敗したのでは」と見るのは岡田前監督。
快適な米国やイトゥーから雨で湿気むんむんの地にやってきたために体がおかしくなったとしたら、それはあまりにアホではないか。
そのアホをやってしまったのか。
電通がごり押しして大会で唯一の夜10時スタートという非常識な時間にしてしまったことが敗因という噂もネットに流れていて、それはたぶん事実だが、まあ、条件は相手の土人も同じだしな。
オレは、ゲームの入り方を間違えたのが後まで影響した思うが、まあ、そんな単純なものでもなかろう。
一番大きいのは、監督のイタリア野郎が浮き足立って、途中で何の手も打てなかったことだろう。
コンティションが悪くて攻めの試合ができないのだから、そう見て取ったら調子の悪い2枚看板を下げろや。
86分に柿谷を入れておきながら、その頭上をボールが飛んでいくパワープレーとは、どういうこっちゃ。
岡崎、大迫、香川がそろってシュートゼロでは勝てません。
試合展開はあの屈辱のドイツ大会そのもので、とほほ、これで3連敗も見えてきた。
そういやあの時も、史上最強の代表チームって浮かれてたっけなあ。
それにしても、コートジボワールだって、戦術ドログバなのだから、先の見えないたいしたことのないチームである。
そんなチームを相手にこんな情けない試合で、まったく志も何も感じられないゴミのようなゲームだった。それが悔しい。
当事国以外の新聞ではベタ記事扱い。
スペインが大敗して世界は大騒ぎしているが、日本がころっと負けても誰も何も感じない。
おそらく誰の記憶にも残らない試合で、まったくそこが情けない。
同じ負けても、なでしこの方がよっぽど響くものがあるよなあ。
まったく困ったもんだ。
テレビを消したオレの第一声が「あー、ひでえ試合だった」というもの。正直、退屈だったわ。
そしてそのまま息子とメシを食いに出て、昼飯をたらふく食ったのだった。
2014.06.14
日経新聞のサッカーコラムがよかった。
日本代表の試合が行われるマナウスというところに記者はいるのだが、ホテルでバスの時刻を尋ねたら「バスが来たら部屋に電話するから大丈夫」と言われたり、このホテルはどこにあるのだと質問しても地図で場所を示せなかったり。
それは、あるだろうなあと思ったぐらいだったが、一番笑ったのがこれ。
タクシーに乗ったら運転手が「ここでサッカーの世界大会が開かれるって知ってか?」と自慢げに言ってきたというのだ。
もちろん知っている。世界中がそのことを知っている。
だがこの運転手にとっては、いや、この街の人々にとっては、自分の街が世界のすべてで、ヨーロッパや、ましてやアジアの国なんて世界の果てなのだ。
そんな世界の果ての人が、ブラジルでワールドカップが開かれるを知っているはずがない、という思い込みが面白い。
もっともこちらにしても、マナウスなんて世界の果ての果て。サンパウロから飛行機で3時間半と聞いて、ひゃー、成田から3時間半飛べばサイパンだよ、と驚くのだ。
こんなちょっとしたエピソードに、ニヤニヤしてしまう。
世界はアメリカを中心に回っているのでもなく、中国の威圧におののいているのでもない。
世界はとにかく広いのだということを改めて実感させてくれるのがワールドカップだ。
いやあ、それだけでぞくぞくするなあ。
2014.06.13
ワールドカップの開幕戦でブラジルがクロアチアを破り、負けたクロアチア人がPK判定に「びっくろわちあ!」と叫んだ日、アルビレックス新潟のキム・ジンスの伊勢市が正式に発表された。
左のサイドバックの人材不足はどこも深刻だから、大学生で韓国代表に選ばれるほど成長著しいキム・ジンスが海外チームに移籍するのは時間の問題と思っていたが、いざそれが現実になると、やはり寂しいものである。
行き先はドイツだ。オッペケペーとかいう名前のチームである。
今までよく新潟のために汗を流してくれた。
攻撃的なサイドバックで、気分にむらがあるのが欠点だが、よく走り、よく献身的に働いてくれた。
にこにこと笑う童顔がステキで、韓国相手にすさんだ気持ちになっているオレたちに「でも、キム・ジンスみたいな韓国人もいるからな」とホッとさせる気持ちをくれた。
ドイツでも左サイドを思い切り駆け上がれ、キム・ジンス。
もう一度、あのチャントを絶叫したかったなあ。
2014.06.12
本日は朝から渋谷、午後からも渋谷。
4時頃帰ってきたのだが、ひどい雨だったことと、上がった後の湿気のひどさに、ぐったりと疲れる。
前日は遅くまで仕事をしていたし、もうヘロヘロだあ。
そう叫んで6時で仕事を放り出し、飲んで寝たのだった。
2014.06.11
ドーハで負けたとき、「こういう体験を積み重ねて歴史は作られていく」とか言われちゃって、うっせーな、と思ったものだった。でも、振り返ったら確かにそうだったのね。
ドーハの前にはアトランタがあって、ジョホールバルがあって、ドイツでのオーストラリア戦があってと、まあ、実にいろんな曲がり角を曲がってきたものだ。
その歴史が、確かに日本サッカーを強くした。
楽しみだなあ。
2014.06.10
通行人の顔にモザイクをかけ、声を加工するばかりか、CMでも「これは演出で」と言い訳がつき、とうとう「これは警察の許可を得て、専門の立ち会いの下で撮影されました」みたいな言い訳の入ったCMを見たときには、吹いてしまった。
大泉洋も言ってたけど、こういうことをやり始めてからテレビは極端につまらなくなったな。
責任逃れは銀行の専売特許。だったはずが、今やテレビも仲間だ。
2014.06.09
2005年にクールビズというものが誕生して以来、ネクタイの売り上げがどんどん落ちてきて、今では当時から40%も売上ダウンらしい。
業界全体の話として、ネクタイ協会みたいなところの人が話していた。
これはこれは。
ノーネクタイなんて言われるわけだから、ネクタイ業界の人にしてみれば日本中から「お前はNO! お前はいらない!」と言われているようなものだろう。
一つの業界がこんなにも責められるなんて、たまらんだろうなあ。
一昔前の割り箸業界の人たちみたいなものだな。
確かにオレも5月から10月はネクタイなんかしていないし、7月頃に溜池の交差点に立ってもネクタイをしているのは1人か2人という状況だ。
時代は圧倒的にネクタイ屋に不利だな。
ただ、そもそもネクタイはなんであんなに高いんだという話もある。あれっぽっちの布きれが、どうして2万や3万もするのだと。
いや、オレが普段買うネクタイはせいぜい3000円。イオンあたりで買った安いやつを使い回している。
娘の小学校入学式のために東武デパートで買った1万5000円のが一番高いのではないか。
あの時だって、なんでこれっぽっちの布きれが、と思った。
もらいものの中にはルイヴィトンやフェラガモのネクタイもあって、これらはたぶん3万円以上だな。
箪笥を開ければ、中にはネクタイが何十本もぶら下がっていて、はあ、もういらないや、という気になるのも当然。
その意味ではネクタイ業界もいろいろとさぼってきたのかもしれないな。
そういや突然思い出したが、オレが大学を卒業して最初に入社した会社の同期が、山梨のネクタイ屋の息子だったな。
ネクタイ製造だ。
確か「コックになる」と宣言して1年でその会社を辞めたけど、その言葉通りコックになったか、あるいは実家を継いでネクタイ屋になって、クールビズを恨んで青息吐息か。
どうしているだろう。
そんなことを思いつつ、今日のオレはジーパンにTシャツ。
2014.06.08
ネットで拾ったのだが、
日本 1-0 アルゼンチン(2010年10月)
日本 5-0 サウジアラビア(2011年1月)
日本 3-0 韓国(2011年8月)
日本 8-0 タジキスタン(2011年10月)
日本 6-0 ヨルダン(2012年6月)
日本 1-0 フランス(2012年10月)
日本 3-4 イタリア(2013年6月)
日本 3-1 ガーナ(2013年9月)
日本 2-2 オランダ(2013年11月)
日本 3-2 ベルギー(2013年11月)
日本 3-1 コスタリカ(2014年6月)
日本 4-3 ザンビア(2014年6月)
強いなあ、ニッポン。こりゃあマジで優勝しちゃうんじゃないの?
だはは〜。
もっとも最近は毎回失点しているな。守備はざるだ。
「日本の強みは攻撃」とイタリア人のおっさんは胸を張るが、要するに守備はもうさじを投げたというわけだな。
ということは点を取って取られてという打ち合いの試合になる。こりゃ面白い。
よし、決勝は日本対ブラジルだ。優勝は次の楽しみにとっておいてやる。だはは〜。
2014.06.07
深夜に玄関チャイムが鳴った。
ん? と目覚めて時計を見たら3時過ぎ。
ヨメも目覚めて「もうさっきから4回目なの〜、怖いの〜」とびびっている。
なんと、こんな深夜、しかも土砂降りの中、敵機の襲来か。王蟲の群れか。かかれ、者ども! 容赦をするな。
と、寝ぼけつつ、テレビモニターを見る。
当然誰も映っていない。映っていたら怖いに決まっている。
ただひたすら雨の打ち付ける様子が映し出されるばかりだ。
外へ出て様子を見ようとしたら、ヨメが「危ないからやめて〜」と引き留める。
ん、そうか? こほん。確かにそうだ。
まあ、深夜に4度も玄関チャイムが鳴るなんて、酔っ払いのピンポンダッシュのいたずらにしても、あり得ない。
こりゃあきっと土砂降りによってインターホンの回線がいかれてしまったんだろ。
そういや、いつだったか、隣のヤマモも同じようなことを言ってたし。
ほっとくことにして布団に潜ってうとうとしたら、またピンポーンと鳴って飛び起きた。
あー、うるさい! 結局インターホンの音量をゼロにして、やっと寝ることができたのだった。
まあこういうときのために我が家ではセコムに入っているからな。安心なのだ。
2014.06.06
六月六日に雨ザーザー降ってきて〜って、まんまじゃん、今日。
ひどい梅雨になってしまったもんだ。
しかも今年の梅雨は長くて8月まで続くとか。
今からうんざりなのだ。
2014.06.05
買い物難民が問題になっているわけだが、実は東京23区内にある石神井公園でも同じ問題が発生している。
念のため、石神井公園は練馬区にあり、決して埼玉県ではない。
先日はパン屋が潰れ、和菓子屋が潰れ、今週はコンビニ2軒が閉店だ。
スーパーだけが4つもあるが、飲食関係は全滅。
急行の停車駅だというのに、驚くことにファミレスがない。
週末の夜、外食しようかなと思うと、選択肢の少なさに、そして中身のひどさに愕然としてしまう。
地元の寿司屋でだるーく過ごすしかないというわけだ。
どうしてこんなに店が少ないんだろう。
これからもっと減っていくのだろうか。
誰かもっと店を作ってくれないかなあ。
2014.06.04
ちなみに先日出席したアルビレックス新潟の後援会は、年会費1万円である。
なんの見返りもない(激励会は別途5000円払っている)、本当に寄付感覚の1万円である。
それなのに個人会員は全国に1万人以上もいるというから驚きだ。つまりお布施で1億円。
すげえ。
子どもの頃誰もが思った「日本中の人から1円ずつもらったら1億円になっちゃうじゃん。おれ、金持ち〜」という妄想が現実になったみたいな、そんなおかしさがある。
2014.06.03
いやあ、暑い暑い。
あまりに暑いってんで、冷夏を予報した気象予報士が袋だたきに遭っている。
「ひるおび」の森田なんちゃらという気象予報士は、司会の恵なんちゃらにさんざんいじられてボケをかましているが、これなんかはそういう芸風で売っているから笑って済ませられる。
しかし中にはマジで気象予報士を叩くことで数字を取ろうと計算しているような番組もあるようで、真剣に仕事している人を上から叩くような様は、はっきり言って見苦しい。
まあ、気象予報士でもNHKの7時のニュースの魔法少女は、30すぎて少女と言われるような痛さがなかなかに面白い。
ネットでは大人気で「合法ばばあ」「合法ロリ」と、念のためこれは賞賛の言葉だが、さんざんな言われようだ。
さらにファッションがステキで「今日もカーテンのような服を着ている」「今日のはテーブルクロス」と、まあ、言い得て妙な服で登場するのだ。
まったく気象予報士という仕事もなかなか大変である。
2014.06.02
本日はレコーディングである。
何の、というと、7月に出る予定のオレの本の音源である。
正確に言うと、オレがリーダーを務めるたんさいぼうというバンドの3人でつくった本の、そのおまけのCDのレコーディングだ。
本は、小学校の学芸会をターゲットにした劇。
オリジナルの脚本にオリジナルの曲なのだ。
笠地蔵と桃太郎がコラボしたり、浦島太郎が外人だったり、いろんな色のスーパーヒーローが入り乱れる戦隊ものだったり、無茶苦茶な内容である。
けっこう面白いから皆さん、買ってください。でも、印税契約じゃないからいくら売れてもギャラは関係ないのですが。
本日はその英語曲のレコーディングで、外人さんを迎えて池尻のスタジオ。
エンジニアは久しぶりに飯嶋さん。やっぱり飯嶋さんとの仕事が一番やりやすいのだ。
納得の仕上がりで、でも、スタジオが急坂道の続く途中にあって、熱中症からの回復が半ばのオレにはたいへん辛いのであった。
2014.06.01
や、やばい。熱中症にかかってしまった。
33度の炎天下なのに試合は寒すぎるという、そのギャップのせいだ。
場所は大宮ナック5スタッフスタジアム。最低チームの大宮アルディージャのホームである。
おお、アルジャジーラかよ。タリバンかよ。
そのJ2降格まっしぐらのカスチーム相手に、しかし、アルビレックスは0-0の引き分け。
しかも相手は前半で一人退場して10人。しかも一番盛り上がったシーンがキーパーの守田がPK止めたところ。
って、守田がいなけりゃ0-1で終わってた北極ゲーム。なんじゃ、こりゃ。
点の取れそうな期がまったくしないゲームで、こりゃあ今年も残留争いか、レオ・シルバが逃げていくか。
などと大声でわめいたのだが、気がつけば途中でめまいはするし、水分だけはたっぷりとっていたのにふらふらと宇宙遊泳気分になっちゃうし、要するに水分は取っても体温が上がってしまったわけだな。
老化と共に体温調整機能が衰えたのだろう。
汗はかいても追いつかなかったのだろう。
前日の炎天下運動会で下ごしらえされてしまったのだろう。
そんな初期の熱中症で北極の試合を終え、ふらふらのまま30分近くも彷徨ってたどりついたのが大宮ヒルズと呼ばれるソニックシティ。
埼玉県にはこれより大きい建物はない。
この会議室で今日はアルビレックスの関東在住の後援会員と選手との交流会があるのだ。
そうである。オレはアルビレックスの後援会というものに入っているのである。
年会費1万円。故郷のチームの少しでも足しになればと思い、毎年入っている。お布施とかふるさと納税みたいなもので、何の見返りも期待していない。
だが、今年はこういうイベントが企画されていたのだ。
息子と喜んで参加する。
正式には、後援会は息子の名前で入っているので、オレが付き添いだな。
交流会では、なぜか息子が花束贈呈係に指名されて、背番号10・田中アトムに花束を手渡す栄誉をいただいたのだった。
よーし、アトムに手渡すとき、コーナーキックはもっとちゃんと蹴るんだ、と言えよ。
息子にそう命じたのだが「ぶるるるる、なんてことを!」と激しく拒否。極度の緊張と興奮で花束を手渡していた。
もちろん息子は大喜びである。その後は選手4人に、レプリカユニにサインをもらい、記念写真まで撮って、天にも昇る気持ちなのだった。
よかったなあ息子よ。
その後会場を日本海庄屋に移して懇親会。要するに飲み会。
だがオレは車だ。ウーロン茶にジンジャーエール。まだ熱中症でフラフラしている。
まったく初対面の連中に混じって、オレは、ああ、めんどくせえという思いを隠して偽りの笑顔を浮かべるのだが、息子は大喜び。
そりゃそうだ、まったく知らない大人たちに囲まれて、しかも「親戚以外とアルビの話をするのは初めて」ということで仲間扱いされて、嬉しくてたまらない。
そうかそうか、よかったなあ。
かくして熱中症の余韻でフラフラしつつ、初対面どうしの飲み会で酒の飲めないことってこんなにもつまらんのか、素面でジンジャーエールを飲みながらオレは時間を潰したのだった。
明日は学校があるからと一足お先に酒席を辞し、車で外環道を飛ばして家に帰る。
昼の試合に選手への花束贈呈にサイン会に懇親会に、とにかく息子は今日一日、大好きなアルビレックスに浸ることができて、嬉しくてたまらず、家に帰ってもヨメに今日の出来事を一生懸命に話す。
そして、背中にサインしてもらったユニフォームを「絶対に洗っちゃダメだからね」と言って、壁にかけるのだった。
2014.05.31
本日は娘の小学校の運動会である。
30度超えの炎天下。いやあ、暑かったなあ。
その暑さの中、娘は自ら志願して応援団入り。和太鼓をどんどん鳴らし、声を張り上げて、全身で応援を行ったのだ。
そのおかげで娘の紅組は圧勝である。がははは。
5年生の娘は、組体操にも挑戦だ。
今年の組体操は実に見事な出来で、保護者席からは何度も歓声が上がる。
娘は体が小さいものだから、組体操でも常に上、騎馬戦でも上(個人戦、団体戦共に負けたが)。
素晴らしい組体操だった。
午後からは部活だが午前中は空いていた息子が見学に来て、同じように卒業した子どもたちや転任した先生方も顔をそろえて、なるほど、こういう楽しみ方もあるのかと納得。
夕方、近所の餃子屋から餃子6人前を買ってきて、畑を渡る風を感じながら庭でビールと餃子。
娘はお茶碗にご飯をよそってもらって、外で晩ご飯だ。
明日から夏。
こうして今年も行く春を惜しみ、そしていろんなものに感謝する。
2014.05.30
今日も行く先々で「暑いねー」という挨拶が交わされた。
そして決まったように「まだ5月なのに」と続く。
うむ、そうである。まだ春なのだ。夏ではないのだ。
それなのにこの暑さはどうだ。北海道は33度というではないか。
誰もがこの夏の猛暑に、今からおびえている、そんな世紀末の日本なのだった。
いや、世紀末じゃないか。
2014.05.29
近所の幼稚園から知ってる子、小学校で一緒だった子が、毎朝、それぞれの制服を着てそれぞれの学校へ向かって歩いて行く。
その姿を眺めながら、子どもたちの姿にいろいろと思う。
隣の家の男子は息子と違う中学に行った。体育祭終わったかと聞いたら「いろいろボロボロだったっすよ〜」と返ってきた。
面白いなあ。
以前は真っ黒になって走り回っていた女の子が今や制服姿で歩いていく。
子どもってどんどん成長する。当たり前のことだけれど、面白い。
そうした姿を見ながら、やっぱり自分の中学生時代を思い出し、毎朝一緒に自転車で通っていた友はどうしているだろうと考える。
きっとオレたちのことも、周囲の大人たちは同じような思いで見ていたのだろう。
「床屋さんへちょっと」山本幸久・集英社文庫。多摩地方に暮らす普通の家族の物語。構成がちょっと変わっていて、現在から過去へと時間がさかのぼって一家の主の目線で家族の日常が語られ、また現在へ戻ってくるというつくりになっている。大きな事件はなく、最後にどんでん返しもない。それでも心がとても温かくなる物語なのだ。終わりの方で娘が父に呼びかける「父さん。父さん。」の一行に、常磐線の電車の中で思わず泣きそうになってしまった。娘のいる父親、そして父親の娘だった人に、おすすめ。
2014.05.28
Chromecastを買った。
日本上陸のその初日に手に入れることができて、オレの自意識は大変に喜んでいる。
買ったといっても、アマゾンにポチッとしただけだがな。
オレが仕事で出かけている間に届いた。
夜、息子に箱を開けて適当にやっとくようにと言いつける。
「ちょろまかす? なんだよ、ちょろまかすって」といいながら「Wi-fi経由で動画をストリーミング再生」という文字を見つけて「おっ、これってもしかしてテレビでネットが見れるってこと?」と気がつく。
おお、息子よ。たったそれだけでガジェットの機能と目的がわかるようになったのか。
さすが、今どきの中学生はたいしたもんだなあ。
でも、それはちょろまかすじゃなくて、クロームと読むのだが。
そのまま放っておいたら、息子は勝手にセッティングして「Wi-Fiのパスワード教えて」と言ってきた。
そしてパスワードを入力したかと思うと、早くも勝手に立ち上げてテレビでYou Tubeを見ていた。
というわけで、我が家ではこれからネット動画を大画面テレビで見るのである。
まずは、サッカーだな。スカパーに入っているからアルビレックス見放題。
って、わざわざスカパーをネット経由のちょろまかすで見るのも変な話だが。だはは。
あとは、dメニューとかそういうやつの映画も見放題なのだ。別に見たくはないが。
というわけで、やっぱり手段のためには目的を選ばずで、セッティングまでが一番楽しいのであった。
2014.05.27
ワールドカップ前の壮行試合ということは、要するに顔見世興行だな。
それにしても、長友以外はひどい出来だったのではないか。
ハードトレーニング後で体が重かったというなら、まあ、わからなくもないが、案外、これが実力だったりして。
オレの予想はベスト4なのだが、3連敗で予選敗退に切り換えようかと思ったわい。
2014.05.26
蒸し蒸ししてきて、不快な季節になってきたなあ。
電車の中も不快である。
もっとも通勤がないだけでも、世間様に申し訳ないという気持ちを持たなければ。
2014.05.25
警察は誤認逮捕をし、検察は証拠をでっち上げ、官僚は業者と癒着し、自営業者は脱税をする。
頭からそういう決めつけをすることをステロタイプと呼ぶわけだが、もちろんステロタイプは自分がステロタイプである自覚がない。
そういや「食品と暮らしの安全」では、今月号、復興協力のために福島へ修学旅行に行くことに決めた埼玉県の教育委員会を「人道に反する悪魔のような施策」とののしっている。
日本人が日本人の住むところを助けようとしないでどうするんだ、と思うのだけどなあ。
話は戻って、警察は誤認逮捕をするなら、芸能人は覚醒剤に溺れ、アイドルはファンに切りつけられるのだ。
握手会は、いずれこういう事件を引き起こすと誰もが思っていただろう。
AKBには中止以外の選択肢はないように思えるが、しかしこれではCDがほとんど売れなくなり死活問題。何らかの対策を講じて続けていくとみる。
それがさらにプレミア感を増すというふうに仕掛けるんじゃないか、あのおっさんは。
なでしこ、アジアカップ優勝。まずはよかった。
やはり中国戦のような死闘はチームを強くする。見ていて、負ける気がしなかった。
もっとも振り返れば、準決勝、決勝ともゴールはいずれも宮間のコーナーからであり、シュートは岩清水と澤。
ワールドカップ組のベテランが中心であることに変わりはなく、世代交代がまだ進んでいないことが懸念材料だ。
それなりにいい選手は出てきて頑張っているのだが、やはり決定的な仕事となると、あの世代でなければダメだということか。
まあ、それは置いといて、勝ってよかった。祝。
2014.05.24
アルビレックス新潟のサポーターの集まる掲示板をのぞくと、内容のくだらなさにうんざりする。
もちろん戦術批判、選手批判は楽しみの一つではあるけれど、それも行きすぎるとどうかと。
たった一試合負けただけでこの世の終わりが来たかのような咆吼が聞かれ、選手へのののしりが飛び交うのだ。
そんなことより、勝っても負けても、まずはおらが村にサッカーチームのあることの贅沢を喜ぼうよ。
まあ、オレも、イヤならそんな掲示板を見なきゃいいのだがね。だはは。
そんな掲示板であるが、ところが昨日の浦和レッズ戦の前に、レッズサポーターの一人が「新潟が好きなので、行くのが楽しみです」と書いていた。
わたしゃレッズサポーターだからあくまでレッズを応援するんだけど、でも、新潟は好きだから行くのが楽しみ〜、というわけだ。
こういうサポーターは案外多いのではないか。
おらがチームの応援のため、今まで行ったことがないような地方に出かけ、それがきっかけでその町が好きになるという。
オレだって3月に息子と甲府に行き、仕事では行ったことがあったけど、プライベートで初めて訪れてその澄んだ空気やアルプスが連なる景色、そして純朴な人々の心根を知って、いい町だなあ、と思ったもの。
こういう具合にいろんな人の心の中に全国各地の好きな町が徐々に広がって、その総和が日本という国への思いにつながるといいなあ。
昨日、オレが桐生という町へはじめていって、いい町だなあ、と思ったように。
桐生の人たちは過疎を嘆き、「ダメな町」と思っているようだけれど、そしてお台場や原宿がいいと思っているようだけれど、でも、実は桐生はとてもいい町なのだよ。
こんな思いがあちこちで生まれて、それが日本を元気にするといい。
そうか、そういうことだったのか、Jリーグは。
と、今ごろ気がついたお粗末なオレであった。
2014.05.23
今年の7月に保育士向けの講習会をやってくれませんか、たんさいぼう先生。
そんな依頼を受けて、打ち合わせのために向かったのが群馬源の桐生市だ。隣は足利市という、群馬県の東の辺境である。
北関東独特の広大な青空が広がる中、ラーメン屋ばかりが軒を連ねる街道を通り抜けて長い橋を渡る。
最初に「ん?」と思ったのがこの橋だった。何かがオレの脳髄を刺激する。
次に「ん?」と思ったのが、市役所の近くの威容だった。文化センターである。
そして一瞬置いた後、オレは膝を打ったね。ポン!
そうだ、ここは映画「のど自慢」の舞台になった街ではないか。
さっきの長い橋は、大友康平扮する焼き鳥屋の旦那が、自転車の後ろに妻の熊谷美由紀を乗せて、なんとか「のど自慢」の予選に間に合うようにと疾駆した橋ではないか!
オレはあの映画が大好きで、大好きなあまりDVDを買って、しかも見るたびに涙していたものなあ。
おお、ここがあの映画の舞台で、この橋もこの道もこの文化センターも、全部映画で見たではないか。
とたんにテンション上がるオレ。
講習会の担当者である保育士さんに会う。開口一番、ここって映画「のど自慢」の、と迫る。
すると保育士さん「ええ、そうです。私もあの映画にちょろっと出ているんですよーん」。
なななな、なんだとっ。
聞けば地元の人がエキストラに動員されて、自分もボーリング場のカップルの役で出たんだとか。短大時代のことである。
おお、そうでしたかっ。なんという奇縁。赤い糸。
オレはたちまち桐生が大好きになってしまったのだった。
いや、実際、とてもいい街なのよ。
北関東の寂れた街で、「メインストリートはデイサービスの車しか走ってないから、デイサービス通りって呼ばれてるんですよ」との言葉通り高齢化と少子化という逃げられない問題を抱えているものの、そして、駅前の商店街はシャッターがずらりと下りているものの、しかし、古い街ならではのゆったりした時間、歴史の奥深さのようなものが、街全体に漂っているのだった。
神社を見て、寂れた商店街の和菓子屋で土産を買う。
店番は80代の老夫婦。若い人は高崎へ勤めに出ているのだろう。
役所のヒトも「いろいろと問題を抱えていまして」と言ってたが、オレはここが好きだなあ。
できれば一泊して、静かな飲み屋などを開拓してみたいものである。
家に帰って、久しぶりに「のど自慢」のDVDを見る。
やっぱり同じところで泣いてしまった。だはは。
2014.05.22
なでしこのアジアカップ、準決勝、中国戦。久々にすごい試合を見たなあ。
ひどい審判、汚い相手に、しかし決して自制心を忘れずに闘って、最後の最後、このワンプレーというところで入れたものなあ。
瞬間、息子とヨメとオレはテレビの前で絶叫である。娘は布団の中である。
福元は泣いていたが、そうか、きっとPK戦がほんとうに恐怖だったのだろう。
スーパープレーで2点は防いでいた活躍だったが、それだけにPK戦に持ち込まれるのが心底怖かったに違いない。
あの涙は、感動したなあ。
優勝するには一度はこういう試合を経なければならない。
2004年のアジアカップでは、あれはヨルダン戦だっけ、絶体絶命のPK戦でサイドを変えさせるという宮本の奇襲と川口の神がかりセーブで準々決勝を勝ちきって、優勝した。
2011年のアジアカップでは韓国とのPK戦を乗り越えて、決勝であの李の伝説のボレーシュートが炸裂した。
一度は地獄を見るようなゲームを経てチームは成長し、そして強くなっていくわけで、今回もなでしこはきっと優勝するだろう。たぶん。
で、決勝の相手はオーストラリアか。やばいな。
きっとまた死闘。うう、楽しみだ。
それにしても冷静に考えれば、点を取ったのは澤に岩清水で、どちらも宮間のコーナーキックから。
やっぱりワールドカップ組の力に頼るしかないところが、今のなでしこの問題点であることに変わりはなかった。
今日の試合だって、大儀見がいたら3-1だったものなあ。
2014.05.21
急に肌寒くなっちゃって、困ったもんだ。
そんな雨の中、仕事でローティーン雑誌の編集長に会う。
娘が10歳なんですよ〜と言ったら「もうすぐ恋バナをはじめますよ〜」と忠告されて、ガックリして帰る。
なでしこのアジアカップでは、第5代表をベトナムに勝ったタイが射止めたそうだ。
実力からすれば順当だろうけど、心情的にはベトナムに勝たせたかった。
たぶんベトナムにとってはこの大会が日本のドーハなのだ。将来が楽しみである。
「間宮兄弟」江國香織・小学館。爽やかな青春の物語と思ったら、まったく違うお話だったのね。女から“ありえない”と言われるようなダサい男兄弟が、30過ぎても一緒に暮らしていて、その二人を巡る女たちの物語。お母さんがちょっとステキなのだけれど、愛する息子たちが女から問題外扱いされていると知ったら、ちょっと切ないだろうなあと思った。たいした事件もなく、物語は淡々と進んで、淡々と終わる。なお、作者のお父さんは江國滋という有名な作家で、一度インタビューしたことがある。偉ぶらず、とても穏やかな感じのいい人だった。
2014.05.20
というわけで、本日、インタビュー仕事の移動の合間の時間を利用して、新橋のドコモショップで新料金プランに変更申込みを行った。
ドコモショップへ行こうと新橋の駅前でぼんやり歩いていたら、キャバがニコニコしながら寄ってきて「すみませえーん、今、研修中なんですけどお〜」と話しかけてきた。
名刺を交換させてくれといって後でしつこくセールスやつだ。
キャバとしゃべると頭が腐るので、だめと一言で袖にする。
「えっ、なんでえー」とキャバ。
忙しいから、と言ったら「えっ、でも−」と答えて、その後は「暇そうにぼけっと歩いてたじゃん、おっさん」と続けたはずなのだが、もう聞こえなかった。
新橋のドコモショップで手続きする。
申し込む前にシミュレーションしてくれて、家族全員分で2000円〜5000円安くなるというので迷わず申し込む。
しかしさあ、家族全員が自分の電話を持っていて、その料金を父親一人が全部払うなんて時代が来るとは、昔の人が聞いたら絶対に信じなかったろうな。えらい時代だ。
オレはずっとドコモだからかなり割引率が高く、日経新聞を見たら、確かに長いユーザーの多い50代の申込みが多いそうだ。
娘はまだスマホにしていないので、オレは早くスマホにしろといってるのだが、欲しがらない。つまらんな。
「わくらば日記」朱川湊人・角川書店。表紙の絵が実に素晴らしく、物語の世界を見事に表現している。作者得意の昭和30年代の下町(足立区)を舞台とした不思議な物語で、例によってホラーのような、スーパーナチュラルのような雰囲気がたっぷり。冒頭の一編が突出してうまく、続く作品はやや弱い。作者が登場人物に対して少し優しくなりすぎたのかも。ただ「夏空への梯子」という章の「すべての人は望まれてこの世に生まれ、あの高い高い空に、誰もが祝福されているのだと。」という一文は絶品。ちなみにここでも在日韓国人に対する差別がテーマとして扱われているが、このテーマについては作者はことのほか思い入れが強いようで、他の作品集でも扱われている。その一つ「花まんま」(直木賞受賞作だ)の巻頭に収録されている「トカビの夜」という短編は、差別され、命を亡くした在日韓国人の魂をテーマに扱っていて、実に切なく、そしてこの上なく美しい物語になっている。この作者でオレが一番好きな作品だな。
2014.05.19
ドコモユーザーのオレとしては新料金プランに申し込まなければ(受付が始まった)と思うのだが、しかし、ラインがあるから無理しなくてもいいんじゃないかという気持ちもある。
しかし、仕事関係にラインはさすがに使いにくい。
とはいえ、15年前は仕事で携帯を使うのはちょっと失礼で、10年前は学生が就活で企業に電話をするときは「携帯から失礼します」と断らなければ礼儀知らずで落とされると言われていたものだ。
やがてラインも「昔はラインだと失礼だと言われてねえ」と笑い話になるかもしれない。
と考えつつ、やっぱり新プランには申し込んでおくかなあ。
「大きな約束」椎名誠・集英社。ベンツを運転していたらチンピラと接触しそうになってからまれたので殴ってやった(ついでに治療費16万円払ってやった)とか、都心に住んでいるのに自分の車かタクシーでしか外出しないのは電車の路線が複雑すぎるからだとか、「機械をどんどん新しくしてしまい旧来のものを一切なくしてしまう」鉄道会社は冷たいとか(Suicaのことか?)、サンフランシスコに住んでいる孫から電話が来ると嬉しいなとか、そういう愚にもつかないことがだらだらと書かれてある。2009年刊。
2014.05.18
そんなアルビレックスに呆れつつ、今日はなでしこの試合である。アジアカップのヨルダン戦。
佐々木監督は実に見事で、登録選手をすべて使い切って若手を試しつつ、きっちり予選1位という結果も出して見せた。立派である。
ヨルダンの監督は、日本人なのか。へえー。
選手がずきんをかぶって白忍者のようになっている。
体温が逃げず、危険極まりないと思うのだが、そのような風習の国で日本人監督がよく頑張っている。こちらも立派だ。
前の試合がベトナムで、こっちは監督が中国人。
その監督のせいなのかどうか、いや、きっとその監督のせいに違いないのだが、時間稼ぎのひどいプレーが目について仕方がなかった。
元来ベトナムというのは、男子のチームを見てもわかるように、非常にも勤勉で誠実なサッカーをするチームなのだ。
仲間のために汗をかくことを厭わず、常に全力の姿はには、とても好感が持てる。
そういう国民性が表れたチームなのだろう。
それなのに中国人監督は呆れたことに姑息な時間稼ぎばかり教えて、選手はマジメなものだから一生懸命それを守っていた。
こういう勤勉な国民のチームにそんなことを教えてもまったくプラスにならず、むしろ進化を妨げるというのに、まったくしょうがない監督である。中国人め。海洋資源だけでなくサッカーも潰す気か。
対してヨルダンチームは、日本人監督ばかりのせいでもあるまいが、実に勤勉で一生懸命なチームでとても好感が持てた。
7-0というスコアは、途中涙目になってラフプレーに走るのに十分な数字であるが、ふて腐れることもなく、誠実なチャレンジャーとしてチャンピオンチームに堂々と向かってきた。
こういうチームはきっと強くなるなあ。
カップ戦の予選リーグでは何があるかわからないから、点が取れるときには徹底して取っておけというのが鉄則ではあるものの、佐々木監督が後半途中から澤と大儀見という2枚看板を出したのは、そんな生真面目なチャレンジャーに対する返礼の意味もいくらかあったに違いないと思うのだ。
そしてそんな楽しい試合の中でひときわ目を引いたのが、新人のサイドバック、そうである、小原ゆりあである。
アルビレックス所属の期待の星だ。
鮫島のような女の子走りで後ろにちんたら下がっていって、そしてスイッチが入った瞬間に大股のストライドの実に美しいフォームで疾走する姿に刮目。
おお、やっぱり陸上選手だったか。この走りは本物だ。
川澄がちょこまかとネズミのような俊敏さで走り回るのに対し、小原はヒョウやチーターといったサバンナ系のどう猛な走り。力感溢れる、とてもいい走り姿である。
大股のストライドで右サイドを疾駆してクロスをどかんと放り込む姿は、なかなかに素晴らしいではないか。
そして何よりも全国民の目を留めさせたのが、その色白の可愛い顔なのであった。
ネットでは早速大騒ぎ。「なでしこ史上最強!」「鮫島越え」「ゆりあたん」との声が飛び交った。
それに対して、アルビレックスのサポーターサイトでは「オレたちのゆりあが見つかってしまった!」「ゆりあたんはオレの嫁」「しまった、全国区になっちまった」という絶叫が。ついでに「川又と大儀見を取り替えたい」「川又に点を分けて欲しい」というどさくさまぎれの懇願も。
アルビレックスもこんな具合ににぎやかでなかなかによろしい。
にぎやかと言えば、あれもそうだ、ASKA。チャゲアス。
中目黒の豪邸に覚醒剤を隠し持っていて、一方で毎週愛人のところへ行ってここでも覚醒剤で遊んじゃってと、成人した子ども2人をもついい大人なのに突っ込みどころ満載。
だが、そんなことより大変だったのは、相棒のチャゲが謝罪するというので、テレビの前で帽子を取ったことである。
いいか、お前たち、とオレは子どもに言う。
チャゲ&アスカっていうのは、実はハゲ&アスカって言うんだぞ。だからチャゲが帽子を取るって、どういうことか、わかるよな。
オレの言葉に子どもたちは、固唾を呑んでテレビを注視。そして表れた微妙な具合のチャゲの頭に、これはハゲなのか、いや、ハゲじゃない、でもハゲてるかも、と議論したのであった。
2014.05.17
Jリーグのルールでは(というより大方のサッカーのルールでは)、2回引き分けるより1勝1敗の方が勝ち点は高い。
つまり「負けない」よりも「勝つ」方に価値がある。そりゃスポーツなんだから当たり前だな。
だからアルビレックスみたいにいくら負けないチームといばったところで、勝たない限り勝ち点は上積みされず、ずるずと順位を下げていくことになる。
今日も案の定、引き分けだ。
フォワードがゴール正面でパスをもらったのにシュートを打てず、フォワードがキーパーとの1対1で外すのだから、勝てるわけがない。
やっと斜めに切り込んでシュートしたらポストで、やっと頭で押し込んだらオフサイドで。
これが岡崎や香川だったら、4-1で楽勝していたゲームだったわい。これじゃ日本代表なんて冗談にも言えないわなあ。
こんなことなら、まだ1つ負けて1つ勝ってる方がよいのだ。
というわけで本日もアルビレックスはお約束の引き分けなのだ。
部活が中止の息子とスカパーを見ながらずっこけ、実家でテレビを見ている弟とは愚痴メールをやりとりし、まあ、しかし、これが実力なのさと諦めるのだ。
それにしても、神様レオ・シルバが矢野(もと新潟だ)にぶち切れてどつき倒したのには驚いた。
温厚で誠実なレオがあんなキレ方をするのは初めてで、確かに矢野の汚いプレーにはさぞいらつくだろうなあと同情したのだが、そのイラダチの中に少しは自軍のフォワードに対する怒りも含まれているのではと思うと、来年は残ってくれそうにないなあとあきらめの気持ちも浮かんでくる。
センターバックのマイケルも、「まうお前らには任せてらんねえんだよ」という表情で時々上がっていたしなあ。
2014.05.16
昨日の予定が雨で順延となり、今日、息子の中学では体育祭である。
平日だ。これは親に、来るなと言っているのだろう。
そう思ったのに案内を見たら「万障お繰り合わせの上」とある。
だから仕方なく段取りを工面して木曜日を空けていたのに、あっさり順延である。
とことん、来るなという態度らしい。
それでも中学になって最初の体育祭だし、学校自体もよく見たことがないから行くことにした。
家を出て自転車に乗ろうとして焦る。なぜなら自転車がない!
しまった、昨日、まっちゃんと魚せいで飲んで、自転車を忘れてきてしまった!
ヨメの、呆れたような盛大な溜息を背に、あわてて取りに行った。
8時過ぎだというのに魚せいの大将は、朝イチで築地へ仕入に行って帰ってきたところらしく、忙しく働いていた。
中高一貫校だから体育祭も高校生と中学生が一緒である。大規模である。
幼稚園の時は親も子どもと一緒に楽しんで、小学校でもみんなで盛り上げていたのに、中学になったらいきなり「何しに来た」という態度である。体育祭そのものが。
親どころか、教師の姿もほとんど見えず、要するにほったらかしらしい。
まあ、考えてみればオレもそうだったな。中学の体育祭なんて、別に親が来ても何も思わず、むしろ友だちどうしで好き勝手に騒いでいた記憶しかない。
中高一貫校であるから、中学生はまだマジメに取り組んでいるが、高校生はもう徹底的にバカをやっている。
ユニフォームからして、中学生は体育着なのに高校生は吉野家のTシャツだったり、既にに適当。
色々面白いものである。
全面人工芝のグラウンドは照り返しがきつく、けっこう暑い。
しかも、木陰もなければ、人工芝が傷むとかでイスの持ち込みも禁止である。
こりゃ午前中で十分と思い、息子の出場する全員リレーまで見てそうそうに引き上げた。
あとで息子に聞いたら、午後は飽きちゃって応援なんかしないで遊んでいたらしい。
何をやったのかと聞いたら「脱出ゲームだよ」とのことで、どんなゲームだと聞いたら「みんなの鉢巻きで体をぐるぐる巻きにして、地面に寝転がって、そこから抜け出すゲームだよ」とのことで、平時に見たらいじめだな。
男子中学生はとことんバカである。
炎天下で存分に暴れて全身汗臭くなって帰ってきた息子と、銭湯に行って体育祭の話を聞く。
オレは子どもが一生懸命走る姿というのが大好きで、幼稚園も小学校も、とにかくいろんな子どもたちの走る姿を飽きることなくずーっと眺めていた。
中学生になったらどうだろうと思っていたら、もはやそれはじーっと眺めるような愛らしい光景ではなく、単に若者たちが爆走するだけのシーンだった。
でも若者が心の底から大声で笑い、仲間に声援を送る姿はなかなかに素晴らしいよな。
そんなハツラツとした若者たちが、20年もたつとグラウンドにべたっと座ってしゃべりまくっている保護者のようなおばちゃん、おっちゃんになってしまうのかと思ったら、ちょっと不思議な気がした。
お母さん、というか、おばちゃんたちは「アタシもあんな頃があったのよ」と言うのだろうが、とても信じられない。
青春は短いものなのだなあ。
2014.05.15
子どもが進学していろいろカネがかかるようになり、社会保障費もがくんと重くなり、飲酒量もそろそろ減らさなきゃと思い、最近はあまり外で飲んでいない。
でも、週に一度くらいと魚せいに顔を出さないとなあ、と一週間ぶりにいった。
店内ガラガラ。昨日も一組だけだったらしい。
大将は愚痴をこぼしていたが、店というのは客が来ない理由ならいくらでも上げられるものなんだな。
一人で座ったら、そこにタイミングよく長野のまっちゃんがやってきたので一緒に飲む。
まっちゃんは出張だ。
最近のまっちゃんはいろいろと本を読んでいるようで、感心する。オレも見習わなきゃ。
忙しかったり、子どもと一緒にいる方が楽しかったりで、最近のオレはかつに比べると極端に読書量が減ってしまった。
いかんなあ。
読めない理由ばかりあげているのは、自分でも情けないと思うのだった。
2014.05.14
前半で2-0にしてもらってとっとと寝ようと思ったのに、逆に0-2にされちゃうから結局最後まで見ちゃったじゃないか、なでしこアジアカップ。
地に足がついてなかったですなあ、選手たち。ばたばたとして。
さすが大儀見奥さんがきっちり貫禄のゴールを決めてくれてよかったですが。
こんな試合しかできないから、ワールドカップはまぐれだったと世界中に思われているのでしょう。
困ったもんだ。
一番困ったことは、お気に入りの田中陽子ちゃんが絶賛飼い殺し中ということですな。
早く使って、萌えさせて欲しいものです。
「ブラバン」津原泰水・バジリコ。
高校時代の吹奏楽部のメンバーが、20数年の時を経てもう一度演奏するために再会するという物語。20数年もたっていれば当然人は変わり、それぞれに浮いたり沈んだりしているわけだ。
自殺、離婚、引きこもり、自己破産、身体障害。それぞれのエピソードと対比するように、高校時代の部活の思い出が語られていくが、「十代の日々を思い返しながら生きるのは自虐だ。/スナップ写真のような、テレビCMのような輝かしい青春時代を送りえた人が、人類史上に一人でもいるだろうか。」とあるように、その思い出もかなり情けなく、だらしないものばかりなのだ。
そんなふうに今現在のリアルの残酷さと昔の悲しい思い出のクロスボーダーが物語を織りなしていて、その切なさ、痛切さにオレはしばし泣きそうになった。
それにしても、文章がみずみずしく、端正である。「飛行機の音が去り、その背後に隠れていた音楽室の騒音が、カラフルな雨みたいに地上へ降りそそぐ。」という放課後の描写の見事さよ。あるページにぽつんと置かれたような「僕はバンドにいる。」という一文の美しさに、オレはページを繰る手を止めてしばし見入ってしまった。
難を言うなら、登場人物の多さだ。その書き分けが成功しているとは言いがたく、最近とみに短期記憶が怪しくなったオレはすぐに「このエピソードは誰のことじゃったんかいのう」(広島が物語の舞台なのだ)と混乱するのであるが、それはひょっとしたら書き手の問題というより読み手であるオレの事情によるのかも。
なお、283ページに誤植発見(収入減→収入源)。よそ様の些細なミスにはよく目がとまるオレなのであった(笑)。
ドバシ君、推薦の一冊。
2014.05.13
まあ、見なけりゃいいだろって話だけど、アルビレックスのファンの交流サイトが最低すぎて萎える。
たかが一試合負けたぐらいでこの世の終わりのような大騒ぎで、選手を罵倒。応援団を罵倒。
ひどいもんだ。
まあ、ネットなんてこんなものか。
2014.05.12
今日は一日で3ヵ所のインタビュー仕事があって、しかもコーヒーをあちこちで飲んで、けっこうきつかつたなあ。
と、ぐったりして帰る。
途中、ワールドカップメンバーの発表を見たわけだが、ドーハの頃の扱いに比べれば、今ではテレビ中継あり、ニュースはトップ扱いなど、隔世の感がある。
細貝はずして青山? 何を考えてるんだ、このイタリア人は。
などという会話があちこちで交わされたわけで、けっこうな盛り上がりである。
というわけで、ここで恒例の(恒例なのか?)ワールドカップ予想である。
えーと、最初はコートジボなんとかである。どこだここ。どんな国なんだ。
よくわからんな。たいしたことないに決まっている。だから楽勝。まあ、2-0で勘弁してやろう。これで勝ち点3。
次はどこだ。ギリシアか。
暇な国だな。あんな暇な国に負けるわけがないが、暇なのはきっと守備に専念している大宮のようなつまらない国なので、なかなか点が取れず、1-0か、現実的には。
これで勝ち点6。
最後はどこだ。コロンビアか。
昔は強かったけどな。最近はきっと強くない。なぜならメッシもネイマールもいないからだ。
それにこの段階で既に日本とコロンビアが頭一つ抜け出ているから、ここはお互い勝ち点1を分け合いましょうか、という話が商社を通じてODAがらみでまとまっていて、仲良く0-0の勝ち点1。
こういう次第で勝ち点7で日本はあっさり予選通過。まあ、南米の顔を立てて順位はコロンビアにゆずってやるとして。
というわけでご安心ください。皆さん。
日本は軽く予選通過して、最終的にはベスト4に残るでしょう。かっかっかっ。
2014.05.11
久しぶりに家族で近所の銭湯に行く。暑かったからなあ。
いまは大人450円もする。オレの学生時代は180円ぐらいじゃなかったっけ。
それでも経営を維持するのは大変だろうな。
けっこうにぎわっている。
知的障害者の青年も一人で来ていて、特にかまうわけではないが、全員がなんとなく気にしているというような、優しい空気が流れているのだった。
帰りに最近できたばかりの怪しい餃子屋に寄って、餃子を買う。テイクアウト専門店。
注文を受けて、じいさんが「よっこらしょ」と焼き始める。10分も待たせて、平気な顔。特に焦る様子もないし、オープンしたてだからといって手際が悪くもない。
どうせろくな店じゃないだろうと思ったら、これが旨かった。もちもちの皮で。
つい隣のオガワさんに声をかけて、庭で餃子をつまみながら缶ビールを飲んだ。
練馬の畑を走る風が、銭湯上がりの熱い体に心地よいのだ。
おかげでもう一度、今度は家の風呂に入ることになってしまったが。だはは。
2014.05.10
息子の中学は土曜日も授業があって、おかげで週末だというのに早起きしなければならないから、たいへんに迷惑なのだ。
本日は、東大の教授が来て視聴覚室で、メダカと放射能についての講義をしてくれるという。
なんだそりゃ。きっとメダカに放射能を当てて大きくして食うという話だな、きっと。
味噌煮と塩焼き、どっちが旨いか聞いてくるんだぞ、と息子を送り出した。
そして帰ってきた息子が言うには「佃煮が一番旨いんだって」。
んが。マジだった。
どうやら東大教授の話では新潟県ではメダカを佃煮で食っているらしく、おかげて息子も「お父さんも食べてたの」とオレを未開人扱い。
メダカなんて食ってないぞ。まったく東大教授はろくなことを言わない。
2014.05.09
運動会シーズンである。
息子はもう中学生だから、運動会なんて見に行かなくていいだろうと思ったら、学校から「万障お繰り合わせの上」と保護者に見学命令が飛んできた。
万障っても、運動会は平日じゃないか。仕事を休んでも見に来いというわけで、あくまで上から目線である。
面倒くさいなあ。中学生なんて、親が見に来ても喜ばないぞ。
それはそうと、もうどうでもいいオボちゃんだが、そろそろ世間が飽きてきたところに爆弾を落としては、いろんなものを壊していく。
今度は実験ノートの公開だ。
このノート、なんという破壊力なのだ。ネットでは「すげえ女子力!」と笑われているが、我が家でも小学生、中学生から「いくらなんでも」と突っ込まれている。
こういうものを平気で公開できるあたりが、戦闘マシンたるゆえん。
気がつけば、女がたった1人で理研という巨大組織を振り回しては根底から揺さぶっているわけで、確かに言われるように怪獣だ。
おかげで文部科学省のなんとかという認定が受けられず、へたすりゃ理研そのものが存在意義を問われるようなところまで行きかねない。
そういう意味では今我々は生きた怪獣が大暴れしているのをリアルタイムで見ているわけだ。こりゃまさしく伝説だな。
佐村河内なんていうのは、実は比べるべくもないほどの小物だったということもはっきりして、オボちゃん怪獣、これからさらに経験値を上げて破壊活動に磨きをかけていきそうだ。
2014.05.08
今朝は4時半に娘に起こされ、前の晩は12時過ぎに寝たので、思い切り睡眠不足。
もう4時間睡眠はオレにはきついなあ。
というわけで、今日は9時に寝たのさ。
2014.05.07
今日は東京の外れの方までインタビュー仕事に行った。
医者が読むためのコンテンツを医者に取材するという、それなりの力仕事である。オレは別に医学の専門家じゃないし。文系だし。
横浜線の小さな駅に着く。初めての駅だ。
取材先はここからさらにバスで20分ということで、道も不案内だし、当然タクシーに乗ったのだが。
運転手に住所を告げる。
と、運転手「あれー、その住所、何年か前に変わったからわかんないなあ」と言う。
どうやら町村合併か区画変更か何かでできた新しい住所らしい。だからカーナビにも出てこないと言ってるらしい。
絶句する。
何年も前に住所が変わったのに、どうしてカーナビが今もその前のなんだよ。それは商売道具だろ? とか。
そもそも、夜の銀座で長距離狙ってるわけじゃなくてローカル線の小さな駅で客待ちしている地元のタクシーが、どうして地元の住所を知らないまま何年も平気なのだ? とか。
こっちの頭の中はぐるぐる回る。
運転手は「ちょっとセンターに地図を送ってもらいますね」と言う。
どうやら行き先までの地図を、ネットで送ってもらうシステムらしい。
ほほう、それは便利な最新鋭。これなら車のナビが古くても大丈夫か。
運転手と会社との無線のやりとりを聞く。
「地図送って」「そこは新しいからデータないなあ」「今お客さん乗せてるんだよ、早く送ってよ」「だから地図がないから送れないって」「いいから早く送れよ」「ないもんは送れないだろ」
無線でだんだんと険悪になる。
便利な最新鋭のはずが、どうしてデータがないのだ。何年も前に新しい地名になったはずなのに。
オレは宝の持ち腐れという言葉に、これ以上ふさわしい事例を知らない。
どんどん険悪となる運転手と会社のやりとりに割って入って、「もうわかるところまででいいから」と言う。こちらは急いでいるのだ。
結局、だいたいの交差点で降りて、あとはスマホでGoogleを見て、あっさりと目的地に着く。
町田街道沿いの、路線バスがびゅんびゅんと走る、そんな交差点の近くに目的地はあった。
どうしてこんなにわかりやすい場所へ、タクシーが案内できないのだ。
あまりの出来事に呆れ、脱力する。
もちろんその後のインタビューはとてもいい内容で、きっちり100分、深く突っ込んだ話ができたのだった。
2014.05.06
いやあ、今日のゲームは面白かったなあ。アルビレックス対エスパルス戦。
1-0で後半ロスタイムに入ったら、土壇場でエスパルスに入れられて同点に追いつかれ、まーた今日も引き分けかよっ、このタコっ、と思った直後、つまり土壇場の先にはまだ土壇場があったわけで、これがおそらくラストプレーという川又のクロスが相手の頭にあたって、それは見事なループシュート。
会場絶叫、放送席絶叫のオウンゴールになってしまったのだ。
相手のディフェンスは頭を抱えて立ち上がれず、おいおい、お前が悪いんじゃない、顔を上げろよと思わずテレビの前でつぶやいたオレであった。
てなわけで、ここのところアルビレックスの話題しか書いてないな、オレ。だははは。
たまには他のネタでも書くか。
息子はいつも7時半に家を出るのだが、学校から毎朝ラジオの基礎英語を聞くようにという命令が出ていて、6時から15分間、英語の勉強である。
もちろんオレもそれに付き合っている。大切なのは習慣づけだからな。
そんなわけで最近は5時半起きなのだが、今週から体育祭の練習とかで7時過ぎには登校しなくてはならないらしい。
げ、マジか。どこまでSなんだ、この中学は。
しょうがない、今週は5時起きなのだ。
もちろんこのドS中学では先生がそれよりも先に来ているわけだから、幼稚園時代、先生の出勤が7時と聞いてのけぞったものだが、中学の先生がそれより早く出ているとは驚きなのだった。
もっともオレの弟も、小学校教頭時代は6時に出勤していたから、先生というのはとことんハードワークなのだな。
感心する。
2014.05.05
アルビレックスの掲示板を見ると(最近はこんな話題ばっかりだな)、「頑張って田植えを終わらせたので、これで明日に試合に行ける。筋肉痛だけど頑張るぞ」とか「田植えが終わらなかったので田んぼでスカパー見ながら応援する」とかいうメッセージが一杯で嬉しくなる。
中には高知県から車で駆けつけるファン、福島県から駆けつけるサポーターもいる。
有名なのは、えのきどいちろうも紹介していたけれど、新潟とはなんのゆかりもないのになぜかアルビレックスファンになってしまって、試合のたびにわざわざ東京から駆けつけるというおじさん。
けっこう立派な銀行員らしいのだが、そのおじさんは関越道を飛ばして新潟まで駆けつけて、高速からスタジアムが見えた瞬間「ビッグスワーン!」と叫ぶのだそうだ。
大笑い。
それにならって、オレと息子も、ビッグスワンが見えた瞬間「ビッグスワーン!」と叫ぶのだった。
どうやらキム・ジンスにヨーロッパから誘いの手が出ていて、1億を超える年俸らしく、たぶんこの夏でチームを出て行くのだろう。
うーむ、残念!
などということを考えながら我が家のゴールでウイークは終わりである。
子どもが中学へ行くようになると、もう休日の予定は自分たちの都合だけでは立てられず、家族そろっての行動も難しくなる。
娘も中学に入る再来年くらいになると、ゴールデンウィークに帰郷するのはオレ一人になるかもしれないなあ。
2014.05.04
アルビレックス新潟の練習を見に行く。
主要メンバーは試合の翌日ということで軽くストレッチして引き上げたのだった。
しばらくぼけっとしていたら、小泉がサインを始めてくれた。小泉は高卒1年目の選手で、アントラーズの小笠原にも平気な顔で文句をつける強気の天然。
技術もあり、期待の新人なのだ。
息子は喜んでサインをもらう。
その後もいろんな選手がサインをしてくれた。本間勲に鈴木武蔵、小塚…。
しかし最も衝撃だったのは…おい、クラブハウスの角を曲がってやってくる、ポロシャツ姿でにこにこ笑っているあの黒い人は、ひょっとしたら神様レオ・シルバじゃねえか!!!!
誰よりもオレが興奮。息子をほったらかしにして、オレが駆け寄ったのだった。
神様、とてもいい人でニコニコしながらサポーター全員にサインする。
もちろん息子もしっかりとサインをもらった。
オレンジの帽子を差し出しているのが息子で、その帽子を受け取ってサインしようとしているのが神様レオ・シルバである。
去年、初めて日本にやってきて、まだ調子が出なくてチームも低迷していたとき、新潟で食事していたら、見知らぬサポーターが「よく来てくれた」声をかけてくれ、食事代までおごってくれたそうだ。
ブラジルならこのんな成績ではののしられて当たり前なのに、とレオ・シルバは深く感激。
日本人はなんて優しいんだと、5年は日本でプレーすることを決意したそうだ。
できればその5年を新潟で過ごして欲しいものだが、しかし、金だけはあるというチームがいろいろとちょっかいだしているようだし、新潟は十分な年俸を用意できるのか。
笑顔の神様を目の前にして、オレもとてもハッピーな気分になった。
笑顔のとてもステキな神様なのだ。
息子がいろんな選手にサインをもらった帽子は、実は弟に借りたものだ。
弟は「よかったなあ、その帽子はあげるよ」と息子にプレゼントしてくれた。
息子は夜、布団の中に入っても「よかった、よかった」とニコニコしどおしなのだった。
2014.05.03
連休なので、3時に起きて、子どもを連れて里帰りなのだ。
渋滞が嫌だから早起きしたのに、事故ってるやつがいて、こんな早朝から渋滞なのだった。
ちっ。
**********
大事なことを書き忘れていた。大宮なんちゃらというチームのひどさ、情けなさ、恥ずかしさについてである。
この日アルビレックスは開始10分で先制したわけたが、大宮なんちゃらは11人中11人が自陣に引きこもってしまった。
先制されて、しかもホームだというのに。
ちっともボールを取りに来ないし、攻めてこない。なんという恥ずかしいサッカーなのだ!
こんなチームをホームに持っている大宮の人たちに心底同情する。
こんなサッカーはちっともJリーグのためにならない。ああ、みっともない。
2014.05.02
なんてこった。
ホージェルとアルビレックス新潟が契約解除だ。
クビではない。
古巣のブラジルのチームから「帰って来い」というオファーがあり、それを受けることにした本人の希望で、契約解除に至ったのである。
若手でもないし、長い人生を考えての選択だろうから、しょうがねえべ。
でもなあ、これからもっとホージェルが見たかったのになあ。
とにかく見ている人を幸せな気分にする選手だった。レオ・シルバがプレーで人を幸せにするなら、ホージェルはその容貌、プレースタイルで人を幸せにしてくれた。
いかつい顔はインパクト大。来日当初はチームの誰もが「びびった」と振り返っている。
プレーはというと、どう言えばいいか、えーと、体のデカい小学生が「おらおら〜」と叫びながらともかく突進していくような、そんなスタイル。
あのドリブルはまさに衝撃で、一度見たら忘れられないほどだった(過去形なのが悲しいなあ)。
そんなドリブルなのになぜか相手は奪えず、ひょいひょいと交わしていく姿がたまらなくユーモラスで格好良く、そしてど迫力のシュートはほとんどが枠を外れるのだが、ドリブルでシュートに持ち込んだ日などは、誰もが「今日はいいものを見たなあ」と満足するのだった。
反対に失敗すると、誰もが、だはは〜、ホージェル〜、と幸せそうに腹を抱える。
そして、いいぞ〜、もう一回やれ〜と喝采を送る。
失敗して大歓声に包まれる選手など、そうそういないだろう。
そんなだから、ゲームの途中でホージェルが投入されると、今日は何をやってくれるんだろうと、スタジアム全体がワクワクした感じに包まれたものだった。
まさに存在感。
昨日、契約解除の発表があって明日には帰国だそうだ。
もちろんずいぶん前から下準備は進めていたわけだが、オレとしてはやっぱり急すぎるという思いだ。
うーん、残念。
ホージェル、いつかまたどこかでそのドリブルを見せてくれ。そして新潟と日本のことを時には思い出してくれ。
短い期間だったけれど、新潟に来てくれてありがとう。
さらば、ホージェル・ガウーショ。
2014.05.01
5月である。一年で最もいい気分の月である。
今年は連休の日の並びがあまりよろしくないのだが、それでもオレの取引先には、11連休という人がけっこういる。
うらやましいことだなあ。
こっちは息子が中学に行きだしてからは、土曜日さえまともに遊べなくなった。とほほ。
2014.04.30
松岡直也なが亡くなったことを、弟からのメールで知る。
そうか、亡くなったか。
ラテン+フュージョンの立役者で、ミュージシャン、アレンジャーとして真の実力者だった。
ウィシングというグループを結成したときは、そのデビューライブを見に行ったなあ。
確かギターが大村憲司にベースが高橋ゲタ夫にドラムが村上ポンタと、すごいメンバーだった。
マジョルカ、大好きだったなあ。超名曲。
確かマリファナかなんかで逮捕されなかったっけ。
残念。
残念と言えば、よくわからないのがポール・サイモンが夫婦げんかで夫婦そろって逮捕されたというのも残念だ。
いったい何なんだ、このニュース。
2014.04.29
本日、アルビレックスは神戸との試合である。
神様・レオシルバにはっきりと徒労の色が漂っているなあ。そのためか、あり得ないようなミスで先制点を献上する。
神様もミスをするのだ。
試合は、終了間際、空振りした川又のモモにぶつかったボールが転がり込むというラッキーな得点でなんとか引き分けだ。
どうも近ごろのこのチーム、点が取れそうな気がしない。
レオシルバは「オレにばかり働かせるなんて、ひでえチームだ」と思っているし、川又は「オレのところに全然ボールを回せない、ひでえチームだ」と思っている。二人とも、来シーズンはいないだろうなあ。
正直、レオシルバがスーパープレーで奪取したボールなのに、あっさりと跳ね返されてまた全員自陣へ急いで戻るというシーンを何度も見せられて、ダメだこりゃて天を仰いだオレだった。
試合が終わって、息子に、ほら、徳島どうなった、とiPadのスカパーチャンネルを切り換えさせる。
おお、甲府を相手に徳島初勝利だ。そうか、よかったなあ。
そもそも甲府が降格候補のチームだから、徳島が勝つならここしかないわけだが。降格ダービーマッチ。
この調子で、大宮と浦和と柏と横浜にも勝ってくれ。それぞれオレの嫌いなチームである。
こんなふうに例によって息子とiPadでJリーグを見たわけだが、その息子は部活で練馬区の大会のある日だった。
朝早くから試合会場に向かっていったがあっさりと帰ってきて、聞いたら案の定「一回戦で負けた」。
しかも出場したのは3年生1人という弱小チーム。J3ぐらいだな。
それでも休日に弁当を持って試合場に行くという経験は、中高と陸上部だったオレも数多くあって、そうか、ああいう濃密な時間を息子も過ごしているのかと嬉しくなる。
6月にはいよいよ本人が出場する、選手として初めての大会が開かれるのだった。
2014.04.28
先日、某企業の決算説明会に出席した。
アナリストとか機関投資家とか、そういう人たちがいっぱいいるところね。
質疑応答になったら、モルガンスタンレーとか、ゴールドマンサックスとか、リーマンブラザースとか(嘘)、野村證券とか、そういうアナリストたちが手を挙げてとても難しいことを質問していた。
ひゃーっと驚く。頭のいい人たちばかりだなあ。
自分のアホさを改めて思い知ったオレは、飲んで帰る元気もなく、おとなしく家に帰ってビールを飲んだのだった。
珍しいことに発泡酒ではなくてビール、しかもバドワイザー。
でもバドワイザーより金麦のほうが旨くないか?
そういうしょうもない日であった。
2014.04.27
本日は地元で照姫祭りである。
昔、照姫という美しいメンヘラがいて、軍に敗れた父を追って池に飛び込んで命を落とした。
その悲劇をしのぶなら、ほら、ちょうどよくふるさと創生基金というものが1億円もあるから、ここはその無駄遣いでもしませんか、役人の皆さん、ということで照姫は室町時代の人なのに祭りは昭和のバブルの頃に始まったという、あちこち無理矢理だらけのイベントである。
息子はこの祭りに行って屋台の焼きそばを楽しみにしていた。だが、どうしても空腹がガマンできなくなり、11時にラーメン屋で味噌ラーメンを食った。もちろん餃子もついている。
なお、その前にしっかり朝ご飯を食べていたので、これが本日二食目。
11時に味噌ラーメンを食った息子は、その後、祭りの会場に行き、当初の予定通り焼きそばを食った。本日三食目。
祭りが終わって帰り道、4時頃であるが、ビールが飲みたくなったオレは早くから開いている居酒屋に寄った。そこで息子はネギトロ丼を食った。本日四食目。
家に帰って風呂に入り、もう晩飯は済ませたんだからとみんなでごろごろテレビを眺めていたら、「腹が減って腹が減ってたまらない」と息子が訴えだし、おにぎり2個をぺろっと食ってしまった。五食目。
こうして息子はとうとう1日五食の世界に突入してしまった。
オレも高校時代は、うどんがおやつ、という生活をしていたからなあ。
とうとう息子もその領域に入ってしまい、この先、恐ろしいことである。
2014.04.26
先日、ある大学の先生と話したら、最近の学生は右傾化がすごい、ということだった。
例えば零戦の本を読んで、涙を浮かべながら受けた感動について話すとか。
まあ、かく言うオレも保守ではあるがな。
どうして学生の右傾化が進んでいるか、まずはサッカーや野球が大きいと思う。特にサッカー。
日本サッカーの目を見張る進化で、今やどの国とも日本は対等に戦えるようになった。韓国、中国はもはやアウトオブ眼中。
野球も同様で、イチローがレーザービームで相手を殺せば、ダルビッシュがびゅんびゅんとぶん投げて相手をきりきり舞いさせている。
今の若者はこういうシーンを幼い頃から目にしているから、世界は戦う相手なのだ。
オレの子どもの頃、世界は仰ぎ見る存在だったから、この違いが植え付ける意識の差は大きいに違いない。
それに加えて、韓国、中国だ。まあ、北朝鮮は恐ろしい国からいつの間にかお笑いの国になってしまったので、敵意は生まれにくくなっているが、韓国、中国に対してははっきりと敵対感情が生まれているだろう。
無論、向こうが先に敵対してきたためなんだけれど、子どもの頃からケンカを売られ続けてきたのだから、はっきりと嫌悪感を持つようになるのも仕方のないところなのだろう。
だいたい先祖を祀っている神社にお参りしただけでいちゃもんをつけられる、そんな状況を見ていれば誰だって嫌な感情になるに違いない。
その結果の右傾化であり、燃え上がるナショナリズムなのだ。
そんなことを、尖閣諸島で海保の船と中国の漁船が衝突して大騒ぎになった事件からもう4年もたっているというニュースを見ながら思ったのだった。
今の大学1年生が尖閣の騒ぎを見たのが中学3年の時。そりゃあ、右傾化もするだろうなあ。
2014.04.25
そういや昨日は息子の13歳の誕生日だった。大きくなったものだなあ。
子どもってのは、本当に大きくなるものなのだなあ。
などと感心している場合ではない。今話題なのが、これだ、
「ロボットガールズZ」だ。
マジンガーZを素材にしたアニメなのだが、舞台がなんと大泉学園、つまりオレの隣町にして息子の通う中学校のある街。要するに思い切り地元なのだ。
だから背景に地元のスーパーが出てきちゃったりする。
テーマソングもステキで「空に〜 練馬に〜」と始まる。だはは〜、練馬を馬鹿にするなあ〜。
なかなかに楽しいアニメで、来月には映画にさえなっちゃうのだ。
オタク満開の楽しいアニメなのだ。
2014.04.24
先日、インタビューした金融会社の社長は同い年。
毎年インタビューしている社長(メーカー)も同い年。
それだけじゃなくてパナソニックみたいな大企業の経営陣だって同年代。
そして、そのパナソニックで退職勧告されて泣いているのも50代。
まったくこの年代は明暗はっきりしすぎて残酷というか笑っちゃうというか。
社長でもなくて退職勧告されるのでもないオレは、ともかく粛々と頑張るのみである。
頑張るといえば、TTPの甘利さんも頑張ってるなあ。交渉相手は、お互いに顔を見るのもイヤだという犬猿の仲で、それと夜中3時まで体を張って交渉しているのだから、久々に大儀に尽くす政治家の姿を見た気がする。
体壊すなよなあ。
2014.04.23
オバマが銀座まで寿司を食いに来たというので、キャロラインおばちゃんもご相伴というかたかりに来たわけだが、あんな高い寿司屋じゃなくてスシローで十分だろうと誰もが思ったに違いない。
そして、キャロラインおばちゃんにはイルカとクジラでも食わせてやればいいのに、と誰もが思ったに違いない。
我が家は、銚子丸が大好きである。
2014.04.22
辻堂へ行くのに池袋で副都心線に乗り換えれば安く&速く&便利なのでそうしたわけだが、へっへっ乗り換え時間に7分もあるから余裕だぜ、へっへっホームのイスも空いてるし座れるじゃん、オレ、と腰を下ろそうとした瞬間、ここは有楽町線のホームであることに気づいた。
しまった、副都心線に乗らなくてはならないのに、何の疑問も持たずに条件反射で有楽町線に来てしまった。
しかも乗り換え時間はたっぷりあるからと、余裕ぶっこいて途中でサッカー新聞エルゴラッソを買ったりしちゃって。
しまった、副都心線へ行かなくてはっ!
なんと400mもある。残り時間は3分。
うむむむ、急ぎ足で出ようとしたら改札が通れない。しまった、書き換えてもらわないと出られないのか。
あわてて有人改札へ回ったら、こういうパターンではお約束なのだが、おばちゃんが駅員つかまえてなにやらやっている。
その後ろに並び、じりじりと待つ。
幸いなのは、そのおばちゃん一人だけが並んでいたということだった。
なんとかオレの番が来て駅員にSuicaを処理してもらい、副都心線を目指す。あと350m。走るか。ちょっとだけ。
30mほど走ってみる。
疲れたので歩く。
あと100mのところまで来て、残り時間はゼロ。ああ、もう終わりか。間に合わない。余裕かまして新聞なんか買うんじゃなかった。何も考えずに歩くんじゃなかった。
だが待て。ロスタイムというものがあるじゃないか。
ドーハの悲劇をトラウマとしたことから、以来、日本サッカーはロスタイムに失点することがなくなったではないか。
いや、このたとえはちょっと違う気がする。
ともかくロスタイムが何分か残されている気がする。最後のワンチャンスに賭けるのだ。さあ、駆け上がれレオ・シルバよ。飛び込め、川又よ。
そう自分に言い聞かせ、ロスタイムに怒濤の攻めを見せるアルビレックスになったつもりで発車予定時刻を1分もすぎてからホームに駆け込んだのだった。
おろ。
なんと目の前に乗るべき電車が停まっている。やはりロスタイムの奇跡は起きたのだ、きっと。
ガッツポーズをしながら電車に飛び乗ると「運転間隔調整のためあと1分ほど停車しま〜す」という呑気な車内アナウンスが。
まあ、そういうわけでちゃんと時間には間に合ったというお話です。
教訓。余裕かまして新聞を買うのはやめましょう。
2014.04.21
我が家では日曜の朝はパンにしている。
買いに行くのは、練馬駅近くにあるデンマークというパン屋。
接客態度に難はあるが、パンそのものは大変に美味しく、とくに塩パンなるものはいくらてべも食べたくなるほどだ。
ところがそのパン屋が潰れてしまった。
2月頃に会社が潰れて、いくつかある店舗は閉鎖。
優良店舗だけ残して事業再生の道を探ったのだろう、行きつけの練馬店は残っていた。
会社が倒産したのだから数ヵ月はまともに給料ももらっていないだろうに、見たところ特に従業員が減った様子もなく、頑張ってパンを作り続けていた。
そのままなんとか従業員には頑張ってもらって再生の道を歩んで欲しかったのだがなあ。
とても残念だ。
またどこかであの塩パンが食べられる日が来ることを楽しみにしている。
日曜の7時に焼きたてのパンを売っているパン屋は他には見当たらず、実に残念なことに我が家の日曜朝の食卓に並ぶのはセブンイレブンのパンになってしまった。
時々、趣向を変えておにぎりだったりするが、しかし、日曜の気持ちのいい朝にコンビニのパンを食うとはなんと味気ない事よ。
名店の焼きたてパンだったからこそ、日曜の朝が楽しみだったのに、とても残念である。
2014.04.20
前にも書いたが、日経新聞のサッカー記事は非常に面白い。サッカー専門誌よりよほど鋭いのだ。
それはひとえに武智幸徳という記者(編集委員)の力による。
ビジネスマンが対象の経済専門紙になぜサッカーの記事が必要なのか。別に必要ではない。
必要ではないからこそ読ませる工夫が要るし、万人に受けるための工夫は要らない。
対象は大人の男。多少のことでは振り向いてくれない。
というわけで、必然的に大人が納得できる切り口とロジックを持った記事が出来上がるというわけだ。
先日も日本語化に関しての鋭い指摘があった。
前の仙台の監督で現在はオリンピックチームを率いる手倉森監督についてだ。
他のスポーツ同様、サッカーにもいろいろと独特な言葉があって、例えばツートップとかアウエーとかイエローカードとかロスタイムとか、それらは外国語(英語)であったが今やすっかり日本語化している。
「うちの会社の女子のツートップはさあ」とか「やべっ、今日の飲み会、完全にアウエーだよ」とか。
だが手倉森監督は、そうした専門語は使わず、独特の日本語で指示を出すのだそうだ。
例えばフォワードに対してサポートに回る時には「潜れ」、ポゼッションの時は「握れ」。
確かに「潜れ」と言われるとイメージはすぐに浮かぶよなあ。
記事では武智は「これは暗号としても有効」と言うのであるが、確かにそりゃそうだ。
そして、オシムはサッカーを日本人化させると言ったが手倉森は日本語化させている、と指摘するのである。
面白いよねえ。
サッカーというのはおそらく最もグローバル化が進んだスポーツなわけだが、そのグローバルスタンダードに合わせる段階から、今や日本語化によって世界と戦おうという段階に入ったわけだ。
オレがしつこく言ってる、Jリーグによって地方主権の時代がやってきたということと合わせ鏡のような流れだ。
いいねえ。こういう日本語化はどんどん進んで欲しいし、それによって世界と対等に戦えたら、こんなに痛快なことはない。
ちなみに武智と山本監督の対談によれば、ブラジルワールドカップで日本は普通に予選リーグを通過すると断じている。頼もしいなあ。
翻って頼もしくないのは、アルビレックス新潟である。
本日は広島との大一番。なぜ大一番かというと、広島は2年連続の優勝チームであり、この試合に勝てば首位に立つ位置にいる。対して新潟はこの試合に勝てば首位とは勝ち点2差という、すばらしい位置に上がれる。
勝て、絶対に勝て。
ああ、それなのに0-0の引き分け。しかも広島のシュートはわずか1本だけというへなちょこ状態なのに、アルビレックスは1点も取れない。
川又は外しまくるし、武蔵はキープできないし、監督が「最低の試合」と激怒するのも当然だ。
iPadのスカパーの中継を見ながら息子とオレは、シュートが外れるたびに「だーっ」「ぎゃーっ」と絶叫するのだった。
2014.04.19
週刊新潮にも書いてあったけれど、いつの間にか記者会見というと記者席ではパソコンをパチパチと叩く音が響くようになった。
発言者の前にはICレコーダーの山。
そして記者は下を向いてずっとパソコンを叩いている。
なんだか不思議だなあっていつも思う。
ちゃんと顔を見て質問するのが仕事だろうになあ。
そもそもメモは手書きの方がずっと速くて合理的なのだが。
まあ、いいや、仕事には人それぞれのやり方があるだろうから、文句つけるオレが間違っているな。
その記者会見で最近の話題と言えばもちろんオボちゃんなのだが、そのオボちゃんの理研へ見学に行ったのが息子。
なんでもちゃんとSTAP細胞コーナーというのがあって、そこでは係員がコトの詳細を説明し、ちゃんと質問にも丁寧に答えていたそうだから、理研という組織はまだ大丈夫だろう。自らを客観視して浄化することができているようだ。
息子によればお土産コーナーにはちゃんと理研の実験ノートというものが売っていて、残念ながら授業で行ったからお土産を買うのは禁止だったそうだ。
うーむ、欲しい!
理研もこの機を逃さずちゃんと商売するなあと思ったら去年から企画していた商品らしい。
実験着も売っていたそうだが、さすがにかっぽう着はなかったという。
などと息子が理研で目を白黒させていた頃、オレはたんさいぼうライブだ。
本日は杉並の小学校。土曜授業の目玉として、たんさいぼうが2ステージをやることになったのだ。
土曜授業にたんさいぼうだなんて、おいおい、大丈夫かよとオレたち自信が心配なのだが、まあ、子どもたちは大変に喜んでくれ、先生方も大喜びで、保護者だけが「学校公開だというから来てみたら、まあ、なんざますか、この騒ぎは」という顔だった。
さすがに朝から2ステージはハードで、帰ったら2時間ほどがっつり昼寝してしまった。
2014.04.18
「週刊文春」に某社のゴシップというか、憶測記事が載っていた。
ちょうどタイミングよくその会社の広報担当者と一緒だったので、こんな記事が出ていましたけど、と言ったら「あらら、知らなかったわ。見てみます」とのことだった。
そして聞いたら、まあ、要するに与太記事で、な〜んだというウソ八百。
でも、その事情を知らずに読めば、本当かもと信じてしまいかねない内容で、まったく週刊誌は困ったものだなあ。
「日経新聞なんかは相手にしないソースの情報なんですが、週刊誌や夕刊紙は裏も取らずに書いちゃいますからねえ」と、広報氏も困り顔なのだった。
2014.04.17
取材先へ行ったら「ウチはネクタイなしでいいですからねー」と言われた。
確かにその会社では、社長以下、ほとんどネクタイをしていない。
そりゃあ商談などの席ではするのだろうが、基本的にノーネクタイ。
「カジュアルフライデーだったんですが、いつの間にカジュアルエブリデーになっちゃいました」と担当者は笑う。
オレも5月になったらクールビズでネクタイをはずそうと思っているのだが、最近では年中リーネクタイでも失礼には当たらなくなっているようだ。
楽ちんだな。
2014.04.16
今年からJ1に昇格した徳島がまだ一つも勝てていなくて、しかも取った点は1点だけ、さらにしかもそれがPKということで、徳島県民は「こんなことならJ1なんかに昇格するんじゃなかった」と涙目である。
そんな徳島県民にも薄明かりが見えてきたのが今日の試合。
なんと、あの浦和レッズに終了間際まで3-3の引き分けだったのである。おお、驚天動地。
もっとも最後にはあっさり浦和に決められて、お約束の負けだったわけだが、それでも3点を取ったというのは徳島の地元新聞が一面トップに持ってくるようなニュースだったのではないか。
とはいえ、冷静に見ればこの試合は、なーんだ、ナビスコカップじゃないか。
ナビスコカップと言えば、若手主体の、新日本プロレスで言えばヤングライオン杯みたいなもので、真夏のG1のJ1とはまた別のカテゴリー。朝日新聞と朝日小学生新聞みたいなものだな。
レッズにとっては、まあ、トレーニングだから、という感じだろう。
だがしかし、徳島よ、へこたれるな。輝く1勝を目指して戦い続けるのだ。
などと言いつつ、アルビレックスは本日のナビスコカップで甲府が相手。
武田信玄を守護霊に持ちながら深く引きこもって自陣の前でぶるぶる震えている臆病者集団の甲府に手を焼き、とうとうシュートゼロのまま後半ロスタイム。
そこで鈴木武蔵のシュートが相手に当たって半ばオウンゴールでやっと新潟が勝った。
これでアルビレックスはグループリーグ首位である。やれやれ。
しかし、サッカーはやっぱりライブで見ないとつまらんなあ。見に行きたいなあ。
2014.04.15
娘の熱もすっかり下がって元気になった。でも、インフルエンザなので学校に行くのは医師から禁止されている。
まあ、仕方ないな。
だからといって家にこもっていると、キノコがはえちゃうぞ。マタンゴになっちゃうぞ、と脅す。
娘は慌てて窓を開けて太陽を浴びるのだった。
2014.04.14
夜中に娘が40度近い熱を出したので、朝一番でかかりつけの医者に行った。
待合室に、魚せいの大将を発見。薬をもらいに来たのだろう。
診察の結果、インフルエンザB型判明。魚せいではなくて、娘であるが。
インフルエンザか。今年のB型は長引いているようだなあ。
原因がインフルエンザと判明したので一安心。インフルエンザは、医者に行けば一週間で治り、家で寝ていると7日間で治ると言われている。
治療法がはっきりしている病気だから、問題はない。ただB型は高熱が3日ほど続くので、念のために解熱剤を用意して、あとは水分補給しながらひたすら寝ていれば治る。
検査の結果がよくなくてがっくりと肩を落として帰る魚せいの大将を見送りながら、こっちは薬をもらって娘と家に帰る。
そしてオレは大急ぎでタイヤ館に向かった。
そうである、本日は冬タイヤから夏タイヤに履き替える予約を入れていたのである。
タイヤ館は対応がとても丁寧で、いろんな処理もきびきびしていて、とても気持ちがいい。いっそディーラーなんぞに頼るのはやめて、これから車のことは全部タイヤ館でもいいかな、とさえ思ってしまう。
仕事があるので急いで欲しい、と頼んだらその通りに30分ちょいで仕上げてくれた。
カードで払って、オレはそのまま車で駅に向かう。午後からインタビュー仕事だ。
有楽町線にとろとろ揺られて湾岸地帯へ。ちなみに新木場駅の駅ソバは、なかなかに旨い。天ぷらなんてかりかりしているし。
湾岸地帯の某所で、大学教授を相手に、政治社会学についてのインタビューを行う。盛り上がって、とても面白いインタビューができた。
今日の湾岸地帯は日差しにあふれ、とても気持ちがいい。ぼけっと過ごしてみたいなあと思った。
しかし、そんな場合ではない。急いで帰らなくては。
地元に帰ってきて、スーパーに立ち寄り、アイスクリームが食べたいという娘のためにハーゲンダッツを買い、オレのために発泡酒を買う。
家に帰り着くと、娘の熱は上がったり下がったり。これがB型インフルエンザの特徴で、熱が乱高下しながら数日かけて落ち着くようになる。
その間、脱水症状さえ気をつけておけば心配ない。
先ほどのインタビューの原稿を大急ぎで仕上げる。まあ、既に帰りの電車の中、頭の中ではまとまっていたので、問題なくさらさらと書くことができた。
書き終わったところで、中学から帰ってくるはずの息子が帰ってこない。
今どき信じられないことに、携帯禁止の中学で、行方不明の息子の居場所が確認できない。
「行き帰りは持たせて、学校にいる間は先生が預かって使用禁止というのが、デフォルトでしょう」と、先日会ったパパ友のみりゅうパパも言っていたが、今どき、携帯禁止は時代錯誤すぎる。
いずれ、学校にもそういう声が殺到して解禁になるだろう。進級直後の今は、ちょっとおとなしくしているが。
ヨメは息子が行方不明なのでおろおろしているが、そりゃあ中学生男子が放課後に行方不明にならないわけがなかろう。放っておけ。
やっと息子が息せき切って帰ってきたので、どうしたのかと問うたら「電車で帰ってきた」との返事。いつもは徒歩で登下校しているのだが、今日は思いついて電車で帰ってみたらしい。
明らかな届け出違反であるが、この世に届け出違反をしない男子中学生がいたら見てみたいものである。
しかし、電車で帰ってきたにしては、ちょっと時間がかかりすぎだな。
そう問い詰めたら、案の定、「間違えて反対方向に乗ってしまった」とのことだった。
この世に電車に間違えて乗ったことのない男子中学生がいたら見てみたいものである。
娘は夕方になってまた40度の熱が出てきた。
オレは歯医者である。最近、3回続けて予約をキャンセルしたので、肩身が狭い。
仕返しに痛くされたらどうしようと思いながら、診察台に座る。
今や歯医者はコンビニより多い時代である。客をつかまえるのに必死だ。
そのせいでもなかろうが、あんまり痛くされずにすんだので一安心。小学生みたいにホッとする。
歯医者に「30分はものを食べないで」と言われたのを忠実に守って、やっと晩飯。
娘が「お豆腐なら食べられる」というので、今日はヨメに頼んで湯豆腐にしてもらった。
布団で寝ている娘のためにヨメがお豆腐を口に運んでやり、オレは歯医者に言われた30分が過ぎるのをただ待つ。
テーブルに座って一人で湯豆腐を食っている息子が「これじゃ一人鍋じゃないか」と抗議するのであった。
まあ待てと息子をなだめ、やっと30分が過ぎたのでオレも一緒に食うことにする。片手には今日買ってきた発泡酒。金麦だ。
発泡酒を飲みながら家で家族と晩飯を食うのが至福の時間。外で飲んでなんかいられない。
その後、息子と一緒に風呂に入る。
最近、息子は適当にしか頭を洗わないものだから、フケがひどい。ヨメが「ちょっとちゃんと洗ってあげて」と言うものだから、よし、わかった、任せろと、オレが息子の頭を洗うことにする。
だが、並んで立つと息子の頭はもはやオレの目の高さより上だ。
その頭を洗うのは、けっこうな重労働。こんなことなら自分で洗わせるんだった。
風呂から上がって、娘がインフルエンザだから、今晩から隔離して別の部屋で寝ることにする。
息子と一緒に布団に入って、オレは、お前が中学に入ったおかげでお父さんはお前に遊んでもらえなくなって寂しい、これから週末も夏休みもお前はお父さんと遊んでくれないのだろう、それはとても困るので今から中学を辞めて小学校に入り直してくれ、とすがる。
酔っ払いにからまれた息子は「ああ、はいはい」と軽くオレをあしらい、ヨメは「何を言ってるんだか」と呆れるのであった。
湯豆腐を、大好きなポン酢で食べた娘は、満足したのか、早くも寝てしまった。
2014.04.13
書き忘れてたけど、オボちゃんの「200回は(スタップ細胞を)作りました」という発言は、あれだな、小学生が涙目になって「オレなんか、ハワイなんて100万回も行ってるもん」と口走るのと同じだよな。
だから記者会見の出席者は「じゃあ、何年何月何日何時何分何秒なんだよ」と突っ込むべきだった。
実際、「200回」というならその記録はないのかと聞くべきところだったのに、あまりの数字に全員あっけにとられてぽわーんとしちゃったのだろう。
これが虚言癖の恐ろしさなのだ。
2014.04.12
あそこ、ちょっとヤバいよ、と業界関係者から聞いたのが1ヵ月ほど前。
あそことは、そう、驚異の安売りメガネで驚異の急成長中のメガネ屋である。
え、ヤバいの、と早速ネットを見たら確かに利益が大幅ダウンしている。
そこへもってきて、昨日の日経には利益が対前年比で80%もマイナスになっている。
80%ダウン! えーと、年収400万円だった人が今年は一気に年収80万円になったようなものだ。
たまげたなあ。
まあ、確かにPCメガネが当たっただけで天下を取ったような鼻息の荒さが気にはなっていた。
ビジネスモデル自体は参入が容易で、それ以外に確たる技術革新があったわけでもなく、要は旧弊の眼鏡店業界に風穴を開けただけ。風呂屋業界にスーパー銭湯ができた程度のことではないかな。
当然PCメガネだって永遠に売れるわけもなく、焦って開発したメガネが、両脇のポケットに水を入れるドライアイ対策のメガネっていうんだから、オレなんかこれを新聞広告でみたときはいったい何の冗談だろうと思ったほどだった。
短期決算報告書を見れば、広告宣伝費増などによる販管費の比率が大きくなった、と書いてあってそりゃそうだろうなあ。
過去の成功体験に縛られて自爆する、典型的なケースか。
もう少し地道に足元を固めた方がいいと思うのだが。
などと考えながら、今日はアルビレックス対アントラーズを見る。
息子は38度近い熱を出して、中学は土曜授業があって、しかも今日は学力診断の最初のテストだというのに、思い切り休みである。わはは。
模擬試験では、この学校の志望者の中では常に1位か2位だったので、学年でもそうそう悪い順位ではないとわかっているのだが、試験を受けないのだから話にならん。
お前はJ2からのスタートだ、わっはっはっ、と言ってやったら「くっそー」とマクラを叩いて悔しがるのだった。
その息子の枕元にiPadを置いて、オレも一緒に寝転がって試合を見る。
アントラーズは首位だ。従って今日は大一番。
押されつつも川又が最高のゴールを決め、決勝点は相手のオウンゴール。
わっはっはっ、今のお前みたいだなあ、と息子に言ったら、息子はマクラを叩いて悔しがるのだった。いや、アルビレックスが勝ったことには喜んでいたが。
それにしても、ボランチのレオ・シルバがますます神がかってきて、震える。
今日もどれだけボールを刈り取ったか。あそこでボールを確実に刈り取るから、守備は崩壊しない。
相手もそれがわかっていて、レオがするすると忍び寄ってくると「来たっ、あわわわわわ」という感じでボールをはたいちゃうから、助かる。
今や何もしないでそこにいるだけで守備ができてしまうという領域にまで達してしまった。
今日の解説者の説明は大変にわかりやすく、なるほど、そんなにもレオは凄いんだと改めて納得。間違いなくJリーグトップのボランチですな。
こうなればとっとと日本に帰化してもらって代表入りしてもらいたいものだが、それよりも、こんなに目立ってしまったら来シーズンは浦和か横浜に取られてしまうではないか。大宮にだけは行かないでくれ。
頼むから残ってくれ−、レオ・シルバ。
今日の白眉は、68分、アントラーズのカウンターを食らって5対2の状況を作られてしまったときのことだ。
ゴール前で5対2。
見ていて、ああ、こりゃあもうダメだなあと諦めたわけだが、5対2の、2のうちの一人がレオ・シルバ。
5人が団子になってゴール前に襲いかかったその時に、するっとボールを刈り取ってみせたのだ。
まさにハンター。一人でアントラーズ5人を片付けて見せて、その様子は、ほとんどイリュージョン。あり得ないものを見せられたような気分だった。
弟も「正に神様、仏様、レオ様」という大興奮のメールを送ってきたのだった。
そういや、高卒1年目の小泉が途中出場したが、こいつが天然というかいい根性していて要注目。
今日は、なんと小笠原にガンを飛ばしまくって文句を言って、ひゃー、中学1年生が高校3年生に文句つけてるようなもんだなあとびっくり。将来が楽しみだ。
2014.04.11
本日は大阪である。
でも滞在1時間半の弾丸出張である。
移動8時間、滞在1時間半。
おもしれーなー。
これはやはり技術の進歩であろう。
2014.04.10
今日は暇だな〜。
などといいながらも、五反田にある某出版社へ打ち合わせに行く。
夏に出る本のアレンジを引き受けることになったのだ。
前回の本が好評らしく既に4刷。そこで第二弾を出版することになり、前作に続いてワタクシが全曲のアレンジを行うことになったのである。
えっへん。
だがまてよ。前作同様ということは、確か前作は1ヵ月で80曲作ったな。
あの時はマジでへろへろになったな。
ということはもしかして。
がーん、今回もやはり約70曲を1ヵ月半でつくらなくてはならない!
前回よりはマシ? ええ、確かにそうですな。しかし、今回は途中にゴールデンウィークが。
それにしてもなんだかんだでここ数年は毎年2冊本が出ている。
これって、けっこう立派だよね。
なのに儲からないのはなぜ? 不思議でならないのだった。
やれやれ、大変だ、頑張ってアレンジしなきゃといいながら、家に帰って何もしないですぐビールを飲んでしまうワタクシ。
2014.04.09
1時からオボちゃんの記者会見があるというのでテレビをつけたら、やめられなくなってしまった。
しょっぱなの謝罪で、オボちゃん、いきなり世間の同情を買いましたな。痩せて美人度が増して、ネットでは「かわええ」の声。
その美人で若い子が伏し目がちになって涙をこらえつつ「私の未熟さで」と頭を下げたものだから、世間は同情。「もう許したれや」「ええ子やええ子や」「そないいじめたらあかんで」と、おっさん、おばはんを味方につけることに成功しました。
その流れを読んだマスコミは、オボちゃん対理研の構図を作りだそうと必死で、タイガー・ジェット・シンの反則に耐えた猪木が血まみれで反撃に出るかの如く、オボちゃんの後押しを始めたようでした。
でも、「スタップを200回は作った」とか「実験ノートは4、5冊はある」(会場失笑)とか「ニコ動で実験を公開してもいい」とか、明らかに頭のおかしい人の発言のオンパレードで、ああ、要するにこの人は虚言癖という病気なのですね。
病気だから本人は本当と思い込んでいるのが面倒くさいところですが。
巨大組織に立ち向かううら若き乙女というのは見た目の話。本当のところは、この虚言癖の女をアイコンにして予算を獲得しようとした利権幹部のアホみたいな企みが失敗したということでしょうなあ。
勉強はできてもあんまり賢くないのか、理研の幹部は。
いや、勉強ができるあまり他の人はみんなバカに見えて、どうせバレるわけねえよ、世の中はバカばかりなんだからよ、と舌を出しながら軽い気持ちでウソをついてしまったという構図ですな。かっかっかっ。
人のケンカは見ていて面白い。
こうなりゃとことんやってもらいたいものだが、でも、ここまでキャラの立ったオボちゃんだからさ、いっそインテリ芸人に転向しても十分にやっていけるのではないだろうか。
かっぽう着を着て、クイズ番組に出て、正解した後に「不正しちゃったんですぅ〜」とロリ声で決めセリフを吐く。そんな芸風は(飽きられるのは早くても)案外受けると思うのですがなあ。
そういや息子の中学では今月末に理研を見学に行くそうです。理研といっても和光市にある、東京の拠点の方ですが。
こんな騒動の前に決まっていた日程らしく、うひょー、このタイミングで理研の内部に入れるなんてラッキーじゃん。
絶対かっぽう着で行けよな、と息子に言うのですが、無視されるお父さんでありました。
2014.04.08
本日は息子の入学式である。
中高一貫校なので、これから6年間通う学校だ。都立だ。
新しい校舎に、グラウンドは全部人工芝で、トイレもきれいで、これが学校かとたまげた。ヨメの母校でもある。
振り返れば小学校の6年間は本当にあっという間だった。ついこないだ入学式だったと思うのに、もう中学生である。
もちろんオレは自分の中学の入学式なんてこれっぽっちも覚えていなくて、息子の入学式に参列しながら、母親も同じような思いでオレの背中を見ていたのかなあと、不思議な気持ちだった。
息子が持って帰ってきた1年間の予定表を見る。
土曜日も普通に授業をやる学校だ。ひょえーっと、そのハードスケジュールにびっくりする。
これではもうアルビレックスのアウエーなど見に行けないではないか。オレともう遊んでくれないのだろうか。
腹立たしいので、こっそり息子のスマホのアドレス帳を開いて、オレの名前を小保方春子に変えておいた。
そして電話してやったら「うひゃー、おぼちゃんから電話だよ〜、お母さん」とパニクっていた。
一緒に風呂に入りながら、初めてのクラスに可愛い子はいるか、と聞いたら「まだわかんないよ」との返事。
いいか、女は顔じゃないぞ、心だぞ、と教えてやったら「お母さ〜ん、お父さんがまともなこと言ってる〜」と叫んでいた。
2014.04.07
「お父さん、中学はチャイムレスだよ」と息子が言う。
ん、なんのこっちゃ?
問えば、息子が入学することになる中高一貫校は授業のベルなどが一切鳴らないのだという。
朝礼も給食も下校も、とにかくチャイムのようなものが一切鳴らないそうだ。
どういうことかというと、生徒は自分で時間を判断して行動しなくてはならない。つまり自主性が育つ。
なるほど。
教師は、チャイムに授業を強制終了させられることもない。つまりとことん教えられる。
よろしいですな。
なかなかにけっこうなシステムではないか、チャイムレス。さすが先進的な取り組みである。
と思ったら、息子によれば「住民からのクレーム対策だよ」とのこと。
なんと、いまどきは学校のチャイムにさえ、うるさいとクレームがつく時代なのか。うーむ。
小学校の運動会の前には教師が手分けして近隣に頭を下げていた。
夏休みのラジオ体操は、早朝からうるさいというクレームの結果、中止となり、さらにはなんと地元の盆踊りもクレームで中止になったと聞いた。
そういや近所の児童館の館長によれば、子どもの声がうるさいとバットを片手に乗り込んできたタクシー運転手もいたそうな。
夜中にハンドルを握っているから昼に寝たいのに、近所の子どもの声がうるさい、というわけだ。
うーむ。
そういや、書きながら思い出したが、息子が幼稚園の頃、マンションの中庭でみんなで花火をしていたらパトカーを呼ばれたということもあったっけ。
花火ったって幼稚園児の花火だし、時間も7時前。よくこれでパトカーを呼ぶものだなあと呆れたが、警察も「呼ばれたら行かないわけにいかなくて」という顔をしていたそうだ。
ともかく騒音を巡る事情はかなり情けないことになっていて、子どもは地域で育てましょうという通念も消えようとしている。今や教育機関は騒音源と同一なのだ。
とほほ〜。医療と教育は国家の根本だと、オレなんかは思うのだがなあ。
まあ、いいや。
そんなわけで、息子の行く学校はチャイムレスである。自分で時間を判断して行動しなくてはならない。
ということは、ちゃんとした時計が必要ではないか。
ということで、イオンに息子の腕時計を買いに行った。幸い、余っている商品券もあったし。
買ったのは、カシオのデジタルである。もちろん安物である。
Gショックと思わないでもなかったが、まあ、あんまりごついのも息子には似合わないだろうと、当たり前のデジタル時計にしてやった。
いろいろと物入りのことであるなあ。
イオンに行ったらちょっとコーヒーを飲みたくなってスタバに息子と寄った。
今日の昼ご飯は、オレがラーメンを作ってやった。チャルメラ5袋パック365円をスーパーから買ってきて、作ってやったのである。
このチャルメラを、息子は一杯食って「おかわり」と言い、二杯食った。5袋パックを買ってきて正解だった。
そして、ラーメン二杯をぺろっとたいらげたのに、息子はスタバでケーキも食うのである。うーむ、恐ろしい。
どれだけ食うのだ。中学生男子。今後は炭水化物を中心に、とにかく量を追求する食生活に入るのだろう。
スタバに寄った後、そういや大瀧詠一のイーチタイムのリミックスをまだ聴いていないのを思いだし、イオンの中の島村楽器に行く。
イーチタイムは、アマゾンで予約していたのに発売日になっても入荷未定とかで送られてこなくて、キャンセルしたのだ。
島村楽器には、さすがに置いてあった。2500円。
帰りの車中で早速「ペパーミントブルー」を聴く。大瀧詠一で一番好きな歌だ。
なるほど、リミックスは、ここはこうなっているのか、と案外わかりやすかった。
楽曲としては前作の「ロンバケ」の方がよくできているが、音作りという点ではこちらの方が充実しているかも。
島村楽器では一緒にギターの弦も買った。ヤマハの1000円。まあ、無難な弦である。
レジでは1080円と表示され、当たり前であるが、はあ、高いなあと実感。
この80円、息子たちの世代のためにちゃんと使ってもらいたいものである。
2014.04.06
本日、息子はヨメに拉致されて光が丘の桜祭りの会場に行ってしまったので、アルビレックスの試合はオレ一人で観戦である。
相手は、へなちょこのマリノスだ。
マリノスといえば、去年、優勝のかかった大一番でアルビレックスがアウエーにも関わらずあっさり2-0で破った相手。おかげでマリノスは優勝を逃して、俊介、号泣だ。だははは〜。
2点目を決めたのが若き鈴木武蔵。サブメンバーがでかい仕事をしてくれた。
沈黙する日産スタジアムを見ながら、アルビレックスサポーターは「いやあ、やらかしてしまいましたなあ、わっはっは」と頭をかいたものだった。
そんなへたれのマリノスが相手である。しかもホーム。マリノスは日産の恨みを果たすべく乗り込んでくるわけで、これはきちんと返り討ちにするのがアングルというものだろう。
ああ、それなのに引き分けてしまった。情けない。
勝てる試合だったのになあ。残念。
でも、どうやら武蔵がレベルアップして覚せいしたようで、そこにレンタル中の松原がとてもよく、高卒1年目ながら早くも大物感たっぷりの小泉も面白くて、今年のアルビレックスはなかなかよいぞ。
もちろんキムジンスはJリーグナンバーワンのサイドバックにふさわしく、オレの一番お気に入りのレオシルバは相変わらずの狩人ぶりで、いやあ、レオのプレーを見るだけでも金払っていいや。
あとは川又が決めればいいだけだったのに、見事に外してくれて、さすがに今回のワールドカップは無理だろう。
では次はどうかというと、年齢的に厳しいのではないか。
やはり覚せいするのが少し遅かったようだ。このまま新潟に骨を埋めてくれ。
などといいながら一人でアルビレックスの試合を見て吠えていた日曜日。
試合が終わったら再び原稿仕事に戻るお父さんなのだった。
2014.04.05
昼頃から突然ばたばたとメールが行き交って、すぐに決まってしまった飲み会。
幼稚園に入る前から仲良しだった地元の家族どうしの飲み会だ。
ヨメにとってはママ友、子どもにとっては幼なじみ。もう10年の付き合いになるわけで、地元にこういう仲間がいてよかったなあと心底感謝なのだ。
5家族、珍しく一人も欠けずに集まる。
たいした話もなく、まあ、地元飲みというのはこんなものだろうと、だらだらと過ごす。このだらだら感が心地よい。
幼なじみだった子どもたちは、見事に全員が違う中学へ進学することが決まった。
それはもう見事なまでにバラバラに進学だ。
なるほど、人生というのはこういうふうに枝分かれしていって、でも、根っこが同じだといつでも一緒に戻れるのだなと感心する。
幼稚園、小学校と9年間の付き合いに感謝し、これからも変わらず一緒に遊ぼうと約束する。
そんな楽しい一夜だった。
2014.04.04
久しぶりに根岸線に乗って、港南台というところに行った。
30年くらい前に一度来た記憶がある。
もちろん当時の記憶はほとんどなくて、街の面影もどこがどう変わったのかさえわからないが、でも、昔はもっと広々とした駅前だったような気がする。
しかし、根岸線沿線というのは独特の雰囲気があって、まさしくユーミンが「山手のドルフィン」と歌った頃のバブルの匂いがあちこちに残っているのであった。
港南台のあと、五反田に行く。流通センターのあたりだ。
この辺に来るのは20年ぶりぐらいかも。
ここは港南台とは逆に、バブルの頃から取り残されてきた佇まいが漂っている。
場末だな。
こんなふうに今日は久しぶりの日なのだった。
もっとも、人様がよかれと思って暮らしている場所に行って、あれこれ文句をつけて偉そうにしているオレは一体何様なのだ、と思わないでもない。
2014.04.03
で、先日出かけた伊香保温泉で、脱衣所に結婚指輪を忘れてしまった。
とほほ。出てこない。見つかったら連絡をくれることになっているが、今なければもうないだろう。
息子には「お母さんもお母さんだけど、お父さんもお父さんだ」と怒られた。
お母さんも、というのは、ヨメは結婚指輪なんてまったくつけていないことを指している。
オレが結婚指輪をなくしたのは二度目だ。
最初は、家でなくした。もう出てこない。
そこでアマゾンで1800円くらいのいんちきな指輪を買って、結婚指輪がわりにした。
結婚指輪をしていないと、なんとなく落ち着かないのだ。実際はそんなことはないのだろうが、仕事で会う人から「結婚もしていないのか」と思われるんじゃないかとか、気になって。
ヨメも「男の人は指輪をしていた方がいいよ」と言う。なんだよ、自分は棚に上げて、と思うのだが平和のために口には出さない。
伊香保温泉の脱衣所からはもう出てこないだろうと諦めたので、やはりまたアマゾンで1800円で買うことにした。
その指輪が今日届き、さっそくはめる。なかなかいい感じである。
指輪も、愛も、思い出も、なくしたらまた買えばいいのだ。アマゾンから。だはは〜。
2014.04.02
小学生最後の春休みを過ごしている息子は、今日、友だち4人でとしまえんに出かけていった。
今までは親の監視下のもとで出かけていたのになあ。
出かける息子に、お金はあるのかと聞いたら「4000円もった」との返事。まあ、足りるだろう。
途中で足りなくなったらお母さんに電話しな、不良にからまれそうになったら全力で逃げろ、それからケガだけはするな、と注意を与えて送り出す。
息子は遊びの途中で何度かLINEで様子を送ってきて、なんだかいつの間にか息子は親元から飛び出していったような感じがして、少し寂しかった。
一方の娘は、友だちといつもの体育館に遊びに行った。
体育館に遊びに行くたびに、膝や肘に青あざを作ってくるので、ケガだけはするな、と言い渡す。
娘のほうも、もう親とは遊ばないのだった。
そんなオレは今日も仕事なのだったが、途中、大手広告代理店のHから電話が入って、ライターを探しているのでぜひ仕事を請けてくれないかと言われる。
どんな仕事か聞いてびっくり、ヨーロッパで××を××するというもので、ひゃーっ、マジかよ〜と絶叫。
ぜひぜひぜひぜひやらせてくれえ〜と叫んだものの、はっと気がつけばその時期は激務が予想されている。
実はちょっと前に、某出版社からアレンジの仕事を請けて、それが5月中に70曲というハードさなのだ。
そんな状況で日本を一週間もあけられない、あけるだけでなく原稿もやらなきゃならない、というのは不可能に近く、泣く泣くその仕事をお断りしたのだった。
とほほほ〜。
もう二度とこんな仕事はないだろうなあ。
こうして今日も何度か空を仰いで肩を落としたのだった。
2014.04.01
実家の弟からメーメルが来た。
「おしめで泣いていた長男が今日はスーツで初出社」。
なんとまあ、感慨深い。確かについこないだまでオレにもべたべたとまとわりついていたあの子が、今日から社会人だ。そうか。新しいスタートか。
ともかく、頑張れ、とか、早く寝ろ、とか、そんなありきたりのLINEしか送れなかったが、まあ、記念の一日だ。
オレも自分の初出社の朝は実に鮮明に覚えている。
新宿の貧乏くさい広告制作会社に9時に出社することになっていて、緊張のあまり7時半には到着して、困ったなあと思ったものだった。
緊張をほぐしてくれるかのように、同期入社の男が笑いかけてくれた笑顔も鮮明だ。
東京の街には、初々しいスーツ姿の若者が列をなしていて、日経新聞を開けば伊集院静が4月1日恒例のメッセージを書いている。
緊張の初出社について「疲れたよ」とLINEを送ってきた甥っ子も、この日のことを何十年経っても覚えているのだろう。
2014.03.31
コピー用紙を買いに行こうと思って、娘と一緒に車で出かけた。
本日は年度の最終日。今日まで小学生のお兄ちゃんは塾に行ってて、娘は暇そうにしている。
向かった先は、島忠ホームセンター。ここのコピー用紙が、安い割に品質がいいのだ。
今日は、昼に石神井公園駅の近くにできたオープンカフェで桜を見ながらランチしようと思って座ったら、晴天なれど風が強くて案外に寒く、慌てて店内に入れてもらった。
そんなわけで、今後こそじっくり桜を眺めようと、買い物が終わってからわざわざ遠回りして娘と一緒に花見だ。
関越道の走る両側のエリアは、地味だけど桜がきれいに咲いている。
特に川べりは、水面にピンクの桜が映えて、とてもステキなのだ。
そんな地域を、適当にふらふらと走りながら娘と桜を眺める。
特にきれいなスポットでは、コンビニに車を置いて、一緒に桜を眺めた。
娘と二人でこうして桜を眺める春なんて、あとどれだけ過ごせるのかなあと思う。
息子が中学生になるこの春、すごく早く通り過ぎた小学生時代を振り返って、子育ての期間というのは案がい短いものだと知った。だから娘と二人で過ごすこうした時間は大切にしたいものだ。
明日から新しい年度。
子どもたちの新年度がさらに素晴らしいものになることを願い、なんとなくいろんなものに感謝する。
2014.03.30
いやあ、びっくりした。何がって、博物館が、だ。
旅館の朝飯って旨いよなあ、なんでこんなに旨いんだろうなあといいながら満腹の旅館を後にして、行ってみようかと向かったのが、自動車と人形とおもちゃの博物館とかいう施設。
その名前の通り、自動車と人形とおもちゃが展示してある博物館だ。
まあ、寄り道ついでぐらいの軽い気持ちで寄ったのだが、なめてました、私たち。
すごい博物館だった。
古いあれこれを集めて三丁目の夕日の世界を再現しているのだが、随所にある子どもを帰らせないための仕掛けに感心した。
三丁目の夕日の世界に大人が浸っていても、子どもは退屈だからすぐに帰りたくなる。これでは金も落ちないし、リピーターにもならない。
そこで用意されているのが、お仕事体験の企画だ。ありがちな企画ですな。
コースは何十も用意されていて、時間が細かく指定されている。
感心したのは、希望するお仕事の集合場所に子ども自身がいって時間まで待ってなくちゃならないという、一見すると不親切な仕組みだ。
この仕組みゆえに、とりあえず予約の名前だけ書いて帰っちゃうことができず、大人が代わりに順番待ちすることもできない。
やりたいお仕事があれば、子どもはじっと座って始まるのを待つしかなく、その間、大人は三丁目の夕日を見ることができるというわけだ。なるほどなあ、一見不親切に思えて、実はよく考えられているなあと感心。
子どもって、やりたいことがあるとじっと待つのは平気だからね、どの子も文句も言わずにじっと待っている。
娘も二つほどのお仕事を体験したのだが、面白かったのは受付のお仕事だ。
実際にこの博物館の受付に座ってお客さんに説明するという、フェイクでなくガチ、うそっこでなくマジ、本当の仕事をさせられるのだ。
しかも見ていたら、担当のお姉さんは娘に「あれやって、はい、これやって」という感じでアバウトに指示して、やらせている。決して丁寧ではない。
さすがに現金を触らせはしなかったが、実際に客に渡すパンフレットをセットさせたり、いきなりマイクを突きつけて館内放送をさせたり。
そのたびに娘は顔を引きつらせ、それでもお客さんに向かって「いらっしゃいませ」と声を発するのだった。
何しろ本当の客だからなあ。客も「なんでこんな女の子が受付で説明してるんだ?」と顔をするが、すぐにその意味することを理解し、それが結果的にお仕事体験の内容のプレ毛全テーションにもなっているわけだ。
なるほどなあ。
30分ほどの仕事が終わると、関内だけで通用する疑似紙幣がもらえる。給料だ。
それを財布にしまうところまでやって、仕事は終了。
娘はこの受付の仕事が心底面白かったらしく「だって本当のお客さんが来るんだよ。肩から汗がだらだら流れたよ〜」と早口で言うのだった。
ガチで接客やらすんだからすごいよな。だからこそ、ガチの緊張感とそれに見合う達成感を得られたわけだ。
「またやりたい!」と娘が言うのも当然で、ここにリピーター完成である。
そんなわけで、この博物館、すごかった。ずっと連続して黒字らしいが、さもありなん。こういうのを経営努力というのだろう。
とても面白かった。
2014.03.29
今日は半年に一度のお楽しみ、伊香保温泉に家族旅行である。
今回は、ヨメの両親も一緒だ。
オレの両親も一度連れて行きたかったが、母はとうとうそれが叶わず、父は昨年連れて行くことができたがもう二度目は無理だろうなという感じなので、ヨメも両親も行けるときにぜひ連れて行ってあげたいと思っていたのだ。
もちろん子どもたちは大喜びである。
特に今回は息子の卒業祝いと合格祝い、入学祝いを一緒にしようという趣旨でもあるので、一段と楽しみなのだった。
チェックイン。仲居が荷物を持ってエレベータに乗り込む。
この仲居は「旦那に先立たれて、その親の面倒を見ながら一緒に暮らしてるんです。親も90過ぎですよ」という60代の女性。
そのことをヨメに言ったら「よくあんな短時間でそこまで聞き出したね」と驚いていた。
夜、温泉から上がって体を冷ましていたら、近くを大きなベビーカーが通った。
温泉に入るのにベビーカーかよと思ったのだが、よく見たら車いすで、若い夫婦が障害のある子どもを乗せていた。
ここには、貸切の家族風呂がある。
なるほど、障害のある我が子を、人目を気にせずに存分に露天風呂に入れてやりたいと思って、連れてきたのだろう。
いろんな家族、いろんな親子の形があると改めて思い、義理の両親と一緒に笑い声の絶えない夜を過ごせていることに感謝したのだった。
2014.03.28
マイルドヤンキーという言葉がはやりかけている。というか、電通が仕掛けている。
別にたいした言葉ではなくて、例えばプレゼンの際に企画書に「マイルドヤンキー向けの」「マイルドヤンキー世代が」といった一言が入っているだけでそれらしく見えるという、その程度の言葉だけどな。
まあ、一時期のアラサーみたいなものだ。
アラサーといえば、パナソニックがアラサー向けの洗濯機というのを発売して瞬時に消えていったことがあったっけ。
きっと近いうちにマイルドヤンキー向けの洗濯機というものがパナソニックから発売されるに違いない。
そして、マイルドヤンキーといえば、AKB48。
どうにもこのグループが好きになれないのは、圧倒的に漂うヤンキー感のせいだ。
仲間意識とか体育会とかJ-POP歌詞とかいろいろあるが、ともかくここに漂うヤンキー感は、いや、ヤンキー臭は、とてもオレには近寄りがたいものだ。
それに対してももクロにはそういうヤンキー臭は何もないから、安心して近づける。ふふ。
ヤンキーでない代わりに、ももクロはサーカスに売られた少女感がいっぱいだ。そして、サーカスだから家族で安心して見られる。
いい、いたいけなあーりん、どんなにひどい仕打ちをされてもぶくぶく太っちゃうのね。
そんな、かわいそうなももクロだけど、だからといって国立競技場ライブに9500円は出せない。家族4人で4万円は、サーカスのくせに、ぼったくりだろう。
第一、ポール・マッカートニーが1万なんぼなのに。
という話を分倍河原のラーメン屋で西村さんとしたのが、恒例、保育所でのライブの帰り。
年に4度のライブで、今回が今年度版の最後のライブだった。
年4回コースの最初のライブ、つまり夏の回では、お母さんたちも互いに打ち解けてなくて緊張感が漂っており、その空気がそのままオレたちにも向けられる。
「平日の昼間っから、何やってんのよ、このおっさんたち。奥さんはこのこと知ってるのかしら」という視線が痛い。
それが4回目ともなると「別に悪い人たちじゃないみたいだし、奥さんのことなんか知ったことじゃないし」という具合に変わってきて、けっこうフレンドリーだ。
小さい子どもも一緒になって、オレたちの歌で騒いでくれて、嬉しい限りである。
帰り際には「××が聴きたかった〜」と言ってくれるお母さんもいて、いやいや、嬉しいなあ。
そんなふうに朝から働いて、ぐったりして帰ってきて、夕方、かかりつけの医者に行く。
いつもの定期健診だ。
ところがその結果が、ウソだろ〜っていうぐらいに悪くて、オレはがっかり。
炭水化物も減らした、野菜は倍食っている。体重も変わっていない。
それなのにどうしてだ、答えろ、ナカムラ。だが「うーん」とナカムラも首をかしげるのみであった。
とりあえず薬をちょっと変えてみることにした。
うーむ、参ったなあ。
息子が中学に入る春、オレはもっと長生きしなくてはならない。ももクロも、売れなくなってチケットが安くなったら、ライブに行かなくてはならない。
だから、まだまだ病人になるわけにはいかないのだ。わかってんのか、ナカムラ。
あまりのことにぐったりして帰ってきて、肩を落とし、来週からのタマネギ健康法を宣言して、今日はもう寝るとビールを飲んで8時に寝てしまったオレであった。
2014.03.27
新宿の寿司屋・すがわらに、息子を連れて行った。
黙って座って二人で3万、と言ったら「いやだ、こわい、行きたくない」と抵抗する息子を、強引に地下鉄に乗せて、東新宿で降りる。
歌舞伎町は怖い町だから決してお父さんと離れてはならないぞ、と脅しながら歩く。
すがわらは、半年ぶりぐらいである。
息子を連れて行くのは初めてだ。
6年生と聞いて、すがわらは「ひぇー、6年ぶりか」と不思議な算数を披露してくれたが、12年ぶりの間違いでしょう。
それも、初対面だから「ぶり」じゃないでしょう。アホですね〜。
そんなことだから、ネットに「明らかにネタを落とした」なんて書かれるんだよ。かっかっ。
それはともかく、つまみをくれと言ったら、いきなり出てきたのがウニ。
「今日のウニは高いぞ〜」と大将は笑い、そのウニを息子がぺろっと食ってしまう。
あ、こら。今までウニの味を覚えないよう、回転寿司でも食わせなかったというのに。
オレは、つまみ。息子には、適当に握りを頼む。
最初のにぎりが、中トロ。げほっ。
息子は3分の1ずつ、「うめー」とゆっくりと味わう。
なんでそんな食い方をしているのかと思ったら、案の定、いくら請求されるかわかんないから、少しずつ丁寧に食べているらしい。
バカめ。寿司は一口で食え。金が足りなかったら、お前を置いていくから安心しろ。
大将にも、こいつを置いていくから出前持ちにでも使ってくれ、歌舞伎町のホステスがいっぱいチップをくれるだろ、と言ったら「使えるわけねえだろ」と突っ返されてしまった。
それにしてもすがわら、相変わらず寿司だけはうまい。人間性は最低だが寿司は最高だ。
最近は近くに大きなホテルができたらしく、ツアーでやってきたアメリカ人の団体が時々やってくるらしい。もちろん英語なんかできない大将は大変に困っているそうだ。
「外人が顔を出すと、スシオンリー、オッケー?と言ってやるんだ」とのこと。
困るのは会計の時で「文句言われても言い返せないから、まあ、だいたい3000円、こいつは4000円と言ってる」と、自ら相手を見てのぼったくりであることを明かすのだった。
そんなぼったくり寿司でさんざん食って、オレは久保田の四合瓶をぺろっとあけて、お土産に大量のいなり寿司をもらって帰る。
「もしや自分だけ置いて行かれるのでは」とびびった息子も、なんとか予算が間に合ったことでホッと一安心。
すがわらの大将とはもう20年近い付き合いで、なんとかオレの息子を見て欲しかったので、とても嬉しかった。大将も、ニコニコ嬉しそうであった。
泥酔したオレは、帰りの地下鉄のことがまったく思い出せず、駅で自転車に乗るときには、駐輪料金を払ったりカギをはずしたりするのも、全部息子にやってもらった。
お、おでは、おまえが、いないと、な、な、なにも、できないんらよ〜。
そう言いながらよろよろと自転車をこいで、息子を「おまわりさんに見つかったらどうしよう」と心配させたらしい。
2014.03.26
春休みっていうのは宿題もないし呑気な者だと思っていたが、いまどきの子は塾の宿題があるのね。大変だ。
中学から高校へ、ほぼ全員が一緒に進学するような田舎で育ったオレだから、春休みなんて遊びほうけていたぞ。
中学のときはバンドでギターばかり弾いてたし、高校時代は部活だった。
あとは友だちとだらだら過ごしていて、緩みっぱなしの春休みは最高だった。
だから子どもたちにも精一杯ゆるんで欲しいものである。
ところでアマゾンにプリンターのインクを頼んだが、遅いなーと思っていたら、「配達が遅れます、ごめんね」というメールがヤマト運輸から来た。
へえ、どうしたの、ヤマト運輸。佐川からアマゾンの配送をぶんどったけど、やっぱり現場が疲弊したか。
メールを見たら「全国的な輸送量の増加により」と書いてあった。
やっぱりあれか、消費税アップの前の駆け込み注文で、紙おむつが箱で50個とか、そういう感じの注文が山積みでパンクしたか。
あるいは中国進出とぶち上げて、おかげで人手が足りなくなったか。
あるいはやっぱりアマゾンの配達なんかもうやってらんねえよ、と開き直る前兆か。
いずれにせよちょっと興味深いな。
もっとも頼んでおいたCD「サザエさん全集」はすぐ届いたけどな。
聴こうっと。
2014.03.25
家の前には大きな幹線道路が走っていて、向こう側へ渡るには歩道橋を登って降りなくてはならない。
この橋を息子は、6年間、朝夕合わせて約3000回渡ったことになる。
新入生の時は先頭の6年生の後ろについて登り、歩道橋の手すりからは帽子しか見えなかった。
それが昨日までは登校班の最後尾で全体を見ながら登り、歩道橋の上でももちろんしっかり顔が見える。
その歩道橋を、今朝は慣れないネクタイをした小僧たちが照れ笑いをしながら渡っていった。
今日は卒業式。
入学以来、家にいるときは必ずこの歩道橋を渡っていく姿を見送るようにしていたが、それも最後なのだ。
ありきたりだが、早かったなあ。6年間。
隣の家の小僧も、反対隣のマンションの小僧も、みんな大きくなっている。
でかくなったなあ、という感想もありきたりだ。
卒業式に出る。
卒業証書の授与は、延々と、粛々と。名前を呼ばれるたびに「はい」の声が響くのだが、男子のそれはずいぶんと野太くなっている。声変わりだ。
そうか、証書授与で沈黙の中、返事だけが聞こえるような作法になっているのは、こうして大人になりつつある「声」を聞かせるためだったのか。
一つ発見した。
幼稚園時代から知っているあの子、この子が、ずいぶん大きくなって、胸を張って「はい」と返事をしている。それだけで、なんだかこちらの胸が熱くなるのだった。
お約束の声かけ。
これが定着したのはいつ頃からなのだ? オレはあんまり好きじゃないが、しかし、なるほど、「声」で成長を知るためだったのかと気づいて一人納得。
いろいろとおかしな出来事もたくさんあったけど、まあ、いい小学生時代だったよな。
家に帰ったら、着払いの宅急便が届く。
3万6千円も払って、なんとそれがタイミングよく、中学の制服だった。
詰め襟である。
小学校の6年間が終わり、来月から中高の6年間が始まるのだった。
息子はどんな青年になっていくのだろう。
2014.03.24
本日は子どもたちの学校の終業式である。
今年は1年間、無遅刻・無欠席で通した。えらいぞ。拍手。
おしまいの日なので、通知表を持って帰ってくる。どれどれ。
うーむ、非の打ち所のない完璧な通知表である。たいしたもんだ。
クレベリンという薬品を家の各所に置いてあって、これはインフルエンザ対策なのだが、おかげで家全体にプールの消毒剤みたいな臭いが漂っている。
インフルエンザやノロとは無縁だったのも、これが効いたか。定かではないが。
ネットを見ると「これが利いたかどうかわからないけどインフルエンザにかからなかったのも事実」と異口同音にコメントが並ぶ。まさしくそんな実感で、やっぱりこれは効いたのかもしれない。
通知表を放り出した娘は、「友だちと約束してるから」と言い置いてとっとと体育館へ行ってしまった。
春休みは黄金の時間だものなあ。
夜、オレはアベちゃんと飯田橋・鳥よしでサシ飲み。初めてじゃないか、アベちゃんとサシ飲みは。
知り合って20数年になるか。へー、長いもんだね。
まあ、お互い子どもも小さいし、あと20年は頑張るべ。
飲み過ぎには注意だな。わっはっは。
2014.03.23
やっと春本番という感じだな。
今日はいとこのナオコちゃんのお誘いで、大宮の外れまで遊びに行った。子ども祭りである。
ゲストに中西圭三が来ていて「ぼよよん行進曲」というなにげに名曲を歌ってくれた。
その後、食べ放題レストランでメシである。
息子の卒業と娘の1/2成人式のお祝いをしてくれたのだ。
焼き肉食べ放題なので、息子は大喜びである。90分制限だが、「120分欲しい〜」と叫ぶのであった。
こういう具合にいとこや親戚と気軽に過ごせるというのは、とても嬉しいことだなあ。
おばさんも、息子や娘を孫みたいに思ってくれているのだろう。とてもありがたい。感謝である。
2014.03.22
大瀧詠一の「EACHTIME」30周年記念盤が本人リミックスで発売されるというので、アマゾンで予約して待っているんだが。
「EACHTIME」には「ペパーミントブルー」が入っており、オレはあの曲が大瀧詠一で一番好きなので、やっぱり聴きたいのだ。
どうせ本人リミックスったって、聴いているオレにはどこがどう違うのかもわからないのだが。
それにしても発売ン十周年記念リミックスという商法はそろそろいい加減にしてもらしいたいものである。迷惑だ。
というわけで、待っていてもなかなか届かなくて、おかしいなあと思っていたら、なんとアマゾンからメールが来て「入荷未定です」だと。
入荷未定ったって、昨日の発売じゃなかったっけ。
アホらしいから速攻キャンセルだ。
キャンセルしてみたら、ふん、実はあんまり聴きたくもないわ。ふん。
2014.03.21
近所のイオンがリニューアルして、牛タン屋が入ったというので、ランチに行ってみた。
残念な味であった。
それはともかく、牛タン屋に行く途中、3階に電話屋があったので、おお、そうだ、息子の電話を機種変更しなきゃ、と思って立ち寄ったのだった。
息子にはずっとおもちゃのようなキッズ携帯を持たせていたのだが、さすがに中学生でそれは恥ずかしいだろう。
だが、当の本人は「電話なんて2ヵ月前にかけたくらいだからいらないよ」と呑気なことを言う。原始人である。
見たらメディアスが安い。NECのスマホである。
iPhoneと思わないでもなかったが、やっぱり日本企業を応援しなければ。NECなら、アイカワもいるし。
サムスンは論外。最近奴らは「どうして日本で韓国製品の売り上げが落ちているのだ」と激おこぷんぷんらしいが、もう放っておくに限る。
オバマもこんなにダメなやつだったとは思わなかったし、三者会談なんかやる必要なし。ついでにスイート・キャロラインにも荷物をまとめて帰ってもらうといいだろう。
と時事ネタを入れつつ、メディアスを持たせることにする。
年頃のガキにスマホなんか持たせたら引きこもりまっしぐらだとは思うのだが、いいのである。
引きこもるなら早く済ませておくに限る。
いまどきの電話屋では、もうこんなものだと思って諦めているから、ほったらかしにされても怒らないのだった。
「お待ちください」「お待ちください」「お待ちください」の連続に、お前らが売りたいというからこうして買ってやってるのだがなあ、と呆れる。
キャリアの消耗戦に巻き込まれて明日なき戦いに疲弊している販売店の店頭である。
登録型バイトでやってきた1日だけのティッシュ配り姉さんに聞いたのも、他に店員が見当たらないからであって、何も期待しているわけではないのだ。
とは言え「お待ちください」と言ったきり5分というのはひどかろう。
なんてことをいろいろとくぐりぬけて、それでも最後には3時に来いと言うから受け取り来たのに「まだ到着していません、あと30分」と言われてちゃぶ台をひっくり返しそうになったのも、仕方ないだろう。
出直すときには息子と打ち合わせ。
いいか、お父さんがキレるふりをするから、そうしたらお前はお父さんを羽交い締めにして「ごめんよ、ごめんよ、お父さん、僕なんかのためにごめんよ」と泣くんだぞ。
「わかった」と息子。素直ないい子に育ったなあ。
こうしてようやく手に入れた息子のスマホ。
まあ、相変わらず初期設定でいらんもんばっかりオプションしやがって、ドコモめ。全部解約してくれるわ、がっはっは。
設定その他は息子にやらせておく。
時々「ひー、わかんないよー、お父さーん」という声がするが、面倒だから知らんぷりである。
ようやくLINEを送るところまでたどり着いたと思ったら、自分のプロフィール写真を川又ケンゴにするか、ホージェルにするか、悩んでいた。なかなか優秀である。
2014.03.20
真冬に戻ったような、と朝のニュースが伝えた天気となった今日、たんさいぼうは埼玉県の某所でライブである。
初めての場所であるが、責任者は以前からの知り合いなのでスムーズなのだ。
しかし大きな壁が。なんと時間が85分!
30分を超えるとよろよろして60分が限界のおっさんバンドには、大変な難行苦行なのだ。
これもすべては、電話で「1時間半ぐらいでも大丈夫ですか」と打診されたときに、ああ、はいはい、なんでも大丈夫、全然大丈夫っすよ〜と答えたオレのせいである。
とにかく来た仕事は何でもはいはいと引き受けて、後でじっくり考えればいい、まずは受注が先、というフリーランスの本能ゆえの答えなのだ。
しかも相手は小学生。まあ、小学生は最も得意な客層であるが、その分、幼児の何倍ものパワーを吸い取られる。
果たしてたんさいぼうは生きて帰れるのでしょうか。
帰りました。
帰って、夜、息子を床屋へ連れて行く。来週卒業式だから、頭をスッキリさせるのだ。
今まではカットだけだったが、今日からはシャンプーと顔剃りもセットである。
床屋のイスで初めて横倒しにされてもがく息子。だはは。
感想を聞いたら「すっきりして気持ちよかったけどくすぐったかった」とのことであった。こうして息子も大人の階段登るのであった。
その後、息子と二人で魚せい。オレが食べようと思って注文したかにサラダを一人で一気食いする息子であった。うむむむ。
2014.03.19
今日のアルビレックスはナビスコカップで徳島が相手である。
徳島。
そうである、J1から昇格したばかりの徳島である。
なにしろ昇格以来、まだ勝っていない。それも0-5、0-3,0-3と大量失点に無得点。
シーズン始まって早くも今季限りの降格が決まったような試合ばかりで、いつ勝つかどころか、いつ点を取るかが注目されているほどだ。
その徳島が相手だというのに、ああ、なんということだ、点を取られてしまったではないか。
しかも、後半43分というほとんど交通事故みたいな。
結果、3-1とこれまでの最少得失点差での勝利となってしまった。
勝って笑われるアルビレックス。勝ったのにののしられるアルビレックス。
きっと徳島サポーターにとっては、PKがそんなに嬉しいかと笑われようが、心より嬉しい得点だったに違いない。
息子に「徳島相手にPKで勝つのと、PKで負けるのと、どっちがイヤか」と聞いたら「どっちもイヤだ」と答えていた。
そういや20年も昔だけど、両親とおばさんを連れて広島は尾道に旅行したことがあった。
旅館の仲居のおばちゃんに「どこから来た」と聞かれて「新潟だ」と答えたら、「新潟県人なんて初めて見た」と心底驚かれてしまった。
地方同士の距離感なんてそんなものである。
くどいが、そんな距離を超えてしまったJリーグはすごいと思う。
今日もそこそこの数の新潟サポーターが、徳島のホームに駆けつけていた。
徳島県でこんなにまとまった数の新潟県人が出現したのは、有史以来初めてのことである。
面白いなあ、Jリーグ。
さて、徳島の初勝利はいつのことか。大宮あたりになりそうだな、かっかっかっ。
2014.03.18
先日の甲府スタジアムで観たアルビレックスの試合の余韻が冷めやらず、今もスカパーのネット中継で見返している。
どんな試合でもいつでも完璧に見返せるから便利だよ、このサービス。2800円/月。
川又のゴールの瞬間に息子が両手を突き上げてガッツポーズしている様子が、小さいけれどはっきり映っていて、オレはとても嬉しいのだ。
今思い出してもとてもステキなサッカー時間だったなあ。
以上終わり。
と思ったら、オザキが春の一大事について書けという。春の一大事って、甲府の試合じゃなかったの?
違った、同じ日にももクロが念願の国立競技場でライブをやってたんだった。
国立の夢がかなったって事務所はあおり、ファンは泣いているけど、別にちゃんと金さえ払えば使えるわけだから、夢がかなったも何もないと思うのだが。
例えばアジア予選があって、激闘を勝ち抜いてやっと立てたというなら夢の舞台だが、普通に金さえ払えば使えるものに、どうしてそんなに感動するのか、わからん。
などと言うが、いや、私はももクロ大好きですよ。テレビにあーりんが出ると、おー、あーりんだ、ぷにっぷにっと叫ぶほど、ももクロ好きである。
家族も同様で、大量に持っているDVDを「今日は横アリ2デイズにしようか」「西武ドームもいいよね」と言いながらしょっちゅう観ている。クルマの中もももクロだし。
伝え聞いたところによると、今年の夏は日産スタジアムで2デイズらしい。またかよ〜。
スタジアムのライブはもうやめろよな。
娘に、夏のライブ行くかと聞いたら「スタジアムならいいや。DVDのほうがよく見えるし」との返事。
そうである。我が家は昨年の夏に抽選に当たって見事ファミリーチケットを手に入れて日産スタジアムのライブを見に行ったのだが、あまりの対応に呆れて、ライブはもういいやとなってしまったのだ。
身分証明書を見せろ、子どもはテストを持参しろと、客を頭から犯罪者扱いする姿勢にも呆れたが、何よりもオレは「ピンキージョーンズ」を途中でぶった切ってサッカーをおっぱじめた、あの暴挙・愚挙に怒り心頭なのだ。
なんで「ピンキージョーンズ」でサッカーを見せられるんだよっ。意味わかんねえよっ。
北朝鮮の粛正にも似たこの暴挙に激怒したオレは、帰りの東横線でわなわなと握りこぶしを振るわせたのである。
これがトラウマになり、まあ、ももクロのライブはもういいかなあ〜、チケットも足元を見てバカ高いし、ここで稼がなきゃいつ稼ぐというグッズもいい加減アホらしいし。
娘も「極楽門なら観てもいいけどねー」と、オレと同じ意見なのだった。
ファンクラブ限定のライブが今年も開催されるそうだが、騙されて入ってしまったオレは、まったく行くつもりないし。
その分、DVDで好きな曲を観ていよう。
「空のカーテン」いい歌だなあ。
2014.03.17
息子の小学生生活もあと一週間。早いものだ。ありきたりの感想だけれど。
イサワに言わせれば「いい具合にしゃべらなくなってきた」そうで、そして娘も同じようにこしゃくな女子になりつつあって、いったい我が家はどうなってしまうのだ。
春はいいなあ。
「月の上の観覧車」荻原浩・新潮文庫。たぶん浅田次郎の真似をしたかったのだろうなあという小説集で、この著者本来の味が出ていなくて残念。離婚して田舎に帰る話とか、なんだか気が滅入る話ばかりで、ちょっと厳しいな。
「サウンド&レコーディング」もう面倒くさいから雑誌や本を読んでもいちいち書かなくなったのだが、これは久しぶりに面白かった。大瀧詠一の特集である。そのレコーディングの様子などを当時のエンジニアとかが振り返っていて抱腹絶倒なのだった。それにしてもこの雑誌、重いからあんまり持ち歩きたくない。iPas版もあるのだが、iPad自体が重いからなあ。
2014.03.16
ふと気がつけば3月16日。
おお、この日はオレが高校を卒業して大学入学のために上京した日ではなかったか。
まさそのまま東京に40年以上も居座ることになろうとは、予想もしてなかったがなあ。
母や父や、祖父や祖母や、弟は、どんな気持ちでオレを送り出したのだろうか。オレが親になった今は、多少はわかるような気がする。
母は「毎日お前のことを考えているが、お前は親のことなんてちっとも思い出さないだろう」と言ってた。
確かにその通りであった。
まさか親が子どものことを毎日考えるわけないと思っていたけれど、オレが間違っていた、親は子どものことを四六時中考えているのだ。
そんな風に子どもを思うのが親なのだから、日本中から責められているかっぽう着姉さんの親はさぞ切ないだろうなあ。
なんでも千葉の自宅から雲隠れしたらしいじゃないか。かわいそうに。
なーんていう時事ネタを織り込みつつ、40年以上も昔の上京の日を思い出す。
当時は新幹線なんてなかったから、4時間半かかる在来線の特急に乗って、両親と共に上京したっけ。
さらに当時は宅急便なんてなかったから、布団とかの大きな荷物は、チッキと呼ぶ国鉄の貨物扱いで送ったっけ。
オレはスーツケースにすべてのLPレコード30枚をつめて、母親に呆れられたんだよなあ。
なんだか遠い昔のようだ。って、本当に遠い昔なのだ。わははは。
本日、子どもたちはヨメと一緒に光が丘公園で遊んできた。いい陽気の春の一日である。家の中にいるのはもったいない。
夜、娘と一緒に風呂に入りながら、公園で何をしてたかと聞いたら「大道芸を見てたよ」とのことだった。
ストリートパフォーマーでもいたのかもしれない。
春はいいなあ。
2014.03.15
本日は甲府のスタジアムで、アルビレックス新潟の応援である。アウエーなのである。
車で約2時間。近いもんだ。
甲府はとても気持ちのいいスタジアムで、アルプスの山々を眺めながら、爽やかな早春の風が吹いてくるという、こんなにもサッカー観戦にふさわしい一日があるだろうかと感動。
開場の1時間前だというのに新潟から駆けつけたサポーターの列が100メートル以上もあった。
繰り返すがとても気持ちのいいスタジアムで、浦和のバカもこんな気持ちのいいスタジアムならバカなことはしなかっただろうな。
まったくあそこはチームは素晴らしいのにサポーターがクズだからなあ。
もちろん新潟のサポーターも善人ばかりではなくて、特にコールを先導しているリーダーのようなヤツが「イスの上に立たないでくださいね」と係員に念押しされていたのにあっさり禁を破って、ハーフタイムに厳しく叱責されていた。
ほんと、やめてほしい。アウエーでみっともない。
甲府のスタジアムの入り口には、除雪の協力へのお礼の言葉が大きく掲げられていた。試合前にも、着ぐるみのキャラが「除雪をありがとう」と大きく手書きしたボードを持ってアウエー応援席の前で深々と頭を下げていた。
それに応え、オレたちアウエーの自由席は大きな拍手。オレは除雪していないけど。かっかっ。
こういう具合に、地方同士の助け合いのあと、住民が直接お礼を言う機会って、前はなかったと思う。これがJリーグだなあ。
自由席の入り口に武田信玄の格好をした武士が立っていて、オレたちアウエーサポーターと「いらっしゃく」「よく来てくださいました」とハイタッチである。
こういうシーンはとても嬉しくなる。
前にも書いたけど、地方の人たちが、「自分の住むこんな場所までこんなにたくさんの人が来てくれて嬉しい」と思えるようになったのがJリーグの一番の貢献だろう。
Jリーグ前まで、甲府の地に新潟から一度にこんなに大量の人がやってくるなんていうことはなかったに違いない。
ハイタッチにしろ、お礼のボードにしろ、こういうレベルでの交流があるというのは、とても素晴らしいことなのだ。
これがJリーグの目指していた夢だったのかと、遅ればせながら気づいたオレだった。
「除雪は世話になったけど勝負は別だあ」という武田信玄の宣言が響き渡り、「上等だあ」と応じるアルビサポの雄叫びが南アルプスの山彦となって、キックオフ。
前半のアルビはしょうもないチームで、点を取る気があるのかよとオレなんか叫んでしまって、情けないったらありゃしない。
ところが後半にはまったく別のチームになって、攻める攻める。
田中アトムからの川又のゴールでは、頭がぶち切れるぐらいの絶叫なのだった。あー、楽しいなあ。
今日はホージェルの曲芸ドリブルも見られた。
ホージェルのドリブルは、一見、ぐだぐだで、小学生みたいなドリブルなのだけれど、これが不思議と取られない。見ていてすごく面白い。
だはは〜、なんだ、あのドリブル。だはは〜、しかも誰にも取られない〜。このドリブルのためにだけカネを払っても惜しくない。
それ以上にカネを払っても見たいのが、レオ・シルバのボール奪取である。今日もキレまくっていたなあ。
するするっと忍び寄ってボールを奪い取る様は、まさにカタルシス。絶品である。
このレオ・シルバも、川又も、そして左サイドのキム・ジンスも、来年にはいなくなってしまうのだろうなあ。うーん、悔しい。
ならばせめて今年だけでも存分に楽しませてもらうのだ。
いいスタジアムのいい雰囲気、いいゲームを見せてもらって、なんだか夢のようなサッカー時間だった。
やっぱりスタジアムでひいきチームのゲームを見るのは一番の喜びである。
2014.03.14
埼玉の田舎のほうで学生数人にインタビュー。
男子も女子も、みんな一番輝いている頃だから、話していてとても気持ちがいい。
国家試験合格という目標を持っている子たちだから、休み時間も空き教室で一生懸命に勉強している。オレの学生時代とはえらい違いだ。
みんな、目標を達成できるといいね。
2014.03.13
葛西臨海公園から徒歩20分という辺境のさらに辺境の地へ行ったのだが、帰りに暴風雨となって足止めをくう。
やっとタクシー会社につながったと思ったら、なんと2時間待ち。ひえー。
とは言いつつ、オレはもともとこれぐらいの雨の中を歩いて帰るのは平気だったので、じゃあ、とすたこらさっさと歩き出す。
他の人たちは肩寄せ合ってバス停まで歩いてバスを待つらしい。
タクシーが来ないからバスがいつ来るかわかんないし道も混んで寝素もしれないし、歩いたほうがいいですよ〜と声をかけたのだが、誰も同調せず、オレだけ一人で歩き出した。
青年は荒野を目指すのだ。
風に向かいながら〜と沢田研二のように歌いつつ、暴風雨の湾岸地帯を歩いたのだが、別に地元の人は普通に傘を差して自転車に乗っていたりして、なんということはない。
オレも普通に電車に乗って帰ってきたのだった。
2014.03.12
本日は遠く、辻堂までやってきた。辻堂とは藤沢よりさらに遠いのである。ほとんど鎌倉なのである。
この近くに親戚がいたので、20年以上も前に一度来た記憶があるが、今日見てびっくり。でっかいビルが建ち並んで、昔の面影は全くなし。
街は変わっていくものだなあ。
もっともショッピングモールの道ばたに買い物用のカートがほったらかしにされていて、いくら街がおしゃれになっても民度が上がらなければ台無しになるということを痛感。
夜の8時過ぎまで辻堂にいて、食事の誘いも断って一生懸命帰る。西武線の電車の接続悪し。
急いで帰ったのには理由がある。
今日はなでしこのアルガルベ杯の決勝なのだ。文句アルガルベ?
相手はあのドイツ。これは苦戦必至だ。
というわけで、なんとか間に合って、晩飯代わりのつまみとビールを手にテレビの前に座り込んだわけだ。
前半はなかなかよろしいのだが、後半になって立て続けの3失点。ガックリ。
宮間のミスが多いように見えたけど、あれは全部狙われていたんだろう。弱点を。
他の国相手なら通るパスがドイツにはことごとくカットされる。カットされないようにと強いパスを送れば、今度は味方に届かない。
うーん、いかんなあ。
ならつば、ずっと取り組んできた縦方向への早い展開はというと、体力に勝るドイツにあっさり跳ね返される。
やっぱりこれは、なでしこの強みである速いパスにもっと磨きをかける以外にないと思ったが、ノリオはどうするのだろうか。
もちろん収穫はあって、大儀見姉さんはもはや風格漂う絶対的エース。マナちゃんも、当たり負けしない強さが出てきた。
宇津木姉さんのユーティリティぶりはほれぼれするほどである。
坂口の男らしいサッカーもほれぼれする。だが、その坂口が狙われて潰されてたものなあ。
きっと見ている以上に選手たちは厚い壁を感じたのではないだろうか。うーむ。
ということはさておいて、近ごろまれに見るお勧め本が「首折り男のための協奏曲」伊坂幸太郎・新潮社だ。
短編集なのだけれど、この中の「僕の舟」という恋愛小説がもう絶品! 珠玉!
読みながら巧いなあと何度もうなりつつ、一冊読み終えた後に、この作品だけ読み直した。
本を読み終えるといつも隣のオガワさんにあげるのだが、これについてはもう一冊買ってもいいと思ったくらい、好きな作品。最高ですよ〜、僕の舟。水平リーベ僕の舟。
2014.03.11
あの大震災のさなか、オレの同期の藤田は倒れたまま病院のベッドで眠り続けていたんだっけなあ。
そしてとうとう起きてこないまま、旅立ってしまった。
震災も衝撃だったけど、古い仲間が逝ってしまったということが、オレにはとうてい受け入れがたいことだった。
そんなことを思いつつ、ウクライナが相当にやばいことになっているし、マレーシア航空機は中国の軍隊が打ち落としたのではないかという戦争必至の噂が流れているし、かっぽう着さんはとうとう詰んだみたいだし、今年の春はなんだかざわざわと落ち着かない。
2014.03.10
息子には、低学年の頃から雑誌「ニュートン」を読ませてある。
漢字がろくに読めなくてもいいし、内容なんて頭に入りっこないのだが、それでもわかるところだけ読んでいれば次第にその範囲が広がってきて、それに連れてロジカルな考え方も身につくだろうと思ったのだ。
だいたい何歳向けみたいな基準なんて意味ないと思ってるし。
「ナショナルジオグラフィック」も定期購読して読ませているのだが、最近ではこっちの方が面白くなってきたらしい。
ついでに「こち亀」も本が出るたびにむさぼり読んでいる。「サッカーマガジン」もむさぼっている。
おかげでどうでもいい豆知識ばかり身について「あれ知ってるか、これ知ってるか」とうるさいことこの上ない。
そんな息子の愛読書である「ニュートン」だが、なんと今月号ではSTAP細胞がどれだけ凄いのかということを10ページも割いて大特集だ。
あ〜あ、やっちまったなあ、科学雑誌「ニュートン」。
来月号が楽しみである。
2014.03.09
春休みはドラえもんの映画である。
幼稚園くらいの頃はオレもついていったが、今はヨメ任せだ。
間もなく中学生の息子は、さすがにもう興味ないだろうと思ったけれど、「面白かったよ」という。
まだ子どもなのか。いや、「今までの中では上の方に来るね」なんて言うから、大人が見ても面白い映画ということかもしれないな。
映画を見終わったヨメと子供と合流して、スーパーで買い物である。
ライフ、ものがないなあ。それに高い。
ちょっとだけ買って、やっぱりいつものサミットにしようと、移動。
サミットではいろいろな試食をやっていて、小学生男子がたかっている。息子もその中に混じってすさまじい勢いでソーセージを食っていたから、ばかたれ、試食品を全部食う気か、と頭をはたいてやった。
単にスーパーで買い物をしているだけだが、こういう時間がとても楽しいのだ。やっぱ家族の黄金時間というか。
なのに昨日、つまり土曜の夜10時と今朝、つまり日曜の朝10時に、一度も会ったことがないくせに仕事の電話をかけてきて一方的に用件だけまくしたてるバカがいるのよ。
非常識も甚だしいっつーか。
こういうバカのことは忘れよう。
夜、何度目の再放送になるのか「水曜どうでしょう」を家族で見て大笑いする。娘は途中で寝てしまった。いわゆる寝落ちというやつですな。
それもまた家族の黄金時間。
実家では、大学生だった甥っ子が卒業して、今日帰ってきた。
一区切りだ。きっとにぎやかに、久々に家族の黄金時間だったに違いない。
2014.03.08
本日、アルビレックス新潟はホームでガンバを迎え撃つのである。ガンバと言えば遠藤なのである。忘れていたけど、加治もいるのだ。加治はいい選手だよなあ。加地だったっけ?
まあいいや。
弟は一人でスタジアムに乗り込んで気温一度の中、応援である。
オレは一人で家の中でスカパーの中継を見て応援である。
よい時代になったものだなあ。
3月とは言え新潟は寒い。こんな辺境の地の試合でケガなんかしたら、せっかくの代表の座も危うくなる。そうだ、手を抜こう。
遠藤がそう考えても無理はない。そうに決まっている。
だからオレも安心してみていたのだった。
ところが遠藤はちゃんと仕事をして、きっちり特典にからんでみせた。うぬぬぬぬ、なんとも頼りになる憎いヤツ。
結局アルビレックスは完敗である。
試合は終始押していたのに、どっかに慢心があったのだろう。点なんていつでも取れる、と顔に書いてあったからな。
まったく情けない。
寒い中一人で応援した弟がとぼとぼと肩を落として帰ったかと思うと不憫でならない。
まったくアルビの連中は。
こうなったら仕方ない、次の試合はオレが乗り込んでやる。ということでアウエー専門のオレは、来週、甲府まで応援に駆けつけるのだ。
ああ、大変だなあ。行きたくないなあ。でも仕方ないなあ。
2014.03.07
確定申告が近づいてきて、顧問税理士の事務所によって申告書にハンコを押す。年中行事だ。
申告書類を見る。どれどれ。
げっ、とのけぞる。
いや、景気がちょっとよくなったのか、去年のオレは思ったより頑張って稼いでいたのよ。それなのに手元にはわずかしか残らなくて、その理由が税金やら社会保険やら。
ここここ、こんなにふんだくられているのかよっ。
衝撃だなあ。
こんなに国に搾取されているとは。滅私奉公。欲しがりません勝つまでは。アルゼンチンではメッシ咆吼。
消費税が上がる。
消費税というのは、払いたくなければ買い物をしなければいいのだから、自分でコントロールできる珍しい税金なのだ。
こうなりゃ消費税をなるべく払わないよう、努力しよう。
2014.03.06
本日は、全員顔見知りでオレだけ全員初対面という完全アウエーの仕事。
しかも取材相手が日本を代表する大企業の中堅ばかりというガチンコ。
久々に素晴らしい圧力の仕事で、朝から全力バトルなのだった。
おかげで「いい取材をありがとうございました」と言われてクローズすることができ、肩の荷が下りる。
いや、下ろしてはいかん。大切なのは原稿なのだ。
シュートをキャッチして終わりではなくて、ちゃんとフィートーするのがキーパーの大切な仕事。
まあ、ともかくアウエーでのガチンコを勝利に持ち込むことができて、どっと疲れる。
だもんで、家に帰って娘と風呂に入ってメシを食いながら発泡酒を飲む。
最近はこれが一番楽しみなパターンだなあ。あんまり外で飲みたくない。
2014.03.05
三鷹駅からバスで行くという遠いところまで取材に行って、帰りに反対方向のバスに乗ったわけだが、普通に前から乗ろうとしたら運転手に「後ろからですよ〜」と言われてしまった。
なるほど、後ろから乗って券を取って前で払う方式か。いなかのバスは難しいのう。
なんとか無事に帰ってきて、地元のスーパーで発泡酒を買おうとしてレジに並び、Suicaで支払おうとしたらうまくいかず、レジのおばちゃんに「こっちに置いてね」と言われてしまった。
どうも今日はいろいろ間違えて指導される日らしい。
2014.03.04
ビル・ロビンソンが亡くなった。人間風車だ。
小学生の頃、オレの田舎では民放が一つしかなくて、プロレスと言えば国際プロレス。
だから小学生男子にとってのヒーローは猪木でも馬場でもマスカラスでもなく、ビル・ロビンソンだった。
国際プロレスも他団体との差別化のための戦略として、日本マットで初めて外国人をヒーローに仕立てた。
大売り出しを予定していたグレート草津が思い切りこけてしまったためである。
とはいえ、それもオレの小学生時代の話。
すぐに馬場のプロレス、猪木のプロレスの放送も始まり、学生の頃にはロビンソンはオレの中ではとっくに過去の人になっていた。
しかし、それに強く異を唱えたのが後輩のギタリスト。「タンゴさーん、ロビンソンのワンハンドバックブリーカーのすごさがわからなければ、真のプロレス者とは言えませんよ〜」とオレを挑発したのだった。
猪木と60分引き分けの名勝負を演じたロビンソンであるが、あれは今ではロビンソンが猪木に付き合ってやったことだとわかっている。
そして、そんなロビンソンを引き抜いた馬場が、猪木の価値をおとしめるためにあっさりとロビンソンに勝ってしまったことも。猪木の馬場への憎悪はこの頃にピークに達する。
晩年のロビンソンは、UWFの宮戸とともに阿佐ヶ谷のジムでトレーナーをしていたはずだったが、死亡記事を見たら数年前にアメリカに引っ込んでいたらしい。
そうか、残念。阿佐ヶ谷なら、どこかでひょっこり見かけることもあろうかと思っていたが。
レスラーがどんどん亡くなる。昭和の名物たちが。とても寂しいことだなあ。
2014.03.03
先日、LINEが新サービスを発表したけど、なかなかのインパクト。
固定電話、携帯電話に格安でかけられて、しかも基本料金も不要だ。
これが本当なら既存キャリアは大打撃。がたがたになるんじゃないか。
Googleと同じく、フリーミアム戦略なのだろう。ネット&フリーの波はまさに津波のように既存の仕組みを根こそぎさらってしまう。
1%の勝者が99%の富を占有する時代だ。
「乱反射」貫井徳郎・朝日文庫。人々のほんのちょっとした小さな悪意の積み重ねが2歳児を死に追いやってしまうという、やりきれない小説。しかも、逮捕されたのがその中でも最も自らの罪を自覚し、悔いた人物だ、というのだから救いようがない。
2014.03.02
そういや先日、群馬県は富岡市の保育園でライブを行ったのだが、その様子がばっちりと上毛新聞に掲載された。
娘は「うえけしんぶん!」と読んだが、もちろん正しくはじょうもうしんぶんである。
取材にやってきた記者は若手のように見えたが、支局を任されているし、新聞記者ってのは案外若く見えるので、30歳ぐらいではないか。
その記事がこれで、読むとなかなかに名文。さすが名人・横山秀夫を送り出した新聞社である。
最後の一段落なんて、簡単そうで実はなかなか書けない難しい文章だよ、これ。
「同園が曲を愛用していることをメンバーがインターネットで知り、県内で初のコンサートが実現した」。主語はどこなのさ。
これを「「同園が曲を愛用していることをインターネットで知ったメンバーが、県内で初のコンサートを実現させた」と書くとわかりやすいのだが、これだと主催者がメンバーになってしまってあんばいが悪い。
悩んだすえに今の文章になったのだろう。
なんてことはまあ置いといて、いい記事をありがとうございました、上毛新聞さん。
これをきっかけに上毛新聞が群馬県内のスポンサーになりませんか。ロゴの入ったシャツを着てライブしますよ。
新聞をネタにした歌もあるので、上毛新聞を使って遊びますよ。ビリビリと破いちゃうんですが。
というわけで、たんさいぼう、メディアに登場。
2014.03.01
長かった冬がようやく終わって、よーし、今日からいよいよ春だ。
今年の春は、息子が中学に進んだりと、いろいろ始まる新しい春なのだ。
だがその前に大事なことがある。そうである。Jリーグである。アルビレックスである。
今年のアルビレックスは強いぞ。去年終盤に5連勝。過去最強なのだ。優勝だって目指しちゃうぞ。
というわけでiPadを片手に寝転がる。
そうである。スカパーのなんとかという有料配信サービスに入っているから、ネットでJリーグ全試合が観られるんだ。
これは果たして放送なのか、通信なのか。とにかく現実はどんどん進んでいるのだ。
息子は中学でなんか試験があるとかでいない。ヨメもいない。
娘は宿題をしている。その隣でサッカーだ。娘は思いきり迷惑顔なのだ。
相手は仙台。ふん。けちなチームだな。
すごかったですねえ、アルビレックス。
89分にホージェルが弾丸ミドルで勝利だ。あのホージェルが。
ホージェルにボールが渡ると、げげっ、ホージェルだ、とスタジアムが腹を抱えて笑い、ホージェルがミスをすると、まあ、ホージェルだからしょうがねえ、と腹を抱えて笑う。
そんなホージェルが弾丸ミドルの決勝点だから、アウエーながらスタジアムは大爆笑。
見るものを幸せな気分にさせてくれるという点では、あの小野、松井以来の系譜に連なるな。
だがもっと凄かったのはレオ・シルバだ。Jリーグナンバーワンボランチ。
相手チームに「あいつはボール奪取を生きがいにしている」と言わせる職人。
89分にホージェルが決勝点を決め、あとはしっかり逃げ切るだけという局面で、絶対にPKだけは与えてはいけないという状況でもバイタルエリアで果敢に足元に飛び込んであっさりとボールを奪って見せた。
すごかったねえ、ロスタイムのあのプレーは。遠く、仙台の空に向かってオレはレオ・シルバーと叫んだのだった。
日本に帰化したら汁婆とかいう名前にするといいと思うよ。
とにかくこういう調子で新潟はきっちり開幕勝利。次はガンバか。遠藤か。
ふん、軽く蹴散らしてやる。
そしてその次が甲府。よーし、ここには息子と乗り込んで絶叫する予定だ。
今年は燃えるぞ。
2014.02.28
お金を下ろそうと銀行に行ったら、ATMの前にはとんでもない列ができていて、思い切り萎える。
年度末が近いし、今日は月末だし、さらに週末だし、これで混まないわけがないな、とわざわざこんな時に銀行に足を運んだ自分を嘲笑する。
それはそうと、本日は最果ての地、有明まで行った。
そして余りの様相の違いに仰天した。
潮見に住んでいた頃には息子を連れてよく遊びに来ていた場所だ。
2歳の息子とボール遊びをした原っぱにはでかいビルが建ち、行きつけだった床屋はビルの陰に隠れて見えなくなっている。
高いところに登って周囲を見れば、わっ、なんだあれ、わっ、どうしたんだこりゃ、という具合に見たことのない建物が並ぶのだった。
オリンピックの頃には、このあたりはさらに凄いことになっているのだろう。
2014.02.27
本日は某大学で学生10数名にインタビューである。
みんな若い。ぴちぴちなのだ。きっとお父さんはオレより年上。
埼玉の大学である。
そんな中の一人の女の子が新潟出身であることが判明。さらにアルビレックスの熱狂サポーターであることが判明。
へえー、オレなんか今度甲府へ見に行くんだぜ。「えっ、すごーい、行きたーい」
選手は誰が好き? 「イサオっ。弟はアトムのファンだけど」。ほ、ほんものだ、この子。
などとインタビューそっちのけで盛り上がること30分。あー楽しかった。
仕事をしないで、こんな話で盛り上がっていたなんて、ウッチーに知られたら一大事である。
最後は、スタジアムで会おうぜ、「スタジアムで会いましょう」と手を振って終了。ウッチーはきょとんとしていたのであった。
2014.02.26
数日前の読売新聞夕刊と日経新聞夕刊の社会面の記事が、そっくりだった。
今年の受験生には理系を志望する女子が多い、という内容だ。
どうということのない記事で、似たような切り口になったのも偶然だろう。
ところが面白いのは、どちらの記事にも、かっぽう着姉さんやSTAP細胞のことがまったく出てこないことだ。
記事の流れで行けば触れて当然の話題なのに、明らかに避けている。
これはあれですな、偽造騒ぎが決着つくまでは触れないでおこうという姿勢ですな。
新聞やテレビが触れないのは、専門的すぎて真贋の見極めができないためか。いやいや、君子危うきに近寄らずか。
とせうやら論文の写真が不自然という声があちこちから上がり、ネイチャーが再審査に乗り出し、かっぽう着姉さんが写真のやらせを認めちゃったあたりから、雲行きが怪しくなってきた。
ここぞとばかりにかっぽう着姉ちゃんを叩く一派が出てきたと思えば、それは些末な問題、本質に変わりはないと応援する一派が声を大にし、ならば簡単に作れるといった割にはどこも後追いできていないではないかと追い打ちをかける一派が現れ、薄くなった頭に一生懸命に酢を振りかけていた若はげ一派が「えーっ」と悲鳴を上げている状況が今である。
そして、専門的すぎてどこも結論を出せずにいる、と。
万一これが偽造ということになると、現代のベートーベンとかっぽう着姉ちゃんは、彗星の如く現れた傑出キャラとして歴史に名を残すのではないか。そんなことはないか。
2014.02.25
結婚前、オレがヨメを初めて新潟の実家に連れて行ったとき、ひなびた駅のホームに降り立ったヨメの姿を認めた父は、まず「よくこんなところまで来てくれた」と思ったそうだ。
これは、実は新潟の土着人にとって一点の曇りもない心情なのだ。
深い雪に閉じ込められ、ずっと裏日本と呼ばれ続け、いかに中央から遠く離れた地で暮らしているかを、新潟の人間は誰よりも深く理解し続けてきたのである。
だから遠方からやってきた人に対しては、ともかく「よく来てくれた」という思いになるのだ。
こういうところから育まれ、受け継がれてきた県民性を変えたのが、アルビレックス新潟だ。
J1昇格10年目。
最初の年は、セレッソ大阪が試合にやってくるというだけで、もちろんそれは普通のリーグ戦なのだが、子どもたちは「森島がやってくるんだよ」と目を輝かせていた。
ワールドカップに出場した選手が、試合のためにこんな遠いところまで来てくれるんだ、という驚きと興奮を誰もが感じていたのである。
そして、それはすぐに日常の当たり前のことになる。
セレッソだけではなく、アントラーズもレッズもジュビロも、当たり前にやってきては、柳沢敦や小野伸二や名波浩が当たり前にプレーする。そういうシーンが毎週繰り返されるうちに、きっと着実に新潟県人のメンタリティは変わっていった。
サポーターのバスで乗り込んだらアルビレックスサポの老夫婦が「よく来たね」と笑顔で手を振ってくれた、というアウエーチームのコメントもある。
そして、これは新潟だけでなく、日本中のホームチームの町で起きたことなのだろう。
えのきどいちろうが言うように、そうやって地方の人々が自らの地域を中心に考えてよそからの人を迎え入れるようになったという、それがJリーグの一番のイノベーションだったのではないか。
数年前、甲子園で新潟県のチームが準優勝を成し遂げた。それは新潟県人にとっては、日本代表がワールドカップで準優勝したにも等しい一大事だった。
新潟のチームは雪のせいで一年の半分は練習できないから、弱いのも仕方ない。
全国的にそう言われ、新潟県人もそうだと思い込んでいたのだが、そんな思い込みをあっさり覆した高校生たちは、きっとアルビレックスの起こしたイノベーションに強く影響されたに違いない。
そして今度のオリンピックでスノボ少年が銀を取り、新潟県人が全部でメダルを3つも取ったというのも、アルビレックスのイノベーションと無縁ではないと思えるのだ。
そんなことを考えつつ、今年のアルビの行方を思う。
もうすぐJリーグ開幕。
今年もオレはアウエーのアルビを応援するために、スタジアムで絶叫するのだ。
アイシテル、ニイガタ〜の歌を歌いながら。
そうなのである。自分の生まれ育った地域を、大声で「愛してる」と叫べることの、なんという素晴らしさよ。
2014.02.24
今日は新しい一週間の始まりの日であるが、たんさいぼうは新しい一年のライブの始まりなのである。なんのこっちゃ。
行く先は、群馬県は富岡市の保育園。甘楽という町にある。
富む岡と書いて富岡。甘くて楽しいと書いて甘楽。
なるほど、昔からとても暮らしやすく、穏やかな地域だったらしい。
そこに襲ったのがこのたびの大雪で、町中では屋根の落ちた家の姿が珍しくなかった。
地元の新聞社では、大雪の日に交通事故があったのに車が動けなくて、記者は吹雪の中を6キロも歩いて取材に行ったのだという。
そして、そんなに苦労して記事にしたというのに、翌朝の新聞は大雪のために配達されなかったそうだ。
「でも、大丈夫です。今度はきっと載ります」と、若いその記者は力強く握りこぶしなのだった。
そうである。本日のライブには地元の上毛新聞が取材に来て、たんさいぼうにインタビューしていったのである。
「金メダルを取ってレジェンドと呼ばれたいのです」「お世話になった方に精一杯の恩返しができました」と、気の利いたコメントを用意していたのだが、そんなことはまったく聞かれず、我々は社会人として真っ当に受け答えをしたのであった。
取材する側の気持ちがよくわかるオレとしては見出しになりそうな気の利いた言葉をもっと発するべきだったが、案外難しいものだなあと実感。これからはオレも相手の立場になって取材しよう。
ライブは、200人の子どもたちを前にそりゃもう大騒ぎ。職員さんも大騒ぎ。
今年最初のライブは、とてもいいライブになったのだ。
往復220キロ。たいした距離ではないが、初めてのライブということでけっこう疲れてしまった。
おかげで家に帰ったらぐったりと2時間も寝込んでしまった。睡眠時間は十分だったのに、やっぱり疲れたのかな。
目が覚めたら、練馬区長が亡くなったという報せ。朝、風呂で死んでたそうな。
こないだ都知事選だったのに、また選挙かよ。面倒だなあ。
ところが既に次の区長の座に誰が座るかは、決まっているのだという。でも、それはここだけの話でナイショだよ。
なーんて、亡くなった直後にそんな噂が伝わってきて、どこがここだけの話なのか。きっと練馬中でここだけの話が繰り返されているに違いない。
それにしても高齢者が風呂で亡くなっていた、という話は同年配の父を持つ身としてはやはり穏やかではいられず、実家で同居する弟からも「心配だ」というメールが来た。
うーん、ともかく頼むわ、としか弟に言えないオレは、親不孝者だよなあ。うーん。
2014.02.23
昨日頑張って原稿仕事を終わらせたので、今日はとしまえんでスケートだ。
この冬、最初で最後。あと一週間で営業終了だ。
狭山のスキーという選択肢もあったのだが、入場まで一時間待ちと聞いて萎えて、やっぱり地元のスケートというわけである。
オリンピックの真央ちゃん効果だろう、スケートは大変な賑わいだ。
真央ちゃん、かっこよかったよなあ。
演技終了後の感極まった涙にもらい泣き。そして、涙を流しながらの最高の泣き笑いだった。
それを半身で遠くから見るコーチの、涙をこらえる姿のこれまた格好いいこと。
愚痴や人のせいにしたりといったことを一切口にせずにいつも笑っているから、真央ちゃんは日本中から自分の娘や孫のように可愛がられるのだろう。
なんでも人のせい、何でも自分の手柄にする隣の国にうんざりしている今は、なおのことだ。
てなわけで、大変な混雑の中でのスケートである。
としまえんは、夏のプール、冬のスケートで経営が成立しているから、大変によかったよね。
スケート場では一応チケットのチェックがあるのだけれど、子どもの付き添いですと言えばフリーパスで、いったん中に入ってしまえば貸し靴もセルフサービスだから使い放題。ゆ、ゆるすぎる経営である。
一年ぶりのスケートだったが、子どもってのはやはりすごいもので、けっこうスーイスイと滑るのであった。放課後に友だちとローラースケートで遊んでいるおかげもあるのだろうね。
こうなると逆に親が足手まとい。
オレもヨメも、スケート靴を一度も履くことなく、子どもたちを勝手に滑らせているのだった。楽ちん、楽ちん。
こうして何時間か滑らせておいたら、さすがに疲れたようで、ぐったり。サミットで晩ご飯の買い物をして帰る。
現在の石神井公園はスーパーの超激戦区。
長らく庶民の西友とライフ、タワーマンションの富裕層のクイーンズ伊勢丹、古くからの住民の地元スーパーと勢力を分け合ってバランスを保っていたのに、そこに殴り込んできたのがサミットストア。
ぎゅうぎゅうで、もう居場所はないから、客は入らないだろうと誰もが予想したのだが、小ぎれいな内装と地元初のイートインコーナーを武器に、やや高めの価格帯ながらがっちりと客をつかんでしまった。
そしてさら駅の改装と共に殴り込みをかけたのが東の横綱、ヨーカドー。
駅構内という圧倒的な立地を武器に、勤め帰りの共働き家庭の支持をしっかり取り付けたのである。
「どうして西武線の駅なのに西友でなくてヨーカ堂なのだ」という声もあったが、西友は今や外資系。西武とは何の関係もない。
ウォールマート傘下ということで肉売場には米国産しか並ばず、安いオージービーフが買いたければ他のスーパーに行くしかないのだ。
こうしてサミット、ヨーカ堂の参戦によって、私鉄沿線駅前なのに5つものスーパーがしのぎを削る状態。さすがに西の横綱、AEONも参戦をためらうほどの体力勝負。
こうなると最も苦しいのが、資本力のない地元の老舗スーパー。
何を血迷ったか、価格表示を税抜き表示にして表面上だけでも安く見せかけようとしたのだろうが、もちろんかえって客の反発を買って客離れを招くという自爆行為に出てしまい、今や閉店は時間の問題と見られている。
これをあざ笑うかのように西友が「価格税抜表示」、つまりカード会員5%で税金分お得ですよというコピーのポスターを張りだして、地元スーパーはおちょくられてしまった。
まあ、そんな具合に石神井公園駅前スーパーは大乱戦で、我が家はその時の気分で西友やサミットに行くのであった。
本日は、サミット。
「肉肉、肉が食べたい」という息子のためにすき焼きである。
安いオージービーフをたくさん買って、これが安くてもけっこう旨くて、缶ビールを飲みながらたらふく食べたのだった。
もう最近は外へ飲みに出かけるのが面倒くさくて、家で子どもたちと一緒の食卓で、ビールを飲むのが一番の楽しみになっている。
いずれ、桜の季節になれば、また外にでも出ることになるだろうが。
スケートで激しく疲れた子どもたちは「眠い眠い」といいながら頑張って起きている。
そうである、9時半から「水曜どうでしょう」を見るためである。
「水曜どうでしょう」は、ずーっといろんな局でリピートしているのだが、何度見ても面白い。子どもたちもすっかりはまってしまったのだ。
今は、日曜は東京MXテレビ、水曜はテレビ埼玉で再放送中。
今日も子どもたちは頑張って9時半からの再放送を見て、大笑いしたのだった。
日中はスケートで遊んで、晩ご飯は家でお母さんのすき焼き、そして寝る前に全員で同じテレビを見て大爆笑。
その前に夕方には娘と一緒に髪を切ってきた。
こうして書くと、いかに家族の黄金の休日を過ごしたのかがよくわかる。ありがたい話だ。
スケートの途中、実家の弟から「今日はおばさんの一周忌の法事」というメールが入る。
母の実家のおばさんだ。
そうか、もう一年がたったか。
ありきたりだが、時の流れは早い。
弟に法事を頼んでこちらは呑気に過ごさせてもらっているのが申し訳ない。
おばさんは6人の子どもを育てたんだっけ。大きな家で、母の実家だからオレと弟もしょっちゅう泊まりに行っていたが、食卓はいつも大賑わいだったよなあ。そんなことをふと思い出す。
「水曜どうでしょう」が10時に終わって、さあ、明日は学校だぞ、と子どもたちを布団に追いやる。そしてオレもそのまま一緒に寝てしまったのだった。
2014.02.22
まことに不本意ながら、本日も「こわい」と言われてしまった。
今まで面と向かって「タンゴさんは怒るからなあ」と言われ、陰で「タンゴさんってこわいんですってね」と言われてきた。
先日もとても失礼なことをされたので激怒したことがあった。
「時間がないのでボーカルはこっちで録ってミックスするから、音源送ってください」と言われたのである。
オレは何週間も前に音源を仕上げていたし、時間がないのはそっちの都合だし、そもそも時間がないから他のエンジニアに頼むという理由がまったく理不尽だし、その一連の対応がどれだけ失礼なのかがわかっていないことに、激しくうんざりさせられて、激怒したのだった。
これでまた「タンゴさんはこわいから」と言われるのだろうなあ。(ちなみに、いくらなんでも完成した最終ミックスの確認はさせてくれるだろうと思っていたが、うんともすんとも連絡なし)
こんなことを書いてしまったら、もう仕事は来ないだろうが。
(さらにちなみに、録音は雪で遅れていたらしいが、そのことを他人のFACEBOOKで今日知らされる。連絡はなし。脱力)
だいたいオレは「あの人はめっちゃ腰が低いよね」と言われるぐらい、穏やかである。
だが、筋の通らないこと、理不尽なことに直面すると、言うべきことは言わなければ、と思ってちゃんと口に出す。
だってそれはフリーとして当然だもの。自分が言わなきゃ誰も言ってくれないもの。
オレ以外の全員が顔なじみで、オレだけが全員と初対面、という現場は珍しくない。
初めましてと全員と名刺を交換し、「さて、こいつはどんな仕事ぶりなのだ」という目線を集めながら、その中でインタビューをしなければならないことも多い。
それがフリーだから、腰が低くなるのも当然。最初から喧嘩腰のヤツなんて、誰が二度と呼ぶものか。
だから、本来のオレは非常に腰が低いのである。
でも先日のように、1200字の原稿を書くのに取材と撮影で30分とか言われたら、当然、そりゃないでしょう、と強く出る。
新聞30段の原稿を取材込みで8万円、なんて言われたら、そんな仕事の仕方はおかしいでしょう、とはっきり言う。
腰が低く穏やかな人と思われているからこそ、そういう時の反動が大きいのだろう。
その点、キベさんは「最初に、こいつは酷いヤツと思わせておくと、ちょっとしたことでも“案外いいヤツだなあ”と喜ばれる」という作戦の人だ。なるほど、賢い。というかこざかしい。
オレはその反対に「いい人だと思っていたのに、案外、嫌なヤツ」と思われるのもしれない。逆キベ。
などということを考えながら、アマチュアバンドのライブに出かける。錦糸町だ。
焼き鳥屋で泥酔してからライブハウスに行く。
今日のバンドは、ちょっと練習不足だなあ。
ギターの世界では、一日練習をさぼると自分にわかって、二日さぼると先生にわかって、三日さぼると客にわかる、という言葉がある。
客にわかるということは、三日以上さぼっていたのだろうなあ。
ということを、2ヵ月もたんさいぼうの練習をさぼっているオレが偉そうに上から言うのだった。だはは〜。
それにしてもどうして誰も彼も楽譜を見ながら演奏するのだろう。
だから目線が客を見ないで楽譜に行く。客の反応よりも楽譜を追いかける方に神経がいっている。
なんだか今日は文句ばかりだなあ。
2014.02.21
世間は真央ちゃんのやらかしと奇跡のフリーに大騒ぎになっているが、そのスキにちらっとニュースで見たのが、スキークロス。
なんじゃそれ、とぼけっと眺めていたら、これが面白いのなんの。
滑ろうが、転ぼうが、飛ぼうが、とにかく一番早くゴールしたものの勝ちというシンプルさ。
相手の邪魔してもいいというめちゃくちゃさ。
スピード感満点、最高に面白いぞ。
特に決勝ではゴール直前で次々と人がこけて、あわわわわわーと叫んでいる状態。
どうしてこんなに面白い競技を放送しないのだ。日本人は出ていないのか。
すっかりはまってしまったオレなのだった。
2014.02.20
なんと今年のオリンピックメダリストの3.人、つまり約半数は新潟県人らしい。
どしぇー。雪国自慢になってるじゃねえか。
2014.02.19
牡蠣が大好きな息子に、合格祝いに牡蠣を食わせてやると言いながら大雪で二度も中止になったことは書いたが、そんな状況にもかかわらず今日の昼飯にオレだけ牡蠣フライ定食を食う。うめー。
しかも、そのことを家で自慢げに話してやった。ひゃひゃひゃ。
むくれる息子であった。
2014.02.18
オレの実家は田舎で、農家をやっていた。
周囲は田んぼである。
子どもの頃、昼時になるとじいちゃんが田んぼのどぶ川でドジョウをすくってきて、それを煮詰めたものを食わされた。
それは、決して旨いものではなかった。
小学校で弁当を持たされたときは、おかずには必ずイナゴの佃煮が入っていた。女の子たちはグロいと思っていたようだが、これはけっこう美味で、オレは大好きだった。
家ではやぎを飼っていて、絞りたての乳を飲まされた。タマゴは、飼っていたチャボが産んだものか、近所の養鶏家でその朝採れたばかりのものを買っていた。
「そんなふうにして育ったら丈夫なんだねー」と、ヨメはオレを分析する。
うーむ、ドジョウとイナゴのおかげで今のオレがあるのかも。確かになあ。
2014.02.17
葛飾区の町屋というところにいった。ここは駆け出しの頃、取引先がいてよく来た町屋。いや、街だ。
つーことは、33年くらい前の話か? ひゃー。
駅前に大きな団地があって、その周辺では高校生がしゃがんでタバコを吸っている、そんな街だった。
今日、久しぶりに行ってみて、駅周辺がそれなりにきれいになっていることに驚く。でも、そりゃそうだよな。
確か京成線のしょぼい駅がこの辺にあったはずだけどなあと思ってうろうろしたら、すっかり様変わりなのだった。
でも、くわえタバコに自転車のおじさんがいたり、駅前の団地も変わらないたたずまいだったりして、基本的な街の風情というものはそうそう変わらないのだろうなあと感じた。
「黒本」高城剛。Kindle。電子書籍だけの出版で、その理由が紙の出版社からは「危なすぎる」と断られたから。ありゃー、そうですかあ。一読、中二病がそのまま大人になるとこうなるのかと実感。駄本。
2014.02.16
受験前に骨折でもしたらえらいこっちゃというので、今年の冬はスケート禁止の我が家なのだった。
その禁も解けたので、一緒にガマンしてくれた娘のためにもということで、としまえんに行く。
ヨメは、用があるので家に置き去りだ。座敷牢に幽閉なのだ。
息子と娘と3人で、ガラガラに空いてる道を走ってとしまえん。
ところが、なんてこった、「積雪のため本日は営業中止」の張り紙が。
がーん!
4年に一度のオリンピックで、日本人選手が金メダルを取った翌日である。これ以上ない絶好の営業日であろう。それなのに、としまえんは頭が悪すぎる。
4年に一度の稼ぎ時だ、総出で雪かきをして、未来の羽生結弦からたくさんのカネをふんだくるべきなのに。
本当に間抜けなとしまえん。ちょっと呆れる。
本当かどうか知らないが、息子と娘が口を合わせて言うには、2015年にはベルディの練馬区移転が決まって、一緒にベレーザも練馬区にやってきて、としまえんを潰してホームスタジアムができるのだそうだ。
駐車場も潰して野球場にしてしまえというのが息子の意見で、娘は駐車場は残すべきだという。
食い違いはそれぐらいで、としまえんを潰してベルディを呼ぶというのは既定路線らしい。小学生の間ではもう決まった話だというのだ。
本当なのか。
まあいいや、としまえんなんかなくっても。
仕方ないので、練馬駅に車を置いて、池袋のロフトとリブロまで行った。
もっと早い時間なら後楽園のローラースケート場にでも連れて行くのだが、もう2時が過ぎていたし。
西武線の中吊りにとしまえんのスケートの広告があって、けっ、と一瞥をくれる。
それにしても、受験が終わったら、あれもやりたい、これもやりたいと話していたのに、全部雪のせいで中止。
JR東は「ぜんぶ雪のせいだ」という広告をホームページからもこっそり撤去したらしいが、まあ、もはや災害レベルというこの大雪被害の中では、あの広告は案配悪いよなあ。
久々に目の覚めるような150kmストレート勝負のコピーだったと思ったのだが、しょうがないな。
山梨の孤立集落を案じる。
2014.02.15
雪が積もって、スコップ持ったじじばばが張り切って雪かきしやがる。
しやがるのはいいんだが、平気な顔をして玄関前の雪を道路にぽんぽん放り投げる。得意顔だ。
アホが。
道路に雪を捨てるな。道路の雪を片付けるのが雪かきというものなのだ。
「車に踏んでもらうんだい」と胸を張るが、その雪が凍って、車が危ないのだ。
運転していて、本当に腹が立つのであった。
まあ、しかし、それも東名高速とか山梨とか木曽福島の電車とかに比べたら可愛いものだ。
山梨はガチでヤバいらしい。山中の限界集落の多くが危機に瀕しているのではないか。
物流が止まって電気が止まってる。
誰も近づけないから、その危機が伝わらないだけではないのか。うーむ。
2014.02.14
朝起きて新聞を取りに行ったらもう積雪だ。
娘に手作りチョコをもらって、今日は車で出発。目的地は埼玉の山の中である。
午後になるとさすが山の中、ずんずん積もってきた。
ウッチー(男)を助手席に載せて帰ろうとしたら、がーん、関越道が通行止め。やられちまった…
仕方ない、こうなったら一般道をとろとろ帰るしかない。
幸い、隣にいるのは運転巧者のウッチー。こんな雪道でもなんとかなるだろう。
それにしてもスタッドレスでなかったら、山の中に車を捨てていくしかなかっただろうなあ。
雪道、激しい。
あちこちで車が立ち往生して道路をふさいでいる。
そのため、あり得ないほどの大渋滞。
結局、家に帰るまで、普通なら45分のところ、5時間もかかったのだった。
ウッチーは途中の駅で降りたので、雪道のロンリードライブ。
川越街道では反対車線で大型トラックが立ち往生して完全に道をふさぎ、数100メートルに渡って行列。先頭を知らない後続車がどんどんたまっていく様子を見ながら、我がことでなくてよかったと胸をなで下ろすのだった。
最後の勝負が、地元の裏道。普段でも対向車があったらヤバい道なのに、読みが外れてやっぱり対向車があり、ひやひやのすれ違い。ひゃー。
やっと家に帰ったら10時半で、えらく疲れてしまった。
夜中に羽生結弦が金メダルを取る予定なのだが、精根尽き果て寝てしまう。
その時、東横線であり得ない事故が起きていて、いやあ、この原因は本当に興味深いなあ。
2014.02.13
最近はKindleでいろいろ読んでいるが、小説よりも新書とかのほうが読みやすい。
そして、面白いことに、内容がつまらないか、面白いか、すぐに判断できる。
どういうことなのかなあ。つまらん本は、すぐに、ダメだこりゃ状態なのだ。
朝起きてメシの前に新聞3紙に目を通すのだが、その時は決まって書籍の広告欄をチェックだ。
そこにKindleがあると、恐ろしいことにその場で買ってしまって、食後には早くもページをめくっている状態。
もしかしたら悪魔の機械かもしれない。
そして、その直後に、ダメだこりゃとわかっちゃったときの脱力感は、ちょっとまずいと思うのだった。
2014.02.12
甥っ子の受験に付き添って、武蔵野の方へ行くのだ。
寒い。
練馬も寒いが、武蔵野はそれよりさらに寒い。山に近いからなあ。
その中をぞろぞろと歩いて行く受験生たちを眺めて、みんなにステキな春が来るといいのだがなあと思った。
終了後、甥っ子を新幹線に乗せようとしたら、なんとすべて満席。
やっぱり受験シーズンということか。ミスったな。
自由席も行列である。
だが甥っ子は「平気平気。若いから立っていくよ」と平然としている。
まあ、確かにオレもそうだったもんな。というか、昔は混んでたら普通にみんな立って乗っていたものな。
もう何十年も昔、受験のために上京したときのことを思い出す。
まさからあれから37年も東京に居続けることになるとはなあ。
そんな未来が待っていたとは、あの時のオレは想像もしてなかったなあ。
2014.02.11
昨日、ソチオリンピック関連のテレビを見てたらスノボの選手が出てた。
15歳とか17歳とかである。ガキである。
このガキが、「ったりーなあ」「うぜえなあ」みたいなしゃべり方をしているので、こんなガキにメダルなんか取れてたまるか、と日本のお父さんは怒った。←オレのことね。
4年前のズボン下ろしてだらだらと歩いて国中から怒られたヒゲの小僧を思い出す。
スノボなんて、あんな連中ばかりだ。
だいたいスノボなんて、遊びじゃねーかよ。それを言ったらモーグルだって、あんなの、スポーツじゃねえよな。
スポーツってのはなあ、クロスカントリーみたいに全身を使って生存競争に挑むような、そんな重厚なものなんだ。
スノボなんて遊びは、迷惑なんだよ、けっ。なんだこの15歳のガキ、躾はどうなってんだ、親の顔が見てみたいものだ。けっ。
などとヨメに向かって、日本のお父さんはさんざん文句を付けた。←オレね。
ところが、実家の甥っ子が「ああ、こいつ、村上の中学だよ」と教えてくれた。
へ? 今なんつった? ひょっとして隣町の子どもなのか?
「うんそうだよ」と甥っ子。
げげっ、なんと郷土の誇りであったか。いや、ありましたか。それは素晴らしい。
わずか15歳でオリンピック、しかも銀メダル。さぞや故郷の隣町は盛り上がっているでしょう。いや、新潟県すべてが大騒ぎでしょう。
どうりで、なんともクールで落ち着いたしゃべり方。スノボなんていう難しいスポーツに挑戦されて世界と戦っているとは、ああ、どんな親御さんなのでしょう。
拍手喝采。オレが銀メダルを取ったかのように胸を張る日本のお父さんであった。←オレだ。
2014.02.10
今年もこの季節である。
そうである。ATOKのバージョンアップである。
いさわしによれば、ATOKは阿波徳島の略称らしいが、本当はアホトクと読むのである。
アホではあるが日本語のインプットメソッドとしては最高峰であるので、これ以外を使ってはならない。
ちょっと浮気してBaidoに流れて痛い目に遭ったことなど、今ではなかったことになっている。
このATOK、毎年この時期になるとバージョンアップする。
「画期的バージョンアップ」「驚異の変換効率」など、日本語自体は去年とまったく変わっていないだろうに、実に素晴らしいことになっているかのような売り文句だ。いつも。
今年はATOK2014。
「速さも快適さも徹底追求」「史上最強のATOK」とのことである。
もちろん注文しました。ええ、そうですとも。
一応文章商売。駄文しか書けないタコではありますが、商売道具ですから、これぐらいは。
バージョンアップ版なので5000円。安くはないが、商売道具と思えば。
何しろデザイナー御用達のPhotoshopなんかになると事務所の人数分バージョンアップするには社長が首をくくる覚悟が必要だというし、プロ用デジカメは100万超えが当たり前だからカメラマンは鵜飼いの鵜の如くカメラメーカーのために働かなければならない。
それに比べればライターの道具なんて安いものですとも。それに応じてギャラも。
それはともかく、今年もしっかりバージョンアップしたわけだが、まあ、言うまでもなく去年といったい何が違うんだ、どこが史上最強なんだというわけであって、オレの原稿もちっとも進歩しない。
まあ、お布施というか、今年もよろしくのお賽銭みたいなものだろうなと諦めている。
「孤独なポピュリストの研究」上原善広・新潮社。Kindle。橋下徹の研究だ。問題になった週刊朝日の記事など比べものにならないぐらい、あからさまに書いてある。さすが新潮。なぜなら筆者自身が路地(被差別部落)出身者にして路地研究の第一人者。橋下徹も、このレベルだとかえって火傷すると思ったのかも。
「異形の日本人」上原善広・新潮新書。Kindle。というわけで同じ著者の本を読む。これは路地から離れて、様々なフリークス、つまり社会的カタワを取り上げたルポ。あるストリッパーの壮絶な人生を読むと、実に深い悲しみがわいてくる。
2014.02.09
台風一過があるなら大雪一過もあるだろうという感じで、今日は晴れ上がった。
オレは6時に起きたが、息子は6時半に起きてきた。うろうろと落ち着かない。
今日は、息子の中学受験の合格発表。
もちろん今どきはネットで確認できるのだが、やっぱり現地に行って張り出されたのを見たい。
だが息子は「ネットでいいよー、ネットで見ようよ−」と、ずっと言い張る。やはり相当に緊張して、その場に立ち会う勇気がないのだろうな。逃げ出したいわけだ。
夕べも11時ぐらいまで寝られなかったみたいだし、今朝も起きてからうろうろと落ち着かない。
かくいうオレも、夕べ、夢を三つも見て、その全部が合格発表の夢だったから、相当に緊張していたのかも。
自分が受験するよりよっぽど落ち着かない。
準備は十分にやって、生徒会長までやったし、オレは担任に酒を飲ませて「内申書はたっぷり盛っておきましたから」と言わせ、先日の熱が出たときは医者に強引にねじ込んでイナビルを処方させたし。
やるだけやったから大丈夫だろうとは思っていたが、しかし、倍率は7.8倍。うーむ、やっぱり不安になる。
うろうろと落ち着かない息子も腹を決めたようで、娘も入れて家族4人で隣町の中学まで合格発表を見に行くことにする。
21世紀になって一番の大雪の翌日とあって道は雪がたっぷり。オレは早朝から車の雪を払うのに忙しかった。
うりぁ〜スタッドレスの威力を見ろ〜、絶対に滑るもんか、と吠えながら息子を勇気づける。
出がけに息子は、死んだばあちゃんの写真に手を合わせた。雪かきに出ていた隣のオガワさんも「おおー、きっと大丈夫だぞー」と笑って送り出してくれた。
まあ、受験は魔物。結果はわからない。
受かっても落ちても、精一杯やった息子を抱きしめてやろうとだけ決めた。
大学受験の時、オレは横浜の親戚の家に一週間ほど泊めてもらった。
そして合格発表の朝、実家から父が夜行列車に乗ってやってきた。
当初はそんな予定はなかったのだが、いても立ってもいられない気持ちだったということだろう。なるほど、オヤジはこういう気持ちだったのかと、今になってやっとわかった。
雪道を吠えながらかきわけ、ずんずん進む。中学の近くのコインパーキングも雪まみれ。オラオラと吠えながら強引に停める。
学校の正面玄関の前に、合格者が張り出されていたので、一人で見て来いと、息子の背中を押す。
張り紙と向き合った息子は、しばらくして「あった」とつぶやいて、満面の笑み。
おお、そうかあ、よかったなあ。
男女別の受験で、女子は10倍近い倍率。当然のことながら発表見に来たほとんどの人ががっくりと肩を落として買えるので、あまり大喜びもはばかられる。
軽く頭をくしゃくしゃっとなでてやって、後はヨメに任せてその場で手続きだ。
ヨメが通っていた母校の中学である。ヨメもすごく嬉しそうである。
中高一貫の6年教育。
何か一つの目標に向かって努力を重ね、その結果が成功であれ失敗であれ、シビアに下されるという経験は、成長期の人間にとって絶対にプラスになると思う。
だからオレは受験というのは、いいことだと受け止めている。
オラオラと吠えながらやってきた道を、今度は家族4人、わっはっはと笑いながら帰る。
家に帰ったら、隣のオガワさんが待っててくれた。
報告したら「よかったよかった」と大喜びで、昼前だというのに雪を眺めながらビールを飲み始めたのだった。
ノロにかかったら大変だからと数週間、生ものを禁じられていた息子は、昼には何でも好きなものを食っていいぞと言ったら「銚子丸でお寿司を腹一杯食べたい」と答える。回転寿司だ。
娘もそれにつきあって寿司を食べてなかったので、大喜びである。
では、寿司に行く前に選挙も済ませてしまおうということで、小学校で都知事選挙。
佐村河内守と書こうとして字が思い出せなかったので、代わりに磯野波平と書こうとしたのだが、息子に「やめなさいって」と止められる。
ともかくこうして大きな山を一つ。
一足早く、我が家は春です。
2014.02.08
朝起きたら、あらびっくり、大雪。しかも一日中、降り続く。
これは積もるなあと思ったら案の定で、記録的な積雪とのこと。
もちろん雪国にしたら普通の日常である。去年の母親の葬式の吹雪は凄かったが、でも別に日常生活は普通に送れていたし。
積雪と強風で、夕方頃、ちょっとヤバいかなと思ったら、マジで停電。
あちゃー。一応電話の充電だけはたっぷりとしておいた。
近所も一帯がしっかり停電で、真っ暗である。珍しいことだ。
スマホで東電のホームページを見る。なるほど、練馬区と出ている。復旧は1時間後ぐらいか。
便利なものだなあ。
困ったのは、停電しちゃうと、何もすることがなくなるということだね。
パソコン、テレビはもちろんのこと、タブレットもWi-Fiだから動かないし、スマホをいじるしかない。
仕方ないから、ごろんと横になって、テレビでも見ようかなとリモコンを手にするオレは、まるでアホ。
2014.02.07
寒い寒いという言葉しか出ないほど寒い毎日である。
困ったものだ。
そんな中、ウッチーが「今週は2日徹夜した」とかいうのを聞くと、驚愕する。そ、その年でかよっ!
最近は7時を過ぎると気力が萎えてしまう我が身を振り返るのであった。
みんな、体には気をつけようね。
「知の武装」手嶋龍一・佐藤優・新潮新書。世界のいろんな裏側を読み解く。やはり恐るべきは中国ということか。
2014.02.06
寒いなあ。最強の寒さらしい。
略して最寒。さいかん。
これだけ寒いと、移動時間が空いたときについ喫茶店に入ってしまう。ふらふらと。
いつもなら、ちょうどいいとばかりにウォーキングするのだが。
おかげでカネがかかってしょうがない。
そんな具合で今日立ち寄ったのが神保町の喫茶店。
確かガラス張りの喫茶店だったと思ったら、いつの間にかガラスがふさがれて、なんだかギャラリーふうになっていた。
席に座る。隣は、おっさん二人。
このおっさんたちが、どうやら演劇関係らしくて、いろんな人の名前を挙げては悪口を言いまくっていた。
そして片方がどうやら仕事がなくて暇らしく、もう一方に向かって「オレは暇なんだよ、仕事を出すように言ってくれよ」と偉そうに命じ始めたのがしげえおかしかった。
こんな態度でも、本人は営業しているつもりなんだろうなあ。
オレも気をつけねば、うししし、と心の中で笑った。
「日本の決断」池上彰・角川ONEテーマ。基本的なことがとてもわかやすいな。池上さんの本は。Kindle。小説ではなくて、こういう新書タイプの内容は、なぜかKindleによくなじむ。
「参院選ライブの舞台裏」池上彰・新潮社。Kindleで100円。安いなあと思ったら、以前に新潮45に掲載された記事をバラで売ってるのだった。なるほど、そういう商売もあるのね。でも、100円でもすごく面白かった。池上さんの本はKindleによく合う。
「政治家の器は答え方でわかります」池上彰・新潮社。これも100円のKindle。枕元に置いて夜中に目が覚めたときでも、すぐに読めるのがKindleのいいところ。だって自発光しているから電気をつけなくてもいいのだもの。
2014.02.05
本日は朝から柴又である。遠いのである。
駅を降りたら、寅さんの銅像があった。
葛飾区の産業は、寅さんとこち亀である。ツートップだな。
駅前のスタバでコーヒーを飲もうと思ったら、そんな気の利かないものはなくて、「さくら」という名前のスタンドコーヒーショップがあったので大喜びで入る。
店では、カウンターの向こうでばあさんがコーヒーを煮詰めており、「いらっしゃい」とだみ声で言う。嬉しくなって350円のコーヒーを飲んだのだった。
帰り道、せっかくここまで来たのだから、ほとんどワンダーランドのこの辺を散策しようと、青砥という駅で降りてみる。
何もない。本当に何もない。
仕方なので駅前から見えていた土手まで歩いてみる。3分。
土手にたどり着いたけど川があるだけで、少しも面白くなかった。
そうだ、とここでお花茶屋という駅のことを思い出した。
学生時代、春休みの1ヵ月だけお茶を売るアルバイトをして、今日はあっちのスーパー、明日はこっちのスーパーと漂流したことがあった。
その時、確か「お花茶屋のスーパーへ行け」と命じられて延々と電車を乗り継いでやってきたことがあった。
渋谷が世界のすべてであった当時のオレにとって、葛飾区なんていうのは異界。
そこに「お花茶屋」という駅があると聞いて、まるで天国のように駅前に花畑が広がっているかと想像し、恐れおののいたっけ。
そんなことを思い出し、確か隣の駅が「お花茶屋」だと思い出して、30数年ぶりに行ってみることにした。
そして行ってみたら、やっぱりしょうもないところだった。
こうして無為に時間をやり潰し、2月の氷点下の一日を過ごしたオレであった。
ちなみに息子は変声期。
いいか、そのだみ声で「うるせえ、くそばばあ」って言うんだぞ、と息子に練習させている。
息子は「うん、わかった、うるせえ、くそばばあ、うるせえ、くそばばあ」と風呂で一生懸命練習している。
それを聞きつけたヨメは「そんなこと言ったら問答無用で殴るからね、血を見るからね」とけん制するのであった。
2014.02.04
立春に雪かよ〜。
というわけで、練馬は雪が降り、隣の畑にはいち早く積もったのであった。
っても1センチだからね、雪のうちには入らないね。
高校時代のオレなんか、吹雪でも自転車に乗って雪道の轍を強引に走ってたからね。オラオラ〜っ。
本当にひどい雪の時は、数キロの道を歩いて帰ったけど、途中に通りかかったトラックに乗せてもらったこともあったなあ。今なら保護者に通報メールが回るんだろうなあ。
夜には雪がやんだが、寒い。明日は凍るだろう。
こんなに寒くては魚せいにも行けない。ふふ、家でビール飲もう。
「東京難民」(上)(下)福澤徹三・光文社文庫。格差社会をテーマに、どんどん落ちていく主人公を描いた作品。同じテーマに荻原浩の「砂漠の王国」があったが、あちらと比べるとリアリティも物語性もキャラクターも雲泥の差。もちろんこちらが泥なのだが。福澤徹三ならばもっと徹底的に面白くできたはずなのに、いったいどうしたことかと呆れた次第。たぶん、嫌々書いたんだろうなあ。そんな空気感があちこちから伝わってきたぞ。
「民宿雪国」樋口毅宏・祥伝社文庫。前から気になっていた本で、某社に取材した際にお土産にいただいた。その際に添えられたのが「問題作ですよ〜」との一言で、一読、確かにこりゃなんというか、問題作といえば問題作だなあと実感。つーか個人的には非常に気持ち悪く、気分が悪く、汚らわしい本で、電車の中で読み終えてそのまま駅のゴミ箱に捨ててしまったという、オレ的には生まれて初めての行為に出てしまった。
2014.02.03
つーわけで受験だが、隣町の学校まで朝、車で息子を送っていった。
付き添ったヨメによれば、両親が付き添うのは珍しくなく、中には祖父母も一緒で一家総出の付き添いという受験生もいたらしい。
ひえー。
倍率は7倍超。
出かける前に息子はずいぶん長い時間おばあちゃんの写真に手を合わせていた。母ちゃん、オレの息子を頼むぞ。
夜、豆まき。
オニは当然オレで、んじゃあ逃げるからな〜と、豆をぶつけられて窓から逃げたのだった。
福は〜内、の声が今年も練馬の畑に響き渡り、もうすぐ春が来る。
きっとオレんちにも春がくるに違いない。
まったく自分の受験のほうが、どれだけ楽だったか。
親の気持ちがまた一つよくわかったちよ、母ちゃん。
2014.02.02
明日は息子の受験である。
だもんでスタミナを付けようと(なんで受験でスタミナなのか不明だが)ランチは焼き肉。1000円のクーポン券があったので安くすんだ。
そして夜は早く寝ようということで、サザエさんを見ながらビールをぐびぐび飲んだのだった。
オレ的には、晩ご飯のおかずをつまみに缶ビールを2本飲むのが最近の一番のお楽しみだな。外で飲むよりよっぽど楽しいぞ。
子どももお酌をしてくれるし。
今日は、西友で売っていたイギリスのビールにする。うめえ。しかも6.5%とかなり濃い。
これで198円と日本のビールより安いんだから、たまりませんな。ういっ。
とは言え、やっぱりオレはキリンラガーが一番好きだなあ。
などと言いつつ、アルコール消毒だ、と息子に泡をなめさせる。
息子は「うめえうめえ」と飲むのだが、ヨメに見つかってしまい、親子で怒られる。
「受験に二日酔いで行かせるつもりですかっ」。へい、まったく情けない限りであります、と反省。
そして反省しつつ、息子とサザエさんを見たらば、なんと仰天の事態が。
先日、波平さんの声の人が亡くなったが、波平さんに向かってフグ田マスオが「ライオンのポーズをすると長寿になりますよ」と教え、それを真に受けた波平さんが鏡の前でライオンポーズをしていたら、マスオが「間違ってました、長寿にはならないみたいです」と言う。
なんということだ、マスオ。お前のせいが波平さんが…。
案の定、ネットでは「放送事故」「マスオ許しがたし」と大騒ぎなのだった。
というわけで早々にメシを終え、風呂は既にその前に入っていたので、8時に息子と布団に入る。
よーし、明日が勝負だ。準備は完璧にやったという自信があるので、問題なし。
ばあちゃん頼むよ〜、見守ってくれよ〜と、天国に向かって孫の武運を託し、息子と二人でがーがー寝たのだった。
2014.02.01
なんとか細胞が発見されて若返りが現実になり、日本人の平均寿命が100歳になって、韓国が「我が国固有の発見である」と言い出すのではないかと騒がれてい中、我が家では「そういえばお母さんもリケジョじゃないか」という話題で持ちきりである。
お母さんがリケジョなら、お父さんはブケダンだなあ、だははは〜。
まこと平和な家庭である。
ちなみにインフル疑惑の息子は、朝には「おなかすいた」とケロッと飛び起きた。
薬が効いたのかもしれないが、息子は「時々飲んでるビールの泡が効いた」と信じている。
2014.01.31
塾から電話があって、息子が「気持ち悪い」と訴えているので帰宅させるという。
あらま。確か昨日、学校で隣の席の子が思い切り吐いて早退きしたと言ってたな。
息子は来週月曜に受験である。
うーむ。
インフルだったらまずいな。予防接種はとうに済んでいるが、万一ということもあるし。
ともかくかかりつけの医者に電話だ。ナカムラである。
電話したら「金曜日は6時までなんですう」とのふざけた返事である。
ほほう、おもしれーじゃねえか。こっちは可愛い息子ちゃまのお受験なんざますよ。
それはわかった。だが、そこをなんとか診てくれと言っている。曲げてなんとかしてくれと言っている。なあ、頼むよ。院長とは知らない仲じゃないし。
「ひー、お待ちください」電話の向こうでなにやら相談している。
「では、なるべく早く来てくださいねー、お願いしますよ−」との返事。
そりゃあ普段のオレならこんな横紙破りはしない。夕方に体調がおかしくなってその時点で医者が終わってたら、まあ、一晩様子を見て、明朝も熱が下がらなかったら医者でも行くべ、と考える。
だが大事な息子ちゃまのお受験である。横紙ぐらい、破っちゃうのである。
間の悪いことに車検で車がない。仕方ないから自転車で息子とナカムラ医院に駆け込む。
はあはあ、ぜえぜえ。ごめんよっ。
と、待合室を見たら山のような患者。なーにが「今日はおしまいです」だ。
千客万来、商売繁盛、ここはルミネのバーゲンか。
そのままルミネのバーゲンに並ぶ。いや、待合室で待つ。
置いてあったゴルゴ13の長編を読み終えた頃に(息子はこち亀)、やっと呼ばれたのである。
診察室に入ると、おなじみのナカムラがいる。おす、せんせ。
「ひゃー、大きくなったね−」とナカムラ。幼稚園時代から世話になってるからな。つーか、今はそこじゃないだろ。インフルだろ。
とっとと診察させる。「うーん、たぶんインフルじゃないね。風邪薬出しておくからね」とナカムラ。
ちょっと待て。せんせ。息子ちゃまはお受験なんざます。そこんとこ、くどいほど言ったろか。
ここはあれだろ、ほら、イナビル。な。イナビル。皆まで言わせるなよ、イナビル。
「うーん」とナカムラ、そこまで言うならと、しぶしぶとイナビルの箱を取り出して、その場で息子に吸わせてくれたのだった。
あえてイスに座らず、立ったまま、上から見下ろして威圧感を演出していたオレの作戦勝ち。
勝負は太陽を背にして見下ろしたものの勝ちなのだよ。敗れたり、小次郎。
こうしてイナビルを強奪し(ついでに念のために予備まで)、お礼は今度魚せいで大トロおごるから、と言い残して首尾よく診察室を出たのだった。
さて、息子を布団に転がして、続いてオレが向かったのは、魚せいである。
久しぶりだな。
実は魚せい、大将が大病で入院して1月はまるまる休業だったのだ。それが無事に復活ということで、入院中に見舞いにも行かなかったオレも、店ならばということで行くことにしたのである。
ガラガラだった。
オレ一人。
おいおい、体よりもこっちの方を心配しなきゃならんだろう。
それはともかく再び元気になって戻ってきてよかった。よく生きて帰ってきたなあ、お母ちゃんに感謝しろよ。
そう言ったら「ちゃんと、ありがとうと言ったよ」と殊勝な大将。よろしい。
中落ち食って、焼酎飲んで帰ったのだった。
帰っても息子が布団で安静にしているからニュースを見るわけにもいかず、仕方ないからパソコンの前に座って焼酎をなめながらYouTubeを見たオレであった。
2014.01.30
車検である。10万キロ超えたので、いろいろと高いのである。
なんとかベルトとか、いろいろと交換しなくてはならないのである。
そして見積が驚愕の20万円。
口をあんぐりと開けていたら、ディーラーの営業から電話があって「ブレーキがかかりっぱなしの状態になっていて修理しないと危険です」と言う。
んが。
どうしてそういうことになるわけ? 説明しろ。
「いやあ、雪道を走ったりしてませんかー」と、営業はあくまでオレのせいにする。雪国の車が全部そんなことになってたまるか。
「で、どうしますか、修理しますか」と営業は聞くわけだが、修理するに決まってるだろが。
いいから直せ、すぐ直せ、ついでに限界まで負けろ、と言っておく。
「うへへ、そろそろ買い換えじゃないですかー」と営業は言うのであったが、ああもう、腹の立つ。
まあ、しょうがないっちゃあ、しょうがない。古い車ほどカネがかかるものなのだ。
この車は、娘が生まれたときに買ったクルマ。
息子が2歳だったから、お兄ちゃんが小学校を卒業するまで乗ろうね、と話して買ったのだった。
それから10年間10万キロ走って、しっかりノルマを果たしてくれたのだからそろそろ新旧交代でもいいのだが、しかし、それに強硬に反対しているのが娘なのである。
なにしろ自分が生まれたときから乗っていた車で、自分が成長するのと一緒に過ごしてきたものだから、この上なく愛着している。
「まだ走れるのに売ったらかわいそう」と、断固反対なのだった。
こんなことを言われては仕方ないではないか。
ブレーキの修理まで入れて25万円の車検代を払っても、乗り続けるしかないではないか。
まあ、今の車に格別の不満はないし、他に乗りたい車もないから、いいっちゃあいいのだが。
いろいろ部品を替えて、もうこんなにバカ高い車検代がかかることもなかろうて。
父ちゃんは、こうしてボロ車に乗り続けるのだった。でも、けっこうノリ心地はいいんだよ。
2014.01.29
新橋にいてちょっと時間が空いたので、通りすがりのドコモに立ち寄った。解約のためである。
タブレット、持ってきてないんだけど解約できますか、と聞いたら「できます。20分くらいお待ちいただきますが」とのことだったので、待つことにした。
携帯電話の店ってすごく時間がかかっていやなんだけど、これぐらいなら、まあいいか。
20分でオレの番。
とっとと解約してもらった。アローズ。タブレット。
買って半年ほどははよく使ったけど、スマホをXperiaに替えたら5インチ画面でもう十分。
重いこともあって、次第にタブレットは持ち歩かなくなった。持ち歩かなくても毎月数千円はかかっていたわけで、いずれ解約しなきゃ、と思っていた次第。
ドコモの姉ちゃんに聞いたら「まだ1年5ヵ月ですね」とのことで、あれ、もっと長く使っていたつもりだったけど、そんなもんだったかと、自分のことながらちょっとびっくり。
ドコモショップを出たその足で、新橋駅前のヤマダ電機通称ダ電。
実は7インチタブレットが欲しくなったのだ。
わははは。オレはいったいどれだけタブレットを持てばいいのだ。
一番安くタブレットを使う方法を店頭で調べたら、入れ替わり立ち替わり近づいてくる店員をしっしっと追い払いながらわかったことは、どうもヤマダ電機のオリジナルのタブレットにイーモバイルを組み合わせたのが安そうだ、ということだった。
イヤです、ヤマダ電機オリジナルなんて。格好悪い。
ならば見てみたら、あれ、ソフトバンクの口車に乗せられてiPadにすれば案外安そうということの気がついた。
まあ、スマホがAndroidだからタブレットはiPadというのも、右サイド、左サイドのバランスが取れてなかなかよいのでは。
しかし、ソフトバンクというだけで、なんだか騙されそうな気がする。警戒。
ADSL時代にルーターを街角で配って、年寄りにまで「おばあちゃん、これ、持ってってくださいねー」と押しつけていたあのシーンが、トラウマのように刷り込まれているのだろうな。
そうそう口車に乗ってたまるかってんだ。
そんなことを考え、結局買わずに帰る。そりゃそうだ。
家に帰ったら、「細胞が初期化されて若返っちゃう」というウルトラスーパーな大発見のニュース。
げげ、マジかよ〜。老化抑制、若返って人間の平均寿命は100歳です、という時代が来るのか。
すげえ発見だな。しかも見つけたのが、割烹着を着て研究しているという、ブランド大好きな姉ちゃん。
ほとんどこの姉ちゃんの存在自体がギャグではないか。また強烈なキャラの登場だ。
たぶん、近々韓国が「我が国固有の発見を横取りされた」と文句を付けてくることが予想される。
2014.01.28
いろんな最果ての地へ取材に行くが、今日はその中でもとびきりの最果てへ行った。
江東区の南砂町というところである。
ここから車で10分の潮見という街に5年ほど住んでいたので、いかに南砂町が最果ての地か、身に染みて知っているのだ。
そのような最果ての地であっても仕事とあれば、行かねばならぬ。
意を決してオレは向かったわけさ。男として。
ところが仰天。最果ての地の南砂町が、なんというか、でっかいマンションで埋まっていたのだ!
あの、ほら、永代通りがどん詰まりでぶちキレてたじゃん? あれがつながっちゃっててさ。その沿線にドカーンとマンションが。
いやあ、たまげさたわさ。
潮見に住んでいた頃には何にもないところで、ちょっと冒険しようと言って車で侵入したらあまりのジャングルにびびってしまったあの南砂町が。
ここはアフリカか、南砂町か。
時の流れとは恐ろしいものである。
2014.01.27
坂東真砂子が亡くなった。55歳。若いなあ。
ホラー小説の作家である。「死国」は、マジ恐ろしかった。
単なるホラーでなく、そこに民俗学の匂いを漂わせた、独特の雰囲気が好きだった。
うーん、ちょっと残念。再読するか。
と思ったら、波平さんの声の人も亡くなった。
波平一筋。全国民が知っているキャラを、全国民が知っている声で勤め上げたってのは、すごいよな。
残念。
その悲報を伝えるニュースの前でAKBの姉ちゃんたちが乾杯している画像が流出し、ネット民を呆れさせたという話は、またの機会に。
2014.01.26
誕生日である。誰のって、オレのである。
56歳である。我ながらびっくりなのである。
娘が手作りのケーキを用意してくれ、肩たたき券もプレゼントしてくれた。
オレはビールを飲みながらケーキを食って、むせつつ、うれし泣きするのである。
その娘の携帯がauなので、そろそろ解約してドコモにしようと思い、光が丘のau屋に行った。
娘の電話には、オプションでセコムの防犯機能がついている。それも一緒に解約できるのかを聞きに行ったのだ。
au屋。あーうーってここですかーとボケをかましつつ、店に入る。腕章付けたおばちゃんに聞く。
これ解約したいんだけど、セコムの解約手続きも一緒にできるんですか?
おばちゃん、イエスかノーかだけ返事すればいいのに「ではこちらの用紙にご記入を。こことここですね」と言う。
いや、それだけ教えてくれればいいし、長居するつもりはないんだけど。
「いまちょうど席が空きました、こちらへ」と強引に座らせる。
あーっもーっ、面倒くせえ。聞いたことだけに答えてくれよ、フロント担当だろ、おばちゃんっ。
思い切り戦闘モードに切り換えて、イスに座る。おらおら、はよせいや、おらおら。隣でおびえる娘。
「もう携帯はお使いじゃないですか」いらん、いらんから早く調べろ。答えろ。
「娘さん何歳ですか」答えろ娘。オレは余計な口は開きたくない。
まったくセコムが一緒に解約できるかどうかを聞き出すだけで10分もかかってしまったわい。あーうー。
こんな店で解約なんかするもんか。オレはとっとと店を後にしたのだった。
見事なり、あーうーの解約防止作戦。
もう一つ、解約があって、それはNTTのBフレッツなのだが、こっちはソニーのニューロが開通してからだ。明日だ。面倒だなあ。
さらに来月には自動車保険だ。今までの、おいおい保険がバカ高いということは既に書いたが、どういう仕組みが値上がりまでしていて、ますます馬鹿にすんな状態。
別の保険に切り換えようとしていて、ネットで各社の見積もりを取って、いろいろ比べてちんぷんかんぷん。←今ここ。
この春は、いろいろと面倒な春なのである。
いや、まだ冬か。
2014.01.25
確か柏のネルシーニョだったかな。
前半で2-0でリードしたので、選手たちが「0-0のつもりで気を引き締めて後半に臨もう」って話してたら「愚かな!」と激怒したというのは。
「2-0で勝っているのだから、それで逃げ切るような戦い方をしなければならないというのに、0-02の戦いをしなくてはならないとは、愚か者だ!」というわけだ。
なるほどーと思いましたね。確かにそれはそうだなあ、と。
でも今はちょっと違う。
これは日本人ならではの素晴らしいメンタリティなのではないか、と。ネルシーニョ、うるせえ、と。
2-0で勝ってるけど、それは忘れて、また気を引き締めよう、というのは日本人らしい素晴らしいメンタリティではないのか。
なんか、そういう潔さというか、忘年会で一本締めをして年が明けたらまたゼロから頑張ろうぜみたいな、そういうのが日本人らしさなんだろうな。
やっぱりさあ、日本人には日本人だからできるサッカーをしようじゃないのさ。
中西えーすけがラジオで「審判に文句を言わないのは、日本人だからできる高度な戦術」と言ってた。しかり。
あれのルーツは中田英寿だったと思うが、今では当たり前のように審判に敬意を払い、文句を言わない。
これも日本人ならではのメンタリティかもね。
世界で戦うのだからグローバルであることを身につけよう、ではなくて、世界で戦うのだから日本人らしくありたい、というのがいいように思うぞ、オレは。
2014.01.24
モーニング娘。って何かに似ているなあって思っていたのだが、今日わかった、ゴルゴ13だ。
いや、この場合は、ゴルゴ13がモー娘。に似ていると言うべきか。
要するに名前は同じでも中身は定期的に入れ替わっていて、ハッと気がつくと見た目は同じでも中はまったく違うという。
だって、そうではないか。そうでなければ、ゴルゴ13の説明がつかないではないか。
よってここに、ゴルゴ13はモー娘。であるという公式が成立するのである。
ところが不思議なことにこれと真逆のことが企業ではよくある。
つまり、中身はまったく変わっていないのに名前だけ変える、というパターンだ。
ゴルゴ13が世紀を超え第一線で活躍し続け、モー娘。がしぶとく復活を遂げようとしてるのに対し、その逆に名前だけ変えて中身の変わっていない企業の先行きは暗いのではないか。
あわわわわ。
こういうことを書くと怒られてしまうので慌てて言い添えるが、これは自分自身への戒めとして書いてあるので、決してコマちゃんは「どういうことですかっ、新年早々激怒したのに続いてっ」とねじ込んでこないように。
などということを考えつつ、選挙報道を見る。都知事選ね。
山本太郎が年を取ったみたいな細川・小泉の二人は、都知事選を「原発が否かどうかの選挙」と位置づけている。
そりゃあおかしいべ、とさんざん突っ込まれているわけだが、オレはハッと気がついた。
このまま桝添が普通に当選すると、細川・小泉の言によれば「国民は原発を容認した」ということになるのだ。
脱・原発を訴える二人の手によって原発は容認されてしまったという、なんという大笑いのパラドクス。
いや、マジ、笑える。
もちろんそんなことは、細川さんは別として小泉さんはわかりきっているだろうから、要するに単に騒ぎを起こしたいだけなのだろう。
これを老害と言わずして、である。
などということを考えつつ、飯田橋の庄屋で一人ホッピー。初めて入った店だが、ホッピーがビールの大ジョッキに入って出てきたので、ちょっとびびる。
うまー、うまーと、調子に乗って三杯も飲んだら胃の中がホッピーでたぷたぷになり、べろべろのボクちゃん。
さてと、と電車に乗って帰る途中、あろうことか長野のまっちゃんが「練馬にいるから飲もうよう」と連絡をよこす。
最悪なことにまっちゃんの東京の宿舎はオレんちから30秒のマンションなのだ。
「わたしはタンゴさんのストーカーですから、うひひひ」と笑うおじさんなのである。頭が少しおかしいのだろうか。
仕方ないから、ちょっとだけ付き合って飲むことにする。
まったちゃん「タンゴさんの日記、時々、区切り線を忘れてますね」と細かいのだった。
店は石神井公園の某所。
地元で有名なブロガーが、酒好きのあまり自分で始めてしまった店で、一部で有名。酒好きが酒屋をやってはいけないとしいうのは太古の昔からの道理だというのに、それをやっちまった人なのだなあ。
それがわかっていたから、相当に鬱陶しいだろうと思い近寄らなかった店だ。
案の定あらゆる意味で、庄屋とは真逆の店。
ビルの二階にあって店内はこじゃれていて間接照明で薄暗く、客はほとんどカップル、酒は上品にいい銘柄をグラスに3分の1。
おっさんが蛍光灯の下で「だははは」と笑いながらホッピーをあおる庄屋とは、もう戦中戦後ぐらいの違いがあるのだ。
いろんな日本酒が出てきて、どうだこうだ言われても面倒である。ホッピーにうんちく垂れてくれたら、これは珍しい、と耳を傾けるのだがなあ。
ふとカウンターの隣を見れば、初老のオヤジとアラサーの美女のカップル。
ふーんと思って、あれれれ? もしかして、と気がつく。
そうである。アラサー美女、なんと練馬区の区議会議員だった。時々、駅前で演説しているから顔を知ってた。
念のためネットで顔写真を見る。ビンゴ。
いわゆる市民派的な流れの美人議員さんで、それがこんな間接照明の薄暗いしゃれた店で初老とサシ飲みとは。
ほほう、面白いネタですなあ。うししし。
そんなオレの邪悪な空気が伝わったのか、アラサー、その後すぐに店を出てしまった。
後でアラサーのTwitterを見たら「復興活動の支援をしてくれている方と打ち合わせをした」とか書いてあった。
ほほう。
そんなわけで、本日もまた全体に邪悪なタンゴちゃん的空気を漂わせながら一日を生きたオレであった。
ちょっと飲み過ぎ。
「ポエムに万歳!」小田嶋隆・新潮社。面白いんだけど、ちょっと高い。
2014.01.23
吉瀬なんとかというきれいなおばちゃんが、高齢出産して復活したとかで、テレビに出ていた。
「子どものほう、出産させていただきました」。
いくらきれいな顔をしていても、こういう言葉遣いをした瞬間に、バカ丸出しになってしまうなあ。
いい年して、どうにもならんのか。呆れてしまう。
などと、また朝っぱらから罵詈雑言(この日記は朝書いている)にうんざりしつつ、今日も一日のスタートなのだ。←この文章もたいがい酷いものだが。
そういや、ヤンキースに行くことになったマー君が、何を持って行くかと聞かれて「ももクロのDVD」と答えたのには、脱力した。
おそらく99%の確率で、ウケ狙いの発言だったとは思うのだが、ウケ狙いにしてもつまらん発言だなあ。
記者会見でも明らかに「こう言えばこんな記事になるだろう」とわかっていろいろと発言していたし。
それに答えて、ももか(緑ね)がブログで返事をしたとかしないとか。
ももかは、面白い受け答えができるほど頭がよくないので、ここはあーりんに答えさせるべきだったな、運営は。
というわけで、本日はソネットのニューロの工事が来た。
そうである。年末に申し込んだ光ファバーのサービスだ。
ソネットがNTTの光ファイバーの空いている部分、いわゆるダークファイバーを使って行うサービスだ。
ばっか高いソネットのプロバイダ料金も含めると、NTTのBフレッツより3000円ほど安くなる。ありがたや。
工事は1時間ほどで終了。来週は家の外の工事を行って終了である。
なんでいっぺんにやらないのさ、と問うと「業者が違いますでごぜえます、旦那」との答え。
要するに外の工事とは、NTTの光ファバーから引っ張ってくる工事のことで、それはNTT関連の業者の仕事らしい。なるほど。
NTTとしては、はらわたが煮えくりかえる思いだろう。
せっかく自分らが苦労して張り巡らせた光ファイバーなのに、それを後から借りたソネットが安い料金を設定して、NTTの客を奪ってしまうのだから。
庇を貸してなんとやら。換骨奪胎。そのPKはオレが取ったのに、なんでお前が蹴るんだよ。
きっと来週工事に来る業者は悔しそうな顔をしていると思うのだが、外注業者だからそんなことはないか。
仕事があれば何だってやるもんな。オレも。
というわけで、今日も一日のスタートなのだ。
最近この日記を見た人が「文章を書くのが好きな人の日記って感じですね−」と言ってたが、文章のぐだぐだぶりに呆れているに違いない。
2014.01.22
キラキラワードと呼ぶそうである。
「頑張らなくていい」とか「やりたいことだけやればいい」とか「自分らしさを大切に」とか、そういうのを人はキラキラワードと呼ぶらしいのだ。
いわゆるきれい事ですな。
「No.1よりオンリーワン」なんていうのは、その代表。
他人と争わなくていい、君は君なんだ、君らしく輝いて欲しい。
そんな物言いが、キラキラワード。J-POP絶賛全開中、みたいな。
こういうキラキラワードが日本をダメにするという論があって、まあ、そこまで大げさではないが、人間をダメにするのは確実だと思う。
仕事は仕事、それ以外の何ものでもないのだから、頑張るとか自分らしくとか関係なく、納期と品質を守ってきっちりその対価をもらうという、それだけの行為であるのだ。
そこにキラキラなんかを持ち込んでは、それは間違いだろうな。確かに。
キラキラワードで言えば、驚いたのが吉田拓郎が「頑張らなくていいでしょう」と歌ったことだった。
同世代の仲間へのエールらしいが、タクローともあろうものが、なんと凡庸なメッセージを、と呆れたものだった。
だめでしょう、タクロー。
後ろの世代をぶっ飛ばせ、オレは団塊だ、まだまだ迷惑かけてやる、文句あっか、ぐらい言わなきゃ。
桑田佳祐が出てきたとき、ぶっつぶしてやると吠えた、あれがタクローでしょう。
それがキラキラワードの歌なんか唄っちゃって、オレはあれでタクローを見限ったね。
なんちて。
こういう、どんなことにも一言述べるオレ様、という今のオレみたいな態度は、大変見苦しいですな。
かの矢口真里が、一時期ブログで「私は小さい頃からアニメが好きで」「私は小さい頃から料理に興味があって」と、なんでも「私は小さいときから」と口を突っ込んだのに似た不快さがありますな。
まあ、いいのだ。
なんだっけ、話。
そうそう、キラキラワード。
その代表が「No.1よりオンリーワン」で、オレもあの歌は大嫌いなのだが、ところがコラムニストの小田嶋タカシはこう指摘するのだ。
「あの歌をつくったのが、マッキーこと槇原敬之であることがポイントなのだよ」と。
なるほど、マッキーか。言うまでもなくゲイにしてマリファナで逮捕されたことのある汚れ芸人である。
ゲイであるが故に、自らを「オンリーワン」と鼓舞する、あるいは慰めているわけであって、そう思えばこの歌にはキラキラワードとは別の深い味わいがあるではないか、と。
なるほど、確かにそうだ。それは気がつかなかった。
さすが小田嶋、と感心するオレであった。
*
などということを書きつつも、本日、今年最初の激怒事件。
こんなふうに怒るから、「タンゴさん、怒るんだもの」「タンゴさん、こわい」とか言われてしまうのだろうなあ。
だがしかし「お任せします」と言っておきながら、上がってきたアレンジに対して「ちょっとイメージが」「感じが」と後付けで文句を付けて、しかも人の発言のせいにして、2度、3度とやり直しをさせるのは、仕事のやり方としておかしいだろう。
と、オレは激怒したわけだった。
だったら最初から言えよ、と。当たり前じゃん。
うへへ、さようでございますか、なるほどなるほど、と揉み手をして頭を下げ、腹の中で舌を出していればよいのだろうが、そんなこともできない愚かなオレ。
さらに、ここにこんなことを書くものだから、関係者が見ていて「やっぱりタンゴさんは怒るんだよね−、面倒だねー」と、自ら評価を下げる始末である。とほほ。
仕方ない、ももクロでも聴くか。「逆境こそがチャンスだぜいっ」。
ももクロと言えば、あーりんが家の中で転んで骨折したらしい。
バカか。年寄りならそのまま寝たきりだぞ。
今のももクロファンの関心は「あんだけ動いていてもぷくぷく太ってるあーりんが、骨折して動けなくなっちゃって、いったいどれだけ太るんだろう」ということである。
ひゃー、オレも心配。
トドとかアシカみたいになっちゃったらどうしよう。
ももクロライブが、いきなりアシカショーみたいになっちゃったりして。
でも、それはそれで見てみたい気がする。
なんてことを書くから、「タンゴはももクロファンの風上のも置けない」とオザキやコマちゃんに断罪され、飲み会に誘われなくなってしまうのだ。
昨日、一人で久しぶりに飯田橋・鳥よしで飲んだけど、寂しかったなあ。とほほ。
それにしても鳥よし、相変わらずホスピタリティ最低で、笑顔を見せるのは、帰りに金払うときだけ。ひゃ〜。
店長は時々この日記を見ているらしいから、オレも出入り禁止にされちゃうかも。
それは困る。他に行くとことがないし。
2014.01.21
息子が社会科見学というので、国会議事堂を見に行ったらしい。
電車に乗ると、時々、平日の朝っぱらから大量のガキが乗っていてうんざりさせられることがあるが、なるほど、あれは社会科見学というものだったのた。
国会議事堂を見に行くというのは、まあ、定番なのだろうな。
息子に聞いたら「すごかった」というから、何がどうすごかったと突っ込んだら「天井が高かった」という返事。
なんのこっちゃ。高学年になると男子は確実にアホになるな。
国会議事堂を見学するに際しては、地元選出の議員に話を通したらしい。
息子に聞いたら「挨拶に来てた」そうだ。
この議員は、小学校の運動会にも来るし、石神井公園の駅前でよく演説しているし、それどころから魚せいのカウンターでオレの隣に座っていたこともある。
最近は、都知事選挙にからんで東京都選出の自民党ということで、よくテレビに出てしゃべっている。
いろいろと大変なのだろうな、議員も。
いつかは、演説していたら駅で酔っ払いに囲まれていたし。
そういや永田町では、まだデモをやっているのだろうか。ほとんど暴力。威力業務妨害以外の何ものでもない、あのデモ。
関係ないけど、今、Kindleで角川文庫の特価セールを実施中ということなので、久しぶりに横溝正史が読みたくなってきた。
2014.01.20
Kindleを持っていて、一時期、面白がって電子書籍を読んでいた。
しかし、やっぱり本は紙に限るねえ。
今ではKindleはゲーム機代わりだ。
それにしてもKindleという機械は実によくできていて、原価割れの採算度外視らしいが、それでも1万なんぼでこれだけの端末ができるんだから、iPadでアップルはどれだけぼったくりなんだという話である。
そんなKindleが後発にも限らず日本の電子書籍市場で過半のシェアを握ってしまい、その対抗策として書店の組合が考え出した新しいサービスが物笑いのタネになっている。
書店の店頭で売られているカードを買って帰ると、電子書籍がダウンロードできるというサービスだ。
ああ、どうして誰も止めなかったんだろう。
きっと内部の人間でさえそう思っているに違いないサービスである。
なんでわざわざ書店に出かけていって電子書籍を買わなきゃならんのだ。
ならばこんなのはどうだ、とネットの人々が言っているのは、リアルの本を買うとおまけで電子書籍がついてくるというサービス。
お。
これはいいんじゃね?
本は書籍として読みたい。でも読み終わった本は置いておく場所がないから電子データとして取っておきたい。
こういうニーズに完璧に応えるサービスだから、おお、これならオレも欲しいなあ。
オレの場合、読み終わった本は9割が隣の家のオガワさんの奥さんに差し上げている。
以前は片っ端から捨てていたのだが、「捨てるくらいならちょうだい」と言われてあげるようにしたのである。
差し上げたほんの一部は障害者施設の図書コーナーに寄贈されているというから、なんと有効な活用法だろう。オレも嬉しくなる。
読み終わった本を人にあげると、何となく見栄の気持ちが働いて、“こんな本読んでるのか。バッカじゃないの”と思われないような本にしよう、できれば“んまあ、こんなに素晴らしい本を読んでいらっしゃるのね”と思われるようにしたい、と考えるようになる。
だから、プロレスの暴露本とかももクロの素晴らしさを解説した本とかは、差し上げないで手元に残すようになる。
宮部みゆきの新刊とかは速攻差し上げるから、けっこう喜ばれている。
まあ、宮部みゆきはいいのよ。読み返したいと思っても、いつでも文庫で手に入るから。
でも、例えば永沢光雄なんかは代表作すら既に絶版だから、再読しようと思うと絶望的だ。
そういう本こそ手元に残しておきたいから、電子書籍にはぴったりなのである。
だからリアルの本を買ったら電子版をダウンロードできるというオマケはぜひ付けて欲しいのだ。
欲しいのだが、ではどうやってそれを実現するかというと、えーと、とオレの頭は停まってしまう。
誰か賢い人が考えてくれないものか。
2014.01.19
来月車検だ。
もう10万キロを超えているが別に普通に走るし、カネはないし、何より娘が「絶対に買い替えちゃダメ」と言うから、まだしばらくはこれに乗るのだ。
普通にあと10万キロぐらいは走るだろうから、ふまくいけば子どもが成人するまでこの車だ。
なんか、それはそれで美しいなあ。
近所のトヨタに車検の予約を取りに行く。
友だちのアンドー君の友だちが勤めていた店だ。もう辞めちゃったが。
というか、友だちの友だちだからまったく知らないが。
トヨタに行く前に、行きつけのタイヤ館に行って空気圧を見てもらう。
「2ヵ月に一度はチェックしてくださいねー」と言われてるから、3ヵ月ぶりに行った。だはは。
タイヤ館に行く前には、エッソでガソリンを入れた。
のったく車ってのは、いろいろと面倒だな。
面倒と言えば、ソニーのニューロだ。
ただいま絶賛キャンペーン中らしく、申し込んだばかりだというのに、また別のコールセンターから電話がかかってきた。
と思ったら、今度は工事日の相談で電話だ。
いや、それは必要な連絡ではあるのだが、先日は「本当に申し込みましたか」という確認の電話もあって、それぞれ別の部署・別の業者からで、いっぺんにまとめてくれないかなあって感じ。
工事の前日には、今度は時間の連絡があるというし。
面倒と言えば、これも面倒で、アローズの解約。
一昨年買ったタブレットである。
スマホをソニーのXperiaにしたらすこぶる快調で、画面も大きいものだから、タブレットいらずになってしまった。
使いもしないアローズに月々バカ高い金を払い続けて、さすがにアホらしいので解約しようとずっと思っているのだが、そこはドコモ。何時間待たされるかわからない。
今日もふらっと寄ってみたら1時間待ちだというので、じゃあいいや、と帰ってしまった。
もっともこうして久しぶりにタブレットを持ち歩いたら、それはそれで使い道があって、まあ、まだ持っててもいいかなあと思わないでもない。
それよりあれだ、iPadだ。
この世にiPadというものがデビューしたその日に届いた初代iPad。ちょっと自慢。
ところがもうOSのアップデートに対応しなくなっていて、新しいアプリが入らなくなってきた。
どうしようかなあ。新しいiPadが必要かなあ。
まったくいろいろとカネのかかる世の中であるコトよ。
2014.01.18
センター試験である。オレの甥っ子も受験だ。
寒い中、試験会場でどんな思いで用紙に向かっているのか。
これも人生の一つの試練、つーか、関門。受験、就職と、大人になるにはたくさんの門をくぐらなければならないのだ。
そんなこととは関係なく、アマゾンが「注文がある前に出荷するサービス」というのを本気で検討しているらしい。
もはや、なにがなんだかわからないレベルの話である。
要するに、モニターの前で「薬師丸ひろ子のライブDVDが出るのかあ〜。買おうかなあ、どうしようかなあ」とマウスをうろうろさせただけで「行ける!出荷!」という指令が出て、オレの家の前まで荷物が運ばれてしまうらしい。
そして「やっぱ買おうっと。薬師丸ひろ子のDVD」と決心してポチッとした瞬間、ピンポーンと鳴らされて「お待たせしました」と言われるということだ。
繰り返すが、何が何だかさっぱりわからない話である。
こんなことになったらきっと日本は大混乱するんだろうな。面白そうだ。
もはや誰も太刀打ちできない。アマゾンには。
2014.01.17
今日も寒い。寒い中を、今日は虎ノ門まで行った。
移動中、いろいろと電話が入って、こんなふうにどこでも電話が受けられる時代が来るなんて想像もしなかったけど便利なような、面倒なような、やっぱり便利かなあ。
オレがサラリーマンだった時代、えーと、1980年代前半だが、当然のことながら携帯電話なんて影もカタチもなかった。
出かけて会社に戻る時には駅の公衆電話で「今から戻りますが、何か連絡はありますか」と報告するのが当たり前だった。
こういうのは他の会社でも普通のことだったのかな。
そういう電話を、つまり連絡や報告の電話を受けることで、会社の仕事の流れや現状をなんとなくつかむことができたっけ。
今はどこにいても誰でも連絡が取れる時代。
そこで、「今話していいですか」と一言断りを入れるのが、常識になってきた。これはいいことだろうな。
そんなわけてせ、今日の電話みたいにこっちの都合も聞かず(ソバ屋でかき揚げソバを頼んだところだった)、一方的に自分の事情だけをノンストップでまくしたてられると参ってしまう(ソバが来ちゃうじゃないかっ)。
だもんで、あー、はいはい、わかりました、今忙しいんで、とこっちも一方的に切ってしまった。だはは。
感じ悪かったかもしれないが、知ったことではないのだ。
おかげでソバがのびることもなく、ちゃんと食べられた。
「北帰行」佐々木譲・角川文庫。先日、東京へ遊びに来た弟が、読み捨てていった一冊。へー、佐々木譲にこんな作品があったのかと拾って読んだ。いやあ、ぐだぐだ。本当にぐたぐだの話で、本当に佐々木譲かよと何度も著者を確認する始末。六本木で殺された妹の復讐のために(本当にそんなことで死ぬのかよという殺され方だったが)来日したロシアの女マフィアが、ヤクザを射殺して逃げていくという話で、主人公がそのアテンドをする旅行者の男。そんな犯罪に巻き込まれたらとっとと警察に駆け込むのが当然なのに、なぜかこの男はロシアの女マフィアを新潟から北海道まで案内しちゃうんですな。バカである。バカと言えば、刑事がとことん間抜けで、ほとんどゴミの役にも立たず、何のために小説に登場したのかさっぱりわからない。徹頭徹尾、こんな調子の無駄本。弟が読み捨てていったのも当たり前だ。オレも読み捨てる。だってゴミだもの。
2014.01.16
今日発売の文春の特集タイトルで、細か・小泉連合を「愉快犯」と断じていた。
いやあ、さすがの文春センス。笑った。
コラムでは細川じいさんを「神輿に乗るパー」とからかい、政権時代、いかにでたらめだったかを明かしている。ひゃー、おもしろれー。
そういや、秋の池上彰との対談で「原発を理由にオリンピックを返上すべきだった」と発言していたらしい。
かと思えば、「マラソンは東北で」と言いだして、おいおい、東北オリンピックじゃないだろと全国民から突っ込まれて。
ほんとに、愉快なじいさんだこと。
なーんて悪口は置いといて。
本日も寒い中を出かけたのだが、本当に寒かったですな。日が当たらない日陰は、本当に寒い。
と、立て続けにバカな文章を書いてしまったくらい、寒さにやられてしまった。
仕方がないので、帽子にマスク、手袋の完全防備で外出である。
ところが電車の中は暑かったりするから汗なんかかいちゃって、こけでまた結局からだが冷える。いろいろと冬は面倒だ。
もっとも最近は冬よりも夏が堪えるようになった。これってやっぱり老化なのかなあ。
2014.01.15
あんまり書きたくないが、JR北海道のゴタゴタは要するに組合問題が諸悪の根源であって、民営化による利益主義云々なんていうのはまったくもって表層的な見方に過ぎないから、鼻でふんと笑っておけばよろしい。
香ばしすぎて、へそが茶を沸かすわ。
以上、終わり。
というわけで、悪態は置いといて、本日は特別な一日。母の命日である。
一周忌。つまりオレの人生において「母の命日」というのは初めての出来事なのだ。
既に法要は済ませてあるから、特別なことは何もしない。
朝起きて母の遺影に語りかけ、実家の弟に、オレの分の線香も頼む、とメールしたぐらいだ。
「もうやっといた」と、弟から返信。ありがたい限りである。
命日を迎え、改めて生きている間に、あれもしたかった、ここにも連れて行きたかった、あの話を聞いておきたかったと、いろんな思いがわいてくる。
昔のあの時のあの行動はどういう意味だったのだろう、いつか聞いておこう、と思っていたことがそのままになってしまって、そういうふうにして人は生きていくのだろう。
人の魂は天に昇ると、先に待っていた親の元に駆け寄っていくのだろうか。
それとも、親の姿のままで後からくる子を待つのだろうか。
でも、後から来る子も親の姿だしなあ。よくわかんねーな。
なんてしょーもないことを考えながら、この冬一番の寒さの中を歩く。
練馬は本当に寒いのだ。
2014.01.14
自民党で、政治家は70歳定年と言い出した人が、80近いじいさんを候補に引っ張り出す件。
あるいは9ヵ月で総理の座を降りた人が、国を変える、と言ってる件。
傘下に電力労連を抱える民主党が脱原発のじいさんを支援したり、東京には原発がないのに脱原発と言ってみたり、どこからどう突っ込んでいいのやらだな。
でも、最大の突っ込みはこれだろう。
国を変えたいなら国へ行け。
こんなことに都民の税金を使われるなんて、困ったもんだ。
ワンフレーズのYESかNOかを迫る手法が今回も通じると思うのって、要するにヒトは成功体験の呪縛から逃れられないということだな。
まあ、いいか。宮崎のあのハゲが出るよりは、なんぼかマシだ。その程度。
というわけで、仕事で渋谷に行ったのですが、いやあ、寒いですなあ。ほんと。
そういや自動車保険の更新の案内が来てた。
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社って、金融業界の名前って本当に面白いよなあ。
西東京市が田無保谷市と言うみたいなものか。エネオスが新日本石油ジャパンエナジーと名乗るみたいなものか。
もっとも、頑張って名前を一つにしたおかげで、逆に派閥が目立っちゃって怒られてしまった、みずほみたいなヤツもいるけどな。だはは〜。
って、オレはどうも金融相手だととたんに感じが悪くなるな。少しは反省しよう。
で、そのおいおい、じゃなかった、あいおいの自動車保険だが、こうしてみると高いのではないか?
なんとかく納得がいかないな。安さで有名なソニー損保とかに乗り換えるか。
だが、このあいおい保険には、トヨタのディーラーがからんでいて、それがいろいろと巡り巡ってどうやらETCカードの決済にまで影響力が及んでいるらしい。
細川護煕が都知事を目指すと小沢一郎がしゃしゃり出てくるみたいなものか。違うか。
つまり適当に自動車保険を変えちゃうと、ETCカードの決済を変えなくてはならず、それがスムーズに行かないと高速の入り口でバーが降りちゃって、後ろからクラクションならされちゃうわけだ。
うーむ、それも面倒くさい。
面倒くさいからこのまま見なかったふりをして継続しちゃうかと思わないでもない。
要するに、これが囲い込みってやつだな。企業の。
Suicaを持ってたら、やっぱり駅の中での買い物にはSuicaを使っちゃうしね。ちょっと違うか、これも。
いろいろとカネのかかる人生であることよ。
2014.01.13
続いて今日になって川又の残留決定。おお、素晴らしい。
これで今年のアルビレックスは大躍進だ。楽しみになってきたぞ。
日本代表を見るときは、絶対に負けるな、てめえら、勝て、と眉間にしわモードなのだが、アルビレックスの場合は、負けてもなんでもとにかく頑張れという身内モードだ。
なるほど、広島カープや阪神ファンの気持ちがわかってきたぞ。
飲みに行く場所がないので、夜も晩飯にビールを飲んで、仕上げは焼酎。
仕方なく早く布団に入って、子どもより先に寝るのだった。
当初はつまらんと思ったけど、だんだんこれもいいなあと思うようになってきた。
このまま隠遁するのか、オレ。
2014.01.12
大宮で大道芸のフェティバルスがあったので見に行った。無料というのがいいですなあ。
本格的な芸人ばかりでびっくり。お目当ては中国雑伎団である。
へー、あの中国雑伎団がただで見られるのかよ。
見てびっくり、凄かった。中国人にはかないませんな。
世の中にはこういうふうに楽しい中国人もいるのである。
帰ったら、アルビレックスのレオシルバが残留という素晴らしいニュース。今年一番の朗報である。
これで今シーズンは新潟を軸に優勝争いが繰り広げられるであろうぞよ。
2014.01.11
有楽町で晩飯を食ったのだが、隣のテーブルで飲み食いしていたおっさん3人客が愉快だった。
おあいそを頼んだら2万いくらかだったようで、実はそれが想定を大きく越えていたらしく(って言っても居酒屋なのだが)、3人で伝票を囲んで頭を寄せ合って相談。
この会計はおかしいということになり(ぼったくりだと思ったのかも)、店員を呼びつけて「どういう会計だ」といちゃもんを付け始めた。
「こんなものを頼んだ覚えはない」「3つも頼んでいない」と明細を見て指摘するのだが、もちろんそんなことはまったくなくて、都度、店の女の子に「そちらはこれでございまして」と説明され、あえなく白旗。
「高い高い」と言いつつ、払っていた。
言うまでもなく、いい大人が3人もいて、何をみっともないことやってんだと。
有楽町=サラリーマンの飲み屋というイメージから、激安と思ったのかもしれないが、場所を考えればそんなわけはないのであって、ごく常識的な金額なのに、本当にみっともないなあ。
ああいう飲み方は恥ずかしいと、深く心に刻んだのだった。
2014.01.10
本日は出かけることなく、中にこもって原稿と格闘なのだ。
なかなか強敵で、オレの負けなのだった。
しかも、本来やるべき相手にまで手が届かず、ギブアップ。まだまだ精進が足りない。
さて、金曜なのでとっとと切り上げて魚せいでも飲みに行くべ。
そう思ったのだが、しかし、残念ながら魚せいは事情があって今月いっぱい閉店なのだ。
もしかしたら今月だけじゃなく、もっとかもしれない。
夜、飲みに行けないってのは辛いなあと思って、はっと改めて気がついた。
オレは居酒屋が異常に大好きなのだ。
一日の終わりは居酒屋で。
それなのに魚せいがやってないから、行くところがなくてつまらん。
近所にも他に店はあるだろうといわれそうだが、実は大方の近所の店は開拓済みで、しかも二度と行く気にならないというか、敷居が高いというか。
そういう面倒なところに行くなら、いっそ和民かはなの舞い。
しかし、寒空にわざわざ自転車をこいで、行き着く先が和民かよ、と思うとげんなりして、家でビール飲もうと思うのだった。
やっぱビール一杯、焼酎一杯でとっとと布団に入るのがいいよね。
娘も「魚せいが休みだと、お父さんの体にもいいし、お金も使わないし、いいことだらけだね」と喜ぶのだった。
2014.01.09
なんで九州の殿様が東京の知事になりたがるのかよくわからん。
なんで東京の知事を決めるのに原発が問題なのかよくわからん。
そのためにどうして都民の税金が使われるのかわからん。
というわけで、久々に老害という言葉がしっくりきそうな香ばしいニュースに触れて、ちょっとキレ気味のオレであった。
キレる原因は他にもいろいろあるのだが、成田からの帰りの電車の中では中国人がやたらとうるさかった。
これは、関わらないでおこうと思って、隣の駅でいったん降りて、二つ先の車両に移動したのだった。
「純平、考え直せ」奥田英朗・光文社文庫。
ハードカバーの時、まあいいか、文庫になってからで、と思った本。その通りに文庫になったから読んで、やっぱり文庫まで待って正解だったと納得。若いチンピラが本物のヤクザになろうとしてアホなもがき方をするという話で、同じテーマなら福澤徹三の方が、よっぽど面白かろう。奥田英明は、こういう小説には向いていないような気がする。
2014.01.08
よく知らないけれど、マクドナルドの新メニュー、ポテトにマヨネーズをかけたやつが不評らしい。
まったくなんて体に悪そうなメニューなんだ。
でもよく考えたらピザみたいなものだよな。これって。
ピザって、いかにも体に悪そうだ。もっともアメリカ人が考えた食い物で、体に良さそうなものってないしなあ。
やっぱりさ、油ってのはよくないんだ。
一時、油を絶ったことがあった、一週間ぶりの油ものとして天ぷらを食ったら、本当に頭がぼーっとするぐらいしびれたもの。
すげえ習慣性というか麻薬性があるんだろうな、油は。
それを日常的にとってればやっぱり体はおかしくなる。というわけで、日本人の成人病の大半は、ラーメンが原因に違いないとオレは睨んでいるのだが、どうだろう。
「ペテロの葬列」宮部みゆき・集英社。
スティーヴン・キングの大著の後に手にしたから、宮部みゆきの抜群のリーダビリティが実に心地よい。これはなんと700ページ近い大著。それでもすいすい読めて、読み始めると止められないのだ。
ある企業のサラリーマンを主人公にした地味なシリーズで、その3作目。
もっとも読み始める前に、初出はどこかを確かめようと奥付の一つ前のページを開いたら、初出の紹介に並んで参考文献が出ていて、そこにでかく××事件と書いてあって、ありゃ、あの事件がネタなのか、と読む前からわかってしまった。
これが大失敗。
700ページの真ん中当たりまで、××事件の話が出てこないので、途中までネタバレ状態で読んでしまったのだ。ううーむ。これから読む人、参考文献を見てはいけません。
相変わらずいろんな人が出てきて、関係なさそうないろんな話が絡み合うのだが、最終的にそれが一つに収斂されていく様子は実に見事。こんなにたくさんの登場人物がいて一人も無駄な人がいない。
だがしかーし! この作品の最大の問題点は、残り30ページの怒濤の展開にあるのだ。
な、な、な、なんだとおー?! 読みながらオレは激しくわなわなと震えて、本を天井に投げつけてしまった。
こ、こらあ、宮部! なんということをするのだ!
まったくもって物語の全部を覆すというか、どうしてこんなに話を壊してしまうのだ。こんなに後味の悪い物語だったとは!
読み終えてしばし呆然。冷静になって振り返れば、例えば428ページには「橋本さんは独身よ」と日差しに目を細める妻がいたりするわけだ。
確かにあちらこちらに伏線は張られ、ネタはきちんと目の前に提示されている。前野さんと間野さんとか。
この入念な仕掛け。最初からこの結末は予定されていたわけで、宮部よ、あんたの完勝だ。
でもでも、それにしても、この後味の悪い結末はどういうことだ。
うーむ、うーむと唸りつつ、並みの傑作ではあるが、問題作ということにしておく。
ネットを見れば、男は衝撃を受け、その男から借りて読んだヨメは「わかりきってた」と言うらしい。
うーむ、うーむ。
ヨメ持ちの男どもよ、読んで衝撃を受けろ。
2014.01.07
本日より本格的な仕事始めなのだ。
なんだかいきなり忙しい。
よいことである。
一方で子どもたちは今日まで冬休みだ。
オレが新潟にいた頃は、テレビで見る東京の冬休みがうらやましかった。
真冬なのに外でたこ揚げしたり、羽根突きをしたり、獅子舞が来たり。
雪深い新潟の冬休みなんてそんなものは一切なくて、スキーを肩に担いで近くの山に行って滑って遊び、帰ってきたらカマクラの中で餅を焼いて食っていた。
ちっ、東京の子どもはいいなあ。いろんなことができてよ〜。
だが、大人になった今は、ああいう冬休みはとても貴重なものだったと知るのだった。
なお、オレが弟や近所の友だちとスキー板を担いで出かけて滑っていた小さな山は、つい先年、なんと古墳であることが発覚した。
それも大和朝廷最北の古墳の可能性が大ということで、けっこう歴史的に貴重な古墳なのだという。
柵で囲われて発掘作業が行われ、いずれは国の重要文化財に指定されるのでは、という話らしい。
もちろんスキーで滑るどころか、勝手に入るのもできない。
そんな貴重な歴史遺産の上でオレたちは長靴スキーで滑っていたのだから、罰当たりだったなあ。
ジャンプ台を作って、日の丸飛行隊だ〜となんて叫んでいたのだから、あれは実に貴重な経験だった、だはは〜。
2014.01.06
そういや、これを書かねば。
実は昨年の秋から、我が家のクルマの中ではCDの主役が交代した。
それまでは娘が何が何でもももクロをかけていたのだが、秋以来、娘は何が何でも「谷修」をかけるようになったのだ。
以来ずっとクルマの中では谷修がヘビロテ。
何ものかというと、練馬で活動しているシンガーソングライターである。出身は関西。
もちろん完璧インディーズで、オレもたまたまネットで知って、面白いからCDを事務所から直接買ったというわけだ。
練馬在住で、歌のテーマも練馬が多かったりする。そこが面白いと思ったのだ、最初は。
ところがこれが案外によくて、すかりはまってしまった。
例えば「谷原交差点」という歌がある。
関西からシンガーソングライター目指して出てきたのに、いっこうに芽が出ず、くじけそうになるけど、そんな時も谷原交差点の広い空が応援してくれている、という歌だ。
「この街の温暖化はきっとここからです」なんていうフレーズは、渋滞のイライラに包まれた谷原交差点をからかっているみたいで、にやっとしてしまう。
それはともかく、空が広いぞという部分がすごく格好良くて切ないのだ。娘の現在イチオシの歌。
クルマの中で大声で一緒に歌っている。
「おかんと大泉学園でデート」という歌には、がつんとやられた。
初めて聴いた時は一人で高速を走っていて、いやあ、号泣したよ。一人でよかったよ。
大泉学園というのはオレの隣町の駅だが、そこに暮らしているシンガーソングライターのもとへ大阪からおかんが遊びに来るという歌だ。
故郷を離れて暮らしていた経験のある人なら誰でも共感できるだろうけど、親が、特に母親が訪ねてくるというのは、嬉しくて照れくさくて、ちょっとドキドキなのだ。
そんな思いを、関西出身らしいコミカルなトーンで歌う。
おかんは「飛行機にも乗ったことがなくて、新幹線の一度きり」らしく、シンガーソングライターは「何しにきたんやろ」と思うわけだ。
おかんは「からあげが食いたい、甘いもんが食いたい」という調子で、シンガーソングライターは「誰の地元かわからん」と苦笑してみせて、まさに一人暮らしの元て母親が訪ねてくるのはこうだよなあと楽しくなる。
けれど、それが曲の後半、ある一言を機に一転するのだ。
ポジからネガへ、その見事な反転。すると、「何しにきたんやろ」というコミカルな言葉が、途端に重い意味を持ち始めるのだ。
そのネガをネガのままに終わらせず、シンガーソングライターはあくまでポジのまま受け止めてみせる。
帰る際に気取って標準語で声をかけてくるおかんに向かって「きもいわ」と突っ込んでみせる、その絶叫がまた涙なのだ。
いやあ、初めて聴いて以来、ずっと頭の中でループしていて、本当にこれはすごい歌だなあと思うのだった。
オレが母を亡くしたということももちろんあるだろうが、隣町が舞台だということもあるだろうが、とにかく名曲。
こういう歌に出会えるのも、ネット時代ならでは。いい時代になったものだ。
2014.01.05
メーラーを、再びサンダーバードにした。雷鳥。
昔ずっと雷鳥を使っていて、ひどい目に遭って(メールが全部消失!)、それからShurikenにしたのだけれど、やっぱり雷鳥の使い勝手のよさが忘れられず、数年ぶりに雷鳥に戻したのだ。
だが、久しぶりの雷鳥、なんだかとっても重い。もっさりしている。
それでも使いたくなるのは、プラグインがとても充実しているからだ。
Googleカレンダーと同期していて常時スケジュールが見られたり、着信通知で内容まで確認できたり。
っていうかさ、なんでこんなことが、Shurikenでできないわけ?
無料のメーラーでできることが、どうして有料のShurikenにはできないのさ。ジャストシステム。
などと相変わらず悪態をつきながら使うのであった。
前回、雷鳥を使ったときも、調子が悪くなったなと思ったら、パソコン本体がクラッシュしたっけ。
その意味では雷鳥というより、危機を察知するカナリアなのだ。
原稿を書いて集中しているとき、以前ならば、邪魔するのは電話に決まっていた。
今はメールが邪魔をする。電話よりよほどマシではあるが。
そんな時、Shurikenはわざわざ開いてみなければならないのだが、雷鳥はちらっと見るだけで済んでしまうのだ。
やっぱりこの便利さにはかなわないよなあ。
「11/22/63」(上)(下)スティーヴンキング・新潮社
最近、読んだ新聞のリストを書かなくなったのは単に面倒くさいためである。そして読んだ本について書かなくなったのは、読めなかったからである。その理由がこれだ。キング。
スティーヴン・キングは昔、大好きだった作家だ。大好きだったのは初期の頃。「呪われた町」は今でもオールタイムベスト入りの作品だし、「キャリー」も「霧」も大好きで、「IT」のあたりまではすべて刊行と同時に読んでいたほどだった。
それがなんとなく作風が変わってきてからとっつきにくくなり、あまり読まなくなった。いや、時々は買って読んでいたのだが。
本作も書店に並んだときは、余りのボリュームに尻込み。なにしろ上下巻で各冊とも500ページ以上の二段組み。印刷費を抑えようとソフトカバーにしてくれたのだろうが、それでも上下で4200円もする。
まずはこのボリュームに負けて、逃げた。
内容は、タイムマシンに乗ってケネディ暗殺事件を阻止しに行くという話。
バカみたいでしょ。
アメリカ人にとってケネディ暗殺は9.11やベトナム戦争と並ぶトラウマなのかもしれないが、日本人にはどうもピンとこない。ケネディ暗殺を阻止すれば世界は平和になったはずという歴史観が、やっぱり覇権国家主義でなじめないよなあ。
そんな想いがあって手にするのは止めたのだが、年末のミステリー賞でびっくり。週刊文春のミステリー30で海外部門1位、「このミス」の海外部門でも1位と、要するにレコード大賞と歌謡大賞の同時受賞という快挙なのだ。こんなたとえしかできないオレが一番バカみたいだが。
この二つの同時受賞って案外なかったんじゃないかなあ。
それであわてて、別れた恋人のもとに駆け寄る乙女のように頬を紅潮させて(ウソ)、この大著を買ったのである。
読後一言、凄かった。
いつものキングらしく、前半途中まではだらだらと眠くなりそうな話が続く。
それが一転、後半からは話が転がり出して、感動のクライマックスなのだ。
なんというかさ、古いキングファンであるオレとしては、あのキングの話芸というか、要するにダラダラといらんことばかり書き連ねる、汚い文体が嬉しいわけよ。
ちっとも話が進まず、見開きページに会話が一つもなくて地の文がぎっしり詰まっていても、そこにぐたぐだの描写があると、ああ、キングだなあと嬉しくなってしまうのだった。
まあ、それはいいや。
で、話はというと、ケネディ大統領暗殺にからめたタイムリープものではあるが、そんなことは途中でそっちのけになり、要するに時空を越えた壮大なラブロマンスになってしまうのだ! なんてこった!
このラブロマンスが涙なしには読めないというか、時々混じるバイオレンスがこれまた凄くて、いやあ、ラブロマンスもここまで壮大なホラ話になると感動してしまう。
上巻の最初のページに「惚れた目で見りゃ、あばたもえくぼ。/日本のことわざ」と書かれてある。
物語のクライマックスにこの一言が再度出てきて、だあーっ、そういうことに使うのかあっとびっくり。
終わったら「イン・ザ・ムード」がすげえ聴きたくなってしまった。
欧米各賞総なめのビッグタイトル。暇と根気のある方はぜひどうぞ。
2014.01.04
あれ、ニューロのことを書いたっけ? ソニーのニューロ。
去年の夏にソニーが突然ニューロを始めて、なんのこっちゃと思ったら光回線。
つまりソニーがNTTと同じく電気通信事業者になっちゃったわけですな。突然、何を思ったのか。
もちろんソニーが自力で全国に光ファイバーを張り巡らせるわけはなく、Bフレッツの余っているところ、いわゆるダークファイバーを使ってのサービス開始なのだ。
これが、よく見るとなかなかいいのよ。
回線速度はBフレッツの倍だし、それでいて金額は安い。何よりプロバイダのソネットの料金まで込み込みになってしまう。
一気に2000円以上の節約なのだ。
おお、これはいいな。早速申し込むべ。
と思ったのだが、既に1ヵ月待ち。それに、こういうサービスは初期不良が落ち着いた頃に申し込むのが鉄則だべさ。
というわけで、そのまま放っておいたのだ。
放っておいて、案の定、忘れてしまったわけだが。
そしたら12月の暮れになって突然電話がかかってきたのだ。
「もすもす」と。
そうである。なまっているのである。思い切り。
「もすもす、わだすは、ソネットのもんだが」と言うわけだ、その電話は。おばちゃんは。
なんたべか、とオレもなまって応じた。
「ニューロさ、知ってるべ、あんた、申し込んだか」と聞くのである、おばちゃん。
いんや、まだだ、と答えるオレ。
以下、面倒なので省略だが、要するにニューロの勧誘、いわゆるアウトバウンドのセールスなのだった。
そのアウトバウンドセールスを、ソニーが山形か福島あたりのセンターを通じて行っている、あるいは外注のアウトソーシングサービス屋を使って行っているというわけだ。
もちろんオレは速攻で申し込んだわけだが、このおばちゃん、こっちの聞きたいことを聞くのではなくて、言いたいことを一方的に言うから話が長くなって困った。
契約とりたくて焦ってるんだろうな。
今ならキャンペーンでカスペルスキーが無料だという。
オラは、ウィルスバスター使ってるだ、カスペルスキーなんていうロシアは信じられねえだ、と意地悪を言う。
おばちゃんは「そったこどさ、ねえだ。カスペルさんは、評判のいい、真面目な人だ。とっととウィルスバスターなんてやめて、カスペルさんに切り換えるだ、あんた」とおばちゃんがムキになったのがおかしかった。
申込みの住所確認だ。きっと言うだろうなあと思ったら、案の定、おばちゃんは「えーと、東京都練馬区、えーと、タニハラか?」と言った。
東京人ならまず間違いなくヤハラと読むところ、地方の人はまず間違いなくタニハラと読むのである。
ともかくこうしてニューロの申込み完了なのだった。
で、工事の日程はというと、1月中ということで、なんだやっぱり1ヵ月待ちなのか。
でも、これでバカ高かったソネットの料金がチャラになって、Bフレッツも不要になるのだ。
ということは、これでNTTとはとうとう縁が切れるわけだ。残っているのはドコモだけ。
NTT、苦しくなるわけだよなあ。せっかく苦労して開発し、全国に敷いた光回線だというのに、それを利用したソニーに客を奪われるなんて。
まさに庇を貸してなんとやら。
こうして2015年の幕は開けたのだった。って、12月の話じゃないか。
2014.01.03
オレは明日から仕事、子どもたちは明後日から塾(日曜だぞ、おい)だというので、我が家のお正月は本日が最終日である。
最終日だから、お出かけして思い切り遊ぼうと、池袋に行った。
行く途中、山手線が止まっているとアナウンスがあったのでどれどれとネットを見たら、有楽町で大変なことになっているではないですか。
Twitterで検索。
なんと、再開発なった有楽町で唯一美観を邪魔しているバチ屋の一角が火事だ。ははあ、こりゃ明らかに地上げ関連の放火だな。
それにしてもよく燃えたこと。
新幹線の司令室は大騒ぎだったろうなあ。これも都市災害の一つ。
在来線の通信ケーブルが燃えたらしいから、どうなるのだろうか。
ルミネは店中が煙り臭くなってしまったというから、商品も入れ替えなければならないのか。まったく困った大騒ぎだ。
などと言いながら池袋でぶらぶら。
いいお天気で、どこか喫茶店でも入ろうかなと思っても立ち寄る店すべてが満員で入れない状況であっても、家族で目的もなくぶらぶらと歩くのも楽しい。
疲れたー、休みたいーと言いながら、娘も楽しそうにニコニコしているのだった。
夕方、池袋の寄席に入る。正月興行で満席。
「正月だけですよ、満席は。だいたい常連は正月は避けますね」と落語家がニコニコと笑いながら嫌みを述べていた。
二人目、おお、なんと昔昔亭桃太郎が出てきた。今のところ、オレと息子の一番お気に入りの落語家である。
相変わらずのぐだぐだぶり。客に文句を言い、猪瀬直樹を罵倒し倒し、いつ話が始まるかと思ったらそのままマクラだけで引っ込んでしまったよ。だはは。
このぐだぐだぶりが楽しいなあ。
続けて出てきたのがコントのチャーリーカンパニー。
これが最高におかしかった。オレ達も手を叩いて爆笑である。お通夜を題材にしたブラックコントで、やっぱり笑いの本質は不謹慎。笑っちゃいけないものを笑うのが最高に楽しい。
いやあ、正月から腹を抱えて笑ったよ。
そして「笑点」に出ている小遊三という落語家の話を聞いて出る。
小遊三という人は、オレは知らなかったけど、素人が聞いてもさすがに上手かったね。「笑点」好きの娘は本人が出てきたので大喜び。
寄席は楽しいなあ。
2月になったら今度は弁当を持って朝から居座ろうという計画なのだった。
晩ご飯を食べて家に帰る。
初詣も、お雑煮も、おせちもなかった今年の正月だが、それはそれとしていろいろと楽しく過ごせた。いい正月だった思う。
来年の正月は、息子は中学生かと思うと、ひゃーっとびっくり。いい一年にしたいものだねえ。
2014.01.02
正月二日目のお約束はこれですな。箱根駅伝。
金もらっても走るのはイヤだ、と言い放つのはダテ君ですが、オレも同じ。なんでわざわざ正月早々走るのか、金もらってもいやです。
という私は、中学・高校と陸上部。しかも高校ではキャプテンも務めた強者です。だはは〜。
しかし、そうは思っても我が母校が走るとなれば、無視してはいられません。
第一走者と第二走者のたすき渡しぐらいは見なければ、と5分ほど見ました。
あれですね、なんだか今年はたすき渡しの時の笑顔が多かった気がしませんか。
21キロなんぼかを走ってゴールする走者も笑っていて、それを受け取る走者も笑っている。順位に関係なく。
とてもいい光景でありました。清々しい笑顔でありました。
先輩も後輩もなく、日本のスポーツもなんだかちょっとよくなってきていますねえ。
虚無僧のような表情で走っていた瀬古の時代とは大違い。はやりこうでなくては。
しかし、虚無僧に表情なんてないか。
こうして5分ほど見ただけで日本のスポーツ界を総括し、オレの箱根は終わったのでした。
*
知らなかったけれど、元旦の朝、おっといけない、朝のことを元旦というのだった、元日の朝に台湾を気球で飛び立って夕方に尖閣に降り立とうとして失敗した中国人が日本の海上保安庁に助けられたそうで。
この間抜けなニュース、知らなかったなあ。
きっと「鷲は舞い降りた」を気取って、格好良く尖閣に降りようとしたのだろう。それが間違えて海にぼっちゃーん。
ほとんど、正月バラエティの世界。
着水場所が領海内かどうか微妙な線だったので中国に引き渡したそうだけど、本当のところは、この微妙な時期に面倒くさいことするなよと邪魔者扱いされただけだろう。
中国側は「わりい、わりい」と謝ってきたらしいから、この気球男は、袋だたきだな。
*
ギターの弦を張り替えた。3台、まとめてだ。
Wyreという弦が面白そうだったので、メインのヤマハと宝物のラリビーにそれを張って、もう1台のハードオフで掘り出してきたヤマハにはナイロン弦を張った。
昔は弦と言えばマーチンしかなくて、マーチンのマーキスという弦をありがたがって使っていたのだが、10年ほど前からバリエーションが一気に広がった。
一時はジョンピアーズという弦を気に入っていたのだが、高音が素晴らしく伸びるものの、切れやすいのに閉口。その後は、エリクサーやアルケミーなどの、いわゆるコーティング弦を使用。
時々、ドルフィンギターという楽器店のオリジナル弦も使った。
これは面白くて、ストレートの弦である。つまり巻いていない。
巻いてなくて、まっすぐのまま届くので、ヘンな巻きグセがついていないというのがウリなのだ。
おお、さすがに巻きグセがないといいなあ、などと悦に入っていたが、別にだからといって何が違うわけでもないのだ。
今回使ったWyreは、カナダの手巻き弦だ。
寿司でもなんでも、手巻きというのは楽しいのである。
早速張ってみたところ、あれえ、なんだか全体にバランスが悪い。なんとなく妙だ。
ただ、この手のクセのある弦の場合、張って2、3日すると劇的に状態がよくなることがある。なじむまで時間がかかるわけだな。
だからもうちょっと様子を見てみよう。
というわけで、いろいろ試しているのだが、実は最近ほんの気まぐれで張ってみたヤマハのコンパウンド弦が、けっこうよかったのだ。
どうということのない平凡な弦なのだが、実にしっくりとなじむ音で、なるほど、日本製の平凡さというのは実に素晴らしいことだなと再確認した次第。
Wyerの様子を見て、ヤマハと使い分けよう。
*
子どもたちが書き初めだ。
息子は「創造」とかで娘は「世界の初日」とか書いている。
オレも子どもの頃は、じいちゃんに習字を指導されたなあ。
けっこう厳しく教わって、おかげで今のオレの字はとても美しい。ふふ。
*
そういや(そういや、ということはないか)、1月1日はオレの母の誕生日だった。
毎年、「誕生日おめでとう」は「明けましておめでとう」の後しか言われなくて、いつも「生まれてこのかたちゃんと祝ってもらったことがない」と嘆いていたっけなあ。
そんなことをふと思い出した、今年の正月。
2014.01.01
あけましておめでとうございますと我が家は言えないので(母ちゃんのつくってくれた雑煮のことを思い出した)、本年もよろしくお願いしますで、年頭のご挨拶に。
いやあ、それにしても去年の紅白は面白かったですなあ。ガチで。
あまちゃん特集なんて、本気で楽しかったですよ。あんだけ「ありえない」「年末は自宅」とごねていて、NKHが説得のために日参しているとスポーツ紙が報じていた小泉キョンと薬師丸ひろ子、嬉々として出たじゃないですか。
拒否ってるというのは、仕込みだったか。やるなあ、NHK。
小泉キョンは、あれは緊張か、それとも下手になったか。たぶん後者。歌ってなければ歌手も素人というわけか。(その逆の好例が、原田知世。離婚したって)
対してひろ子は堂々の存在感でした。もっともこの人も全盛期は遥かに過ぎてしまって、30代にもっとガンガン人前で歌っておくべきだったよ。ああ、もったいない。
それはともかく、あまちゃん特集、なかなかよかったです。あまちゃん見てなかったオレもすっかり楽しめました。
尾美としのりは何十年経っても「さびしんぼう」の頃と演技が変わってないのには笑ったけど、とにかく能年玲奈ちゃんが、かわええ!
あの可愛い子は誰だとヨメに聞いたら、主人公だと教えてもらったわけですが、本当にかわええなあ。
あーりんより、ずーっとかわええですよ。
で、そのあーりんですが、ももクロが歌い終わって客席のマー君になだれ込んだら、NHKホールのでっかいカンペが映っちゃってネットは大笑い。
歌詞のカンペかと思ったら、よく見たら司会の台本のカンペで、へー、司会のセリフまでカンペなのねと感心。
もっともももクロの一番のやらかしは、れにちゃんだろう。
誰かの応援の時、頭とおしりが逆という設定で、股間に自分の顔とカツラをつけて登場。
その不気味さは幼児が泣き出すなまはげレベル、不細工さは放送事故レベル。あげくにあっさりスルーされて、いったいあれは何だったんだという印象しか残しませんでした。
いやあ、笑ったなあ。
放送事故レベルといえば、鉄拳の紙芝居。
ネタをやったらぶった切られて、すぐにニュースに切り換えられてしまいました。
これが「放送事故」「綾瀬はるかのせいだ」などとネットで言われましたが、これは明らかにネタ。
むしろ鉄拳など、いいネタをもらったと喜んでいるでしょう。
「こんなネタを放送事故と思い込む人は、振り込め詐欺に気をつけましょう」とネットで揶揄される人もいて、面白かったです。
ネタかガチか、微妙だったのが泉谷しげる。
なぜか手拍子する客席に突然切れてましたが、あの芸風を思えばどうせネタだろう、と。
曲の前半にデカいミスをして慌ててバックバンドが修正するという大恥もかいて、その照れ隠しもあったのかなあ〜と。
ところが、どうやらガチで切れかけていたようですね。
前日に、初顔合わせだったドラムがミスしたことに切れて鉄拳制裁したことが報じられましたが、その際「なんでこんなに何度もやるんだ、もう帰る」と10分ほどリハを退場していたそうです。
小学生の困ったちゃんレベルの幼稚な振る舞い(中二病か?)に、ちょっと呆れましたが、その延長で、当日も朝からずっと拘束されていたことが原因で切れてしまったのではないでしょうか。
あくまで推測でありますが、あの長渕剛レベルの、だったら出るんじゃないよ的なみっともなさでしたな。
いい年こいて、にこにこ喜んで楽しんでいるキョンやひろ子を見習って欲しいもんですわ。
もう一人の困ったちゃんが、AKB48の大島優子。
突然の脱退宣言で、知らなかったというメンバーが動揺しただけでなく、なんとNHKも聞かされてなかったらしいですな。
こういうのは暴走と言うよりは、ただ一言、“場違い”でしょう。
北島サブちゃんの引退に乗じた非礼という見方もあるでしょうが、そもそも仲間内だけの話である脱退をこの場で突然口にするという、単なる場違い、勘違い。
で、誰が脱退するんだと娘に聞いたら「この人だよ」と指差して教えてくれたのだけれど、お、こいつかとオレが指を指すのは「それは、たかみなだよー」ということで、いまだに全然見分けがつかない。
やっぱももクロの5人が、見分けのつく限界ですな。かっかっかっ。
他にもネットでは、きゃりーぱみゅぱみゅのダンサーや、進撃の巨人の歌など、やはり放送事故レベルの素材がたくさんありました。今年の紅白。
しかし、いろいろある中で最大のやらかしはこれでしょう、綾瀬はるか。
もう、とにかく噛みまくり。セリフ忘れ。
ももクロのやらかしで司会用のカンペまではっきりと映ったというのに、それでもセリフを忘れるのか、この人は、とちょっとびっくり。
美輪明宏大先生の発言を完全スルーしたり、杉良太郎に同じことを二度も振ったり、和田アキ子の曲紹介で「こんなメッセージが込められています」と言いっ放しだったり、いやあ、数々のやらかしでした。
それがなんとも言えない緊張感を生み、放送後は「最低の司会」「いや、綾瀬はるかなら何をしてもいい」「むしろ、可愛い」「盛り上げた功労者」と賑やかでした。
オレは楽しめましたなあ。可愛い子が間違いながら一生懸命頑張っているんですもの。応援しましたよ。
途中、嵐とか阿川佐和子とか、いろんな人に突っ込まれていじられていましたが、それもおんなじ気持ちだったのでしょう。
もっとも後半になったら嵐が一切綾瀬はるかを拾わなくなって、それが「ちょっとガチで怖い」と言われましたが、あれはたぶん巻きが入ったからでしょう。
もちろんその巻きは、綾瀬はるかのぐだぐだが原因なのですが、それも含めてきっり進行させるあたり、さすが若くても場数を踏んできた嵐です。
やっぱり場数を踏み、修羅場を重ねるというのは大切なことなのだなあと、たんさいぼうも見習わなくてはと思ったのでした。
あれを見ていたら、司会は、もっと天然の能年玲奈ちゃんでよかったじゃんと思ったのですが、たぶん能年玲奈ちゃんは、アキちゃんになりきったからあの調子でいけたのであって、どんな善人でもマスクマンになった途端に平気で極悪ヒールに変身できるのと同じで、あれはキャラのマジック。
そもそも、4時間もアキちゃんをやられたら鬱陶しいことこの上ないから、まあ、あの程度のゲストでもっと見たかったなあと思われるのが花でしょうねえ。
そんなわけで、十分に楽しめました。去年の紅白。
ビデオを回していたので、あまちゃんコーナーだけでもまた見ようかな。
以上、恒例、プレイバック紅白でした。
皆さま、繰り返しではありますが、どうぞ今年もよろしくお願いします。